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Plus de Takumi Kurosawa (10)
理想のITインフラに向けて
- 2. Smarter Computing
顕在化するIT(コンピューティング)の課題
世界に3,260万台の 1.2 ゼタバイト
サーバー (1兆2000億ギガバイト)の
•コンピューター能力の
デジタル情報
85%が使用されていない
•サーバーの15%は、毎日
• 年率50%の増加
あまり利用されないまま、
• 25%はオリジナルデータ
75% はコピーされたデータ
24時間365日稼働し続け
ている
2000年から2010年 データ・センターの
までの10年間で エネルギー使用量は
• サーバーは6倍に増加 過去5年間で倍増
• ストレージは69倍に増加 • データ・センターのエネル
• 仮想マシンは年(平均成 ギー・コストは18%増の予想 …一方で、
長)率51%で増加 (‘04-’10)
IT予算の
インターネットに接続さ 2000年以降にセキュ
れたデバイスは年率 リティの脆弱性は8倍 増加は年1%
42%の割合で増加 に増大 に満たない
出展: 2012 IBM Corporation
© IBM調べ
- 3. Smarter Computing
Smarter Computingの3つの要素
ビッグデータ クラウド
89%のCEOが 60%のCIOはクラウド
BIおよびアナリティクスから テクノロジーの活用を計画中
より良いビジネス上の洞察力を
求めています
55%の経営者がクラウドが
ビジネスのトランスフォーメーション
を可能にすると考えています
最適化システム
最適化されたシステムならワークロード当たりの
総費用を55%にまで減らすことが可能です
© 2012 IBM Corporation
- 4. Smarter Computing
理想のITインフラって?
アプリケーションに求められる処理
量を、求められるサービス品質で処
理してくれれば良い
ITインフラをユーザー (プラットフォームは重要ではない)
として利用する
(アプリ利用者)
プラットフォームに依存し
ないアプリを生産性高く 最適なコストで
開発したい、必要な時に (予算内で)
必要なリソースを必要な
だけ利用したい ITインフラを維持管
アプリを開発する 理する/提供する
(アプリ提供者) (インフラ管理者)
なるべく手間をかけずに様々
な種類のITインフラを効率的
に管理したい
© 2012 IBM Corporation
- 5. Smarter Computing
理想のITインフラって?
【アプリ提供者】 【アプリ利用者】
サービス基礎情報 非機能要件(NFR)定義 (利用者ビュー)
•性能基礎データ(オンライン) •可用性
•コンポーネント毎、トランザクション毎の処理単価
•キャパシティ
•レコード当たりの容量
•パフォーマンス
•DBアクセス・レート
•拡張性
•稼働環境
•前提プラットフォーム/アーキテクチャー •運用スケジュール
•前提S/W •運用保守
•設置場所
•運用保守
•監視、自動化
•アプリ保守時間
•バックアップ
アプリ提供者からの基礎情報とアプリ
利用者からのNFR定義を元に最適な
ITインフラをプロビジョニング
【インフラ提供者】
テンプレート 実行環境
•デフォルト値 •稼動プラットフォーム/構成 •サービスレベル監視
•動的リソース調整
•稼動プラットフォーム •キャパシティ •メータリング
•運用保守ポリシー •運用保守 •レポーティング
© 2012 IBM Corporation
- 6. Smarter Computing
【事例】将来のプライベート・クラウド化を視野に入れたインフラのロードマップ
将来的なグローバル・レベルでの拠点統合に加え、ITリソース
のプール化やITインフラのサービス化などを目指すプライ <フェーズ3:ダイナミック>
ベート・クラウド基盤への拡張を視野に入れたロードマップの グローバル・レベルでのITインフラのサービス化
最初のステップと位置付けております 高度な自動化により柔軟かつ変化に迅速に対応
可能なITインフラ
<フェーズ2:共有化>
数箇所のクラウド・センターへグローバル・レベル
での拠点集約とITリソースのプール化による最適
化の進展
<フェーズ1:簡素化>
グローバルに一元化された
高度な仮想化技術を活用したサーバー統合による 仮想化された プライベート・クラウド
利用率と柔軟性の向上 リソース・オブジェクト
次フェーズへのスムーズな移行を実現する基盤
プロビジョニング
仮想化されたリソース・オブジェクト Multi-System
管理・監視
(サーバー、ストレージ、ネットワーク)
Virtualization
LPAR N
LPAR 1
VIOS
サービス・カタログ
... 仮想I/O
プール管理
仮想Ethernet Multi-System V V V サービス・テンプレート
サービス・テンプレート
サービス・テンプレート
仮想CPU Hypervisor 仮想メモリ Virtualization リソース・プール
V V V
CPU I/O Memory サーバー ネットワーク ストレージ
単一サーバー 物理リソース 異機種から構成されるリソース・プール パブリック・クラウド
(必要に応じて)
V :仮想化機能
同種リソースを仮想化により集約 集約された異種リソースをプール化 サービスの標準化と自動化による全体最適
© 2012 IBM Corporation