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Japanese 2024 0229_Monthly Update_150dpi.pdf
- 3. 2
重要ポイント
◼ 2023年年間でPEVの出荷は1,370万台、世界総販売台数の16%
➢BEVは950万台 (30%増)、PHEVは420万台 (47%増)
➢但し、10月以降成長が減速 (とはいえ12月はPEV 23%増、BEV 20%増、PHEV 31%増で年間ベースより少
し低い程度)
◼ EV専用メーカーはBEV販売は伸ばし、レガシーメーカーはシェアを落としている
➢PEV上位5社の内、 1位 BYD、 2位 Tesla、4位 Geelyはシェアを伸ばし、3位 VW、5位 SAICは落としている。
➢BEVでは、TeslaとBYDを合わせた登録台数シェアが昨年31%から36%に拡大 (寡占化の傾向)
◼ GMがBEVを作れていない背景には、米国の問題が隠されている可能性がある
➢米国自動車産業にソフトウエア・バッテリー開発の人材が十分おらず、自動車業界全体で飽和状態にある。
➢EVへの投資削減が収益に貢献するとして株価が上がり、事業・開発意欲は削がれる。
➢米ディーラーのうち約30%がバイデン大統領に対し、EV化に「ブレーキをかける」よう正式に要請している。
◼ 欧州市場でも中国に対抗する廉価BEVは作れておらず、VW、Renaultが協調か
➢欧米市場はTeslaを筆頭に、$30,000以下のBEVを待ち状態で、一部企業が停滞。
➢今年、BYD、Geelyが圧倒的に廉価なBEVを多数市場投入
◼ FordとGMも低価格BEVの開発で連携を模索か?
➢但し、Fordには独自の低価格BEV開発極秘プロジェクトがあった事が発表されている
- 19. 18
BEVの動向 (米国)
insideEVs、2月23日(5)
◼ 専門家からディーラーへの進言: EVを受け入れるか、職を失うか
➢全米に約17,000ある自動車ディーラーのうち約30%がバイデン大統領に対し、EVに「ブレーキをかける」
よう正式に要請し、2032年までに小型車の新車販売の3分の2をEVにすることを義務付けるEPAの規則
案に反対するよう要求している。
✓ 「販売担当者は、EVを自分たちの仕事に対する脅威ではなく、排出量削減という大きな目標にどう貢献できる
かを考える必要がある」(Sino Auto Insight)。
✓ 2023年は米国でのEV販売が120万台と記録的な年となったが、EVの減速説については専門家の間でも意
見が分かれている。
▪ 「前年比で市場に出てくるさまざまなEVの数と、消費者の需要やフィードバックが(販売の)先行指標だ」。「我々は市
場内で成長を見続けるだろう。"減速"は偏った誤った時代認識だ」(Mercedes High Power Charging)
▪ 現在アメリカには「多すぎる」ディーラーがあり、「適正な規模」にする正しい時期だと示唆した。
- 21. 20
BEVの動向 (米国)
◼ 2023年、米国のEV登録台数は自動車市場の7.7%を占める
➢EVの販売台数が「減少している」と主張するメディアもあるが、12月の米国におけるEV新規登録台数は23%
増となり、2023年12月の米国乗用車市場の8.8%とほぼ過去最高を記録しEVの普及が続いている。
➢2023年、米国ではEVの登録台数が初めて110万台を超え、自動車市場全体の成長率を大きく上回った。
✓ 2023年の小型車新車登録台数に占めるBEVの割合は7.7%だった。前年の5.7%から増加している。
✓ Teslaは前年比34%増の642,496台という膨大な新規登録を担当した。これはEV登録台数全体の約56.2%
にあたる。
electrek、2月16日(44)、insideEVs、2月16日(45)
➢ 2023年1月から12月までのBEV登録台数
(一部ブランド)
1.Tesla: 642,496 (up 34%)、56.2%
2.Ford: 69,163 (up 26%)、6.0%
3.Chevrolet: 63,659 (up 77%)、5.6%
4.Hyundai: 51,411 (up 62%)
5.Rivian: 46,319
6.BMW: 42,997
7.Mercedes-Benz: 38,320 (up 243%)
8.VW: 37,040 (up 84%)
9. Kia: 30,868 (up 9%)
10.Audi: 24,700 (up 54%)
11.Nissan: 19,859
12.Volvo: 13,319
13.Toyota: 9,009
14.Subaru: 8,753
15.Cadillac: 8,633
16.Polestar: 7,544
17.Porsche: 6,809
18.Lucid: 6,254
19.Genesis: 5,660
20.Lexus: 4,801
21.Mini: 3,297
22.Fisker: 1,445
23.Jaguar: 443
24.VinFast: 265
- 24. 23
BEVの動向 (米国)
