Healthy Programmer 体の瞑想（迷走）を求めて （迷走 ＝ 脱緊張と緊張の振り子） アレキサンダーからSSS まで
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この資料は8月25日に行われた、株式会社オライリー・ジャパンの新刊『ヘルシープログラマ』（http://www.oreilly.co.jp/books/9784873117287/）出版記念イベント(http://techlife.cookpad.com/entry/2015/08/03/105559)で、楽天技術研究所（http://rit.rakuten.co.jp）代表の森正弥が講演したスライドを元に、実際に話した内容をあわせたものです。
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Healthy Programmer 体の瞑想（迷走）を求めて （迷走 ＝ 脱緊張と緊張の振り子） アレキサンダーからSSS まで
- 1. Healthy Programmer 体の瞑想（迷走）を求めて 迷走 ＝ 脱緊張と緊張の振り子 アレキサンダーからSSS まで Masaya Mori | RIT 2015
- 2. 紹介 • 森 正弥 （もり まさや） • 楽天株式会社 執行役員 • 楽天技術研究所 代表 – 東京、NY、パリ、そしてもう二拠点 – ボストンとシンガポール （NEW！） – AI、 Deep Learning !! • 職掌 – 開発部署のマネジメント – 研究開発の推進・統括 Masaya Mori Twitter: @emasha Reverse
- 5. 突然の実演 実演: Semi-supine 実演： Clasp Hands behind you ※ semi supine で画像検索してみてください。
- 7. (例えば） Mind-map 例えば、皆様の中で、マインドマップという能力開発 手法をご存じの方、いらっしゃいますか？ マインド マップは、トニー・ブザンというイギリスの能力開発者 が考案した手法ですが、実は彼はもともと記憶術を 中心にした能力開発をやってたんですね。 1974年に Use your head という本を書いてまして、 そこに一手法として、マインドマップが初出しました。 高校生の頃に、この本を読みまして、能力開発に非 常に興味を持ちました。以降、いろいろな手法やアプ ローチやモデルを積極的に試すようになりました。
- 8. Inner Game of Tennis, Golf, Music, and Work. ティモシーガルウェイさんのインナーゲームという本 のシリーズです。ティモシーガルウェイというテニス のコーチがいるんですが、その人が長年のテニス指 導で、うまくなる人とうまくならない人を比較観察し、 テニスというゲーム以前に、まず自分の中のイン ナーなゲームに勝たなければいけない、という着眼 点を得るんですね。それは何かというと、誰もが心の 中に、やっちゃえ、という開放的な要素と、おいおい そんなことしたらだめだろ、というブレーキを踏む批 判的な要素があって、この批判的自己が能力向上 の阻害要因になっていると。で、この内なる批判者 からいかに自由になるか、内なる緊張から脱するか を扱った一連の本です。コーチングの原点でもある。
- 9. Overachievement (2004) 内なる批判を排し、緊張から脱してパフォーマンス を高めるということは、類書も大体同様の指摘をして いるのですが、2004年にOverachievement という衝 撃の本が出ました。著者のEliot 博士が、アスリート やミュージシャンやビジネスマンのメンタルモデルを 分析し、トップパフォーマーは、リラックスなんかして ないよ、と指摘したんですね。むしろ緊張大好き、緊 張中毒。普通の人は緊張したりすると気後れするん ですが、トップパフォーマーはむしろ逆。緊張してくる と、きたきたー、と興奮し、楽しむ、と。最近は、交感 神経優位な人と副交感神経が優位な人で、緊張とリ ラックス、どちらが適しているかが決まるみたいなバ ランス論もありますが、リラックスが単にいいわけで はないというアンチテーゼを興味深いです。
- 10. ⾊色々ありますけど
- 12. ４つあります • Alexander Technique • Feldenkrais Method • 古武術 • SSS
- 15. Primary Control 首を Primary Control とし、頭と首の関係を見直すこと・調整す ることから初めて、体全体のリオーガナイズに迫っていく。 脱緊張が大事 アレキサンダーテクニークの基本コンセプトは、首の 緊張が、人間の姿勢や動作を決定してしまっていると して、頭と首の関係とは本当はどういうものか再発見 して調整していくことで、自然に体全体の動きの再構 築をしていく、というものです。脱緊張、リラックスをし ていくことがとても大事です。 著作や動画も大量にありますので、探されると色々 見つけることができます。
- 16. Directives & Google Tech Talk https://www.youtube.com/watch?v=bzwDRW7-vuc 基本原理を、説明すると、首・頭がまず自由である こと。頭の額の部分が、前へ上へと向かおうとしてい るような方向性があること。背骨が上下に伸びてい ること。胸・肩が左右に広がっていること。膝の力が ぬけていて静かに前へ解放されていること。 それが自然な状態ということで、最初に実演しまし たSemi-Supineは、これらの原理をひとつに統合して、 簡単に実践でき、結果腰や肩の負担も減らせるとい う優れものな姿勢というわけです。 アレキサンダーテクニークは、欧米ではかなり著名 で、例えば、グーグルのテックトークでも、2008年に アレキサンダー教師が体の使い方を教えるセッショ ンをもっています。チェックください。
- 18. Feldenkrais Method フェルデンクライスが創始。ロシア生まれの物理学博士で、各種 スポーツに精通し、柔道を嘉納治五郎に師事し、黒帯を取得。 自分が膝をけがし、そこからのリハビリから、身体機能を再統合 していくためのメソッドを開発していく。 『心地よい体の動きが“脳”を刺激し活性化させる』ことをベース にメソッドが体系化されている。脱緊張が大事。 グループワーク： ATM ＝ 動きを通した気づき パーソナルレッスン： FI ＝ 機能統合
- 20. 古武術
- 23. 「ゆる」
- 30. それが、SSS