Contenu connexe
Similaire à 20140727soifvol3 madrebonita (20)
Plus de Maco Yoshioka (11)
20140727soifvol3 madrebonita
- 40. 40
寄付者の声プチ ソム ド アンジュ・ ・ ・
さん小池真由美
自宅のサロンにて、女性のからだのケアをする仕事をしています。現代社会はライ
フスタイルの多様化により、様々な部分において便利にはなりましたが、その反面
、本来のからだのあり方は失われつつあるような気がしています。
当サロンにお越しになるお客様は、産後の方はもちろん、妊婦さんや更年期に入ら
れた方々など、年代も幅広く様々ですが、それぞれのステージにおける適切なケア
の仕方というものが、社会全体としてあまり行き届いていないような気がしていて
、お客様のおからだを拝見するたびに「これはどうにかしないといけない」と思う
昨今でした。
そんな懸念を払拭するかのような「マドレボニータ」の活動に共感し、同じように
女性を応援する立場として、私も何かできないかと思い、サロン事業の収益金の一
部を「マドレ基金」として協力させて頂くことに致しました。1人でも多くの産後
の女性が産後ケアを通じて、本来の自分のからだや心を取り戻し、より一層幸せを
引き寄せて欲しいと思っています。
- 41. 41
寄付者の声JustGiving チャレンジによる マンスリーサポーター支援/
さん太田洋芳
今回私は JustGiving で「年間 700Km のランで産後女性を支援」という自分の趣味で
あるマラソンのトレーニングを後押しするチャレンジでファンドレイジングを行
いました。実施するうえで心がけた事は、毎月 1 回は SNS に途中達成度をアップ
することです。定期的に SNS にアップすることで、寄付の継続募集、(寄付に至
らないまでも)マドレ基金の認知拡大をねらいました。また自分の怠け具合も数
字で見えてしまうので、最後まで自分を鞭打つことができたのも大きな副産物で
す。
私はマドレ基金のマンスリーサポーターでもあるので、メールマガジンによって
参加者の声を拝見できるのですが、そこで「基金で参加できてよかった」という
言葉に触れ、チャレンジへの達成感と寄付をいただいた皆様への感謝を改めて強
く感じました。
これまで 2 年間チャレンジを続けてまいりまして、結果、「産後ケアバトン制
度」に換算すると数人の方分に相当する寄付を集めることが出来ましたが、今後
も1人でも多くの方へマドレボニータへのチケットを届けられるよう、チャレン
ジを続けたいと思います。ぜひみなさまも自分なりのチャレンジでマドレ基金に
参加されてはいかがでしょうか。
- 42. 42
利用者の声さん の栗田亜紀子 (双子 母)
レディースクリニック金子 教室
2013 年 6 コース月
私は三番目の子が双子だったので、育児への多少なり自信があったのですが、今
までとは違う育児への困難さを感じており、そして何より外出のハードルの高さ
を思い知らされています。だからこそ、こうして一月決まった外出ができる機会
を与えていただいたことを嬉しく思いました。
また今までなるべく人に頼らないようにしてきた私。今回ばかりはそうもいかず
、人に頼り慣れていない私には、送迎までしてもらって、そして 1 人の赤ちゃんを
まるっきり委ねるに当たっては、申し訳なさでいっぱいでした。が敢えて後ろ髪
惹かれる想いでボランティアの方に委ねたことで人に頼ることを学びました。
今は頼る側の自分が経験したことが、きっと将来自分が、誰かをサポートする時
の糧になるものだと思っています。双子を育てる今だからこそ頼り上手になりた
いです。そのきっかけとなったこの基金に改めて感謝です。
- 43. 43
介助者の声
さん塩野谷 千晶
吉祥寺東教室
2013 年 11 コース ボランティア月 介助
久しぶりにちょっとでも誰かの役に立てたという嬉しさはなによりのご褒美
でした。あと参加してよかったなと思ったのは子どもが好きだっていうのを
確認できたこと。
…産後、子どもはすっごくかわいいけど、同時に想像以上に大変でつらくて
…自分は子どもを産むべきではなかったんじゃないか と思うことも何度も
あった1年でしたが、子ども好きな自分をもう一度認識できたのは子どもを
育てる小さな自信の元になりました。本当に人を助けることって、人のため
じゃない、自分のためになるんだなーって実感しました。
Notes de l'éditeur
- こんにちは、NPO法人マドレボニータの吉岡マコです。マドレボニータとはスペイン語で美しい母という意味です。母となった女性が、心もからだも健康な状態で子育てをスタートさせることができるよう、「産後」に特化したヘルスケアのプログラムを開発して普及しています。
- 21世紀のこの日本で、医療も衛生環境も非常に整っているこの先進国日本で、いまさら母子保健?と首をかしげる人もいるかもしれません。この写真、私たちの活動風景を見ても、ママさんたちのリフレッシュ、程度の印象しかもたれないかもしれません。でも、実際に出産したばかりの母親と赤ちゃんの実態は、想像以上に過酷です。
- There is a paradox concerning childbirth in Japan.