◼ ディーラーはEVを「スローダウン」と言う。しかし、販売台数はそうではない
➢昨年は、米国におけるEV販売で記録的な年となり、EV需要の減少という一般的なシナリオを覆した。
✓ BEV、HEV、PHEV、FCVを含むPEVモデルの総販売台数は140万台に達した。このうち110万台がBEVであった。
▪ Mercedes-Benzは、米国でのEV販売台数が過去最高の139%増となった
▪ VWグループのEV販売は61%急増した
➢EVの販売台数記録に対して、米国の自動車ディーラーはEVに対する断固とした反抗を組織している。
✓ 2023年11月にバイデン大統領に書簡を送り、環境保護庁の新たな排ガス規制案に「ブレーキをかける」よう求
めたディーラーは、先週バイデン大統領に2通目の書簡を送った。
▪ 2通目の書簡で「少ない税制優遇措置、ひどく不十分な充電インフラ、不十分な消費者需要の組み合わせが、EV義務
化案を完全に非現実的なものにしていることは論を待たない」と述べている。
▪ 自動車ディーラーの営業担当者が購入者にEVではなくガソリン車の購入を強要してきたという証拠は十分にある。
✓ 一方、EPAは、2032年までに小型EVの販売比率を67%に、商用EVの販売比率を25%に引き上げることでこ
れを達成することを提案している。
▪ 「根本的に、ディーラーとレガシー自動車メーカーは、ガソリンではなく電気を燃料とする別の製品を販売していることをま
だ理解していない」 (EVAdoption)
▪ 「BEVピックアップが牽引力や航続距離といったニーズを満たすと見ていないセグメント向けに、大型や中型のSUVに対し
てBEVピックアップを投入する」ようなプロダクト-マーケットミスマッチを起こしている。
insideEVs、2月2日(111)
- 33. 32
PEVの動向 (中国)
◼ 中国のプラグインカー販売台数、2023年に800万台の新記録を達成
➢2023年年間では、中国では800万台以上のPEVが新規登録され(前年比約46%増)、総台数の約37%を占
めた(2022年は30%、2021年は15%、2020年は6.3%)。
➢12月に中国で新規登録された乗用車用PEVは980,737台で、前年同月比46%増。
✓ BEV:約61.8万台(31%増)、PHEV:約36.2万台(約80%増)
➢1-12月累計のPEV登録台数
✓ BEV: 534万台、シェア25%、PHEV: 275万台、シェア12%
✓ 合計:8,095,078台(前年同期比37%増)、シェア37%
➢2024年に10,000,000台を販売することだろう。
insideEVs、2月5日(107)
中国1-12月のPEV販売台数トップ10
1. BYD Song Plus: 627,731 (92,983 BEV、
534,748 PHEV)
2. Tesla Model Y: 456,394
3. BYD Qin Plus: 434,910 (123,170 BEV、
311,740 PHEV)
4. BYD Yuan Plus (Atto 3): 338,490
5. BYD Dolphin: 334,800
6. BYD Seagull: 253,664
7. Wuling Hong Guang MINI EV: 237,878
8. GAC Aion Y: 235,717
9. BYD Han: 227,705 (106,904 BEV、
120,801 PHEV)
10.GAC Aion S: 220,904
Tesla Model Yは
年間2位に復帰
12月単月の売上
Seagull (4位) <150万円>
Dolphin (7位) <360万円>
Atto 3 (5位) <440万円>
- 36. 35
PEVの動向 (欧州)
◼ 欧州、2023年PEVの販売台数が300万台を超える。
➢12月、欧州で新規登録されたPEVは294,166台でシェア28%(前年は38%)、前年同月比で29%減少。
➢12月、BEV登録台数は前年比25%減の約205,922万台。市場シェア20%
✓ PHEVは前年比36%減の88,244台で、市場の8%にとどまった
➢1-12月、PEV登録台数:
✓ BEV:約184万台、シェア16%
✓ PHEV:約117万台、シェア8%
✓ 合計:301万6,880台(16%増)、シェア24%
insideEVs、2月6日(104)
欧州の1-12月のPEV販売台数トップ10
1. Tesla Model Y - 255,062
2. Tesla Model 3 - 101,313
3. Volkswagen ID.4 - 83,033
4. Skoda Enyaq iV - 78,739
5. Volvo XC40 - 73,650 (50,839 BEV、 22,811
PHEV)
6. MG 4 - 72,421
7. Audi Q4 e-tron - 69,529
8. Fiat 500 electric - 64,579
9. Volkswagen ID.3 - 63,475
10.Dacia Spring - 59,331
- 37. 36
