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 聞く技術研究所は、30年にわたり「聞く技術」を背景にマーケティング支援を行ってきたドゥ・ハウスのソーシャル時代のリサーチと
プロモーションの最新事例を紹介しています。
 ブログ|http://kikulab.jp / Facebookページ|https://facebook.com/kikulab
 ローデータおよび無料集計ソフト「my集計アプリ」は法人・個人問わず無料で利用できます。属性別等の結果もご参考ください。
 ローデータ:http://e3.enqweb.net/up/t13/kikulab/rawdata_130902.zip
 my集計アプリ:http://www.myenq.com/service/application.php
 Myアンケートは、より使い易く、よりお手ごろな価格で、より充実したサポートをご提供するネットリサーチサービスとして「市場を
読み解くサポートツール」を目指しています。コンセプトは「ネットリサーチをもっと簡単に、もっと身近に」
 myアンケート|http://www.myenq.com
2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.
シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査
~子どもや孫と同居するシニアはよくアイスを食べる!
Food Watcher
1
■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査
2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.
Food Watcher
○調査目的
 シニア世代のアイス喫食実態を把握し、今後の市場構造の変化に対応したマーケティング施策を検討する一助とする。
○調査目的
 性別 :男女
 年齢 :50歳以上
 未既婚 :不問
 居住地 :全国
 有効サンプル数割付
 調査期間 :2013年8月22日(木)~26日(月)
 調査機関 :株式会社ドゥ・ハウス
 調査手法 :インターネットリサーチ(myアンケート)
男性50代 300s
男性60代 300s
男性70代以上 100s
女性50代 300s
女性60代 300s
女性70代以上 100s
2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 2
■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査
Food Watcher
1.喫食率(性年代別)
 夏期に、アイスを週1回以上喫食している割合は、69.4%。また、食べていない人の
割合は9.5%。多くのシニアが週1回以上アイスを食べているといえる。
※出現率の低い「4世帯以上」「その他」は非掲載
2.喫食率(家族構成別)
 次に、家族構成別にみると、週1回以上喫食率が最も高いのは「3世帯【親と子ども
と】」。次いで、「2世帯【子どもと】」、「3世帯【子どもと孫と】」が続く。また、
食べていない割合が最も高いのは「1人暮らし」。
 子どもや孫と同居していると、アイスを喫食する割合が高くなるといえる。
2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 3
■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査
Food Watcher
3.喫食タイミング
 最も割合が高いのは、「間食として」。次いで、「夕食後のデザートとして」、「そ
の他のタイミングで[昼間(12-15時)]」。
 同居家族構成別にみると、「間食として」の割合が高いのは「3世帯【子どもと孫
と】」。
※出現率の低い「4世帯以上」「その他」は非掲載
※全体+5%以上の項目を黒色に着色
4.喫食しているアイスのタイプ
 最も割合が高いのは、「マルチパック(箱入り)の、バータイプ」。次いで、「単品
(ばら売り)の、カップタイプ」、「単品(ばら売り)の、バータイプ」が続く。
 同居家族構成別にみると、「マルチパック(箱入り)の、バータイプ」の割合が高い
のは、子どもや孫と同居している人。
朝食後の
デザート
として
昼食後の
デザート
として
夕食後の
デザート
として
間食とし
て
その他の
タイミン
グで[朝
(正午ま
で)]
その他の
タイミン
グで[昼
間(12-
15時)]
その他の
タイミン
グで[夕
方(15-
18時)]
その他の
タイミン
グで[夜
間(18時
以降)]
全体(n=1267) 1.3 14.8 30.3 56.9 2.9 18.2 13.0 17.1
1人暮らし(n=113) 2.7 10.6 29.2 52.2 1.8 19.5 18.6 23.9
配偶者と2人暮らし(n=466) 1.7 16.1 23.4 57.3 3.2 20.6 11.4 11.8
2世帯【親と】(n=115) 3.5 16.5 21.7 60.9 4.3 20.9 13.9 12.2
2世帯【子どもと】(n=448) 0.2 14.3 36.8 56.7 2.5 14.7 11.2 20.8
3世帯【親と子どもと】(n=83) 1.2 13.3 48.2 54.2 3.6 14.5 24.1 30.1
3世帯【子どもと孫と】(n=30) 0.0 16.7 30.0 63.3 0.0 23.3 6.7 6.7
マルチ
パック
(箱入
り)の、
バータイ
プ
マルチ
パック
