これからはじめる Power Platform

April, 26. – 28. 2021
MICROSOFT 365 VIRTUAL MARATHON 2021
m365virtualmarathon.com #M365VM
これからはじめる Power Platform
Rie Okuda
@rie_okuda
@株式会社イルミネート・ジャパン

MICROSOFT 365 VIRTUAL MARATHON 2021 SPONSORS

@ Illuminate Japan .INC
奥田理恵 - Rie Okuda
 Twitter ＠rie_okuda
 株式会社イルミネート・ジャパン https://www.illuminate-j.jp
 IT トレーナー、技術支援やサポートも
対応分野： Microsoft 365、SharePoint、Power Platform
 書籍や雑誌記事などの執筆

 対象者
＝ Power Platform をこれからはじめたい方、興味を持ちだした方
 ゴール
＝これからはじめる方に知っておいたほうがいいことを伝える
これからはじめる Power Platform

「これからはじめる Power Platform」セッションの内容は、

Power Platform ＝ローコードプラット
フォーム

DX への取り組み
競争力 UP
働き方改革生産性向上
コロナ渦による業務活動の変化への対応
新しいビジネスへの迅速な対応
データの有効活用
IT 人材不足
背景

ローコードプラットフォーム
～誰もが自身のアイディアや業務をアプリに～

～ Power Apps、Power Automate、Power BI で
データの収集から解析・予測までローコーディングで実現するプラットフォームです～
Power Platform とは？

Power BI
可視化
データから意味を得る
予測、意思決定
につなげる
 あらゆるデータに接続してデータを分析
 データを視覚化、予測やインタラクティブな分析機能を備えたレポートを作成
 データ更新スケジュールや、役割に応じたレポート共有
 さまざまなデバイスから利用可能

Power Apps  ローコードで業務アプリを開発
 さまざまなデータに接続してアプリ内画面を作成可能
 カメラや GPS などのデバイス機能と連携
 フィールド、バックオフィスとさまざまなシナリオに対応したアプリ作成
自由な画面デザイン & 数式で設定できる
キャンバスアプリ
データとビジネスプロセスを定義して作成する
モデル駆動型アプリ

 業務プロセスやワークフローの自動化
 API 経由でさまざまなサービスやアプリとつなぎ自動化
 API インターフェースを持たないシステム上の操作を
自動化するデスクトップフロー (RPA 機能)
Power Automate
コネクタ経由で動作のきっかけと処理を定義
クラウドフロー
デスクトップでの操作を自動化
デスクトップフロー

Power Virtual Agents GUI 操作でチャットボットを作成
 Web や Teams などさまざまなツールで利用可
能
 Power Automate との連携も

April, 26. – 28. 2021
ライセンスは？？

それぞれに各種プランあり

公式ライセンスガイド
(日本語版)
https://go.microsoft.com/fwlink/?L
inkId=2085130&clcid=0x411

ライセンスにたいするよくある疑問＆かんちがい

365 を使っていれば、
Power Apps も Power Automate が使えるんだよね？
利用可能ですが、
365 に含まれるのは機能制限版となります。

https://powerapps.microsoft.com/ja-jp/pricing
より
Power Apps プラン
機能制限あり
・キャンバスアプリのみ
・ Dataverse は基本利用不可
(Dataverse for Teams は可)
・コネクタ利用制限

Power Automate プラン
https://flow.microsoft.com/ja-jp/pricing/ より
機能制限あり
・クラウドフローのみ
・コネクタ利用制限
・ 1日あたりの
API 要求数上限が
異なる

Power BI は無償で利用できるのがいいよね！
レポートを組織内で共有するのもフリーでしょ？
組織内において Web ベースでのレポート共有には
Power BI Pro など有償ライセンスが必要です。
～ Teams のチームタブに埋め込んだりも同様ですよ。

Dataverse って 365 ライセンスでも
利用可能になったんでしょ？
365 で利用可能となったのは
Dataverse for Teams です。
Teams から利用するやつです。
Dataverse の全機能を利用するためには対応するライセンスが必要。

Power Automate Desktop が無償になった！
ということは Power Automate の RPA 機能は
ライセンスいらなくなったってこと？
はい！個人での利用は無償になりました！！
クラウドフローと連携してスケジュールや他のアプリ上の操作を
トリガーとして実行させたり、組織での管理機能は無償じゃないよ。

うちは Microsoft 365 E5 だから、
Power Platform も全部ついてますよ！
いいえ。

April, 26. – 28. 2021
とりあえず試せる環境がほしい！

検証環境用意のパターン
導入済みの場合
• Power XXX のプランをすでに
利用できる
• Microsoft 365 を利用している
未導入、実環境で
は試したくない
全機能試したい
評価版
(Power Apps 、Virtual Agents
Power Automate 、365 )
→ それぞれ製品 Web からサインアップ
自分だけの
検証環境
がほしい
コミュニティプランをサインアップ
https://powerapps.microsoft.com/
ja-jp/communityplan/

April, 26. – 28. 2021
どういった業務に向いている？

https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/dynamics/power-platform-customers.aspx より

日本語化されているし、
画面ショットも多く、利用イメージをつかみやすい。
担当者の声とかもあって読み応えあり〇
https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/dynamics/power-platform-
customers.aspx

