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Similaire à PRMU研究会の今後のあり方について(NLP分野での取り組み紹介) (20)
Plus de Yusuke Uchida (20)
PRMU研究会の今後のあり方について(NLP分野での取り組み紹介)
- 4. ⾔語処理学会第17回年次⼤会 (NLP2011) ワークショップ
「⾃然⾔語処理における企業と⼤学と学⽣の関係」
• 背景(上記HPより)
– ⾃然⾔語処理に関係した企業と⼤学と学⽣の関係が変化しています。
• ⾃然⾔語処理に関する⼤学での研究内容と企業での応⽤が⾮常に近くなって来てい
ます。
• 企業がデータを⼤学等に提供し、その研究成果が社会に還元される仕組みができつ
つあります。
• 多くの学⽣は⼤学での研究活動の後に企業に⼊り、研究所や事業部での活躍が期待
されています。
• 企業はより優秀な頭脳を集めるために、これまでの枠に捕われない採⽤姿勢をとる
傾向が強まっています。
• インターン制度により学⽣が企業の中⾝を事前に知ることができるようになってい
ますが、範囲は限定されています。
– 本ワークショップでは、企業、⼤学、学⽣の3者の間での相互理解を⽬
的に、それぞれの ⽴場や⽬的を明確にし、お互いの期待や要求を話し合
う場を⽤意します。
http://nlp.cs.nyu.edu/gengo2011ws/
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- 7. NLP若⼿の会, YANS(2006年〜)
• 当初
– 若⼿(科研費の「若⼿研究」くらいの年代)が喋る機会が欲しかった
• それ以降(⼩町先⽣が委員⻑をしていたころ)
– 若⼿(⽚⼿、5ビットで表現できるくらい)よりにシフト、
企業の⼈も来始める
– 情報科学若⼿の会というのがあったのを参考に合宿化
• 主催:⼀般社団法⼈ 情報処理学会 プログラミングシンポジウム委員会
– ⾔語処理学会の下部組織になる話も→賞やスポンサーの⾃由度を取った
• スポンサーとして⾔語処理学会がある形に落ち着いた
– 賞は国際会議等で発表済みのもの以外を対象とした奨励賞
• 学会としての賞ではないので学⽣から⾒ると弱いかも
– 研究会レベルの発表が多いがアイディアレベルのものを発表してほしい
– メンター制度もあったが廃⽌
http://wakate.org/about/
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- 8. NLP若⼿の会 (YANS)
• スポンサーとか
– 3年前から積極的に募りだした:2017年で総額700万円くらい?
• 2016年くらいから⾔語処理学会も積極的にスポンサー取り始めた
– 研究室によっては学⽣に旅費が出なかったり⼀部のみだったり
• 研究室配属前の学⽣が来たりもする
• スポンサー費⽤から旅費⽀援という名⽬で、発表予定の学⽣へ旅費を⽀援
– スポンサー観点でのメリット
• 若⼿でなくてもスポンサー枠で参加できる
• ライトニングトーク枠もある(研究発表でなくても良い)
– 学⽣観点でのメリット
• 直接企業のエンジニアや研究者と交流できる
(←元々⼩町先⽣が持っていた問題意識)
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- 11. NL研の取り組み
• 2014年から中継はじめた
– Ustだったが情処の意向でニコ⽣に
– CM等でお⾦とることも考えたが、放送に失敗すると補償しないといけない等の懸念があり今
のところは無料。
– オンサイト参加者は増えている。もちろんブームのせいもあるだろうから因果関係は不明。
• 良いところ
– 1週間で2000⼈くらい⾒る。
– 参加費出せない学⽣も観れるし、忙しい⼈て現地に⾏けない⼈も⾒れる
• 悪いところ
– 罵詈雑⾔でるときも
– 運⽤⾯:いまは⼩町研で学⽣を継続的に充てている(SIGMUSは運営委員でやっている)
• 運営委員会もskypeになった
– 参加率は上がった(盛り上がりはそんなに変わらない)
• 盛り上がり
– オーラルは良い質問が出にくい→発表の質に相関しそう
– ポスターは盛り上がる
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- 14. 誰に何を?
• ⼩町先⽣は、学⽣第⼀
– 学⽣⽣全員が就職後もNLPの道に進むとは限らない前提
– 1/3がNLP続けて、1/3がNLPもやっている企業の別セクション、1/3が
まったく関係ないところ
– 学⽣の優秀な⼈がスタートアップ>⼀流企業>アカポスという順に⾏く
流れが出てきている
• 信学会の⾔語理解とコミュニケーション研究会 (NLC) は企業が
多い
– 参加者が少なかったが、テキストマイニングシンポジウムを始めて企業
を取り込んで盛り上がってきた
– 新規性より有⽤性を重視
– 発表者側:発表しました、という実績になる
– 聴講者側:枯れた技術の聴講を狙っている
– 企業としては企業のアピールのために発表している部分も
• こういう研究してるのでwe are hiring!
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