取り柄のないボクがGinza.rb、社内勉強会、技術書典の出展とか、なんでやってるんだっけ?
- 12. 開始時の宣伝活動
RubyHiroba 2013 / puts 'Hello, ginza.rb'
TokyuRuby会議06 / require 'ginza' Rails::VERSION::STRING #=> "4.0.0"
「RubyKaigi 2018を肴に一杯呑もう!」
のときのものですが、仙台城を築いた戦
国武将と言えば?
Notes de l'éditeur
- こんばんは。
くどうといいます。
銀座Railsとはホントご近所の、Ginza.rb からやってきました。
昔このあたりで仕事をしてました。
このちょっと先に、有田焼で有名な香蘭社のビルがあって、そこにいたこともあります。
ビルを見てもらうと、有田焼のタイルがあちこちに使われていて、とってもきれいなんですよ。
- Ginza.rbは…ご存じの方はいますか?
パーフェクトRailsのwillnetさん、Railsコミッターのy-yagiさんと
有象無象の自分を中心に、いろんな方の協力でやっています。
ここしばらく会場を新橋演舞場のメドピアさんに借りてやってます。
2013年の6月からはじめまして、数えたら6年くらいなんですね。
毎月1回、だいたい第3火曜日にミートアップをやっています。
- 自分はこれっていう突出した何かがあるのかというと…うーん…。
そうはいっても、Ginza.rbをやってたり、社内勉強会をやったり、技術書典に地味に何か出すようにしていたりしています。
楽しいからやっているんですが、どうしてこういったことをやってるのかな、というのを少し考えてみました。
歯が浮くようなことをいうと思いますが…嘘のつもりはないです。
この話を聞いたあとで、みなさんも何か得るものがあって、何かやってみようかなーなんていうことをちらっと思ってもらえれば、
うまくいったなあ、という感じです。
- ただ、自分の話を公開するだけなので、つまらないかもしれません。
ですので、画面の右下に、Ginza.rbのミートアップのイラストを使った、クイズを出しておきます。
暇になったらこちらもどうぞ。
- まず、自分がどの程度のひとなのかというのを知ってもらうために
自分の中で代表作と思っているものを紹介します…。
はずかしいけど。
- cawaii_prompt っていうもので…
以前はbash-git-promptを使っていたんですが…シュッとしすぎちゃってて…。
ターミナルで作業するときに、多少肩の力が抜けるように、ディレクトリの状態を顔文字にしたものです…。
- つぎは…
世の中でスタンプが流行っているじゃないですか。
いいたいことをうまく丸く言えないときに、ファニーな絵にくっつけて、よろしくするという…。
それの自分専用版です。
中身はひどい実装なんですが…結構よく使っています。
- 最後は…
Railsガイドのセキュリティガイドってみなさん読んでます?
