JX通信社提供のデータを利用。 [1ページ目] 左から右は、北海道の0歳代, 10歳代, 20歳代から、九州沖縄の80歳代, 90歳代, 年齢不明に相当。上から下に向かって、昨年1月中旬から、今年の2月上旬を表す。関東地方だけで、中部と近畿の合計の2倍程度も集中していたこと、その他の地域では、感染者がほとんど見つからない時期が、途中で1,2回あったことが分かる。また、多くの地方で20歳代が最多だが、よく見ると、40歳代また50歳代の方(ほう)が人数が多いパターンで始まった場合をいくつもある。そういう場合は、別の地域から持ち込まれたのでは無いか、という仮説も考えられる。 [2ページ目] 毎日見つかった感染者の数を、全国と全都道府県の合計48個について、都道府県コードの順番にプロットし、それぞれ一般化回帰モデルによる推定値を表す滑らかな赤線を書き入れた。 背景の、青・緑・黄色・赤は、それぞれ10人未満・100人未満・1000人未満・それ以上を表す。これらのグラフから、各都道府県の、流行状況や医療圧迫状況を的確に把握したり、異なる都道府県どうしの比較を簡単にできたりする。