PEVの動向 (ドイツ)
◼ 1月、ドイツのPEV販売台数が回復
➢1月のドイツの乗用車新車登録台数は213,553台で、前年同月比19%増だった。
✓ PEVの販売台数も先月は増加し、2023年後半に4ヵ月連続で前年同月比マイナスとなった後では良い兆候。
▪ BEV:22,474台(前年比24%増)、シェア10.5%
▪ PHEV:14,394台(前年比63%増)、シェア6.7%
▪ 合計:36,868台(37%増)、シェア17.3%
✓ 2023年のPEV登録台数(YOY):
▪ BEV:524,219台(11%増)、市場シェア18.4%
▪ PHEV:175,724台(51%減)、シェア6.2%
▪ 合計:699,943台(16%減)、シェア24.6%
insideEVs、2月16日(46)
ドイツの1月のPEV販売台数トップ14
1. Mercedes-Benz: 6,058 - 2,358 BEV、 3,700 PHEV
2. BMW: 3,924 - 2,243 BEV、 1,681 PHEV
3. Audi: 3,518 - 2,307 BEV、1,211 PHEV
4. Tesla: 3,152 BEV
5. Volkswagen: 2,176 - 1,735 BEV、 441 PHEV
6. Volvo: 1,886 - 861 BEV、1,025 PHEV
7. Skoda: 1,608 - 1,457 BEV、151 PHEV
8. Opel: 1,386 - 554 BEV、 832 PHEV
9. Hyundai: 1,253 - 898 BEV、355 PHEV
10.Seat: 1,237 - 198 BEV、1,039 PHEV
11.Ford: 1,211 - 105 BEV、1,106 PHEV
12.smart: 1,180 BEV
13.Kia: 1,175 - 747 BEV、428 PHEV
14.Porsche: 1,099 - 348 BEV、751 PHEV
- 44. 43
Teslaの動向
◼ Teslaが自動車ソフトウェア戦争に火をつけた。他はあまりうまくいっていない
➢Teslaは道を切り開き、今や世界中が追いつこうと躍起になっている。
✓ 歴史的にクルマのソフトウエアは100以上の個別のハードウェアに分散され、何十もの異なるサプライヤーに
よって書かれ、自動車が工場を出てから廃車になるまで変わらないように設計されていた。
▪ 2012年後半、Teslaは初期のセダンにソフトウェア・アップデートを配信した。
✓ 単純な無線ソフトウェア・アップデートで車の実質的にあらゆる部分を変更できる能力が重要になって来ている
が、そのためにアップデートが容易で、車両全体をよりシームレスに統合した、まったく新しいソフトウェア・アーキ
テクチャが必要となる。しかし、「自動車会社はこのようなソフトウェアを書いたことがない」(Ford CEO)
▪ GMの新しい社内ソフトウェア・アーキテクチャーであるUltifiは、より深刻な問題を抱えているようだ。新車のChevy
Blazer EVが試乗中に不具合を起こし、GMはそのモデルの販売を一時停止した。
▪ VWグループでも、ソフトウェアの持続的な欠陥がバグ車を生み出し、新モデルを延期し、2022年のCEO更迭の一因に
なった。VWのソフトウェア部門であるCariadの広報担当者は、初期の車から多くのソフトウェアの不具合を解消しており、
同部門の新しい責任者はビジネスのやり方を抜本的に見直していると述べた。
✓ 「これは、2つの極めて異なるビジネスのやり方の衝突だ」、「レガシー自動車会社は、ソフトウェアを迅速に開発
し、常にアップデートを提供するための適切なプロセスや組織構造を持っていない」。(Guidehouse)
▪ 自動車メーカーは通常、新車が発売されるまでに数年を費やす。
▪ ハイテク業界では、ソフトウェアは継続的に作られ、展開される。これに終わりはない。
✓ 一部の自動車メーカーは独自のソフトウェア・アーキテクチャを開発することをあきらめるだろう。(Guidehouse)
▪ 支配的なプラットフォームが少数になれば、アプリ開発者にとってよりフレンドリーな環境が生まれ、最終的にはより良い
顧客体験が得られるだろう。
insideEVs、2月16日(47)
- 60. 59
GMの動向
◼ PHEVシフトが進む中、Ford Maverick EVのライバルは夢物語かもしれない
➢GMは、PHEVへのシフトの中で、コンパクトな電動ピックアップの開発計画を中止すると報じられている。
✓ GMは、Chevy ExpressとGMC SavanaのEVバンの計画もキャンセルしている。
✓ Barra CEOは、"戦略的セグメントにプラグイン技術を導入する "と述べ、GMは、北米の一部の車両にPHEV技術
を導入すると説明した。
▪ これは、FordのJim Farley CEOが先月の決算説明会で、FordのMaverickが昨年米国で最も売れたハイブリッドトラック
だと自慢した後に発表された。
▪ FordのFarley氏は、Teslaや中国の自動車メーカーに対抗するため、より小型で手頃な価格のEVに注力すると述べた。
