そうだ、ECL2.0でホステッドプライベート・クラウドをつくろう！

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そうだ、ECL 2.0 で
ホステッドプライベート・クラウドを
つくろう！
Mirantis OpenStack でつくる Hosted Private Cloud

はじめに
● Enterprise Cloud 2.0 (ECL2.0) とは？
● NTTコミュニケーションズ様が提供する、パブリッククラウド
サービス
● アジア、アメリカ、ヨーロッパに拠点あり
● VPNネットワークサービス（Arcstar Universal One）を使い、
各拠点を接続可能
● ECL2.0 でベアメタルサーバが使えるように！

はじめに
● ECL2.0のベアメタルサーバと Mirantis OpenStack
(MOS) で “ホステッドプライベート・クラウド” を
つくれないか？
● なぜホステッドプライベート・クラウド？
● パブリック・クラウドのメリット
 導入速度・コスト、運用コスト、グローバル展開の容易さ
● プライベート・クラウドのメリット
 クラウド事業者ではなく独自のセキュリティ基準の適用
 システムの柔軟性、自由度
● パブリック・クラウド上に、プライベート・クラウドをつくるこ
とで、両方のメリットを。
 短期間で専用のクラウドを構築
 パブリック・クラウドの専用線サービスの利用、グローバル対応

はじめに
● というところで…
ECL2.0 上に MOS をつかってプライベート・クラウド
（ホステッドプライベート・クラウド）を構築する検証
を実施しました
● 今回の観点
● ECL2.0 でどのようなNW構成にすれば OpenStack 環境を構築
できるか？
● ベアメタルサーバに Mirantis OpenStack をデプロイできるか？
● OpenStack 環境は機能的に問題なく動作するか？

おおまかなスケジュール
● 作業スケジュール
● 1日目 ⇒ ネットワーク構成の検討
● 2日目 ⇒ ECL2.0 でネットワーク・サーバ基盤の構築
＋ Fuel のインストールと初期設定
● 3日目 ⇒ ベアメタルサーバの初期構築
＋ Fuel で、OpenStack のプロビジョニング・デプロイ
＋確認（インスタンス作成、Fixed / Floating IP の確認等）
ECL2.0 の契約や
アカウント作成など
の作業が済みである
ことが前提です!!
※Fuel は OpenSource のインストール、構成管理などを行うツールです。

今回の懸念事項（MOS on ECL2.0 の課題）
● 全体の構成をどうしよう？
Firewall
Public (+ Floating IP)
Fuel-Master
Internet Seg
(/28)
InternetGW Enterprise Cloud2.0
Compute
#1, #2Controller
#1, #2, #3
Virtual
Server
Baremetal
Server
Storage
Fuel Admin
Private
Management
VM VM VM
インスタンス
Floating IP
Horizon
フィルタ＋NAT
InternetSeg ：グローバルIPアドレス /28
Fuel Admin : 192.168.0.0/24
Public : 192.168.1.0/24
Management : 192.168.2.0/24 (VLAN 102)
Private : 192.168.3.0/24 (VLAN 103)
Storage : 192.168.4.0/24
今回は、
こんな感じの
ネットワーク
構成にしたい
Fuel ：
OpenStack 環境
のデプロイや構成
管理をおこなう
サーバ

● Fuel からデプロイするには、ベアメタルサーバで
PXEboot が必要。PXEboot できる？
UEFI の
設定変更で
PXEboot 可能

● MOS に必要なネットワークを ECL2.0 で作成できる？
● ベアメタルサーバのNIC・ポートの仕様に合わせて、
必要なネットワークをつくりたい
名前の設定
割り当てNWの選択
種別を VLANに設定
VLAN IDの設定
ベアメタルサーバ VLANの設定
設定画面の
例です

Fuel からのプロビジョニング・デプロイ
● Fuel の設定
● ネットワークの設定、ノードの役割、インタフェース設定など
各ノードのネットワークアサインは
WebUI で簡単にできます
ECL2.0 の場合、ベアメタルサーバの
ポートアサイン・MACアドレスなどを
WebUI から確認し、効率よく設定
ECL2.0 の画面でポートの
IPアドレス、MACアドレスを確認し、
各ノードのNIC割り当ての参考にします。

● Fuel の設定（デプロイ前のネットワーク確認）
Network verification で、
NW疎通に問題がないか確認します。
（左図は、成功時のものです）
ネットワーク環境や設定の問題で
失敗するケースがありますが、
ネットワーク・サーバ基盤を
WebUI から作業できるので、
比較的、楽に修正できます。
例：VLAN設定関連の
エラーあり ECL2.0側で設定修正

● デプロイと Horizon からの動作確認
デプロイ成功時の画面です
※デプロイの時間はだいたい 1.5 時間程度
デプロイ後の動作確認で、以下が問題なく動作することを確認
• インスタンスの作成・削除
• Fixed IP ／ Floating IP での通信
• Murano から Apacheサーバの作成・削除

今回の確認結果
● 確認結果
● ECL2.0 のベアメタルサーバをつかって、 OpenStack 環境を作成、基本的
な動作に問題がないことを確認
● ECL2.0 と MOS で、短期間でプライベート・クラウド環境を作成可能
ECL2.0 と MOS で
プライベート・クラウド環境をすばやく構築
NW
設定
サーバ
設定
Private
Cloud
構築
アプリ
導入
DC
選定
Private
Cloud
構築
アプリ
導入
H/W
調達
NW
構築
サーバ
構築
≪従来の Private Cloud 構築のイメージ≫
≪ECL2.0 と MOS を使用したPrivate Cloud 構築のイメージ≫
● 今後の課題
● Ceph、Sahara （Hadoop・Apache Spark）の検証
● NW、サーバ、ストレージなどの性能検証
● 他システムとの連携動作

for your time
Thank you

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