SlideShare une entreprise Scribd logo
1  sur  17
サイトワールド 2019
2019年11月1日
NVDA日本語チーム 西本卓也
NVDA相談会
● 非営利団体 NV Access (オーストラリア)
• 「晴眼者と同じコストでPCを使えるべき」
• 定期的なバージョンアップ、品質を重視
• 世界中の当事者が開発に参加、国際化、アドオンによる拡張
• 最新の WebAIM 調査で JAWS のシェアを(わずかに)抜いた
● NVDA日本語版
• 本家版の長所を損なわない
• 本家版の開発や改良を優先
Non Visual Desktop Access = NVDAの紹介(西本)
● NV Access の事業
• 企業や視覚障害者団体との共同事業
• トレーニング教材
• エキスパート認定試験
● KCトーカー(ナレッジクリエーション)= VoiceText 音声
● NVDAヘルプデスク版 = ProTALKER 音声
● Vocalizer for NVDA など日本語音声エンジンの海外製品も
NVDAの紹介(2)
● NVDA日本語チーム = www.nvda.jp
● インストーラーのダウンロード = i.nvda.jp
● NVDA日本語版
• 安定版
• 日本語ベータ版
• 日本語アルファ版
● NVDAそのものは無料、再配布は自由
● 多くの公式アドオンも無料で入手・再配布できる
NVDAの紹介(3)
NVDA日本語版のユーザー数
約730人(1日平均)
Windows 10 の普及が後押し
2019年夏に急増
● 株式会社コンセント
● 一般財団法人計量計画研究所
● サイボウズ株式会社
● SAWADA STANDARD DESIGN
● 有限会社時代工房
● 合同会社 MICHISIRUBE FUKU
● 社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会
● ジョブサポートパワー株式会社
● freee株式会社
● 株式会社ディーゼロ
● シンプレックス株式会社
● 株式会社トゥーアール
【事前アンケート】NVDAの導入実績
● ある 27人(71%) / ない 11人(29%)
【事前アンケート】視覚障害をお持ちですか
● 官公庁・公的機関 3人(9%)
● 民間の非営利組織 3人(9%)
● 一般企業・その他 28人(82%)
【事前アンケート】ご所属について
● 使っている 29人(76%)
• 支援技術のユーザーとして 21人
• アクセシビリティ検証のため 14人
● 使っていない 9人(24%)
【事前アンケート】業務でNVDAを使っていますか?
● ある 4人(11%) / ない 34人(89%)
【事前アンケート】業務で認められなかった経験
● ひらがなとカタカナの区別?
● サ行とタ行「ジ」と「ヂ」の区別?
● 現在の行の読み上げ
• NVDA+上矢印 / NVDA+L
• 3回押すと文字説明で行を報告
● NVDAメニュー > 設定 > 日本語設定
• かな文字をフォネティック読み
• カタカナのピッチ変更率
【事前アンケート】NVDAユーザーからの相談
● Microsoft Word で
• 表の中のカーソルの位置情報?
• 表の中で列単位でカーソルを移動するには?
● レビューカーソルの位置情報の報告
• NVDA+(テンキー)Delete
● テーブル内の移動
• Ctrl+Alt+矢印キー
● 書式とドキュメント情報 > セル番地
【事前アンケート】NVDAユーザーからの相談
● Microsoft Excel や Word で
• カーソル位置のセルと同じ行や列の見出し項目を読み上げるには?
● 行見出しの設定・列見出しの設定
• NVDA+Shift+C 行
• NVDA+Shift+R 列
• 1回押すと現在の位置を見出しとして設定
• 2回押すと設定をクリア
● 設定すると行や列の見出しが自動読み上げされる
【事前アンケート】NVDAユーザーからの相談
● ウイルス対策ソフトの操作ができない
• 現在のナビゲーターオブジェクトの画像を認識 NVDA+R
● パーティション操作ができない
● Flashを使う業務システムが使えない
● Microsoft Teams を使いこなせない
● クラウドサービスの***を使うのが大変
● 誰に何をお願いしたらいいのかわからない
● ショートカットキーが覚えられない
【事前アンケート】NVDAユーザーからの相談
● 議論のふりかえり
● 前半 まだまだNVDAのことを伝える必要
● 後半 もっと協力して戦略的に動きたい
● 「どこに相談すれば」エゴサーチ?
● NVDA日本語チームの活動報告(西本)
クロージング
● 2010年ごろから「日本語化プロジェクト」
● 2012年の夏から「日本語チーム」
• 西本が代表の非営利任意団体(現在のMLメンバー約60人)
• 本家版のリリースごとに欠かさず日本語版をリリース
• いただいた寄付や支出なども活動報告として Web サイトで公開
• イベント主催 / WAIC、JAC、アクセシビリティの祭典 などへの参加
● NVDA 2019.3 = 技術的に大きな移行が無事に終わる見込み
● 今後の課題:団体の規約変更、行動規範の策定
NVDA日本語チームのこれまで
● ユーザーの立場での「情報交換」がより重要に
• 国内外におけるNVDAの開発と普及啓発
• NVDAのユーザーと開発者が技術情報や活用事例を共有
● 新しいチームに(すこしずつ)引き継いでいきたい
• ソフトウェアの開発と翻訳、本家へのフィードバック
• 日本での情報収集、問い合わせ対応、イベント開催、イベント参加
• 他団体との協力、クラウドサービス事業者との協力
NVDA日本語チームのこれから