▪ Mercedes-Benzも22日にEV計画を大幅に後退させ、2030年までに販売台数の50%しか電動化(ハイブリッドを含む)
できないと述べた。
electrek、2月22日(9)
Chevy Silverado EV RST(出典:GM)
- 61. 60
GMの動向
◼ Ultium EV革命はいかにしてレールから外れたか (1/3)
➢GMは2020年3月の「EVデー」の発表で、次世代Ultiumアーキテクチャーを採用したEVを2024年初頭までに、
半ダースの車種を量販し、「2030年までにEV販売台数の首位をTeslaに挑戦する」はずだった。
✓ 昨年12月までに、GMの新型EVはすべて販売台数が極端に少ないか、まったく手に入らない状態になっていた。
▪ GMのEVの未来は今、行き詰まっているようだ。
✓ 2022年2月、GMは2023年末までに40万台のEVを販売する見込みだと述べた。
insideEVs、2月22日(14)
▪ その8カ月後、GMはその時期を2024年半ばに繰り下げた。
▪ 実際の2023年のUltium EVの販売台数は、わずか13,838
台だった。
▪ そのうちの2/3に当たる9,155台は、Cadillac Lyriq 1車種
だった。
▪ Blazer EVは、12月に納車が一時停止されるまでに約500
台販売された。
▪ 2024年型ホンダPrologueは3月発売される。(GMは
Equinoxと一緒に製造)
▪ ホンダはGMから2024年中に4万台、来年からは年間7万台
のPrologueを受け取ることを確信していると述べた。
▪ GMは全体で76,000台のEVを販売したが、そのうちの82%は、昨年末に生産を終了した老朽化したChevrolet Bolt EV
とEUVだった。
✓ GMは、Ultium 電池の組み立てだけでなく、車両の充電や、Android AutoとApple CarPlayを排除した新しいイン
フォテインメント・システムのソフトウェアでも、大きなハードルを乗り越えなければならなかった。
- 62. 61
GMの動向
◼ Ultium EV革命はいかにしてレールから外れたか (2/3)
➢GMは必要な在庫をディーラーに供給できるだけのUltium EVを製造できていない。
✓ 車両の遅れはUltiumセルを製造するGMとLGの合弁会社Ultium Cellsに起因するものではないことを確認。
✓ GMは、遅れはUltium車のバッテリーパックに搭載される9kWhの大型モジュールを組み立てる自動機械の問題に
起因すると述べている。(GMのグローバル電動化・バッテリーシステム担当副社長Mike Anderson氏)
▪ パッケージの底は冷却プレートになっている。中には24個のセルがあり、これらの長い袋状のセルは、TIM(サーマルイン
ターフェイス材)で冷却プレートに取り付けられている。それから、5つの側面の上部には2つのICB(インターフェイスコント
ロールボード)フレームがあり、ヒンジで固定されている。セルのタブは実際にこれらのフレームを貫通し、曲げられて溶接
される。側面は構造用接着材で貼り付ける。
▪ オートメーション装置がそのすべてを自動的に行う。
▪ ボックスの部品とセルをラインの端まで押し上げると、ロボットがセルを掴み、テーブルの上に乗せ、すべてが自動でカッ
トされ、自動で曲げられる。セルのミニスタック(直列8個、並列3個)を作り、次にメガスタックを作り、すべてが組み合わ
される。このプロセスをスピードアップさせるのが非常に難しい。GMでは誰もこの仕事をした経験がない。
▪ 中国でUltium 車の生産をほとんど問題なく開始している。中国車両は、北米仕様とは異なるバッテリーセルを使用して
おり、2種類のニッケルマンガン・コバルト電池(「薄型」と「厚型」)か、中国の大企業BYDのリチウム鉄リン酸塩「ブレード
電池」のいずれかを使用している。
✓ Ultiumアーキテクチャーは、GMが独自にバッテリーシステムを開発した初めての例
▪ Chevrolet VoltのPHEVとChevrolet Bolt EVのバッテリーは、GMの工場で組み立てられたが、その大部分はセルプロバイ
ダーであるLGが開発したもの。
▪ バッテリーケースはMagna、バッテリーディスコネクトユニットはLearなど。組立とインテグレーションはGM。
▪ GMが自動モジュール組立システムを発注したのは、すでに他のEVメーカー向けにモジュールラインを構築している企業で
はなく、大量電子機器組立の経験が少ない伝統的なティア1サプライヤーであることを示唆
insideEVs、2月22日(14)
- 63. 62
GMの動向
◼ Ultium EV革命はいかにしてレールから外れたか (3/3)
➢「これは(北米の)業界全体にとって大きなキャパシティの破裂であり、この種の機器を製造する者は皆、今、
飽和状態にある」。(Mike Anderson氏)
✓ 中国は世界のEV販売台数の過半数(57%)を占め、昨年の新車販売台数の3分の1以上をEVが占めている。