- When you have a baby. First thing you hear is Congratulations.
- And This graph shows that we can give birth safely in Japan.
With good sanitation and medical treatment.
- But things are not so simple.
- 私たちは、子どもが生まれれば、おめでとう、といってもらえて、こんなふうに家族で幸せ…そんな姿をイメージしますよね。
- でも、現実はだいぶ違います。母となったばかりの産後の女性たちは、出産によるからだへのダメージに苦しみ、不安定な精神状態で子育てをスタートさせます。10秒
- その結果、10人に一人は産後うつの診断をうけ、3秒
- 5人に4人は自分は産後うつだったと思うと答えています。4秒
- 産後2年以内の離婚は3万9000件にものぼります4秒
- なぜこんなことが起きているのか、これは日本の母子保健のシステムを見ると納得がいきます。日本では妊娠、出産までは手厚くケアされますが、出産後の母親に対しては、ほとんど何のサポートもないんです。
- これは、産んだ後はサポートがいらないから、ではなく、本当のニーズが家庭の中に隠れていて見えなくなっているからなんです。
助産師さんやお医者さんを頼ればいいのでは?と思うかもしれないですが、彼らは出産の専門家であって、産後の教育は受けてきていません。
- 出産によるからだへのダメージ、不安定な精神状態、それが母親ひとりに一気にのしかかる
- 私は16年前にこういった現実を知らずに出産し、人間は本能だけでは子育てできないことを知りました。サポートが必要なのに、それがない日本。これでは少子化になるはずだと思いました。
- そこで立ち上げたのが産後女性のための心とからだのヘルスケアプログラムでした。
- インストラクターのの養成・認定制度をつくり、少しずつ、多地域展開してきました。
- 私たちの強みは、このインターネットの時代に、生の現場をもっていることです。
専門家が最初からいなかった分野なので、現場の母親たちの声や表情や息づかいをもとに、プログラムを開発し、改良してきました。まずはからだの回復がなによりも優先されるべき。でも、単なるリフレッシュでは足りない。ママトークではなく、ひとりの大人としてのコミュニケーションが必要。
- 産後女性をママと呼ばずに、リスペクトをもってお名前で呼ぶ。ガス抜きの井戸端会議ではなく、前向きな熱いトークができるような場のデザイン。こういったプログラムの構成やポリシーは、すべて、スタジオに足を運んでくれた、生身の産後女性と赤ちゃんのいる現場から生まれました。
- 22人のインストラクターと10人の事務局スタッフが月に1度の報告会で、それぞれの現場から得た知見を報告し合い、そのクオリティを維持しています。
- また、現場から得た知見を『産後白書』などの形にして世にだしています。累計で1万部売れています。
- 英語版も出版しました。
- また、産後の問題は女性だけの問題ではなく、カップルの問題であり、家族の問題です。
男性も参加できるカップルクラスはハフィントンポストでも紹介されました。
- 私たちのもうひとつの強みは、このプログラムを受講した人が、エンパワーされて、自分たちも力になりたい、といって団体のためにボランティアや自主活動の形でコミットしてくれることです。 ママたちのリフレッシュの場ではなく、母となった女性をエンパワーし、心身ともに力をつけ、仲間を得て、より豊かな人生を歩む、そんなことが起きています。