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Similaire à ”間をつなぐ”UXデザイン〜関わりの原点に立ち戻って (20)
”間をつなぐ”UXデザイン〜関わりの原点に立ち戻って
- 2. Copyright © Masaya AndoCopyright © Masaya Ando
私たちが目指すもの
エクスペリエンスデザイン計画
UX PlanningUX Planning
経験の計画
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2017年度の安藤・安藤研の活動を振り返って
利他的UXとソーシャルデザインの両面から地域見守り
の有効化を目指すプロジェクトでJST-RISTEXの国プロ
予算を獲得! (村井プロジェクト)
‒ 横浜市港北区・川崎市麻生区で、住民ワークショップなどを含
め、ソーシャルデザインの観点で展開予定
(株)リコーさんとの共同研究で特許 1件申請
“利他的行為”をキーワードにしたワークショップを行い、
オフィス空間のコンセプト設計を実施
UXデザインを企業組織に導入する際の課題等の研究や
コンサルティングを複数手がける
ロボットやコスメなど、これまであまり縁のなかった業
界からUXデザインの観点でのアドバイスを求めらえる
ことが増えた
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“関わり”のUXデザインへの挑戦ー4年目
2014年度から一貫して『“関わり”のUXデザインへの挑
戦』をテーマとし2016年度には一つの方向性が見えた。
新しい
関わり
を育む
① IoT技術のUXD ② 利他的UX
③ 会話的インタ
ラクション
④ 役割を産む
デザイン
技術の進歩で関わりの
変化を生み出す
人と人との関わり自体
を仕組みで変化させる
ビジョン
手段
⑤ 成長を促す
デザイン
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Web飲み会でビールの注ぎ合いを実現
オンラインでは絶対できない行為を面白く実現。役立た
ない機能だが、“注ぎ合い”という行為の意味を炙り出す。
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見えない一人練習が見える~ダンス練習支援
限られた集団練習の時間を効率化するため、個人練習用
アプリで映像分析機能を実現。その結果を集計・視覚化。
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見えない一人練習が見える~ダンス練習支援
限られた集団練習の時間を効率化するため、個人練習用
アプリで映像分析機能を実現。その結果を集計・視覚化。
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外国人の要望を“断る”をデザインする
訪日外国人の要望に、店主が断らないといけないシーン。
言語の問題を超えて笑いでその瞬間を思い出深いものに。
サービスリカバリーデザインを活用した
店員と訪日外国人のお客様の歩み寄りの
サービス提案
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単なる問題解決ではない:間を執り持つ
現在の関わりを基にすると、問題解決型になる。だが
『関わりの間をどう執り持つか?』という発想で問題を
定義し直すと、新しい関係性を繋ぐアイデアが生まれる。
うまく執り持てていない“間”は
どこにでもある
“間”をどう執り持つかは、経験計画の本質
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都市間や地域間にある“間を執り持つ”作品
天体観測によるストレス解消のキャン
ペーンとアプリケーションの提案
千葉と東京の通勤で疲れている人に、夜
遅く帰ってきた千葉の駅で、ストレス発
散を促すために『駅を出たら星空を見上
げてみよう!』と呼びかける、鉄道会社
のキャンペーンとして考えらえれた
地方タクシー会社によるサービス開発の為の
地域理解の手法を検証する活動の記録と提案
自力で新しいサービス開発ができていな
い、地方タクシー会社が、地域交通の担
い手として生き残るための、サービス設
計アプローチを整理。学生は実際に、
フィールドワークを実施し提案した
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議論や会議の間にある“間を執り持つ”作品
写真で記録した付箋作業の続きを行える
付箋プロジェクションマッピング
学生間の話し合いを効率的に行えるように
するアプリケーションの提案
付箋を使った作業の途中で、会議を終
わってしまうことがある。その経過を写
真で撮って記録しても、途中から作業を
続けることができない。それを、付箋の
文字のプロジェクトションマッピングで
解決できないかと考えた試み
学生の話し合いは、どうしてもダラダラ
伸びてしまう。そこで、話し合う内容を
整理して、15分で一つのタスクを完結さ
せるサイクルを繰り返すようにうながす、
電子ホワイトボード用のアプリ
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顧客と事業者間にある“間を執り持つ”作品
浴場業の業績向上を目的とした現場調査
とマーケティング施策の提案
酒類販売店で日本酒の銘柄選択をサポート
する接客支援ツールの提案
家業の銭湯の営業データと気候や地域の
イベントなどのデータ収集・分析を継続。
そこから得られた仮説を、のぼり旗の形
で表現。毎日内容の変わるのぼり旗で、
潜在的な顧客へのメッセージを送る試み
日本酒という嗜好性の高い商品を、アル
バイトの店員が勧めることは難しい。知
識不足を補いつつ、相手のシーンを考え
て提案できるツール。顧客自身が選べな
いときはゲーム的に選べたり、単なるマ
ニュアルではなく接客ツールとして機能
させる試み
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学びの前後の間にある“間を執り持つ”作品
大学生活の学びを振り返ると同時に
自分の未来について考える
セルフワークショップツールの提案
大学授業におけるシラバスを用いた学習方法
の提案~シラバスビジュアライゼーション
大学で学ぶ授業は、体系的に計画されて
いる。だが、学ぶ学生はあまりそのこと
を理解しないまま授業を受けている。3年
生を想定し、これまでの授業の体系を振
り返り、そこから自分の未来を考える、
『一人ワークショップ』という提案
グラレコの技術は、学びを深めるために
も役に立つ。しかし、毎回の授業で実践
するのはよほどの苦労がある。そこで、
シラバス(授業計画書)の段階であらか
じめビジュアル化し、予想を立てておく
ことで授業グラレコをサポートする試み
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様々な“間を執り持つ”作品
視線計測実験に基づいたイラストを上達
したい初心者ユーザーに向けた
新しい練習法の提案
「何度も繰り返したくなる」
連動構造を用いた変形玩具の製作
イラストがうまい人と初心者が、作品を
みる視線計測実験結果の特徴の違いから、
イラストの全体をバランスよくかけるよ
うになる練習法を提案
連動機構を用いて、一箇所を指で押すだ
けで、三角形のオブジェがキャラクター
に変身する玩具。変化が大きいので何度
もやりたくなる