Family mrubyというオリジナルデバイス開発の過程を紹介します。

1. オリジナルMRUBYデバイス作りオリジナルMRUBYデバイス作り
kishima

2. ⾃⼰紹介⾃⼰紹介
kishima
お仕事
あるIoTサービスのLPWAデバイス開発、運⽤、
障害対応など何でも屋さん
データ解析で最近Rubyを使う機会増えた（増
やした）
趣味
mruby、mruby/c、電⼦⼯作、技術同⼈誌執筆

3. MRUBYのオリジナルデバイスを作ろうMRUBYのオリジナルデバイスを作ろう
技術書典7で新刊出しました

5. 注⽬の新刊「⼊⾨mruby」

6. Family mruby

7. 以前の発表からのアップデート以前の発表からのアップデート
基板を更新
配線やフットプリントのミスの修正
電源周りの強化
⾳声出⼒⽤のジャック追加
ESP32へのmruby移植
mrubyからVGA出⼒C++ライブラリを呼ぶ

8. ２次試作基板

9. ハード的な苦しみ：GNDつなぎ忘れた

10. Reference
回路図、BOM、基板製造⽤のガーバーデータも公
開しているので⾃分で製造を委託してもOK
https://github.com/kishima/narya_board

11. ESP32上でのmrubyとArduinoライブラリの共存
mruby-esp32/
|-- main/
|-- components/
| |-- mruby_component/ #mruby
| |-- arduino/ #Arduino core for the ESP32
|
|-- 他

12. 厄介だったポイント
Arduino coreのビルド設定
ESP32のビルドの仕組みの理解

13. Rubyのサンプルコード
https://github.com/kishima/family_mruby/blob/master/

14. デモデモ
https://www.youtube.com/watch?v=htTnSmDAAdM

15. Cの構造体との連携
MRB_TT_DATAタイプのクラスにする
「mruby でC ⾔語の構造体をラップしたオブジェ
クトを作る正しい⽅法」
https://qiita.com/tsahara@github/items/86610a696f8ca

16. ⾒よう⾒まねで実装
https://github.com/kishima/mruby-esp32-
narya/blob/master/src/mrb_narya_display.cpp
struct RClass *sprite_class = mrb_define_class_under(mrb, nar
MRB_SET_INSTANCE_TT(sprite_class, MRB_TT_DATA);
static struct mrb_data_type mrb_sprite_cdata_type = { "Sprite"
mrb_value mrb_narya_sprite_initialize(mrb_state *mrb, mrb_valu
{
DATA_TYPE(self) = &mrb_sprite_cdata_type;
DATA_PTR(self) = newSprite;
}

17. C⾔語拡張実装の⾃分の課題
C⾔語側で管理する画像や⾳楽のメモリを、漏れ
なく⾼速に確保/解放する⽅法の確認
まだGCの動き⽅が⼗分理解できていないので勉
強する

18. FAMILY MRUBYプロジェクト：今後の課FAMILY MRUBYプロジェクト：今後の課
題題
APIの強化
⾳声、スプライト、キーボード⼊⼒
フレームワークの強化
Load/Save/mrbc搭載
業者に部品実装まで委託
いくつかのIC部品が⼿はんだ厳しい
コミケ参加
通れば、キットを少量頒布したい

19. Thank you