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20101027
- 5. Mayor & Queloz (スイスの観測チーム)
人類初の系外惑星検出!
ペガサス座51番星の周りに Hot Jupiter が存在!
1995年10月
ところが・・・
- 6. Cambell & Walker (カナダチーム:不運)
・1978年に現在主流の観測手法のアイデアを提案
・21個の恒星を観測するが、惑星は検出できず
(※巨大惑星の検出確率は5%程度)
・21個のうち2個には、その後惑星が検出された
・別途報告した連星でも、その後惑星が検出された
人類初の系外惑星発見まで
Latham (アメリカチーム:やはり不運)
・1989年に恒星の周りを回る天体を検出
・その後質量が決定、惑星としてカウントされた
- 7. Marcy & Butler (アメリカチーム:本命)
・7年間にわたり60個の恒星を調査
・しかし、データ解析を進めていなかった!
(※太陽系の先入観:木星の公転周期12年)
・データ解析後、半年間で4個の惑星を次々と発見
人類初の系外惑星発見まで
Mayor & Queloz (スイスチーム:ダークホース)
・1994年4月:惑星探しプロジェクト開始
・1994年9月:最初にペガサス座51番星を観測
・1995年7月:再観測を行い惑星発見を確定
- 18. 2009年5月
恒星 VB 10 の周りに
恒星と同サイズの惑星検出
恒星 VB 10:
太陽質量の12分の1
惑星 VB 10b:
木星質量の6倍
アストロメトリ法成功?
追観測では惑星は検出できず
→ 現在も論争中
- 26. 名称 方法 特徴
アストロメトリ法 恒星の位置のずれ 地上からは難しい
視線速度法
(ドップラー法)
恒星の動きの速さ
これまでで最も
多数の惑星を発見
トランジット法
惑星による
恒星の食
惑星の密度や
大気成分が求まる
重力レンズ法
惑星重力による
空間の歪み
検出確率小、
軌道半径1~3AU
間接法の種類と特徴のまとめ
- 39. 連絡先
❖ Sasaki Takanori Online:http://sasakitakanori.com
トップページに講義資料へのリンクを載せておきます
参考図書の紹介とアマゾンへのリンクも載せておきます
❖ メール:takanori@geo.titech.ac.jp
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