20220915_OCTO実証事業紹介資料_ver1.2.pptx
- 8. 4.2 実証実験での気づきと考察
8
分類 確認された課題 考察
1
車両の特徴
後部座席はチャイルドロックで中から開かない
子どもが自ら脱出することは難しい
2 最近のミニバンは、窓が開かない
3 日差し対策のUVカットガラス・カバーで車中が見えにくい
・窓ガラスへのラッピングは禁止すべき
・透明UVシート設置なども補助対象とすべき
4 子どもの特徴 子どもはドアから飛び出す(以前の世代よりも顕著)
運転手は、外に飛び出す子どもの路上での安
全確保に偏ってしまいがち
5
子どもの限界
子どもが車中で叫んでも聞こえない
クラクションを鳴らすことを想定しがちだが、年
代によっては”境を乗り越える”ことが難しい
6 運転席と後部間に”境”があり、運転席に移動は難しい
7
装置の課題
ボタンの設置場所は運転手が前方を確認する動作につながる必要があ
る
安全工学上も、手を伸ばした動線上振り返る”
運転席後部の上部”などへの設置が望ましい
8
サイレンが鳴っていても、バスを停めた駐車場の”どの車で鳴っているの
か”が分からない
サイレンだけではなく、社外から視える場所に
パドランプなどがあると良い
9 設置の課題
ハイブリッド、電気自動車などが増えていて、エンジン周りの電気回路が
複雑であり、一般整備工場では外付け装置設置に難儀した
・JIS規格など規格統一が必要か
・自動車業界には「修理できる権利」の担保な
ども協力仰ぐべきか
10 調達・製造の課題 電子回路部品の入手が困難になっている
ある程度の競争力がある調達価格、優先的な
部材提供が必要