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Team Foundation Server入門
     プログラミング生放送勉強会 第22回@松山


              2013/3/30 なかじ
自己紹介
   なかじ(@nakaji)
   blog http://nakaji.hatenablog.com/
   出身 愛媛
   愛媛に引っ越して約1年
   近況
       太ってきた(腹がっ!腹がぁぁーっ!!)
       愛媛の勉強会が盛り上がってきたのに参加できず悶々
   プロ生勉強会 四国支部長(解任の危機)



        いろんな意味で(黒)歴史を作りに来た!
今日お話しすること
Team Foundation Serverでの
 バージョン管理を中心にまったりと

   Team Foundation Serverってなに?
   VisualSourceSafe(VSS)との違い
   Express版をインストールしよう
   Express版を使ってみよう(デモ)
質問
バージョン管理に
 Visual Source Safeを使っている人!
 Subversionを使っている人!
 Mercurialを使っている人!
 Gitを使っている人!
 日付ファイル、フォルダを使っている人!




   TFSを使っている人!
ちなみに私はというと
   VSSは今もお仕事で少し・・・
   Subversionもお仕事で少し・・・
   Gitはたしなむ程度に

Team Foundation Serverは・・・
 今回初めて使ってみた(おい
 会社で使ってみたいな(うん
 間違ってたら突っ込みヨロシク(おい
きっかけ
   TFSの話が聞きたかったんです




   誰もしてくれそうにないので、自分ですることにした!
   そしたら、@you_and_iさんとかぶったw
   そして、だいたい喋られちゃったw
Team Foundation Serverってなに?
Team Foundation Server(TFS)ってなに?
   VSS(Visual Source Safe)の後継
   ALM(Application Lifecycle Management)ソリューションの
    中心となるコラボレーション プラットフォーム
       アプリケーション開発の存続期間全体を管理するツール
       バージョン管理
           VSS, Subversion, Git, Mercurial
       タスク管理、バグ管理、課題管理、テスト管理
           Trac,Redmine,TestLink, (Excel?)
       継続的インテグレーション(CI)
           ビルド、テストの自動化
           Jenkins
TFSを使うのに必要なもの(1/2)
   ライセンス
     サーバライセンス
     クライアントアクセスライセンス(CAL)
    ※MSDN Subscription にはサーバライセンスと1CALが付いてる
   サーバOSまたはクライアントOS
       Windows Server 2008 SP2,2008 R2 SP1,2012
       Windows 7 SP1, Winodows 8
        ※SharePoint ,レポート機能は利用不可
TFSを使うのに必要なもの(2/2)
   ハードウェア要件
           CPU
            2.2 GHz 以上のプロセッサ
           メモリ
            1 GB RAM – 基本インストール
            2 GB RAM – 標準インストール (SharePoint なし)
            10 GB RAM – 完全インストール (SharePoint 含む)
           HDD
            8 GB 以上
       オプションのコンポーネント
           Microsoft SQL Server 2008 R2
           Windows SharePoint Services 3.0 SP1 または SharePoint 2010
試してみたい人は
   全て評価版で環境が作れます
     Windows Server 2012(180日間)
     SQL Server 2008 R2(180日間)
     SharePoint Server 2010(180日間)
     Team Foundation Server 2012(90日間)
     Visual Studio 2012(90日間)
    ※ハードウェアは自分で何とかしましょう
もっと気軽に試したい人は
   入門用のExpress版があります
       無償提供
       5ユーザまで利用可能
           CALがあればそれ以上でもOK
       クライアントOSにインストール可能
       制限
           ダッシュボードやレポート機能が無い
           SQL Server Express Editionのみに対応
               2012ならデータベースのサイズは10GBまで
環境作るが面倒な人は
   (今のところ)無償のクラウド版があるよ
       Team Foundation Service
       5ユーザまで利用可能
       UIは英語Only
       Express版にはないタスクボードやバーンダウンチャート
Visual Source Safeとの違い
Visual Source Safeとの比較
        TFS                VSS
信頼性     リポジトリにSQL Server   リポジトリはファイル
                           Visual Source Shredder※
                           ※Wikipediaより

