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120216 yamauchi
- 1. 2012.02.16 株式会社 yamauchi partners Corp. Shuji Yamauchi
- 2. 1. グローバル化が加速する背景 2. グローバル展開する上での障害 3. グローバル展開のメリットと実例
- 3. TPP 新興国台頭 洞化 業 空 産 災害リスク 日本企業の （震災、洪水） “ 六重苦 少子高齢化 ” • 人口減社 会 1. 超円高 法人税が高い 税 2. 増 フラ 3. 貿易自由化の遅れ ット 化す 4. 労働• 雇用規制 る世 界 5. 温室効果ガス抑制策 6. 電力不足 海外展開に活路を見い出す必要性
- 4. 米ドル対円為替レートの推 移 (USDJPY 週足ベース）
- 5. 海外の法規制 、 人材• 雇用 裁判（弁護士） 言葉の “ 壁” 商習慣 取引決済 心理的抵抗に過ぎない
- 7. NY 証券取引所上場企業の約 60% S & P 500 社の約半数が設立登記
- 8. 設立登記手続きが迅速で簡単 会社設立 • 維持コストが安い 非居住者でも役員 1 名でも可（兼任可） 会計帳簿記録保管場所が当地でなくても良い 裁判の判例が豊富で、判決までの期間も短い 国内外おいてグローバル企業のブランド価値 日本国内支店することで社会保険等も同じ扱い 外国就労ビザ、永住権が取得しやすくなる
- 11. 海外を拠点にグローバル展開 シコー技研 白木学社長
Notes de l'éditeur
- 皆さんこんばんは、 yamauchi partners Group の山内秀司です。今日は経済のグローバル化が加速するなか、海外展開の必要性とメリットについてお話しさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。弊社は米国デラウェア州に本社を置く会社で、主たる事業内容は中小企業等の海外進出のお手伝い、海外法人設立代行、およびオペレーションのサポート、投資運用のコンサルティングを行っております
- きょうは 3 つのポイントについてお話ししたいと思います。まず初めにグローバル化が加速する背景、次にグローバル事業展開をする上で障害になっているもの、最後にグローバル展開のメリットを実例を交えてお話したいと思います
- それでは経済のグローバルが進んでいる背景について考えてみたいと思います。昨今企業の六重苦と言われています。個々に書いてある超円高、法人税の高さ、電力不足などが挙げられていますが、それ以外に去年の震災、洪水といった自然災害のリスクあるいは少子高齢化と人口減社会に入った国内市場のパイの縮小と言った•が挙げられます。当然このままでは海外展開に活路を見出すしかないわけです。
- これは過去 5 年間のドル円の週足ベースの為替レートの推移ですが、もう一方的に円高というものがトレンドとして定着してますので、海外移転も当然な訳です。
- もう実際に海外展開されている企業さんもいらしゃるかもしれませんが、中には分かっていながらなかなか海外展開に踏み切れないでいる経営者さんもいらっしゃるのではないでしょうか？その障害となっていものはどんなことでしょうか？言葉の問題ですか？海外の法規制また、訴訟社会と言われる裁判や弁護士の不安でしょうか？あるいは人材、雇用の問題ですか？信用や取引決済の心配でしょうか？これらはいまでは IT 技術の発展やグローバル化の進展に伴い、インフラが相当整備されており、残るのは心理的抵抗に過ぎないのではないでしょうか？
- それでは実際に具体例をあげてグローバル展開のインフラとそのメリットについて考えてみたいと思います。じゃ仮に米国を拠点にグローバル展開することを考えてみます。米国と言っても広いですから、もっとも一般的な事例としてデラウェア州に海外法人を設立してスタートしてみます。デラウェア州は米国東部にある米国で 2 番目に面積の小さい州です。
- なぜデラウェア州と申しますと、デラウェア州は多くの多国籍企業が本社登記しており、マイクロソフト、マクドナルド、ボーイング、コカコーラなどが実は設立登記をしています。確かに MS はシアトル、ウォルマートはアーカンソー州に実質的な本社がありますが、これらの正式の本社登記はデラウェア州になっています。実に NY 市場上場企業の約 60% 、 S&P500 社の約半数がデラウェア州に本社登記していると言われます
- 米国デラウェア州に本社登記が多く集まっているには理由があります。そのメリットとして、個々にいくつか挙げておりますが、登記手続が迅速で簡単、しかも設立維持コストが安いことです。じゃどのくらい早くて簡単なのかと言いますと、ネットで我々代行業者に依頼しますと、現地時間の午後 1 時迄に申請されたものについては、最速で 2 時間だいたいその日のうちにデラウェア州での正式登記が完了します。設立費用も費用も登記だけなら 200 ドル度で済みます。また米国内に居住していない我々日本に住んでいる非居住者であったもまた役員 1 名でも資本金 1 ドルから登記できます。）また裁判の判例も豊富でしかも短期間で決着がつく。また先ほど例に挙げ一流の多国籍企業が名を連ねており国内外で活動するにおいてグローバル企業のブランド価値も出てきます。外国会社といっても日本国内に支店登記すれば普通に株式会社として事業活動ができ社会保険等も同じ扱いを受けられます。時間の関係で全ては説明できませんが、このようにさまざまなメリットがあります。
- それでは実際のオペレーションはどうか。これは IT や金融のグローバル化によってインフラも整備されているので、非常にハードルが低くなっています。人材、雇用面ではもちろん人材派遣会社もあり、以外に海外に済んでる日本人は多いので日本語の話せる人材も見つかりやすいですが、 oDesk などはクラウド上で世界中でプログラミング、翻訳などの業務をアウトソーシングできる外注から管理、報酬支払まで完結してくれる。またオフィスは Servcorp レンタルオフィスバーチャルオフィスを活用すれば世界中の一等地 100 カ所以上のオフィスが活用できますし、実際に私も活用しておりとても満足しています。また決済はカード決済代行をするエプシロンなどが直接クレジットカード会社と契約するより簡単で低い手数料で、また銀行口座開設も必要ですが、一旦開設してからはオンラインバンキングを活用すれば非常に便利です。これらのインフラを全部まとめてワンストップで契約に至るまでの交渉も代行致します。
- ですからこういったインフラ部分は一括してアウトソーシングして、 SNS 等をマーケティングツールを活用しながらあとは皆さんの会社の本業を展開するだけでグローバルな広がりが可能となります
- 成功例は沢山ありますが、神奈川県のシコー技研を白木学社長の例を挙げます。ほとんどの携帯電話、スマホに組み込まれているバイブレーションを初めに作ったのが白木社長ですが初め国内の業者からも相手にされませんでした。仕方なく米国に持って行ったらモトローラ社が初めに採用し今では世界中の携帯、スマホに組み込まれており、特許はもちろん月間 6,000 万台個出荷する迄に成功しています。このように今迄前例のないものは日本で認められなくても世界市場で認められる技術がまだまだ日本には沢山あります。是非グローバル市場を視野に入れた展開をなさってみてはいかがでしょうか？私どもが何かとサポートさせていただきます。
- どうもご清聴ありがとうございました。