SlideShare une entreprise Scribd logo
1  sur  23
業務ハックのはじめかた
株式会社ソニックガーデン
森 円花
1
森 円花(もっさん)
出身:大分県(在住)
会社:株式会社ソニックガーデン
職業:業務ハッカー(丸一年とすこし)
2
3
株式会社ソニックガーデン
株式会社ソニックガーデン
4
業務ハッカー?
業務ハックをする人
5
● イベント開催業務
● イベントホール管理業務
● タスク管理業務
● 請求業務
● 案件進捗管理業務
● 在庫管理業務 etc…
私が行った業務ハック事例
6
業務ハック?
7
業務ハックの概要
● 小さく始めて繰り返す (大げさにしない)
● クラウドを使いこなす (むやみに作らない)
● 現地現物ありきの改善 (人に無理させない)
業務改善 システム化
8
● イベント開催業務
● イベントホール管理業務
● タスク管理業務
● 請求業務
● 案件進捗管理業務
● 在庫管理業務 etc…
私が行った業務ハック事例
9
業務ハックの手順
現状を明らかにする「業務の見える化」
ボトルネックを見つけて改善案を出す
現場で改善案を試行して、ふりかえり
10
業務ハックをはじめよう!
11
できない!
手順が再現できない……
12
業務ハックの手順
現状を明らかにする「業務の見える化」
ボトルネックを見つけて改善案を出す
現場で改善案を試行して、ふりかえり
13
業務ハックのはじめかた
株式会社ソニックガーデン
森 円花
14
もっさん流業務ハックのはじめかた
株式会社ソニックガーデン
森 円花
15
業務ハックの手順
現状を明らかにする「業務の見える化」
ボトルネックを見つけて改善案を出す
現場で改善案を試行して、ふりかえり
16
ボトルネック探しで失敗……
ボトルネックじゃなかった!
事実と課題を切り分ける
課題と思っていたことは単に事実で、
解決すべき課題が隠れている可能性
ボトルネックじゃなかった!
事実と課題を切り分ける
ボトルネックが大きすぎた!
解決できる粒度まで細かくする
いくつかの課題が含まれている状態な
ので、問題を切り分けていく
17
業務ハックの手順
現状を明らかにする「業務の見える化」
ボトルネックを見つけて改善案を出す
現場で改善案を試行して、ふりかえり
18
改善案探しで失敗……
改善案が思いつかない!
似た事例を探す
同じ事で悩んでいる人がいるかも
業務に代わる新しいツールを探す
今のツールを無理に使い続けようとし
ない
ボトルネックじゃなかった!
事実と課題を切り分ける
改善案が合っていなかった!
改善案を3つ考えてみる
それぞれのメリット・デメリットが比
較できるようになる
→より適切な改善案が選択できる
19
業務ハックの手順
現状を明らかにする「業務の見える化」
ボトルネックを見つけて改善案を出す
現場で改善案を試行して、ふりかえり
20
現場の反応が良くない!
● ハンズオン、セミナーをする
● 現場の声を受け止める
– 取り入れるかどうかは検討の必要あり
→現場が協力してくれる状況を作り上げる
21
失敗したまま
続けない
業務ハックにおいて大事なこと
失敗する
変える
原因を突き止める
失敗していい
繰り返す内にで
きるようになる
22
業務ハックをはじめよう!
23

Contenu connexe

Similaire à 業務ハックのはじめかた

Similaire à 業務ハックのはじめかた (7)

アマノ社労士向けセミナープレゼン資料
アマノ社労士向けセミナープレゼン資料アマノ社労士向けセミナープレゼン資料
アマノ社労士向けセミナープレゼン資料
 
第7回SIA研究会(例会)プレゼン資料 油野様
第7回SIA研究会(例会)プレゼン資料 油野様第7回SIA研究会(例会)プレゼン資料 油野様
第7回SIA研究会(例会)プレゼン資料 油野様
 
人事?それとも…?とあるITベンチャーの人事のお話 エフスタ!! In Aizu #efsta36
人事?それとも…?とあるITベンチャーの人事のお話 エフスタ!! In Aizu  #efsta36 人事?それとも…?とあるITベンチャーの人事のお話 エフスタ!! In Aizu  #efsta36
人事?それとも…?とあるITベンチャーの人事のお話 エフスタ!! In Aizu #efsta36
 
IT×働き方座談会 〜業務HACKコトハジメ〜
IT×働き方座談会 〜業務HACKコトハジメ〜IT×働き方座談会 〜業務HACKコトハジメ〜
IT×働き方座談会 〜業務HACKコトハジメ〜
 
非エンジニアがサイト運用を担当して学んだこと #efsta35
非エンジニアがサイト運用を担当して学んだこと #efsta35非エンジニアがサイト運用を担当して学んだこと #efsta35
非エンジニアがサイト運用を担当して学んだこと #efsta35
 
Web販促の窓口セミナー pdf
Web販促の窓口セミナー pdfWeb販促の窓口セミナー pdf
Web販促の窓口セミナー pdf
 
すぐに分かる!プロジェクト計画の作り方
すぐに分かる!プロジェクト計画の作り方すぐに分かる!プロジェクト計画の作り方
すぐに分かる!プロジェクト計画の作り方
 

Dernier

Dernier (7)

LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイスLoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
 
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
 
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルLoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
 
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
 

業務ハックのはじめかた

Notes de l'éditeur

  1. ・納品のない受託開発のメニューに「社内業務の効率化、社内システム開発」が追加
  2. ・社内の業務ハックではなく、お客さん向けの業務ハック →特定の業界とか特定の部署の業務ではなく、幅広い業種・職種の業務ハック
  3. ・業務ハックをはじめてみて、一年試行錯誤しながらいろんな業務ハックをやってきて、つまづいたこととかそこから得た学び、考え方のポイント
  4. ・ボトルネックだと思っていたものがボトルネックじゃなかった。 →困っていること=課題ではない場合 →困っていること=ただの事実であって、解決しないといけない課題はもっと奥にある →それに気づけないまま業務ハックを進めていくと、一つ改善したらすぐに別の問題が起こってしまう。または、改善したはずなのに効果がない →ボトルネックを探すときには、今抱えているものは本当に課題なのか、見極める →事実と課題が切り分けられたら、そういう事実として置いておいて、課題を改善していく ・ボトルネックが大きすぎる →何から手をつけたらいいか分からない状況というのは、こういう問題を抱えている時 →含まれている課題をAの課題、Bの課題、Cの課題という感じで切り分けて、それぞれを解決していく
  5. ・現場の声を受け止める →自分ではこれが必要だ、こうしたらもっと良くなると思っていても、現場は求めていないということがある →現場が困っていること、解決したいと思っていることを正しく把握するために、現場の声を聞く ・こういうことをすることで、安心とか信頼を現場に与えて協力してもらう状況を作り上げていく
  6. ・失敗することは悪いことじゃないし、失敗すること自体は問題ではない →失敗したからと言って、そこでやめてしまったり、もしくは逆に無理やり続けようとはせずに、失敗した原因をまずは突き止めてみる →失敗の原因に合わせてアプローチを変えて、もう一度やってみる →それを繰り返す内に失敗の原因になるものがどんどん減っていって、最終的にはできるようになるし、それは必ず最初に行った業務ハックよりも大きな効果をもたらすものになっているはず