CyberAgent アドテクスタジオで開催されているScala Meetupで行ったLTの資料です。spray-canについての話。

1. AdTech Scala Meetup 第7回
「外部接続用コードをspray-
canで書いている話」
2016/02/05
CA ProFit-X Shuya Tsukamoto
1

2. CA ProFit-X
• コーポレートサイトあるよ
• https://caprofitx.jp/

3. 複数の接続先

4. 複数の接続先
• RTBデマンド (Smalgo, Dynalyst, FreakOut, etc)
OpenRTB
• Ad Network (e.g. AMoAd, Logly, TapOne, etc)
独自仕様API

5. デマンドのAPIだけじゃない
• 「バッチ処理の結果をSlackや、営業用ChatWork
のRoomにも送りたいよね😃」

6. 複数の接続先
• RTBデマンド (Smalgo, Dynalyst, FreakOut, etc)
OpenRTB
• Ad Network (e.g. AMoAd, Logly, TapOne, etc)
独自仕様API
• Slack, ChatWork
独自仕様API
spray-canで
HTTP GET, POSTする
コードを書いています

7. Slack, ChatWork
• SlackやChatWorkのScalaライブラリもあるけれ
ど・・
• https://github.com/cimadai/chatwork-scala
• https://github.com/gilbertw1/slack-scala-
client
• https://github.com/flyberry-capital/scala-slack
• spray-canで書こう！

8. 余談：Slackに送っている例
• 各デマンドのレポート取り込み状況チェック
デマンドAで障害発生中？
取り込みプログラムで障害発生中？

9. 余談：ChatWorkに送っている例
• 売り上げの異常検知
広告枠Aと広告枠Bで売上が極端に低下
デマンド側の入札額低下？
ProFitXサーバ配信障害？

10. spray-can(client)
• http://spray.io/documentation/1.2.2/spray-can/
• http://spray.io/documentation/1.2.2/spray-can/
http-client/

11. デマンドのAPIだけじゃない
• SlackClient
• ChatWorkClient
• という感じのクラスを作成

12. 試してみよう！
• https://github.com/tsukaby/spray-can-client-
example
• git cloneしてREADME.mdに従ってrunMain

13. 試してみよう！
• https://github.com/tsukaby/spray-can-client-
example
• git cloneしてREADME.mdに従ってrunMain

14. 使った感想👍
• 公式ドキュメント豊富😀
• 可読性高い😀
• Intellijなどで補完が使えれば、ある程度はドキュメ
ント無しでも書ける😀
• いじれるconfigが多い😀

15. 使った感想👎
• spray-canコード難解、使うだけなら簡単だが・・・🤔
• Akka Actorに依存していて重量、面倒🤔
IOなどのリソース効率は良さそうだけども・・・
• HostConnectorが突然エラーになる問題に苦戦(2015/5 - 2015/8)
• 原因不明😱 (DNS lookupだとかTCP connectionだとか色々調査)
• 接続先デマンドの問題であった可能性もあるけど。
• 全員で合計100時間以上浪費した😱 (障害対応・開発)
• 同僚Aがconfigを調整😂
• 同僚MがActorのSuprevisorStrategyを調整😂

16. まとめ
• spray-canを使って外部接続まわりを作成
• 今は割と安定しているし、そこそこオススメ
• SlackやChatWorkもPOSTするだけなので
spray-canで書いてもそれほど不便じゃ無いよ