(箱入
り)の、
カップタ
イプ
マルチ
パック
(箱入
り)の、
もなかタ
イプ
マルチ
パック
(箱入
り)の、
上記以外
のタイプ
単品(ば
ら売り)
の、バー
タイプ
単品(ば
ら売り)
の、カッ
プタイプ
単品(ば
ら売り)
の、もな
かタイプ
単品(ば
ら売り)
の、上記
以外のタ
イプ
全体(n=1267) 57.1 26.8 18.5 9.6 28.4 53.9 24.5 7.7
1人暮らし(n=113) 51.3 20.4 18.6 10.6 28.3 46.9 23.9 8.0
配偶者と2人暮らし(n=466) 53.2 26.0 15.9 7.9 22.3 51.7 22.7 6.7
2世帯【親と】(n=115) 47.8 22.6 15.7 9.6 30.4 55.7 22.6 10.4
2世帯【子どもと】(n=448) 62.9 29.0 21.0 10.7 30.8 56.9 25.4 7.4
3世帯【親と子どもと】(n=83) 68.7 38.6 24.1 8.4 41.0 62.7 33.7 10.8
3世帯【子どもと孫と】(n=30) 66.7 20.0 23.3 16.7 43.3 50.0 20.0 3.3
※出現率の低い「4世帯以上」「その他」は非掲載
※全体+5%以上の項目を黒色に着色
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■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査【参考資料①】
Food Watcher
※全体の割合が高い順にソート
※全体+5%以上の項目をオレンジ色に着色、全体-5%以下の項目を青色に着色
 国内人口は1947年~2010年にかけて増加し続けたが、2010年の1.28億人を頂点に減少を開始。日本は人口減少社会に突入した。人口が減少することで、国内市場の縮小が懸念されている。【図1】
 また、年齢別の構成比をみると、高齢化率(人口全体に占める65歳以上の割合)が急激に増加している。1947年に4.8%だった高齢化率は、1994年には14%を超え「高齢化社会」に突入。更に2007年には20%を上回り、
「高齢社会」に至った。高齢化率は今後も増加し続けると推計されており、2060年には39.9%に達すると見られている。すなわち、国内人口の約4割が65歳以上のシニア層になるということである。【図1】
 高齢化率の増加は、国内人口の年齢構成の変化として顕著に表れている。2010年の人口ボリュームゾーンは60代前半と30代後半だが(前者には団塊世代、後者には団塊ジュニア世代が含まれる)、2040年になると60代
後半(団塊ジュニア世代が含まれる)が突出したボリュームゾーンになる。【図2】
 また、上記に伴い、年少人口と生産年齢人口の割合が急激に減少すると予想されている。今後、こうした大規模な年齢構成の変化に対応したマーケティング施策が求められることになる。【図3】
【図1】人口および高齢化率の経年推移 【図2】年齢構成の変化(2010年と2040年の比較) 【図3】各年齢層の経年推移
※【1】【2】【3】データ元:「日本の将来推計人口」(国立社会保障・人口問題研究所) ※【1】【2】【3】2015年以降のデータは推計値 ※【1】【3】「老年人口割合=高齢化率」は、人口に占める65歳以上の割合 ※【3】「年少人口割合」は、人口に占める15歳未満の割合。「生産年齢人口割
合」は、人口に占める15~64歳の割合
2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 5
■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査【参考資料②】
Food Watcher
 急激に増加する高齢化率(人口全体に占める65歳以上の割合)を都道府県別にみると、2010年時点で最も割合が高いのは秋田県の29.6%。次いで、島根県の29.1%、高知県の28.8%が続く。2010年の国内全体の高齢化
率は23.0%だが(図1)、一部エリアでは既に3割近くに達している。一方、東京都20.4%、大阪府は22.4%、愛知県は20.3%となっており、大都市圏の高齢化率は低い。【図4】
 また、2040年になると国内全体の高齢化率は36.1%になると推計されているが、秋田県では43.8%に達する見込みである。秋田県は高齢社会のモデルとして注目に値するといえる。【図4】
【図4】都道府県別高齢化率の変化(2010年と2040年の比較)
※【4】データ元:「日本の将来推計人口」(国立社会保障・人口問題研究所) ※【4】2040年のデータは推計値
2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 6
■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査【参考資料③】
Food Watcher
 急激に増加する高齢化率(人口全体に占める65歳以上の割合)を東京都の市区町村別にみると、2010年時点で最も割合が高いのは檜原村の43.4%。次いで、奥多摩町の41.3%、三宅村の35.2%が続く。また、23区内で
最も割合が高いのは、北区の23.9%。
 なお、2040年になると、檜原村の高齢化率は59.1%に達すると推計されており、人口の約6割がシニア層になる。【図5】
【図5】東京都の市区町村別高齢化率の変化(2010年と2040年の比較)
※【5】データ元:「日本の将来推計人口」(国立社会保障・人口問題研究所) ※【5】2040年のデータは推計値

