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hb-‐‑‒agent -‐‑‒ 秘伝のタレからソースコードへ 
2014/10/07 
ITインフラ 業務⾃自動化現状確認会 
斎藤祐⼀一郎郎
本⽇日のAgenda 
• 動機 
• 課題 
• 解決策 
• 現状 
• 今後 
• まとめ 
Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 
2
動機 
3
• 構築作業 
• 推奨する構築⼿手順は存在していた。 
• しかし、毎度度⼿手動でやるのは⼿手間がかかる。 
• 監視設定作業 
• ある程度度決まった項⽬目はある。 
• しかし、担当者毎に閾値設定の判断が変わったり、詳細な項⽬目 
で差異異が出ていたりした。 
• ドキュメント作成 
• 構築結果を基に調べながら作成する必要があった。 
Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 
4
課題 
5
• 構築作業 
• IaaS台頭により⼤大量量構築案件が増え、⼿手動では間に合わなくな 
りつつあった。 
• 監視設定作業 
• 組織拡⼤大に伴い、担当者個々⼈人のノウハウに頼らずにすすめら 
れる事が求められて来た。 
• 様々な案件があり、特定の設定で固定できない制約がある。 
• ドキュメント作成 
• 技術⼒力力を要しない所での作業時間短縮を進める事で、他の作業 
をできる時間を確保できるようにしたかった。 
Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 
6
何に困ったかと⾔言うと 
• 統⼀一した環境があまり存在しない 
• 何百といるお客様 
• 何万とある違う業務のサーバ 
• 何カ所にもあるデータセンター・IaaSサービス 
• 環境をある程度度統⼀一できる、⾃自社サービスで⾃自動化を 
導⼊入する時とは違う! 
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7
解決策 
8
• 構築/監視設定作業 
• Chefを採⽤用 
Ansibleでは動的な監視項⽬目の⽣生成に⼒力力不不⾜足。 
Puppetとは⽐比較したところ、情報がChefの⽅方が 
多かった。 
あと…はやり始めていたから…(笑) 
• フル・オートではない 
状況に応じて対応できるよう、意図して⼀一部⼿手動 
を残している。 
Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 
9
• ドキュメント作成作業 
• noukaを開発 
@netmarkjpさん開発 
インベントリ収集を⾃自動化し、ドキュメント⾃自動 
⽣生成に備える事とした。 
• ドキュメント⽣生成フレームワークの開発 
noukaを通じて収集したインベントリ情報を基に、 
ドキュメントを⽣生成。 
設定情報等、納品ドキュメントの作成の⼿手間をぐっ 
と減らす。 
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10
現状 
11
• 構築作業 
• 構築作業の短時間化は予定通り達成 
• ドキュメント⽣生成等の周辺ツールを積極的に使っ 
てもらえる状況を作る事ができた 
Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 
12
• 監視設定作業 
• 多くのサーバで適⽤用する設定はほぼ⾃自動で設定で 
き⼿手間を軽減 
• ⼈人によって閾値がばらつく状況も減る 
• さらに多くの項⽬目を⾃自動設定できるように同僚僚に 
協⼒力力を得つつ整備が進む 
Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 
13
• ドキュメント作成 
• ⾟辛い納品ドキュメント作成は⼀一部⾃自動化完成 
• ただし特殊/例例外的な環境には対応しきれていな 
い 
Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 
14
今後 
15
• 構築作業 
• IaaSサービス毎の特殊ディストリビューションへ 
の対応を増やす 
• 監視設定作業 
• 地道に⾃自動認識識できる項⽬目を増やす 
• ドキュメント作成 
• バランスを考えつつ例例外/特殊環境に対応する 
Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 
16
まとめ 
17
1. 受託案件では、お客様毎に多様な環境があり、型 
にはめた⾃自動化は難しい。 
2. 多くの案件を整理理し、最⼤大公約数を求めつつ⾃自動 
化を進める事で作業量量を減らし、知識識・知恵を再 
利利⽤用しやすくできる。 
3. 最後はコストと効果を天秤にかける。 
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18
おまけ 
19
監視項⽬目の⾃自動認識識⽅方法 
• 主に観察する項⽬目 
• プロセス 
• リッスンポート 
• ⼯工夫が必要な所 
• 同類のものをいかに切切り分けるか。 
(e.g. Postfix, qmail, etc...) 
