1. ソーシャルメディアを活用した図書館サービスの提案 1 2010/08/15

3. ブログ ： 「出版にまつわる動向と展望」2 プロローグ ～提案の背景～

4. 図書の新着情報の発信 休館日のお知らせ 展示やイベントの速報 ソーシャルリーディング（ネット上での読書会）の導入 3 図書館におけるtwitterの使い方

5. 今回の試験的運用でのtwitter活用方法 ソーシャルメディアの膨大な情報と検索機能を連動させ、既存資料を補完する情報としてtwitterを利用する。 4

6. インターネット上で収集した新着情報 ブログで情報をストック 5 twitterで意図する情報をタイムラインに流すために、キーワードで抽出

7. ソーシャルメディアから生成される新たな図書館資料 新たな 図書館資料 （デジタル情報源） 6

8. 7 ソーシャルメディアを活用したデジタル情報源の利用方法

10. twitterの情報は随時更新されるので、冊子体では補えない情報を館内利用者に提供できる

11. 書架に置くことにより、利用者が新しいサービスを知ることができる

12. 館内無線LAN、有線LANで利用者持参パソコンからアクセス可能つぶやきは随時更新 こんな感じ… 本と同じように書架に置く 8

13. 9 非来館者への情報提供 twitterやブログなどのソーシャルメディアを活用した、情報収集・情報発信。HPからリンクさせる。

14. ハッシュタグの活用ができず、タイムラインが形成されなかった #を入れてもタイムラインに反映できずに、何度か流れが途切れてしまった。 しかしこれはITスキルの問題より、コミュニケーションスキルの問題ではないだろうか。 つぶやいた効果がどの程度見られているのか測定できない不安から、つい発信が消極的になってしまった。つぶやき返してもらえるような話術が必要？ 新着図書情報など一方通行の情報提供ではなく、コミュニティを形成するにはやはり会話のセンスが必要であると感じた。 常時発信（twitter）することと、新着情報の収集と蓄積（ブログ）する基準をどうするか 紙媒体を補完する資料として位置付けた場合でも、インターネット上の情報の選書（選定）基準をどう考えるかが問題。基本的事項を定めたガイドラインを作成する必要がある。 担当は誰が行うか 常時インターネット情報をチェックする必要があるため、一人では負担が大きい。複数人で担当するか、相談フェローが必要。 情報のストック化 twitterで流れてしまう情報を、ブログで蓄積していくことは有効であると感じた。また、ブログ経由でtwitterを知ってもらうこともできる。 ソーシャルメディアを図書館資料とする可能性 twitter上で生成される情報を主題のキーワードで抽出し、提供することは可能であると感じた。 10 2週間の試験運用で気がついたこと

15. 運営体制と人材の確保 常時インターネット情報をチェックする必要があり、専任担当を置く人員的余裕がない中、通常業務をこなしながらの担当となる可能性が大きく、また、図書館の休館日が月1回のため、担当は複数人いることが望ましい。 人材的には、コミュニケーションリテラシーがあり、ある程度ITスキルがある人が必要。 ソーシャルメディア活用ガイドラインの作成 有効に活用し、リスクを回避するためにはガイドラインを作成する必要がある。 ・千葉市職員のソーシャルメディアの利用に関するガイドライン ・久米南町図書館ツイッター運営方針 オフ会と連動 図書館でオフ会を開催し、twitterの講習やイベント等の手段でコミュニティを活性化する。 ICTを活用すればするほど非来館型になる中で、「場」としての図書館として機能する。 図書館職員研修の必要性 ソーシャルメディアを活用したサービスに対応できる職員を育てるため、ICT活用研修が必要。 11 図書館サービスとして導入するための課題

16. 今まで図書館では、図書館という建物空間の中で、利用者と情報を結び付けてきた。しかし、今後は、ネットワーク空間の中でも同じ機能を果たすことになる。今回、図書資料で提供できない最新情報を、twitterやブログといったソーシャルメディアを活用し、提供する試みを行った。今後、 twitterから主題に沿った情報を抽出するために、プログラムの精度を上げることなどにより、図書館で図書資料を補う情報として、ソーシャルメディアで生成される情報を提供できるのではないかと実感した。 2週間の実験期間ではあったが、しばらく 継続して執行錯誤していきたいと思う。 12 エピローグ ～まとめとして～