スケーラビリティ 同時使用ユーザーは2000名以   同時使用ユーザーは20名程度
         上で設計              で設計
価格      ・サーバライセンス          単体販売停止
         ※5ユーザまで利用可        ※参考価格:¥88,800
        ・デバイス CAL
        ・ユーザーCAL
        いずれも¥59,800
10人利用   サーバ:¥59,800        ユーザー:¥88,800×10
        CAL:¥59,800×5
        →計:¥358,800        →計:¥888,000
ファイルのロック
   VSSはチェックアウト時にロック
   TFSには3種類
       そのまま
           ロックしない
       チェックアウト
           ロック解除(チェックインまたは取り消し)するまで他のユーザは
            チェックアウトできない
           TFS2012からは利用できない
       チェックイン
           ロック解除するまで他のユーザはチェックアウトはできるが、チェック
            インはできない
変更セットの概念
   複数のファイルをまとめてチェックイン
       例)○○のバグ対応
           Hoge.cs
           Fuga.cs
   トレーサビリティの向上
       誰が、いつ、どんな理由でチェックインしたのか
       タスク管理、バグ管理などと絡めるとより便利に
シェルブ
   日本語で「棚上げする」
   ソースを一時的にTFS上に保存する
   シェルブ ≠ チェックイン
       リポジトリには影響を与えない
   使い所
       個人的なバックアップ
       チェックインする前のレビュー
Express版をインストールしよう
時間もあるので、セットアップからデモを…




      ダメ、ゼッタイ。
インストーラのダウンロード
   http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn/downloads
   「ダウンロード VS2012」でBingったらOK
インストール
   インストーラを実行して、後は指示に従うだけ
構成センター
   インストールの最後にウィザードで設定
       Application Server
       ビルドサービス
   基本的にデフォルトのままでOK
ユーザー設定
   WindowsのユーザをTFSのグループに割り当て
Express版を使ってみよう

  Visual Studio 2012からFizzBuzzをネタに
Team Foundation Serverへの接続
スタートページの「Team Foundation Serverへの接続」
または
メニューの「チーム」→ 「Team Foundation Serverへの接続」
下準備
   新しいチームプロジェクトの作成
       チーム プロジェクト:pronama
       プロセス テンプレート:Microsoft Visual Studio Scrum 2.1
       空のソース管理フォルダーを作成
ソリューションの作成とソース管理への追加
   FizzBuzzプロジェクト、FizzBuzzTestプロジェクトを作成
   FizzBuzzerクラス、 FizzBuzzerTestクラスの作成
   ソリューションをソース管理へ追加
   チェックイン
履歴を見てみる
   ソース管理エクスプローラーから「履歴の表示」
シェルブを使ってみる
   「チェックイン」の代わりに「シェルブ」を選択




   参照はアクション→シェルブセットの検索
バージョン管理以外の機能を見てみる
   ゲートチェックイン
   タスク管理
ゲートチェックイン
   ゲートチェックインって?
       チェックインする前に自動でビルド&テスト
        →不完全なソースはチェックインさせない
   使うための準備
       ビルド定義の作成




   後はチェックインするだけ
タスク管理
   タスクとコミットを紐付け
       タスクがどの変更セットで解決したか
       どのような変更が行われたか
チェックイン時に制約をかける
   「設定」→「ソース管理」→「チェックインポリシー」
       コード分析
       ビルド
       作業項目
       変更セットのコメントポリシー
ね?簡単でしょう?
まとめ
まとめ
   結構気軽に使ってみることができる
       ウン、ソウダネ
   Visual Studioだけあればいいのは楽ちん
       ウン、ソウダネ
   VSSとほとんど同じ感じで使える
       さっさと乗り換えて時代に追いつこう
あ、Gitの話してなかった
   Visual Studio / Team Foundation Server 2012 Update2 か
    らはGitが正式サポート
       MSが長いものに巻かれた?
       バージョン管理方式を用途に合わせて選択
           従来の中央リポジトリ管理
           Gitによる分散バージョン管理
   Team Foundation ServiceではすでにGitに対応済み

環境準備できなくてごめんなさい
m(_ _)m
ご清聴ありがとうございました!

