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石造物3Dアーカイブ―記録と公開のお勧め―
- 7. 石造物3Dアーカイブとは?
1. 3Dモデル生成 2. メタ情報を付与
7
3. Web地図上で公開
タイトル
分類
主銘文
願文
種字
地名銘
紀年銘
道標銘
願主銘
石工銘
その他銘文
元号
造立年
主尊像
その他刻像
撮影日
https://stonework-3d-
archive.github.io/
- 26. 手法 26
1. 石造物の3D モデルをフォトグラメトリで生成する
2. そのモデルをSTL形式で保存し、
Wikimedia Commonsにアップロードする
3. メタデータをCSV形式で編集する
4. CSVファイルからスクリプトで
GeoJSONファイルを生成する
6. Wikidataにメタデータを入力し、
Wikimedia Commonsと連携させる
5. CSVファイルとGeoJSONファイルを
GitHubに保存する
- 27. 手法 27
1. 石造物の3D モデルをフォトグラメトリで生成する
2. そのモデルをSTL形式で保存し、
Wikimedia Commonsにアップロードする
3. メタデータをCSV形式で編集する
4. CSVファイルからスクリプトで
GeoJSONファイルを生成する
6. Wikidataにメタデータを入力し、
Wikimedia Commonsと連携させる
5. CSVファイルとGeoJSONファイルを
GitHubに保存する
- 32. a : b = 1m : 0.3m 32
石
造
物
a : b = 1m : 0.3m
aが0.5mならば、
0.15mずつズラしながら撮影
- 40. 手法 40
1. 石造物の3D モデルをフォトグラメトリで生成する
2. そのモデルをSTL形式で保存し、
Wikimedia Commonsにアップロードする
3. メタデータをCSV形式で編集する
4. CSVファイルからスクリプトで
GeoJSONファイルを生成する
6. Wikidataにメタデータを入力し、
Wikimedia Commonsと連携させる
5. CSVファイルとGeoJSONファイルを
GitHubに保存する
- 41. なぜWikimedia Commonsか 41
Wikimedia Foundation, CC 表示-継承 3.0,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=653105 による
広告収入などに依らず非営利団体によって
寄付金で運営されている
2004 年以降、世界中で使われている
2.将来にわたり、
データが保存される可能性が高い
1.特定のアプリがなくても、
3Dモデルを閲覧できる
3.3Dモデルをダウンロードし、
自由に利用できるから
- 42. 手法 42
1. 石造物の3D モデルをフォトグラメトリで生成する
2. そのモデルをSTL形式で保存し、
Wikimedia Commonsにアップロードする
3. メタデータをCSV形式で編集する
4. CSVファイルからスクリプトで
GeoJSONファイルを生成する
6. Wikidataにメタデータを入力し、
Wikimedia Commonsと連携させる
5. CSVファイルとGeoJSONファイルを
GitHubに保存する
- 43. なぜGitHubか 43
By GitHub - https://github.com/logos, Public Domain,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=25623155
1. 履歴管理ができるから
GitHub上のデータを変更すれば、
その変更は即座にホームページに反映される
2. GitHub Pagesを利用するため
3. PHPファイルやCSVファイル、
GeoJSONファイルを
公開・ダウンロードできるため
- 44. 手法 44
1. 石造物の3D モデルをフォトグラメトリで生成する
2. そのモデルをSTL形式で保存し、
Wikimedia Commonsにアップロードする
3. メタデータをCSV形式で編集する
4. CSVファイルからスクリプトで
GeoJSONファイルを生成する
6. Wikidataにメタデータを入力し、
Wikimedia Commonsと連携させる
5. CSVファイルとGeoJSONファイルを
GitHubに保存する
- 45. なぜWikidataか 45
By Planemad - Own work, Public Domain,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=20650833
1. メタデータを構造化するため
メタデータにURIを付与する( https://github.com/midoriit/stone_lod )
2. Webで利用するため
Wikidata Query Serviceで検索できる
アプリで利用できる
分類⇒P31
掘られている像⇒P180
庚申塔⇒Q11486001
月待塔⇒Q11516104
地神塔⇒Q65643555
月待塔⇒Q11516104
如意輪観音⇒Q11446712
地蔵菩薩⇒Q604687
- 46. 手法 46
1. 石造物の3D モデルをフォトグラメトリで生成する
2. そのモデルをSTL形式で保存し、
Wikimedia Commonsにアップロードする
3. メタデータをCSV形式で編集する
4. CSVファイルからスクリプトで
GeoJSONファイルを生成する
6. Wikidataにメタデータを入力し、
Wikimedia Commonsと連携させる
5. CSVファイルとGeoJSONファイルを
GitHubに保存する
- 57. 様々なソフトの使い方
VisualSfM+MeshLab
山口欧史2015「VisualSFMとMeshLabとCloudCompareによるドローン撮影画像を用いたデジタル地図
作成」( https://www.slideshare.net/HiroshiYamaguchi5/visualsfmmeshlabcloudcompare-ccby )
山口欧史2016「考古遺物の三次元モデル作成」『文化財の壺』4号、文化財方法論研究会、8-17頁
小池隆2019「SfMによる3Dモデルの作成」( https://midoriit.com/2019/06/sfmによる3dモデルの作
成.html )
Metashape
オーク2018「ライオンの像のチュートリアル」( https://oakcorp.net/agisoft/try/ )
野口淳2020「Agisoft Metashape インストールガイド」ver.1.0.0、考古学のための3D写真計測ワークショッ
プ: #01
野口淳2020「Agisoft Metashape クイックガイド」ver.1.0.0、考古学のための3D写真計測ワークショップ:
#02
野口淳2020「Agisoft Metashape 撮影ガイド初級」ver.1.0.0、考古学のための3D写真計測ワークショップ:
#03
野口淳2020「Agisoft Metashape 3Dモデル作成初級」ver.1.0.0、考古学のための3D写真計測ワーク
ショップ: #06
57
- 59. 引用・参考文献
函南町教育委員会編1990『函南町の石造物』(一)、函南町教育委員会
小池隆2020「石造物LOD」( https://github.com/midoriit/stone_lod )(閲覧日
2020/9/10/木)
篠田浩輔、小池隆2020「石造物3Dアーカイブプロジェクト : その手法と可能性」『研究報
告人文科学とコンピュータ(CH)』第2020-CH-122巻7号、1-3頁
篠田浩輔、小池隆2020「石造物3Dアーカイブプロジェクト―その手法と可能性―」
( https://www.slideshare.net/kosukeShinoda1/3d-226757292 )(閲覧日2020/9/5/土)
篠田浩輔、小池隆2020「石造物3Dアーカイブ」
( https://www.slideshare.net/kosukeShinoda1/3d-230271758 )(閲覧日2020/9/5/土)
三井猛2019「ハンズオンNo.5 SfMのための写真撮影」
森健人2019「フォトグラメトリー(SfM/MVS)による哺乳類標本の3D モデル化と3D プリン
トによる活用」『第4回考古学・文化財のためのデータサイエンス・サロン予稿集』考古形態
測定学研究会、17頁
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- 64. 撮影時のポイント 64
1. 綺麗な写真を撮影すること
2. オーバーラップ70%以上を確保
4. カメラを動かす
3. 遠近撮影+斜め撮影
a. ブレなし(シャッタースピード1/250秒)
b. ISO感度100~400
c. F値8~16
d. RAWで撮影し、TIFF現像
a : b = 1m : 0.3m
分からない点があれば、
遠慮せずご質問ください。
(篠田(しのだ)・井畝(いせ))
5. 焦点距離を変えない