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  • 1.  聞く技術研究所は、30年にわたり「聞く技術」を背景にマーケティング支援を行ってきたドゥ・ハウスのソーシャル時代のリサーチと プロモーションの最新事例を紹介しています。  ブログ|http://kikulab.jp / Facebookページ|https://facebook.com/kikulab  ローデータおよび無料集計ソフト「my集計アプリ」は法人・個人問わず無料で利用できます。属性別等の結果もご参考ください。  ローデータ:http://e3.enqweb.net/up/t13/kikulab/rawdata_130902.zip  my集計アプリ:http://www.myenq.com/service/application.php  Myアンケートは、より使い易く、よりお手ごろな価格で、より充実したサポートをご提供するネットリサーチサービスとして「市場を 読み解くサポートツール」を目指しています。コンセプトは「ネットリサーチをもっと簡単に、もっと身近に」  myアンケート|http://www.myenq.com 2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査 ~子どもや孫と同居するシニアはよくアイスを食べる! Food Watcher
  • 2. 1 ■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査 2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. Food Watcher ○調査目的  シニア世代のアイス喫食実態を把握し、今後の市場構造の変化に対応したマーケティング施策を検討する一助とする。 ○調査目的  性別 :男女  年齢 :50歳以上  未既婚 :不問  居住地 :全国  有効サンプル数割付  調査期間 :2013年8月22日(木)~26日(月)  調査機関 :株式会社ドゥ・ハウス  調査手法 :インターネットリサーチ(myアンケート) 男性50代 300s 男性60代 300s 男性70代以上 100s 女性50代 300s 女性60代 300s 女性70代以上 100s
  • 3. 2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 2 ■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査 Food Watcher 1.喫食率(性年代別)  夏期に、アイスを週1回以上喫食している割合は、69.4%。また、食べていない人の 割合は9.5%。多くのシニアが週1回以上アイスを食べているといえる。 ※出現率の低い「4世帯以上」「その他」は非掲載 2.喫食率(家族構成別)  次に、家族構成別にみると、週1回以上喫食率が最も高いのは「3世帯【親と子ども と】」。次いで、「2世帯【子どもと】」、「3世帯【子どもと孫と】」が続く。また、 食べていない割合が最も高いのは「1人暮らし」。  子どもや孫と同居していると、アイスを喫食する割合が高くなるといえる。
  • 4. 2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 3 ■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査 Food Watcher 3.喫食タイミング  最も割合が高いのは、「間食として」。次いで、「夕食後のデザートとして」、「そ の他のタイミングで[昼間(12-15時)]」。  同居家族構成別にみると、「間食として」の割合が高いのは「3世帯【子どもと孫 と】」。 ※出現率の低い「4世帯以上」「その他」は非掲載 ※全体+5%以上の項目を黒色に着色 4.喫食しているアイスのタイプ  最も割合が高いのは、「マルチパック(箱入り)の、バータイプ」。次いで、「単品 (ばら売り)の、カップタイプ」、「単品(ばら売り)の、バータイプ」が続く。  同居家族構成別にみると、「マルチパック(箱入り)の、バータイプ」の割合が高い のは、子どもや孫と同居している人。 朝食後の デザート として 昼食後の デザート として 夕食後の デザート として 間食とし て その他の タイミン グで[朝 (正午ま で)] その他の タイミン グで[昼 間(12- 15時)] その他の タイミン グで[夕 方(15- 18時)] その他の タイミン グで[夜 間(18時 以降)] 全体(n=1267) 1.3 14.8 30.3 56.9 2.9 18.2 13.0 17.1 1人暮らし(n=113) 2.7 10.6 29.2 52.2 1.8 19.5 18.6 23.9 配偶者と2人暮らし(n=466) 1.7 16.1 23.4 57.3 3.2 20.6 11.4 11.8 2世帯【親と】(n=115) 3.5 16.5 21.7 60.9 4.3 20.9 13.9 12.2 2世帯【子どもと】(n=448) 0.2 14.3 36.8 56.7 2.5 14.7 11.2 20.8 3世帯【親と子どもと】(n=83) 1.2 13.3 48.2 54.2 3.6 14.5 24.1 30.1 3世帯【子どもと孫と】(n=30) 0.0 16.7 30.0 63.3 0.0 23.3 6.7 6.7 マルチ パック (箱入 り)の、 バータイ プ マルチ パック (箱入 り)の、 カップタ イプ マルチ パック (箱入 