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Team Foundation Server入門

  • 1. Team Foundation Server入門 プログラミング生放送勉強会 第22回@松山 2013/3/30 なかじ
  • 2. 自己紹介  なかじ(@nakaji)  blog http://nakaji.hatenablog.com/  出身 愛媛  愛媛に引っ越して約1年  近況  太ってきた(腹がっ!腹がぁぁーっ!!)  愛媛の勉強会が盛り上がってきたのに参加できず悶々  プロ生勉強会 四国支部長(解任の危機) いろんな意味で(黒)歴史を作りに来た!
  • 3. 今日お話しすること Team Foundation Serverでの バージョン管理を中心にまったりと  Team Foundation Serverってなに?  VisualSourceSafe(VSS)との違い  Express版をインストールしよう  Express版を使ってみよう(デモ)
  • 4. 質問 バージョン管理に  Visual Source Safeを使っている人!  Subversionを使っている人!  Mercurialを使っている人!  Gitを使っている人!  日付ファイル、フォルダを使っている人!  TFSを使っている人!
  • 5. ちなみに私はというと  VSSは今もお仕事で少し・・・  Subversionもお仕事で少し・・・  Gitはたしなむ程度に Team Foundation Serverは・・・  今回初めて使ってみた(おい  会社で使ってみたいな(うん  間違ってたら突っ込みヨロシク(おい
  • 6. きっかけ  TFSの話が聞きたかったんです  誰もしてくれそうにないので、自分ですることにした!  そしたら、@you_and_iさんとかぶったw  そして、だいたい喋られちゃったw
  • 8. Team Foundation Server(TFS)ってなに?  VSS(Visual Source Safe)の後継  ALM(Application Lifecycle Management)ソリューションの 中心となるコラボレーション プラットフォーム  アプリケーション開発の存続期間全体を管理するツール  バージョン管理  VSS, Subversion, Git, Mercurial  タスク管理、バグ管理、課題管理、テスト管理  Trac,Redmine,TestLink, (Excel?)  継続的インテグレーション(CI)  ビルド、テストの自動化  Jenkins
  • 9. TFSを使うのに必要なもの(1/2)  ライセンス  サーバライセンス  クライアントアクセスライセンス(CAL) ※MSDN Subscription にはサーバライセンスと1CALが付いてる  サーバOSまたはクライアントOS  Windows Server 2008 SP2,2008 R2 SP1,2012  Windows 7 SP1, Winodows 8 ※SharePoint ,レポート機能は利用不可
  • 10. TFSを使うのに必要なもの(2/2)  ハードウェア要件  CPU 2.2 GHz 以上のプロセッサ  メモリ 1 GB RAM – 基本インストール 2 GB RAM – 標準インストール (SharePoint なし) 10 GB RAM – 完全インストール (SharePoint 含む)  HDD 8 GB 以上  オプションのコンポーネント  Microsoft SQL Server 2008 R2  Windows SharePoint Services 3.0 SP1 または SharePoint 2010
  • 11. 試してみたい人は  全て評価版で環境が作れます  Windows Server 2012(180日間)  SQL Server 2008 R2(180日間)  SharePoint Server 2010(180日間)  Team Foundation Server 2012(90日間)  Visual Studio 2012(90日間) ※ハードウェアは自分で何とかしましょう
  • 12. もっと気軽に試したい人は  入門用のExpress版があります  無償提供  5ユーザまで利用可能  CALがあればそれ以上でもOK  クライアントOSにインストール可能  制限  ダッシュボードやレポート機能が無い  SQL Server Express Editionのみに対応  2012ならデータベースのサイズは10GBまで
  • 13. 環境作るが面倒な人は  (今のところ)無償のクラウド版があるよ  Team Foundation Service  5ユーザまで利用可能  UIは英語Only  Express版にはないタスクボードやバーンダウンチャート