Contenu connexe

Similaire à 191101 nvda-sightworld-nishimoto

世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報
世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報
世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報Takuya Nishimoto
 
アクセシビリティ検証ツールとしてのNVDA
アクセシビリティ検証ツールとしてのNVDAアクセシビリティ検証ツールとしてのNVDA
アクセシビリティ検証ツールとしてのNVDATakuya Nishimoto
 
NVDAワールド2015東京
NVDAワールド2015東京NVDAワールド2015東京
NVDAワールド2015東京Takuya Nishimoto
 
iOSアプリ開発のテスト環境 - テストをはじめる最初の一歩 -
iOSアプリ開発のテスト環境 - テストをはじめる最初の一歩 -iOSアプリ開発のテスト環境 - テストをはじめる最初の一歩 -
iOSアプリ開発のテスト環境 - テストをはじめる最初の一歩 -Toshiyuki Hirata
 
2016 1102 EnOcean Alliance Japan Event
2016 1102 EnOcean Alliance Japan Event2016 1102 EnOcean Alliance Japan Event
2016 1102 EnOcean Alliance Japan EventAtomu Hidaka
 
世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報
世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報
世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報Takuya Nishimoto
 
190916 nishimoto-nvda-pyconjp
190916 nishimoto-nvda-pyconjp190916 nishimoto-nvda-pyconjp
190916 nishimoto-nvda-pyconjpTakuya Nishimoto
 
Xcodeの管理を楽に - Jenkins編 -
Xcodeの管理を楽に - Jenkins編 -Xcodeの管理を楽に - Jenkins編 -
Xcodeの管理を楽に - Jenkins編 -Toshiyuki Hirata
 
Developr Camp 2012 Japan Fall Day1 Session2 Visual Studio 2012 価値を提供し続けるための真の...
Developr Camp 2012 Japan Fall Day1 Session2 Visual Studio 2012 価値を提供し続けるための真の...Developr Camp 2012 Japan Fall Day1 Session2 Visual Studio 2012 価値を提供し続けるための真の...
Developr Camp 2012 Japan Fall Day1 Session2 Visual Studio 2012 価値を提供し続けるための真の...Developer Camp 2012 Japan Fall
 
Clarity 2019 で デザインシステムの課題は人なんだと痛感した話
Clarity 2019 で デザインシステムの課題は人なんだと痛感した話Clarity 2019 で デザインシステムの課題は人なんだと痛感した話
Clarity 2019 で デザインシステムの課題は人なんだと痛感した話Yusuke Goto
 
171111 nishimoto-nvdajp-v2
171111 nishimoto-nvdajp-v2171111 nishimoto-nvdajp-v2
171111 nishimoto-nvdajp-v2Takuya Nishimoto
 