かなりよいドキュメントで、これを会社の新人研修で読むことになったんですが…
そのまま読んでも、重大さが伝わらないかもと思って、作ったのがこれです。
意図的に穴をあけたブログアプリケーションですね。
- まぁ、すごくないというか、くだらないものが多くてすみません…。
出してみると、まぁ恥ずかしいですね…。
- こんな自分ですが…2013年からGinza.rbをはじめました。
willnetさん、y-yagiさんとは当時同じ会社で同じプロジェクトの仕事をしていました。
とある日のランチの帰りに…
「Rails4も出るし、勉強会とかやりたいっすねー」
「よさそう」
「おもしろそう」
こんな感じでやることになったんです。
このあと…会社の場所を借りようといろいろ四苦八苦、調整したりしました…。
- 会社と折り合いがついて…
銀座の千疋屋の上に会社が結婚式場を探す相談所を持っていて、そこを借りることができました。
せっかく始めるんだから、宣伝してこいよ、主催ふたりに言われて…
RubyKaigi 2013の翌日だっけ…RubyHirobaというイベントで告知したり…
TokyuRuby会議で酔っ払って告知したりしました。
- このときのですね…
発表中や発表後のRubyistたちの反応のあたたかさというか…
本当にすごかった、心強かったんですね。
これが、ああRubyはホントにいいんだなって思った瞬間でした。
- そういうわけで…もらったら返そうと心に誓った…誓ってはいないか。
ただ単に自分もそんなふうでありたいと思って、あれこれ工夫をしたりしています。
ミートアップの募集ページに勉強会のテーマに即した絵を入れてみたり、
お菓子を出しているんですが、なるべくおもしろいおいしいものをさがしてみたり、
あとは、好きな人たちと長くいれるよう、懇親会や二次会にほぼ行くようにしてます。
- その些細な工夫のせいではないと思いますが…
2017年には ミートアップが50回もできたので、感謝の気持ちで、ぎんざRuby会議01という地域Ruby会議を開催しました。
このときは esa社のken_c_loさんにデザインしてもらったり、onkさん経由でドリコムさん、koicさん経由で英和システムマネジメントさんにスポンサーしてもらったり…。
よい参加者、よい発表者に恵まれて…ホント、よい会になりました。
次回はまだ…ちょっと考え中です…。
少しは自分もRubyに貢献できているかな…。
- …で、Ginza.rbを通じて…自分がおもしろがって見せるとおもしろがってくれる、知恵をつけたわけです。
- 一方、会社では…
- 突然ですけど…
エンジニアでないひとと仕事をしていて…溝を感じたことはありませんか?
なにかについて一生懸命こっちが説明するんですが…なかなか通じなかったりしません?
「なるほど!」とか「わかりました!」っていってたのになあ…。
- あるとき、ふと。
ああ、エンジニアでないひとにもこっちのことを勉強してもらったら、もう少し話がしやすくなるかなって思ったんです。
それで…
SQL書き方ドリルという本を使ってSQL勉強会をやってみたり、
Web技術の基本という本を、補足しながら音読する読書会をしたり、
IT技術の周辺の情報をざっと確認できる、国家試験のITパスポートをとろうという場を作ってみたり…。
このときに…なれないことでつまづかないよう、
自分がまずおもしろがってみせて、おもしろいと思ってもらおうと心がけてます。
相手は会社でIT技術はともかく他の仕事では自分よりずっとできる、頼れる同僚だし、
少しIT技術の勉強のガイドをすることで、わかってもらえるようになれば、鬼に金棒ですよね。
- SQL勉強会をちょうどやっているときに…
よくGinza.rbに来てくれるカルパスさんに、どうすかなんか話してくれませんか?って誘われまして…
少しまとめて、Rails Developers Meetup で発表してきました。
楽しくするくふうをたくさんいれたおかげで、思った以上のひとが最後まで続けてくれて、
しかも、仕事でSQLを書くようになってくれました。少し仕事が楽になったかも。
- また、Web技術の基本読書会で、セキュリティの話をしていたときに、以前作った穴あきアプリを思い出して、
それを使ってデモしたところ、受けがよかったのでした。
受けがよかったので、そのSecurity Sampleをほかのみんなデモして、セキュリティ対策に理解をされたら幸せだとろうと思って、
本に仕立てて、技術書典に持っていきました。おもしろい、という感想をもらって結構ホクホク、また行こうかな、と思っています。
- 今回はyahondaさんにGinza.rbの帰りに勧められてここにやってきているわけです。
- いろんなことをされて、いろんなことをしてきましたが…
Rubyistはいいひとが多いと自分は思っています。
で、結構うれしいことをやってきますので、できる範囲でやりかえそうと思ってます。
そのとき…技術的なもの以外でもなんでも使えばいい、組み合わせれば面白くなる感じがしてます。
そうして返していると…自分は結構楽しく過ごせています。
もし、Ginza.rbやエンジニアでない人との勉強会などについてとか…聞きたいことがありましたら…
この場とか懇親会で聞いてください。下手なりに一生懸命思い出して話しますので…。
- みなさん、聴いてくれてありがとうございましたm(__)m