3. アジェンダ
Active Directory の運用に関する留意点
• ドメイン コントローラー(DC)配置のデザイン パターン
• ドメイン構造
• サイトの設計
• DNS の設計
• バックアップ、リストア
• AWS と Active Directory の ID 連携
※ Active Directory に関する運用知識をお持ちの方を対
象にした内容です
4. ドメイン コントローラー(DC)配置の
デザイン パターン
AWS と自社環境とのハイブリッド運用
Availability Zone Availability Zone
Direct Connect
VPN Connection
DC
(FSMO) DC
DC
(FSMO)
クライアント
・AZ を利用した冗長化が基本
FSMO の配置場所を決定
(AWS もしくは自社環境)
5. ドメイン コントローラー(DC)配置の
デザイン パターン
AWS 上での運用
Availability Zone Availability Zone
Direct Connect
VPN Connection
DC
(FSMO)
クライアント
DC
(FSMO)
・AZ を利用した冗長化が基本
・リストア方法について考慮
6. ドメイン構造
子ドメイン、信頼関係の採用に関する留意点
• 特別な理由がない限り、AWS 上に配置する DC は、現在稼働中
の Active Directory ドメインの DC として構築する
• 「クラウドに DC を配置するから」という理由でドメインを
分割しない
ドメインを分割する際の判断基準
• セキュリティの境界
• 企業・組織体の境界
• 地域の境界
• etc
corp.local
(現行のドメイン)
aws.corp.local
(AWS 上のドメイン)
親子関係もしくは
信頼関係
「AWS ドメイン」の
存在意義はあるのか?
8. DNS の設計
参照先 DNS の推奨設定
• 優先 DNS に自分自身が保有する DNS を参照
• 代替 DNS に他 DC が保有する DNS を参照
優先 DNS 優先 DNS
代替 DNS
参考情報:Windows 2000 および Windows Server 2003 の DNS に関してよく寄せられる質問
http://support.microsoft.com/kb/291382/ja
11. DNS の設計
NIC の TCP/IP の設定
• 参照先 DNS には、DC 上の DNS を指定する
• AWS が提供する DNS は指定しない
• DC の参照ができなくなり、ログオン障害が発生する恐れ
• DC 間の複製障害が発生する恐れ
DC 上の DNS のフォワーダーに AWS が提供す
る DNS を設定する
インターネットの名前解決は AWS
が提供する DNS にフォワード
12. DNS の設計
DHCP Options Set の利用
ドメインの FQDN を指定
DC 上の DNS を指定
ドメイン内は PDC エミュ
レーターと同期されるため、
設定しない
WINS を使用する際に指定
WINS を使用する際に 2 を設定