▪ 現在では中国に、より多くの有能な統合ベンダーと、そのようなハードウェアを監督する経験豊富なエンジニアやマネー
ジャーがいる可能性が高い。
✓ 「 BEVは新しい技術であることに加えて、立ち上げを加速させようと決めた、この2つの組み合わせは、私たちの
経験でさえも挑戦的なものだった」
▪ GMがUltium の立ち上げに失敗したのは、退職、バイアウト、さらには他社からの引き抜きによって、GMで最も経験豊富
なバッテリー・エンジニアの多くが去ったことにも起因すかもしれない。
✓ 米国で最も経験豊富なバッテリー・エンジニアの多くはシリコンバレー出身であり、それは「Tesla」を意味するが、
GMは伝統的に外部の専門知識を輸入することに抵抗がある。
▪ イスラエルのバッテリー新興企業Algolionの幹部がGMのCTO(7月にGMがAlgolionを買収)に就任してからわずか1カ月
後の10月にGil Golan氏が辞任したことが、混乱に拍車をかけた。
▪ 彼は『The Electric』誌のプロフィールの中で、「社外からシニア・バッテリー専門家を招きたいと表明したが、GMの経営陣
は、その必要はなくGMは既存のスタッフで十分に仕事ができると考えたのかもしれない」と述べている。
▪ つい最近、GMはその方針を転換したかもしれない。今月初め、GMは長期的な生産体制を強化し、第1世代が経験した
ような遅延なしに第2世代のUltiumシステムを実現するために、長年にわたってTeslaのバッテリーに携わってきたKurt
Kelty氏を雇った。
✓ GMが開発した代替のペアリング方式を採用するために、将来の車からAndroid AutoとApple CarPlayを排除す
るという決断に疑問を呈している。
▪ GMは、自社で開発する代替ソフトウェアがすべて同じ機能を提供すると主張している
insideEVs、2月22日(14)
- 65. 64
GMの動向
◼ Chevy Blazer EV販売は停止したまま。GMは軌道修正を図る
➢新型Chevy Blazer EVの販売は、GMがソフトウェアの不具合を克服しようとしているため、2ヶ月近くたった
今でも一時停止している。
✓ Equinox EV、Silverado RST EV、GMC Denali EVピックアップなどの主要な発売を延期することを昨年秋に発表。
✓ GMのMarry Barra CEOは、Wolfe Research主催のカンファレンスで、2024年は自動車メーカーが軌道に乗るた
めの「実行の年(year of execution)」だと述べた。計画の大部分としてEV生産の見直し、Cruiseの再始動、新
車のソフトウェア不具合の修正が含まれる。
✓ Barra氏は、「車両を正しく世に送り出し、ソフトウェア戦略を正すことが、やるべきことのリストの最上位にある」、
「我々はすでにソフトウェア開発プロセスを刷新し、さらに重要なのは検証プロセスだ」と述べた。
▪ 次期Equinox EVは、GMが現在のベストセラーEVであるChevy Boltの生産を終了したため、大きな穴を埋める予定。
▪ $30,000以下のEquinox EVは、GMが軌道修正を図る上で重要な役割を果たす可能性がある。
electrek、2月15日(52)
2024 Chevy Equinox EV 1LT(出典:Chevrolet)
- 66. 65
GMの動向
◼ 北米におけるSuper Cruiseのハンズフリー走行ルートマップを約2倍に拡大
➢Super Cruiseは、2017年にGM車シリーズに導入されたハンズフリー運転支援機能である。Adaptive
Cruise Control技術とコネクテッドカー・サービスを利用し、リアルタイム測位、カメラ、センサーを用いてLiDAR
でマッピングした地図上をナビゲートする。
✓ 2022年8月、GMはSuper Cruiseのマップを北米全域で約40万マイルに拡大したが、本日、ネットワークが再び
拡大し、ほぼ2倍になったと発表した。
electrek、2月15日(53)
- 68. 67
GMの動向
◼ Consumer ReportがChevy Blazer EVに抱いた問題はこれだ
➢GMのUltiumベースの未来にとって極めて重要なBlazer EVには、にとっては、ソフトウェアにはかなりの問題
がある。
✓ Consumer Reportによれば、不満の大部分はソフトウェアの問題であった。
▪ 「かなり劇的なソフトウェア関連の問題に遭遇したときは、ちょっとした衝撃だった。小さな不具合の話ではない。何人か
のドライバーは、中央のインフォテインメント・ディスプレイとメーター・クラスターの両方のスクリーンがちらつき、まったく使
えなくなると報告している」。
✓ 多くのオーナーやメディア(InsideEVsを含む)がBlazer EVの故障に値するソフトウェア問題を報告した後、GMは
事実上、新型クロスオーバーの販売停止を出されるまでに至った。
insideEVs、1月29日(128)
- 69. 68
Fordの動向
◼ Ford CEO、かつては良好だったUAWとの関係がストライキによって損なわれた