• 構築環境による設定値の変更更をどう認識識させるか。 
(e.g. NTP) 
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  • 1. hb-‐‑‒agent -‐‑‒ 秘伝のタレからソースコードへ 2014/10/07 ITインフラ 業務⾃自動化現状確認会 斎藤祐⼀一郎郎
  • 2. 本⽇日のAgenda • 動機 • 課題 • 解決策 • 現状 • 今後 • まとめ Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 2
  • 4. • 構築作業 • 推奨する構築⼿手順は存在していた。 • しかし、毎度度⼿手動でやるのは⼿手間がかかる。 • 監視設定作業 • ある程度度決まった項⽬目はある。 • しかし、担当者毎に閾値設定の判断が変わったり、詳細な項⽬目 で差異異が出ていたりした。 • ドキュメント作成 • 構築結果を基に調べながら作成する必要があった。 Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 4
  • 6. • 構築作業 • IaaS台頭により⼤大量量構築案件が増え、⼿手動では間に合わなくな りつつあった。 • 監視設定作業 • 組織拡⼤大に伴い、担当者個々⼈人のノウハウに頼らずにすすめら れる事が求められて来た。 • 様々な案件があり、特定の設定で固定できない制約がある。 • ドキュメント作成 • 技術⼒力力を要しない所での作業時間短縮を進める事で、他の作業 をできる時間を確保できるようにしたかった。 Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 6
  • 7. 何に困ったかと⾔言うと • 統⼀一した環境があまり存在しない • 何百といるお客様 • 何万とある違う業務のサーバ • 何カ所にもあるデータセンター・IaaSサービス • 環境をある程度度統⼀一できる、⾃自社サービスで⾃自動化を 導⼊入する時とは違う! Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 7
  • 9. • 構築/監視設定作業 • Chefを採⽤用 Ansibleでは動的な監視項⽬目の⽣生成に⼒力力不不⾜足。 Puppetとは⽐比較したところ、情報がChefの⽅方が 多かった。 あと…はやり始めていたから…(笑) • フル・オートではない 状況に応じて対応できるよう、意図して⼀一部⼿手動 を残している。 Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 9
  • 10. • ドキュメント作成作業 • noukaを開発 @netmarkjpさん開発 インベントリ収集を⾃自動化し、ドキュメント⾃自動 ⽣生成に備える事とした。 • ドキュメント⽣生成フレームワークの開発 noukaを通じて収集したインベントリ情報を基に、 ドキュメントを⽣生成。 設定情報等、納品ドキュメントの作成の⼿手間をぐっ と減らす。 Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 10
  • 12. • 構築作業 • 構築作業の短時間化は予定通り達成 • ドキュメント⽣生成等の周辺ツールを積極的に使っ てもらえる状況を作る事ができた Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 12
  • 13. • 監視設定作業 • 多くのサーバで適⽤用する設定はほぼ⾃自動で設定で き⼿手間を軽減 • ⼈人によって閾値がばらつく状況も減る • さらに多くの項⽬目を⾃自動設定できるように同僚僚に 協⼒力力を得つつ整備が進む Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 13
  • 14. • ドキュメント作成 • ⾟辛い納品ドキュメント作成は⼀一部⾃自動化完成 • ただし特殊/例例外的な環境には対応しきれていな い Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 14
  • 16. • 構築作業 • IaaSサービス毎の特殊ディストリビューションへ の対応を増やす • 監視設定作業 • 地道に⾃自動認識識できる項⽬目を増やす • ドキュメント作成 • バランスを考えつつ例例外/特殊環境に対応する Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 16
  • 18. 1. 受託案件では、お客様毎に多様な環境があり、型 にはめた⾃自動化は難しい。 2. 多くの案件を整理理し、最⼤大公約数を求めつつ⾃自動 化を進める事で作業量量を減らし、知識識・知恵を再 利利⽤用しやすくできる。 3. 最後はコストと効果を天秤にかける。 Copyright© 2014 Yuichiro Saito All rights reserved. 18
  • 20. 監視項⽬目の⾃自動認識識⽅方法 • 主に観察する項⽬目 • プロセス • リッスンポート • ⼯工夫が必要な所 • 同類のものをいかに切切り分けるか。 (e.g. Postfix, qmail, etc...) • 構築環境による設定値の変更更をどう認識識させるか。 (e.g. NTP) 20