Invitation to development tools オープン系開発ツールへのいざない
Invitation to development tools オープン系開発ツールへのいざないInvitation to development tools オープン系開発ツールへのいざない
Invitation to development tools オープン系開発ツールへのいざないSatoru Yoshida
 
新技術で未来の扉を開け! - Node-REDの環境構築と社内導入 -
新技術で未来の扉を開け! - Node-REDの環境構築と社内導入 - 新技術で未来の扉を開け! - Node-REDの環境構築と社内導入 -
新技術で未来の扉を開け! - Node-REDの環境構築と社内導入 - Makoto SAKAI
 
これからのIT人材のためのワーク・シフト
これからのIT人材のためのワーク・シフトこれからのIT人材のためのワーク・シフト
これからのIT人材のためのワーク・シフトDaisuke Masubuchi
 
2015年のNVDAとWindows環境
2015年のNVDAとWindows環境 2015年のNVDAとWindows環境
2015年のNVDAとWindows環境 Takuya Nishimoto
 
Live Meeting 2007 製品概要
Live Meeting 2007 製品概要Live Meeting 2007 製品概要
Live Meeting 2007 製品概要kumo2010
 
生粋のRubyistがJavaを好きになった理由
生粋のRubyistがJavaを好きになった理由生粋のRubyistがJavaを好きになった理由
生粋のRubyistがJavaを好きになった理由Akira Kitauchi
 

Similaire à 191101 nvda-sightworld-nishimoto (20)

世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報
世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報
世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報
 
アクセシビリティ検証ツールとしてのNVDA
アクセシビリティ検証ツールとしてのNVDAアクセシビリティ検証ツールとしてのNVDA
アクセシビリティ検証ツールとしてのNVDA
 
Nishimotz osc2011oct-v2
Nishimotz osc2011oct-v2Nishimotz osc2011oct-v2
Nishimotz osc2011oct-v2
 
Pmt20151027 seminar
Pmt20151027 seminarPmt20151027 seminar
Pmt20151027 seminar
 
NVDAワールド2015東京
NVDAワールド2015東京NVDAワールド2015東京
NVDAワールド2015東京
 
Nishimotz pycon2011jan
Nishimotz pycon2011janNishimotz pycon2011jan
Nishimotz pycon2011jan
 
iOSアプリ開発のテスト環境 - テストをはじめる最初の一歩 -
iOSアプリ開発のテスト環境 - テストをはじめる最初の一歩 -iOSアプリ開発のテスト環境 - テストをはじめる最初の一歩 -
iOSアプリ開発のテスト環境 - テストをはじめる最初の一歩 -
 
2016 1102 EnOcean Alliance Japan Event
2016 1102 EnOcean Alliance Japan Event2016 1102 EnOcean Alliance Japan Event
2016 1102 EnOcean Alliance Japan Event
 
世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報
世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報
世界のNVDAコミュニティとNVDA日本語版の最新情報
 
190916 nishimoto-nvda-pyconjp
190916 nishimoto-nvda-pyconjp190916 nishimoto-nvda-pyconjp
190916 nishimoto-nvda-pyconjp
 
Xcodeの管理を楽に - Jenkins編 -
Xcodeの管理を楽に - Jenkins編 -Xcodeの管理を楽に - Jenkins編 -
Xcodeの管理を楽に - Jenkins編 -
 
Developr Camp 2012 Japan Fall Day1 Session2 Visual Studio 2012 価値を提供し続けるための真の...
Developr Camp 2012 Japan Fall Day1 Session2 Visual Studio 2012 価値を提供し続けるための真の...Developr Camp 2012 Japan Fall Day1 Session2 Visual Studio 2012 価値を提供し続けるための真の...
Developr Camp 2012 Japan Fall Day1 Session2 Visual Studio 2012 価値を提供し続けるための真の...
 