と語る
➢Jim Farley CEOは、UAWが10月にFordのケンタッキー州のトラック工場でストを決行したことで、数十年にわ
たって築かれてきた関係が変化したと述べた。
✓ 新たなUAWとの契約は、Fordが製造する車1台のコストに$900を上乗せすることになり、GMが見込んでいる車
1台あたり$575よりも高くなる。
✓ Farley 氏は「低価格の中国製EVは競争上の大きな脅威であり、いずれ米国に上陸するだろう」、「世界中で中国
と正々堂々と競争できなければ、収益の20%から30%がリスクにさらされる」とFarley 氏は語った。
Bloomberg、2月16日(40)
- 71. 70
Fordの動向
◼ Fordは「EVに乗り出した方がいい」、さもなければ安価な中国製電気自動車
に負けるだろう
➢FordのModel e EV部門は昨年$4.7Bの損失を出した。
✓ 同社は、赤字が拡大した理由を「極めて競争的な価格設定」とロスを積み上げるだけの新規投資を理由として
いる。
✓ それにもかかわらず、FordのJohn Lawler CFOは、「EVは定着しており、顧客の導入は拡大しており、その長期
的なアップサイドはFord拡大の中心である」と述べた。
➢Fordは、中国の自動車メーカーは中国からの輸入品に対する27.5%の関税を回避するために、メキシコに
製造工場を建設すると見ている。
✓ 実際、メキシコでは最近、Kia、Tesla、BMW、StellantisがEVの生産に乗り出している。
electrek、2月14日(59)
BYD Seagull(出典:BYD)
- 73. 72
Fordの動向
◼ 決算発表後に小型で安価なEVの計画を明かす
➢FordはEV戦略を見直し、大型で高価なEVから脱却しようとしている。
✓ 「高価格が、メインストリームの自動車購入者にEVへの移行を納得させる最大の障壁だ」
✓ 「最終的な競争相手は、手頃な価格のTeslaや中国製EVになるだろう」(Farley CEO)
◼ 「最高のEVエンジニア」たちと低コストのEVプラットフォームを構築
➢Fordは、低コストのEVプラットフォームを構築するために「超有能なスカンクワークス・チーム」を集めた。
✓ Jim Farley CEOによれば、この小さなチームは「世界最高のEVエンジニアたち」で構成されている。
➢このチームは、ソフトウェアで定義されたEV(SDV)の新モデルをいくつか発表するために使われる予定だ。
➢なぜFordは低コストEVプラットフォームの開発にスカンクワークス・チームを必要としたのか?
✓ EVを安価に、かつ収益性の高い形で製造することは、(少なくとも中国以外の)ほとんどの自動車業界にとって
難しい課題だった。
▪ EVはすでに自動車ビジネスの主役のように感じられるが、現実には、ほとんどの自動車メーカーはそれほど長い間、EVに
真剣に取り組んできたわけではない。
▪ スタートアップの雰囲気を作り出すことは、それが最大の競争相手の基本的な性質である場合、さらに理にかなっている。
◼ コスト削減のため自動縦列駐車機能を削減
➢Fordは、収益性を向上させ、インフレを打ち消すための活動の一環として、大規模なコスト削減を計画。
➢「コネクテッド・ビークル・データは、顧客が使っているかどうかを確認するのに役立つため、非常に重要である。
✓ 例えば、縦列駐車を自動で行うオートパーク機能がある。使っている人はほとんどいないので、その機能を削除す
ることができる。1台あたり約$60だ」、「これを合計すると、年間$10Mの節約になる」(Ford COO)。
Bloomberg、2月7日(87)、2月7日(91)、2月7日(88)、insideEVs、2月7日(92)
- 74. ◼ 米国EV販売、2024年1月は11%減少
➢1月のFordブランドの全米販売台数は145,632台で、前年同月を約3.6%上回ったが、EV販売台数は
4,674台で、前年比11%減、2023年4月以来の低水準となった。
✓ また、これはブランド全体の販売台数のわずか3.2%だ(2023年後半には5~6%だった)。
➢BEV販売台数減少の主な原因は、Ford Mustang Mach-Eの販売台数が前年比51%減の1,295台となった
こと。Ford F-150 Lightningの販売台数は、前年比0.3%減の2,258台とわずかながら減少。
✓ 2023年年間のBEV販売台数は、Mustang Mach-E 40,771台、F-150 Lightning 24,165台、E-Transit
7,672台。合計72,608台、シェア3.8%。
➢1月のBEV販売台数(前年同月比):
✓ Mustang Mach-E:1,295台(51%減)
✓ F-150 Lightning:2,258台(0.3%減)
✓ E Transit:1,121台(214%増)
✓ 合計:4,674台(11%減)、シェア3.2%
➢2023年間のBEV販売台数(前年同月比):
✓ Mustang Mach-E:40,771台(3%増)
