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大東文化大学 非常勤講師、株式会社メディチュア
渡辺 優
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臨床栄養士の価値ある介入を評価するには
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 病院、特に急性期医療を提供している病院において、在
院日数の短縮等、効率性の向上が求められている
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 早期離床・早期退院を促すため、各職種ができることを考
え、入院計画・パス等へ反映
 看護師以外の職種も病棟に常駐し、積極的に患者に介入
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栄養指導における診療報酬点数
B001_10 入院栄養食事指導料 点数 時間 頻度 備考
イ 入院栄養食事指導料1 130点
概ね15分以上
週1回
入院中2回
病院
ロ 入院栄養食事指導料2 125点 診療所
入院中の患者であって、別に厚生労働大臣が定める特別食を医師が必要と認めた者に対し、
当該保険医療機関の管理栄養士が医師の指示に基づき、患者ごとにその生活条件、し好を
勘案した食事計画案等を必要に応じて交付し、概ね15分以上、療養のため必要な栄養の指
導を行った場合に入院中2回を限度として算定する。ただし、1週間に1回を限度とする。
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他職種の主な患者介入による診療報酬点数
との比較
1時間あたり
点数※
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医学管理の
難易度・リスク
対象疾患 施設基準 加算
管理栄養士 260~390点 ー ー ー ー
薬剤師
650~1,300点
以上 ○ ー ー ○
リハビリ 600~735点 ー ○ ○ ○
1時間あたり点数
管理栄養士:入院栄養食事指導2件~3件実施を想定
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リハビリ:脳血管リハ(Ⅱ)3単位~脳血管リハ(Ⅰ)3単位を想定
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他職種から学ぶ
 リハビリテーション
 エビデンスを示し、新たな加算を創設
 より積極的な介入を評価
 薬剤師
 薬学管理の重要な患者とそうでない患者を区別
 負担に応じた点数をつけ段階化
Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved.出所: 日本脳卒中学会 脳卒中治療ガイドライン2009
Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved.
エビデンスのあるものに対し、
診療報酬が後押し
出所: 厚生労働省 2012年診療報酬改定資料
Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved.
早期介入の実績が伸びている
出所: 厚生労働省 中医協総会 2013/12/4資料
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B008 薬剤管理指導料 点数 時間 頻度 備考
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して行う場合
325点
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薬剤管理指導料2(ハイリスク薬)
以下の薬剤が投薬又は注射されている患者
 抗悪性腫瘍剤
 免疫抑制剤
 不整脈用剤
 抗てんかん剤
 血液凝固阻止剤(ワルファリンカリウム、チクロピジン塩酸塩、クロピド
グレル硫酸塩及びシロスタゾール並びにこれらと同様の薬理作用を
有する成分を含有する内服薬に限る。)
 ジギタリス製剤
 テオフィリン製剤
 カリウム製剤(注射薬に限る。)
 精神神経用剤
 糖尿病用剤
 膵臓ホルモン剤
 抗HIV薬
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臨床栄養師がより活躍するには
 臨床栄養師の介入に対するアウトカムの評価
 他の栄養士と異なることを、エビデンスで示すことはできないか
 価値ある患者に加入できないか
 行政・保険者が点数をつけたくなる取り組みをアピールすべき
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対象疾患に応じて事前準備等の作業負荷が異なるのでは
⇒指導料の段階化?
 腎臓食
 肝臓食
 糖尿食
 胃潰瘍食
 貧血食
 膵臓食
 脂質異常症食
 痛風食
 フェニールケトン尿症食
 楓糖尿症食
 ホモシスチン尿症食
 ガラクトース血症食
 治療乳
⇒臨床栄養師が関与することで、より高い価値
があることを証明できるのであれば、新たな加
算や、施設基準の創設につながるのでは
Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved.
若年層への介入は医療経済学的に価値が高いのでは
⇒年代別の加算?