ローコード開発に向いている業務シナリオ
高度なスキルが必要
求められるスキル
ビジネスインパクト
利用頻度 or
利用範囲が狭い
従来のアプリ開発方法だとすべてをアプリとして
開発することは現実的ではない
(予算、開発リソース確保、スケジュール・・・)
とはいえ、デジタル化へのニーズは多くあるはず
これまで手がつけられていなかった業務シナリオ
 紙や Excel ベースで入力し処理していたようなデータ収集、申請業務
 外出先やフィールドワーカーが利用しやすいようスマホ/タブレット対応
 新規業務に対するアプリ
など・・・

ローコード開発に向いている業務シナリオ
高度なスキルが必要
求められるスキル
ビジネスインパクト
利用頻度 or
利用範囲が狭い
従来のアプリ開発方法だとすべてをアプリとして
開発することは現実的ではない
(予算、開発リソース確保、スケジュール・・・)
とはいえ、デジタル化へのニーズは多くあるはず
これまで手がつけられていなかった業務シナリオ
 紙や Excel ベースで入力し処理していたようなデータ収集、申請業務
 外出先やフィールドワーカーが利用しやすいようスマホ/タブレット対応
 新規業務に対するアプリ
など・・・
Power Platform
が得意とする領域
従来の
アプリ開発が
フィット
する領域

April, 26. – 28. 2021
IT 管理者なんだけど、、

IT 管理者が抱く懸念・・・

Power Platform テナント管理
1
2
3
4
5
テナントへのアクセス
環境
アプリやフローへの利用許可
接続先データへの権限
コネクタ
 Microsoft 365 と同様に
Azure AD を利用して認証
テナント 1

アプリフロー Dataverse
既定の環境
1
2
3
4
5
環境
コネクタ
テナント
 必ず１つ既定の環境が用意され、環境は追加可能
 環境に対するロールを管理
 セキュリティ要件やターゲットが異なるアプリを分離
アプリフロー
既定の環境
既定の環境
環境 A

既定の環境
アプリ
既定の環境
既定の環境
環境 A
1
2
3
4
5
環境
コネクタ
テナント
 各アプリやフローに対して共有設定
 アプリやフローの管理者、利用者を指定
アプリ

1
2
3
4
5
環境
コネクタ
テナント
 接続先のデータソース側で適切に権限設定を行う
 Dataverse を利用している場合も同様
 しかも柔軟なデータ保護が可能！
例) テーブル A はレコード作成は可能だが、編集/削除は不可
テーブル B は参照のみなど
アプリ
環境
アプリ Dataverse

1
2
3
4
5
環境
コネクタ
テナント
 接続先のデータソース側で適切に権限設定を行う
 Dataverse を利用している場合も同様
 柔軟なデータ保護が可能
例) テーブル A はレコード作成は可能だが、編集/削除は不可
テーブル B は参照のみなど
アプリ
環境
アプリ Dataverse

1
2
3
4
5
環境
アプリやフローへのアクセス許可
コネクタ
テナント
アプリ
環境
アプリ Dataverse
 コネクタに対するポリシー
 環境ごとにポリシーを適用可能
＝データ損失保護防止ポリシー (DLP ポリシー)
 ビジネスと非ビジネスは混在できない
 ブロックは利用不可
既定の環境
アプリ
既定の環境
既定の環境
環境 A
アプリ

Power Platform 監視
 Power Apps、Power Automate、Power
BI の各種操作について監査ログが確認可能
 Power Apps、Power Automate の利用状況
(使用状況、エラー、作成状況、コネクタ利用状況など)
 Power Platform 管理用コネクタ、PowerShell も

セキュアに利用できるよう管理
リスクの最小化生産性の最大化
♥

April, 26. – 28. 2021
Let’s Try ！ Power Platform ♥

公式サイト
・ Microsoft Learn
・認定資格
・ Webinar オンデマンド
・事例紹介
https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/dynamics/power-
platform.aspx

認定資格
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/browse/?products=power-
platform

ありがとうございました。
CI613-H
Power Apps とフローによる Office 365 活用
Power Apps でのアプリ作成方法を習得。フローとの連携も。
CI617-H
Power Automate によるフロー作成
クラウドフロー、Power Automate Desktop によるデスクトップフ
ローの活用方法
CI616-H
Power BI によるデータ分析
データ取得、よくあるデータ加工作業、メジャーの定義、レポート作
成/共有
CI531-H
シナリオベースで理解する Microsoft 365 セキュリ
ティ機能
365 のセキュリティ、および管理機能についてシナリオベースで使いど
ころを理解
CI525-H
クラウドサービスの認証ベストプラクティス
AD 編)
Azure AD を利用し、365 をはじめとするクラウドサービスへのユーザー
認証の設計と
実装方法
CI535-H
Microsoft 365 を利用したインシデント対応
Microsoft 365 が提供するインシデント対応機能の概要を理解し、対応す
るための知識を解説
まずは効率的にスキル習得をしてみませんか？オンライン開催もあります。
Power Platform/Microsoft 365 各種コース開催中！
他にも多数コース開催中
https://www.illuminate-j.jp/training/ 参照ください♪

スピーカー/イベントへのフィードバック
http://bit.ly/M365VM21JPTrackFeedback
Q&A はぜひチャットへ
おねがいします。

April, 26. – 28. 2021
ありがとうございました。

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