Clarity 2019 で デザインシステムの課題は人なんだと痛感した話
Clarity 2019 で デザインシステムの課題は人なんだと痛感した話Clarity 2019 で デザインシステムの課題は人なんだと痛感した話
Clarity 2019 で デザインシステムの課題は人なんだと痛感した話
 
171111 nishimoto-nvdajp-v2
171111 nishimoto-nvdajp-v2171111 nishimoto-nvdajp-v2
171111 nishimoto-nvdajp-v2
 
Invitation to development tools オープン系開発ツールへのいざない
Invitation to development tools オープン系開発ツールへのいざないInvitation to development tools オープン系開発ツールへのいざない
Invitation to development tools オープン系開発ツールへのいざない
 
新技術で未来の扉を開け! - Node-REDの環境構築と社内導入 -
新技術で未来の扉を開け! - Node-REDの環境構築と社内導入 - 新技術で未来の扉を開け! - Node-REDの環境構築と社内導入 -
新技術で未来の扉を開け! - Node-REDの環境構築と社内導入 -
 
これからのIT人材のためのワーク・シフト
これからのIT人材のためのワーク・シフトこれからのIT人材のためのワーク・シフト
これからのIT人材のためのワーク・シフト
 
2015年のNVDAとWindows環境
2015年のNVDAとWindows環境 2015年のNVDAとWindows環境
2015年のNVDAとWindows環境
 
Live Meeting 2007 製品概要
Live Meeting 2007 製品概要Live Meeting 2007 製品概要
Live Meeting 2007 製品概要
 
生粋のRubyistがJavaを好きになった理由
生粋のRubyistがJavaを好きになった理由生粋のRubyistがJavaを好きになった理由
生粋のRubyistがJavaを好きになった理由
 

Plus de Takuya Nishimoto

221217 SwiftはPythonに似ている
221217 SwiftはPythonに似ている221217 SwiftはPythonに似ている
221217 SwiftはPythonに似ているTakuya Nishimoto
 
220427-pydata 統計・データ分析 特集
220427-pydata 統計・データ分析 特集220427-pydata 統計・データ分析 特集
220427-pydata 統計・データ分析 特集Takuya Nishimoto
 
220126 python-datalake-spark
220126 python-datalake-spark220126 python-datalake-spark
220126 python-datalake-sparkTakuya Nishimoto
 
211120 他人の書いたPythonスクリプトをステップ実行で理解する
211120 他人の書いたPythonスクリプトをステップ実行で理解する211120 他人の書いたPythonスクリプトをステップ実行で理解する
211120 他人の書いたPythonスクリプトをステップ実行で理解するTakuya Nishimoto
 
211020 すごい広島 with OSH 2021.10
211020 すごい広島 with OSH 2021.10211020 すごい広島 with OSH 2021.10
211020 すごい広島 with OSH 2021.10Takuya Nishimoto
 
210917 オープンセミナー@広島のこれまでとこれから
210917 オープンセミナー@広島のこれまでとこれから210917 オープンセミナー@広島のこれまでとこれから
210917 オープンセミナー@広島のこれまでとこれからTakuya Nishimoto
 
210911 これから始める電子工作とMicroPython
210911 これから始める電子工作とMicroPython210911 これから始める電子工作とMicroPython
210911 これから始める電子工作とMicroPythonTakuya Nishimoto
 
210526 Power Automate Desktop Python
210526 Power Automate Desktop Python210526 Power Automate Desktop Python
210526 Power Automate Desktop PythonTakuya Nishimoto
 
191208 python-kansai-nishimoto
191208 python-kansai-nishimoto191208 python-kansai-nishimoto
191208 python-kansai-nishimotoTakuya Nishimoto
 

Plus de Takuya Nishimoto (20)

221217 SwiftはPythonに似ている
221217 SwiftはPythonに似ている221217 SwiftはPythonに似ている
221217 SwiftはPythonに似ている
 
220427-pydata 統計・データ分析 特集
220427-pydata 統計・データ分析 特集220427-pydata 統計・データ分析 特集
220427-pydata 統計・データ分析 特集
 
220126 python-datalake-spark
220126 python-datalake-spark220126 python-datalake-spark
220126 python-datalake-spark
 