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
栄養指導状況
(特別食あり患者)
栄養指導あり 栄養指導なし
データ上は90歳以上の患者に栄養指導
最高齢は100歳を超えているケースも
⇒指導自体は無駄ではないが、医療経
済学的な価値を考えると、若年層への介
入・指導ほど価値が高いのでは
(価値が高いものに対し、より高い診療
報酬を求めるのは納得性が高いはず)
出所: 弊社分析資料(A病院レセプトデータ 特別食提供患者)
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20140621 日本健康・栄養システム学会 指定発言資料

  • 1. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 大東文化大学 非常勤講師、株式会社メディチュア 渡辺 優 シンポジウム 2 臨床栄養システムとコミュニケーション 臨床栄養士の価値ある介入を評価するには (抜粋・一部改変)
  • 2. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 院内データから 管理栄養士の積極的な介入を促す 背景  病院、特に急性期医療を提供している病院において、在 院日数の短縮等、効率性の向上が求められている 病院における取り組み  早期離床・早期退院を促すため、各職種ができることを考 え、入院計画・パス等へ反映  看護師以外の職種も病棟に常駐し、積極的に患者に介入 ⇒より積極的な介入ができないか、院内データ等から病院 を支援
  • 3. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 栄養指導における診療報酬点数 B001_10 入院栄養食事指導料 点数 時間 頻度 備考 イ 入院栄養食事指導料1 130点 概ね15分以上 週1回 入院中2回 病院 ロ 入院栄養食事指導料2 125点 診療所 入院中の患者であって、別に厚生労働大臣が定める特別食を医師が必要と認めた者に対し、 当該保険医療機関の管理栄養士が医師の指示に基づき、患者ごとにその生活条件、し好を 勘案した食事計画案等を必要に応じて交付し、概ね15分以上、療養のため必要な栄養の指 導を行った場合に入院中2回を限度として算定する。ただし、1週間に1回を限度とする。
  • 4. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 他職種の主な患者介入による診療報酬点数 との比較 1時間あたり 点数※ 点数の段階設定 医学管理の 難易度・リスク 対象疾患 施設基準 加算 管理栄養士 260~390点 ー ー ー ー 薬剤師 650~1,300点 以上 ○ ー ー ○ リハビリ 600~735点 ー ○ ○ ○ 1時間あたり点数 管理栄養士:入院栄養食事指導2件~3件実施を想定 薬剤師:薬剤管理指導料2件~4件実施を想定 リハビリ:脳血管リハ(Ⅱ)3単位~脳血管リハ(Ⅰ)3単位を想定
  • 5. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 他職種から学ぶ  リハビリテーション  エビデンスを示し、新たな加算を創設  より積極的な介入を評価  薬剤師  薬学管理の重要な患者とそうでない患者を区別  負担に応じた点数をつけ段階化
  • 6. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved.出所: 日本脳卒中学会 脳卒中治療ガイドライン2009
  • 7. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. エビデンスのあるものに対し、 診療報酬が後押し 出所: 厚生労働省 2012年診療報酬改定資料
  • 8. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 早期介入の実績が伸びている 出所: 厚生労働省 中医協総会 2013/12/4資料
  • 9. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 薬剤管理指導料は 介入・指導負担に応じ点数がついている B008 薬剤管理指導料 点数 時間 頻度 備考 1 救命救急入院料等を算定してい る患者に対して行う場合 430点 規定 なし 週1回、月4回 6日以上の間隔 2 特に安全管理が必要な医薬品 が投薬又は注射されている患者に 対して行う場合( 1に該当する場合 を除く。) 380点 次頁参照 3 1及び2の患者以外の患者に対 して行う場合 325点
  • 10. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 薬剤管理指導料2(ハイリスク薬) 以下の薬剤が投薬又は注射されている患者  抗悪性腫瘍剤  免疫抑制剤  不整脈用剤  抗てんかん剤  血液凝固阻止剤(ワルファリンカリウム、チクロピジン塩酸塩、クロピド グレル硫酸塩及びシロスタゾール並びにこれらと同様の薬理作用を 有する成分を含有する内服薬に限る。)  ジギタリス製剤  テオフィリン製剤  カリウム製剤(注射薬に限る。)  精神神経用剤  糖尿病用剤  膵臓ホルモン剤  抗HIV薬
  • 11. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 臨床栄養師がより活躍するには  臨床栄養師の介入に対するアウトカムの評価  他の栄養士と異なることを、エビデンスで示すことはできないか  価値ある患者に加入できないか  行政・保険者が点数をつけたくなる取り組みをアピールすべき
  • 12. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 対象疾患に応じて事前準備等の作業負荷が異なるのでは ⇒指導料の段階化?  腎臓食  肝臓食  糖尿食  胃潰瘍食  貧血食  膵臓食  脂質異常症食  痛風食  フェニールケトン尿症食  楓糖尿症食  ホモシスチン尿症食  ガラクトース血症食  治療乳 ⇒臨床栄養師が関与することで、より高い価値 があることを証明できるのであれば、新たな加 算や、施設基準の創設につながるのでは
  • 13. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 若年層への介入は医療経済学的に価値が高いのでは ⇒年代別の加算? 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 栄養指導状況 (特別食あり患者) 栄養指導あり 栄養指導なし データ上は90歳以上の患者に栄養指導 最高齢は100歳を超えているケースも ⇒指導自体は無駄ではないが、医療経 済学的な価値を考えると、若年層への介 入・指導ほど価値が高いのでは (価値が高いものに対し、より高い診療 報酬を求めるのは納得性が高いはず) 出所: 弊社分析資料(A病院レセプトデータ 特別食提供患者)
  • 14. Copyright (C) 2014 Meditur Co., Ltd. All Rights Reserved. 問い合わせ先 080-6559-1717 info@meditur.jp