✓ F-150 Lightning:24,165台(55%増)
✓ E Transit:7,672台(18%増)
✓ 合計:72,608台(18%増)、シェア3.8%
73
Fordの動向
insideEVs、2月3日(110)
- 76. 75
Stellantisの動向 (Fiat)
◼ 米国初のStellantis BEV、組立ラインからロールオフ
➢BEVのFiat 500eは、最初のディーラー割り当て分を1週間足らずで売り切った後、3月末までに米国に到着
する予定。
✓ Fiat 500eはすでにヨーロッパで最も売れているBEVであり、ドイツ、イタリア、スペイン、ベルギー、フランスで1位
となっている。
electrek、2月21日(21)
▪ 発売以来、500eは世界で185,000台以上を販売
している。
▪ 85kWの急速充電により、FiatのEVは5分で31マイ
ル、35分で80%の航続距離を稼ぐことができる。
- 80. 79
Stellantisの動向
◼ Stellantis CEO、中国自動車メーカーの台頭がM&Aを促進すると見る
➢Carlos Tavares CEOは、中国メーカーの台頭、欧州連合(EU)による内燃機関の段階的廃止への取り組み、
自動車労組の高額な新契約などが、M&Aの可能性を高める要因のひとつだと見ている。
✓ この3年間での中国の攻勢の大きさ、彼らが発揮できる競争力、そして彼らの最高の自動車メーカーがすべて大
量に到着したことは、大きな変化である。
➢コスト競争力のあるBEVを作れない企業が存亡の問題に直面するのは明らかだ。現在の独占禁止法は、中
国の攻勢に立ち向かうには逆効果だ。規模がなければ、自らを窮地に追い込むことになる。(C. Tavares氏)
Bloomberg、2月1日(117)
- 85. 84
BYDの動向
◼ $15,000のQin (秦) Plus EV Honorエディションを発表 ガソリン車との価格
競争に突入する
electrek、2月19日(36)
➢DM-i(PHEV)バージョンは79,800元($11,000)からで、
NEDCのBEV走行距離は最大120km(74マイル)。BEVバー
ジョンは、109,800元($15,200)から。
➢BYDはまた、現行の104,800元($14,500)からとなっている
Dolphinの航続距離を伸ばし、価格を下げた新しいChampion
Editionも発売する。
◼ 昨年1月、約14万ドルからの超高級車ブラ
ンド「Yangwang」を立ち上げた
➢先月、ブランド初の超高級セダン「YangWang U7」を発表
✓ 中国のMIITからリークされた情報によると、U7はクアッド
モーターシステムを搭載し、約1,300馬力、CLTC航続距離
500マイル(800km)を実現している
➢2月25日、0から時速60マイルを2秒以下で走る初の電動
スーパーカー「Yangwang U9」を発表
BYD Yangwang U7
BYD Qin Plus EV Honor Edition
- 87. 86
BYDの動向
◼ 2024年1月のPEV世界販売台数が20万台を突破
➢BYDの乗用車用PEVの販売台数は、サブブランドのBEV 15,923台を含め、1月201,019台に達した。
✓ これは前年比34%増。
➢BEVの販売台数は105,304台で、前年比48%増。
✓ BEVは現在、BYDの事業の中で最も急速に成長している。
➢PHEVの販売台数は95,715台で、前年比21%増。
➢輸出台数は36,174台で、これも月間最高記録。
➢2023年年間では:
✓ BEV:1,574,822台 (73%増)
✓ PHEV:1,438,084台(52%増)
✓ 合計: 3,012,906台 (62%増)
insideEVs、2月8日(80)
- 88. ➢BYDは昨年1月に日本の自動車市場に正式に参入し、手頃な価格の電気SUV
「Atto 3」(中国ではYuan Plus)を発売した。
✓ ATTO 3は先進の安全装備で人気を集め、高級車の下取り客や60歳以上
の個人など、幅広い層の顧客を獲得している。
➢9月には、BYDはもうひとつの低価格EV、Dolphinを発売した。
✓ 価格は363万円($24,500)からで、BYDは日本でトヨタに対抗することを目指して
いる。70kWhのバッテリーを搭載したDolphin EVの航続可能距離は最大400kmで
ある。航続距離延長バージョン(150 kWh)では、航続距離は最大476 kmで、価
格は400万円から。
➢BYDは今春、電気セダン「Seal」を発売する予定であり、同時に2025年までに
100店舗以上のネットワークを拡大する計画。
✓ BYDはすでに先月、日本の自動車販売台数の1%以上を占めている。
87
BYDの動向
◼ BYD、1月は217台のEVを販売、日本のEV輸入の2割を占める
electrek、2月7日(90)、CarNewsChina、2月7日(89)
◼ 日本自動車輸入組合(JAIA)が2月6日に発表したデータによると、1月の
日本におけるEVの輸入台数は1,186台となり、前年比11%増となった。