211120 他人の書いたPythonスクリプトをステップ実行で理解する
211120 他人の書いたPythonスクリプトをステップ実行で理解する211120 他人の書いたPythonスクリプトをステップ実行で理解する
211120 他人の書いたPythonスクリプトをステップ実行で理解する
 
211020 すごい広島 with OSH 2021.10
211020 すごい広島 with OSH 2021.10211020 すごい広島 with OSH 2021.10
211020 すごい広島 with OSH 2021.10
 
210917 オープンセミナー@広島のこれまでとこれから
210917 オープンセミナー@広島のこれまでとこれから210917 オープンセミナー@広島のこれまでとこれから
210917 オープンセミナー@広島のこれまでとこれから
 
210911 これから始める電子工作とMicroPython
210911 これから始める電子工作とMicroPython210911 これから始める電子工作とMicroPython
210911 これから始める電子工作とMicroPython
 
210728 mpy
210728 mpy210728 mpy
210728 mpy
 
210630 python
210630 python210630 python
210630 python
 
210526 Power Automate Desktop Python
210526 Power Automate Desktop Python210526 Power Automate Desktop Python
210526 Power Automate Desktop Python
 
210428 python
210428 python210428 python
210428 python
 
200918 hannari-python
200918 hannari-python200918 hannari-python
200918 hannari-python
 
200429 python
200429 python200429 python
200429 python
 
200325 flask
200325 flask200325 flask
200325 flask
 
200208 osh-nishimoto-v2
200208 osh-nishimoto-v2200208 osh-nishimoto-v2
200208 osh-nishimoto-v2
 
191208 python-kansai-nishimoto
191208 python-kansai-nishimoto191208 python-kansai-nishimoto
191208 python-kansai-nishimoto
 
191114 iotlt-nishimoto
191114 iotlt-nishimoto191114 iotlt-nishimoto
191114 iotlt-nishimoto
 
191030 anna-with-python
191030 anna-with-python191030 anna-with-python
191030 anna-with-python
 
190925 python-windows
190925 python-windows190925 python-windows
190925 python-windows
 
190731 chalice
190731 chalice190731 chalice
190731 chalice
 

Dernier

新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。iPride Co., Ltd.
 
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)Hiroshi Tomioka
 
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイスLoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイスCRI Japan, Inc.
 
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルLoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルCRI Japan, Inc.
 
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。iPride Co., Ltd.
 
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NTT DATA Technology & Innovation
 
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。iPride Co., Ltd.
 

Dernier (7)

新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
業務で生成AIを活用したい人のための生成AI入門講座(社外公開版:キンドリルジャパン社内勉強会:2024年4月発表)
 
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイスLoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
 
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルLoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
 
