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Rancher プライベートカタログとCompose
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Rancher プライベートカタログとCompose
1.
プライベート カタログと Compose
2.
自己紹介 • m-daichang と申します •
しがないフリーランスです インフラメインで仕事してます • 一昨年まで金融系のガチインフラ屋さんでした のでソーシャル系サービスには非常に疎く ・twitter : ROM専用 ・Facebook : ミバレコワイ ・GitHub : m-daichang 最近ようやく取得 ・Qiita : 同上 • 最近のなやみ : フリーランスの名刺を作ってなくて (SIer経由で仕事してると使わない) こういう時に困ってます。。。
3.
皆さん、Rancherは使ってますか? dockerコンテナの管理ツールとして便利ですよね〜 この画面ばかり 見てませんか? 。。。もしかしてHosts画面をメインに使用されてますか?
4.
もったいない!! Rancherの真骨頂はStackとCatalogと言って も過言ではないのです! コッチ!
5.
Stack?Catalog?何それおいしいの? イマイチよく分からないし。。。 ⇨目的に合わせて複数のコンテナをまとめたのがStack、 そのStackを作成するための設計書がCatalogです。 ※最近docker 1.13でもstackの概念が取り入れられました。 Stack Service Container Container Service Container Container Catalog
6.
Rancher Stack?Catalog?何それおいしいの? 例えばサービス丸ごとStackとしてCatalogにしておけば 環境のデプロイがすごい簡単にできる、ということです。 (本番・開発でもA/Bテストでも) Stack A フロント エンド バック エンド DBKVS Stack B フロント エンド バック エンド DBKVS
7.
Stack?Catalog?何それおいしいの? ⇨Catalog、自分で作れますよ? それが プライベートカタログ です 便利そうだけど、 欲しい機能がCatalogに ないし〜
8.
必要なもの • Rancherサーバ(当たり前) •
GitHubなどの git clone できる環境 (今回はGitHubを使用します) たったこれだけ!
9.
ファイル 構 成 https://docs.rancher.com/rancher/v1.4/en/catalog/private-catalog/ templates Stack名 2つで1セット バージョン毎にフォルダ分け 実は数字じゃなくてもいいです catalogIcon-<Stack名>.svg svgじゃなくもいいです
10.
config.yml
11.
rancher-compose.yml 新しいバージョン作る時に 変更し忘れ注意 あんまり意味はないです まずは scale
: 1 で
12.
docker-compose.yml 基本 docker-compose v2
と同じです。 肝は labels ですがとりあえずは下の1行だけで良いです。 とりあえずこれだけ書きましょう
13.
プライベートカタログ設定 ADMIN -> Settings
-> Catalog -> Add Catalog ① ②
14.
プライベートカタログ設定 ③ 適当でいいです ④ gitの情報※⑤ ※GitLabなどのユーザー認証が必要なものの場合は https://<user>:<pass>@<URL> ちょっとセキュリティ的にどうか、という気も。。。 ※自己証明書の場合はhttpに変更、もしくはRancherサーバコンテナに入り、 「 git config
--global http.sslVerify false 」を打つ必要があります
15.
プライベートカタログ設定 CATALOGに プライベートカタログが登場し ます! ここまで表示されていれば成 功です
16.
プライベートカタログ設定 あとは⇦こうして ⇩こうして
17.
プライベートカタログ設定 はい!出来上がり!
18.
ね?簡単でしょ?
19.
ただ、Stack作成時に パラメータ渡したいですよね? rancher-compose.ymlにquestionという 項目をつけるとStack作成時にパラ メータをつけることができます。
20.
rancher-compose.yml 〜questions〜 変数名 必須かどうか trueにするとlabelに * がつきます 入力タイプ ⇨次のページ
21.
rancher-compose.yml 〜type: int〜 portなどの数値を入力するのに使用します。 portが被りやすいdocker環境においてよく使うものになります。
22.
rancher-compose.yml 〜type: string〜 文字列を入力するのに使用します。
23.
rancher-compose.yml 〜type: multiline〜 文字列(複数行)を入力するのに使用します。 json形式などで設定情報を流し込む際に使用します。
24.
rancher-compose.yml 〜type: password〜 パスワードを入力するのに使用します。 Stack作成後にYaml情報見るとそのまま載ってくるので意味はあまりない。。。
25.
rancher-compose.yml 〜type: enum〜 ドロップダウンリストを選択させる場合に使用します。
26.
rancher-compose.yml 〜type: service〜 起動しているStack上のサービスを選択できます。 他のStackとの連携をするのに重要なtypeです。 使い方
(docker-compose.yml)
27.
こんな感じでゴリゴリ ・rancher-compose.yml ・docker-compose.yml を書いていくと。。。
28.
こんなことも可能になります
29.
もっと詳しく学びたい方は Rancherのcommunity-catalogを 参考にされても良いかもです https://github.com/rancher/community-catalog
30.
みなさんも、プライベートカタログで 楽しいRancher生活を
31.
次回予告 • A/Bテストも楽勝? 内部LBの魅力 • Master/Slave系のサービスもコン テナで可能? Sidekickを使いこなせ! まあ、本当にやるかは未定ですが。。。
32.
ご静聴ありがとうございました
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