  • 15. Visual Source Safeとの比較 TFS VSS 信頼性 リポジトリにSQL Server リポジトリはファイル Visual Source Shredder※ ※Wikipediaより スケーラビリティ 同時使用ユーザーは2000名以 同時使用ユーザーは20名程度 上で設計 で設計 価格 ・サーバライセンス 単体販売停止 ※5ユーザまで利用可 ※参考価格:¥88,800 ・デバイス CAL ・ユーザーCAL いずれも¥59,800 10人利用 サーバ:¥59,800 ユーザー:¥88,800×10 CAL:¥59,800×5 →計:¥358,800 →計:¥888,000
  • 16. ファイルのロック  VSSはチェックアウト時にロック  TFSには3種類  そのまま  ロックしない  チェックアウト  ロック解除(チェックインまたは取り消し)するまで他のユーザは チェックアウトできない  TFS2012からは利用できない  チェックイン  ロック解除するまで他のユーザはチェックアウトはできるが、チェック インはできない
  • 17. 変更セットの概念  複数のファイルをまとめてチェックイン  例)○○のバグ対応  Hoge.cs  Fuga.cs  トレーサビリティの向上  誰が、いつ、どんな理由でチェックインしたのか  タスク管理、バグ管理などと絡めるとより便利に
  • 18. シェルブ  日本語で「棚上げする」  ソースを一時的にTFS上に保存する  シェルブ ≠ チェックイン  リポジトリには影響を与えない  使い所  個人的なバックアップ  チェックインする前のレビュー
  • 21. インストーラのダウンロード  http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn/downloads  「ダウンロード VS2012」でBingったらOK
  • 22. インストール  インストーラを実行して、後は指示に従うだけ
  • 23. 構成センター  インストールの最後にウィザードで設定  Application Server  ビルドサービス  基本的にデフォルトのままでOK
  • 24. ユーザー設定  WindowsのユーザをTFSのグループに割り当て
  • 25. Express版を使ってみよう Visual Studio 2012からFizzBuzzをネタに
  • 26. Team Foundation Serverへの接続 スタートページの「Team Foundation Serverへの接続」 または メニューの「チーム」→ 「Team Foundation Serverへの接続」
  • 27. 下準備  新しいチームプロジェクトの作成  チーム プロジェクト:pronama  プロセス テンプレート:Microsoft Visual Studio Scrum 2.1  空のソース管理フォルダーを作成
  • 28. ソリューションの作成とソース管理への追加  FizzBuzzプロジェクト、FizzBuzzTestプロジェクトを作成  FizzBuzzerクラス、 FizzBuzzerTestクラスの作成  ソリューションをソース管理へ追加  チェックイン
  • 29. 履歴を見てみる  ソース管理エクスプローラーから「履歴の表示」
  • 30. シェルブを使ってみる  「チェックイン」の代わりに「シェルブ」を選択  参照はアクション→シェルブセットの検索
  • 31. バージョン管理以外の機能を見てみる  ゲートチェックイン  タスク管理
  • 32. ゲートチェックイン  ゲートチェックインって?  チェックインする前に自動でビルド&テスト →不完全なソースはチェックインさせない  使うための準備  ビルド定義の作成  後はチェックインするだけ
  • 33. タスク管理  タスクとコミットを紐付け  タスクがどの変更セットで解決したか  どのような変更が行われたか
  • 34. チェックイン時に制約をかける  「設定」→「ソース管理」→「チェックインポリシー」  コード分析  ビルド  作業項目  変更セットのコメントポリシー
  • 37. まとめ  結構気軽に使ってみることができる  ウン、ソウダネ  Visual Studioだけあればいいのは楽ちん  ウン、ソウダネ  VSSとほとんど同じ感じで使える  さっさと乗り換えて時代に追いつこう
  • 38. あ、Gitの話してなかった  Visual Studio / Team Foundation Server 2012 Update2 か らはGitが正式サポート  MSが長いものに巻かれた?  バージョン管理方式を用途に合わせて選択  従来の中央リポジトリ管理  Gitによる分散バージョン管理  Team Foundation ServiceではすでにGitに対応済み 環境準備できなくてごめんなさい m(_ _)m