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
 
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 

191101 nvda-sightworld-nishimoto

  • 2. ● 非営利団体 NV Access (オーストラリア) • 「晴眼者と同じコストでPCを使えるべき」 • 定期的なバージョンアップ、品質を重視 • 世界中の当事者が開発に参加、国際化、アドオンによる拡張 • 最新の WebAIM 調査で JAWS のシェアを(わずかに)抜いた ● NVDA日本語版 • 本家版の長所を損なわない • 本家版の開発や改良を優先 Non Visual Desktop Access = NVDAの紹介(西本)
  • 3. ● NV Access の事業 • 企業や視覚障害者団体との共同事業 • トレーニング教材 • エキスパート認定試験 ● KCトーカー(ナレッジクリエーション)= VoiceText 音声 ● NVDAヘルプデスク版 = ProTALKER 音声 ● Vocalizer for NVDA など日本語音声エンジンの海外製品も NVDAの紹介(2)
  • 4. ● NVDA日本語チーム = www.nvda.jp ● インストーラーのダウンロード = i.nvda.jp ● NVDA日本語版 • 安定版 • 日本語ベータ版 • 日本語アルファ版 ● NVDAそのものは無料、再配布は自由 ● 多くの公式アドオンも無料で入手・再配布できる NVDAの紹介(3)
  • 6. ● 株式会社コンセント ● 一般財団法人計量計画研究所 ● サイボウズ株式会社 ● SAWADA STANDARD DESIGN ● 有限会社時代工房 ● 合同会社 MICHISIRUBE FUKU ● 社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会 ● ジョブサポートパワー株式会社 ● freee株式会社 ● 株式会社ディーゼロ ● シンプレックス株式会社 ● 株式会社トゥーアール 【事前アンケート】NVDAの導入実績
  • 7. ● ある 27人(71%) / ない 11人(29%) 【事前アンケート】視覚障害をお持ちですか
  • 8. ● 官公庁・公的機関 3人(9%) ● 民間の非営利組織 3人(9%) ● 一般企業・その他 28人(82%) 【事前アンケート】ご所属について
  • 9. ● 使っている 29人(76%) • 支援技術のユーザーとして 21人 • アクセシビリティ検証のため 14人 ● 使っていない 9人(24%) 【事前アンケート】業務でNVDAを使っていますか?
  • 10. ● ある 4人(11%) / ない 34人(89%) 【事前アンケート】業務で認められなかった経験
  • 11. ● ひらがなとカタカナの区別? ● サ行とタ行「ジ」と「ヂ」の区別? ● 現在の行の読み上げ • NVDA+上矢印 / NVDA+L • 3回押すと文字説明で行を報告 ● NVDAメニュー > 設定 > 日本語設定 • かな文字をフォネティック読み • カタカナのピッチ変更率 【事前アンケート】NVDAユーザーからの相談
  • 12. ● Microsoft Word で • 表の中のカーソルの位置情報? • 表の中で列単位でカーソルを移動するには? ● レビューカーソルの位置情報の報告 • NVDA+(テンキー)Delete ● テーブル内の移動 • Ctrl+Alt+矢印キー ● 書式とドキュメント情報 > セル番地 【事前アンケート】NVDAユーザーからの相談
  • 13. ● Microsoft Excel や Word で • カーソル位置のセルと同じ行や列の見出し項目を読み上げるには? ● 行見出しの設定・列見出しの設定 • NVDA+Shift+C 行 • NVDA+Shift+R 列 • 1回押すと現在の位置を見出しとして設定 • 2回押すと設定をクリア ● 設定すると行や列の見出しが自動読み上げされる 【事前アンケート】NVDAユーザーからの相談
  • 14. ● ウイルス対策ソフトの操作ができない • 現在のナビゲーターオブジェクトの画像を認識 NVDA+R ● パーティション操作ができない ● Flashを使う業務システムが使えない ● Microsoft Teams を使いこなせない ● クラウドサービスの***を使うのが大変 ● 誰に何をお願いしたらいいのかわからない ● ショートカットキーが覚えられない 【事前アンケート】NVDAユーザーからの相談
  • 15. ● 議論のふりかえり ● 前半 まだまだNVDAのことを伝える必要 ● 後半 もっと協力して戦略的に動きたい ● 「どこに相談すれば」エゴサーチ? ● NVDA日本語チームの活動報告(西本) クロージング
  • 16. ● 2010年ごろから「日本語化プロジェクト」 ● 2012年の夏から「日本語チーム」 • 西本が代表の非営利任意団体(現在のMLメンバー約60人) • 本家版のリリースごとに欠かさず日本語版をリリース • いただいた寄付や支出なども活動報告として Web サイトで公開 • イベント主催 / WAIC、JAC、アクセシビリティの祭典 などへの参加 ● NVDA 2019.3 = 技術的に大きな移行が無事に終わる見込み ● 今後の課題:団体の規約変更、行動規範の策定 NVDA日本語チームのこれまで
  • 17. ● ユーザーの立場での「情報交換」がより重要に • 国内外におけるNVDAの開発と普及啓発 • NVDAのユーザーと開発者が技術情報や活用事例を共有 ● 新しいチームに(すこしずつ)引き継いでいきたい • ソフトウェアの開発と翻訳、本家へのフィードバック • 日本での情報収集、問い合わせ対応、イベント開催、イベント参加 • 他団体との協力、クラウドサービス事業者との協力 NVDA日本語チームのこれから