り)の、 もなかタ イプ マルチ パック (箱入 り)の、 上記以外 のタイプ 単品(ば ら売り) の、バー タイプ 単品(ば ら売り) の、カッ プタイプ 単品(ば ら売り) の、もな かタイプ 単品(ば ら売り) の、上記 以外のタ イプ 全体(n=1267) 57.1 26.8 18.5 9.6 28.4 53.9 24.5 7.7 1人暮らし(n=113) 51.3 20.4 18.6 10.6 28.3 46.9 23.9 8.0 配偶者と2人暮らし(n=466) 53.2 26.0 15.9 7.9 22.3 51.7 22.7 6.7 2世帯【親と】(n=115) 47.8 22.6 15.7 9.6 30.4 55.7 22.6 10.4 2世帯【子どもと】(n=448) 62.9 29.0 21.0 10.7 30.8 56.9 25.4 7.4 3世帯【親と子どもと】(n=83) 68.7 38.6 24.1 8.4 41.0 62.7 33.7 10.8 3世帯【子どもと孫と】(n=30) 66.7 20.0 23.3 16.7 43.3 50.0 20.0 3.3 ※出現率の低い「4世帯以上」「その他」は非掲載 ※全体+5%以上の項目を黒色に着色
  • 5. 2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 4 ■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査【参考資料①】 Food Watcher ※全体の割合が高い順にソート ※全体+5%以上の項目をオレンジ色に着色、全体-5%以下の項目を青色に着色  国内人口は1947年~2010年にかけて増加し続けたが、2010年の1.28億人を頂点に減少を開始。日本は人口減少社会に突入した。人口が減少することで、国内市場の縮小が懸念されている。【図1】  また、年齢別の構成比をみると、高齢化率(人口全体に占める65歳以上の割合)が急激に増加している。1947年に4.8%だった高齢化率は、1994年には14%を超え「高齢化社会」に突入。更に2007年には20%を上回り、 「高齢社会」に至った。高齢化率は今後も増加し続けると推計されており、2060年には39.9%に達すると見られている。すなわち、国内人口の約4割が65歳以上のシニア層になるということである。【図1】  高齢化率の増加は、国内人口の年齢構成の変化として顕著に表れている。2010年の人口ボリュームゾーンは60代前半と30代後半だが(前者には団塊世代、後者には団塊ジュニア世代が含まれる)、2040年になると60代 後半(団塊ジュニア世代が含まれる)が突出したボリュームゾーンになる。【図2】  また、上記に伴い、年少人口と生産年齢人口の割合が急激に減少すると予想されている。今後、こうした大規模な年齢構成の変化に対応したマーケティング施策が求められることになる。【図3】 【図1】人口および高齢化率の経年推移 【図2】年齢構成の変化(2010年と2040年の比較) 【図3】各年齢層の経年推移 ※【1】【2】【3】データ元:「日本の将来推計人口」(国立社会保障・人口問題研究所) ※【1】【2】【3】2015年以降のデータは推計値 ※【1】【3】「老年人口割合=高齢化率」は、人口に占める65歳以上の割合 ※【3】「年少人口割合」は、人口に占める15歳未満の割合。「生産年齢人口割 合」は、人口に占める15~64歳の割合
  • 6. 2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 5 ■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査【参考資料②】 Food Watcher  急激に増加する高齢化率(人口全体に占める65歳以上の割合)を都道府県別にみると、2010年時点で最も割合が高いのは秋田県の29.6%。次いで、島根県の29.1%、高知県の28.8%が続く。2010年の国内全体の高齢化 率は23.0%だが(図1)、一部エリアでは既に3割近くに達している。一方、東京都20.4%、大阪府は22.4%、愛知県は20.3%となっており、大都市圏の高齢化率は低い。【図4】  また、2040年になると国内全体の高齢化率は36.1%になると推計されているが、秋田県では43.8%に達する見込みである。秋田県は高齢社会のモデルとして注目に値するといえる。【図4】 【図4】都道府県別高齢化率の変化(2010年と2040年の比較) ※【4】データ元:「日本の将来推計人口」(国立社会保障・人口問題研究所) ※【4】2040年のデータは推計値
  • 7. 2013年9月2日 / 株式会社ドゥ・ハウス(リサーチ1部) / 聞く技術研究所 / (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 6 ■シニア世代の夏期アイス喫食実態把握調査【参考資料③】 Food Watcher  急激に増加する高齢化率(人口全体に占める65歳以上の割合)を東京都の市区町村別にみると、2010年時点で最も割合が高いのは檜原村の43.4%。次いで、奥多摩町の41.3%、三宅村の35.2%が続く。また、23区内で 最も割合が高いのは、北区の23.9%。  なお、2040年になると、檜原村の高齢化率は59.1%に達すると推計されており、人口の約6割がシニア層になる。【図5】 【図5】東京都の市区町村別高齢化率の変化(2010年と2040年の比較) ※【5】データ元:「日本の将来推計人口」(国立社会保障・人口問題研究所) ※【5】2040年のデータは推計値