8/8日の勉強会の発表資料です。

1. Universal Windows Platform
app
2015/8/8 Visual Studio 2015 リリース記念 勉強会
大田 一希

2. 自己紹介
• 名前/SNS
• 大田 一希
• Twitter: @okazuki
• Blog
• かずきのBlog@hatena
http://okazuki.hatenablog.com/
• その他
• Microsoft MVP for Windows Platform Development
• Minecraftはじめました
• Spring Boot(Java)はじめました

3. お約束事項
• 記載の内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではあり
ません。

4. 今日のゴール
• Visual Studio 2015で追加されたUniversal Windows Platform appの概
要と開発の雰囲気をつかんでもらう

5. Universal Windows Platform
(UWP)
まずは概要

6. Visual Studio 2015で開発できるアプリ(一部)
Visual Studio 2015
C#
Web ネイティブ
ASP.NET
従来のデスクトップ
Windows
Forms
WPF
Xamarin
iOS
Windows 8
Windows
Phone
Windows
Store
app
Universal
Universal
Windows
Platform
app
And
roid

7. Visual Studio 2015で開発できるアプリ(一部)
Visual Studio 2015
C#
Web ネイティブ
ASP.NET
従来のデスクトップ
Windows
Forms
WPF
Xamarin
iOS
Windows 8
Windows
Phone
Windows
Store
app
Universal
Universal
Windows
Platform
app
And
roid

8. Universal Windows Platform(UWP)
• 以下の環境で動く
• PC
• Desktop
• Tablet
• Mobile
• IoT
• Surface Hub
• Xbox
• HoloLens
• ワンバイナリ

9. Hello world（Demo(s)）
• Visual Studio
• Windows Universalから新規作成
• 1プロジェクト
• パソコン・電話で動く

10. アダプティブなUI（レスポンシブ）
12:38
Window title
Window title
電話
タブレット
デスクトップ
一般的なプラットフォーム

11. 画面のブレークポイント
• 電話（の中でも小さい）の画面
• 320epx以下
12:38

12. 画面のブレークポイント
• タブレットや大きめの電話や横画面の電話
• 321epx～720epx
Window title
12:38

13. 画面のブレークポイント
• デスクトップなどの画面
• 720epx～1024epx
Window title

14. 画面のブレークポイント
• デスクトップなどの大きな画面
• 1024epx～
Window title

15. 画面のブレークポイント
12:38
Window title
12:38
Window title
Window title
320epx 720epx 1024epx

16. アダプティブなコード
• 状況に応じて呼び分け
• 電話固有機能
• デスクトップ固有機能

17. 特徴的な機能

18. 特徴的な機能
• 強化されたVisual State Manager
• RelativePanel
• SplitView
• AppBar
• ApiInformation

19. 強化されたVisual State Manager
• VisualStateに以下のプロパティが追加された
• StateTriggers
このステートに来るための条件を設定できる
• Setter
StyleなどのSetterと同じ要領でプロパティの変更を書ける
（プロパティを変えるためだけにStoryboardを書かなくてもいい）

20. 強化されたVisual State Manager
AdaptiveTriggerでWindowの最小幅を指
定することが出来る。
その最小幅まではそのStateになる。
SetterのTargetでコントロール名.プロパティの
書式で変更対象を指定してValueで変更
後の値を指定する。

21. Demo(s)

22. RelativePanel

23. RelativePanel
• VisualTreeを深くせずに複雑なレイアウトが可能（らしい）
• 相対位置によるレイアウト＋Margin＋Alignment
• 画面の上下左右の端や中央
• とあるコントロールの上下左右の端や中央
• RelativePanel.LeftOf=“Button1”のように記述していく

24. RelativePanelの添付プロパティ
• Above: 上
• Bellow: 下
• RightOf: 右
• LeftOf: 左
• AlignRightWith: 指定したコント
ロールの右に合わせる
• AlignLeftWith: 指定したコントロー
ルの左に合わせる
• AlignRightWithPanel: パネルの右
に合わせる
• AlignLeftWithPanel: パネルの左
に合わせる
• Top, Bottom, HorizontalCenter,
VerticalCenter, etc…

25. RelativePanel
Window title
起点
LeftOf RightOf
Above
Bellow

26. RelativePanel
Window title
起点
AlightL
eftWith
AlighRig
htWith
AlignTopWith
AlignBottomWith
AlignVerticalCent
erWith
AlignHorizontalC
enterWith

27. RelativePanel
Window title
AlignTopWithPanel
AlignLeftWithPanel
AlignBottomWithPanel
AlignRightWithPanel
AlignVerticalCenterWithPanel
AlignHorizontalCenterWith
Panel

28. Demo(s)

29. SplitView

30. SplitView
俗に言うハンバーガーメニューを作る
コントロール

31. SplitView
Paneにメニュー部分
Contentに右側部分

32. SplitView
• DisplayMode
表示形式
• Inline
• インライン形式
• Overlay
• 上にかぶさる形式
• CompactInline
• 完全に隠れないInline
• CompactOverlay
• 完全に隠れないOverlay
• IsPaneOpen
• Paneが表示中かどうか
• CompactPaneLength
• DisplayModeがCompactの時の表示幅

33. Demo(s)

34. おまけ
• アイコンはSegoe MDL2 Assetsの私用領域に入ってる

35. AppBar

36. AppBar
• 画面下（上）に置けるボタンを配置するた
めのコントロール
• UWPでは、画面の何処にでも置ける
• PrimaryCommandが初期状態で表示され
る
• SecondaryCommandが…を押したときにメ
ニューっぽく表示される
• Contentプロパティに任意のコントロールを置
ける

37. Demo(s)

38. アダプティブコード
以下のAPIを使って型が提供されているかどうかを判定して処理を書いていく。
• ApiInformation
• IsTypePresent
• IsPropertyPresent
• IsEventPresent
• etc…
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows.foundation.metadata.apiinformation.aspx

39. アダプティブコード
• “文字列”で型名などを指定します

40. Demo(s)

41. まとめ

42. まとめ
• Universal Windows Platform app
• 様々なプラットフォームで1バイナリで動く
• PC
• Mobile
• SurfaceHub
• Xbox
• HoloLens
• アダプティブUI
• アダプティブコード

43. まとめ
• 強化されたVisual State Manager
• AdaptiveTriggerでレスポンシブ対応が簡単に可能
• RelativePanel
• VisualTreeを深くせず複雑なレイアウトが可能
• VSMと連携して再配置が容易
• SplitView
• ハンバーガーメニュー
• AppBar
• より汎用的なコントロールとなっている
• AppInformation
• アダプティブなコードを書くための肝のAPI

44. まとめ
• Visual Studio 2015を使ってUWPを作りましょう！