.NET ラボ勉強会 2020年6月版

1. Rustの最初の難関を
超えるための第一の技改メ型
Moonmile Solutions 増田 智明
Microsoft MVP for Development Technologies

2. アジェンダ
1. Rustの立ち位置
2. 束縛
3. ムーブセマンティック
4. コンパイルエラーは友達
5. 発展

3. Rustの立ち位置
 C++の後継
 CPUに近い位置にある
 たぶん、class よりも trait
 struct/impl を使う
 PHP に trait がある

4. Rustの立ち位置
C++ Rust

5. 束縛（bind）
 関数型プログラミングの特徴
 できるだけ変数を固定化する
 並列、複数スレッドに有利

6. 束縛（bind）

7. ムーブセマンティック（move,所有権）
 「ポインタ」の所有権を持つ
 メモリを複製しない
 同じものを複数持たない

8. ムーブセマンティック（move,所有権）

9. コンパイルエラーは友達
 Rustは「正しく書く」のが難しい
 必ずコンパイルエラーになる
 所有権の問題がバックにあるので、これがコードで見え
ないため
 動き（メモリ配置）を想像しないといけない。
 よって「平易な書き方」に努める。実直な書き方がベター
 複雑なコンパイルエラーを取り除くよりも、１手ずつ進んで
 簡単なコンパイルエラーを取り除く方が効率がよい

10. 発展
 Cライブラリを呼び出すときの壁
既存ライブラリはポインタから逃れられない
ライフタイム
 クレートの壁
バージョンが v0.x から逃れられない

11. 参考文献
 The Rust Programming Language
https://doc.rust-jp.rs/book/second-edition/
 std – Rust（リファレンス）
https://doc.rust-lang.org/std/
 Rust By Example 日本語版
https://doc.rust-jp.rs/rust-by-example-ja/
 日経 Rust 入門サンプルプログラム
https://github.com/moonmile/rust-sample