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Cellsalon5
- 3. 放射線って何?
「波長が短い電磁波」及び「高速で動く粒子」の
こと
放射線の種類
放射線にはアルファ(α)線、ベータ(β)線、ガ
ンマ(γ)線などがあり、それぞれ物質を突き抜
ける能力(透過力)が違う。
http://www.nirs.go.jp/rd/faq/radiology.shtml
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- 4. 放射能
放射線を出す能力 (文例:この鉱石は
「放射能」が高い)
放射線を出す元素及び物質 (文例:事故で
「放射能」が漏れる)
4
- 5. 放射能をもつ核種。自
然に放射線を放出して
崩壊し、他の原子核に
変わる原子核。
5
- 8. 外部被曝は、X線やガンマー線のように透過力の強い
放射線によって、体外にある線源からの照射を典型と
考えている。アルファ線やベータ線は、特別に皮膚に
接しているような事情がなければ、外部被曝としては
通常は無視できる。
外部被曝は、生体に“一様”に“平均的”に照射され
るような場合に適用される概念
内部被曝は、アルファ線やベータ線が、生体内のきわ
めて狭い範囲の細胞に集中的にヒットし続ける。
内部被曝はスポット的に効くので、それがガン化を誘
発する可能性が高い。しかも、ある程度強い放射能の
粒子であればその細胞を殺してしまうのだが(ガン化
さえなされない)、非常に弱い放射能を持つ場合に細
胞の遺伝子を損傷するが細胞を殺さないというガン化
に都合のいい状態が出現する。その細胞が増殖する機
会があれば、ガンが発現する。
http://www.ne.jp/asahi/kibono/sumika/kibo/note/na
ibuhibaku/naibuhibaku7.htm 8
- 10. 物質自体の化学毒性と,内部被曝をした場合のアルファ線
被曝の二つの危険性がある。
プルトニウムを嚥下し消化管に入った場合、そのおよそ
0.05%程度が吸収され、残りは排泄。
吸収された微量のプルトニウムは骨と肝臓にほぼ半々の割
合で蓄積され、体外へは排出されにくい。
生物学的半減期はウランやラジウムと比べても非常に長く、
骨と肝臓でそれぞれ20年と50年
最も有害な取り込み経路は、空気中に粒子状になったプル
トニウムの吸入である。気道から吸入された微粒子は、大
部分が気道の粘液によって食道へ送り出されるが、残り(4
分の1程度)が肺に沈着する。沈着した粒子は肺に留まるか、
胸のリンパ節に取り込まれるか、あるいは血管を経由して
骨と肝臓に沈着→発がん性の増加
プルトニウム239は原発事故ではあまり遠方には放出されず、
大部分は事故原発の敷地周辺にとどまると思われる
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- 11. 半減期は約8日で,ベータ線およびガンマ線
を放出
チェルノブイリ原子力発電所の事故では、核
分裂生成物の131I (放射性同位体) が多量に放
出されたが、これが甲状腺に蓄積したため、
住民に甲状腺ガンが多発した。
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- 14. http://blog.livedoor.jp/jazzim/archives/2728921.html
放射線の被曝は,人体に悪影響をおよぼす可能性
細胞のDNAなど,重要な生体分子を傷つけることがある
間接的な影響の方が一般的には大きいという。放射線が水
分子を分解し,「活性酸素」を生じさせ,この活性酸素が
生体分子を傷つける。
とくに放射線の影響を受けやすいのは,活発に分裂する細
胞である。がん細胞は活発に分裂するので,正常細胞にく
らべて放射線の影響を受けやすい。
http://www.newtonpress.co.jp/newton/radiation/html/radiation.html
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- 16. 分布割合(上段の
括弧の中)と、半
減期(下段)
プルトニウムを呼吸で
取り込んだ場合、肺中
でどのように挙動する
かについては、モデル
を決めて予測する以外
にないが、国際放射線
防護委員会が採用して
きた呼吸器系モデルを
例に示す。
http://www.rri.kyoto-
u.ac.jp/NSRG/kouen/Pu-risk.pdf
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