✓ 日本における外国製EVへの関心と販売の急増は、より広範な傾向を示している。
✓ 2023年には、外国メーカーからのEVの輸入台数が初めて22,890台に達し、前年比59.6%増となった。
- 92. 91
Geelyの動向 (Volvo/全世界)
◼ 1月の世界BEV販売台数はEX30のおかげで改善した
➢Volvo Carsの1月の世界販売台数は53,402台で、前年同月を10%上回った。
✓ しかし、同社のPEVの販売台数はわずかに減少した。
✓ 新型BEV VolvoEX30が1月(発売3カ月目)に過去最高の2,297台を販売した
▪ VolvoC40リチャージの2,092台よりも多い
➢主な問題はPHEV。
✓ 1月の販売台数は前年同月比16%減の9,945台だった。4年連続の前年割れとなった。
➢地域別では、例年通りVolvoのPEVのほとんどがヨーロッパで販売されており、1月は13,830台(前年同月
比8%増)で、全体の60%近くを占めている。
➢2023年年間では:
✓ BEV:113,419台(70%増)、シェア16
✓ PHEV:152,561台(10%増)、シェア21.5
✓ 計:265,980台(30%増)、シェア37.5
insideEVs、2月8日(81)
- 93. 92
Geelyの動向 (Volvo/米国)
◼ 2024年1月、VolVoの米国PEV販売は減速
➢Volvo Cars USAによると、1月の米国での自動車販売台数は7,716台で、前年同月とほぼ同じ(前年比
0.3%増)であった。
✓ しかし、PEVの販売は、2023年1月と比較して悪化し、2024年1月のVolvoのPEV販売台数は1,875台で、前
年同月比21%減であった。
✓ 減少の主な理由は、BEVの販売台数がわずか260台(前年比66%減)だったことだ。
▪ Volvo EX30には、足かせとなるソフトウェアの問題がある
▪ PHEVは1,615台(前年比1%増)と比較的安定した水準を示している。
◼ Volvo EX30、ソフトウェア問題のため納車延期
insideEVs、2月7日(95)、1月30日(126)
➢Volvoのフラッグシップモデルである電動SUV
のEX90に次いで、顧客にクルマを届けられ
ないソフトウェア問題の影響を受けた2番目
の最新モデルでもある。
✓ 「Volvoは問題解決に向けて精力的に取
り組んでいる。重要な進展はあったが、ソ
フトウェアのバージョン1.2はまだリリース
に必要なすべての要件を満たしていな
い」。
- 94. 93
Geelyの動向 (Volvo)
◼ Volvo、Polestarへの出資を中止 Geelyが救済準備に入る
➢Volvo Carsは、2023年の決算報告で、BEVのパフォーマンス・ブランドであるPolestarへの資金提供を中止
すると発表。
✓ VolvoとPolestarはともにGeelyの子会社である。新しい契約では、VolvoはPolestar株式の48%の一部を親会
社のGeelyに譲渡する意向で、GeelyはPolestarの「重要な」新しい株主となる。
✓ Geelyは今後、「Polestarに全面的な経営・財務支援を提供する」ことを約束している
insideEVs、2月2日(115)
- 95. 94
Geelyの動向 (ZEEKR)
◼ 60日間で1万台のEV 007を製造、2月27日に001のリフレッシュを発表
➢12月下旬、ZEEKRは4番目のモデルである007を正式に発表し、同時に中国で5万台の予約注文を記録。
✓ それから56日間で、ZEEKRは、新型EV「007」の累計生産台数が10,000台に達したことを発表
✓ 同時に、同社のフラッグシップモデルである「001」を2024年にリフレッシュすると発表
▪ ZEEKRが最近中国工業情報化部に提出した書類によると、リフレッシュされた001はわずかに長く、背が高くなるが、
ほんの数ミリの差に過ぎない。
▪ また、リチウム三元電池とLFP電池を選択できるようになり、これまで001には搭載されていなかったLiDARセンサーも
搭載できるようになる。
▪ ZEEKR 001のリフレッシュモデルが正式に発表される2月27日には、詳細が明らかになるだろう。
electrek、2月21日(20)
- 96. 95
Geelyの動向 (Lotus)
◼ Lotus Emeya、今年の納車に向けて3年間の厳しいテストプログラムを完了
➢EmeyaはLotus Carsにとって2番目のBEVモデルであり、2022年に生産を開始したハイパーSUV「Eletre」
のアンコールモデルとして登場する。
✓ Lotus Emeyaの納車は、EVが製造されている中国で3月開始される予定。
✓ Geely傘下のスポーツカー・メーカーはオール・エレクトリック化を宣言しており、Eletreのようなスピードとラグジュ
アリーを実現するために中国で稼働中の$1.2Bの工場を活用し、年間販売台数を5000台から2028年までに
15万台まで強化する意向。
✓ この3年間のプログラムの最終段階は北極圏で行われ、気温は-25℃まで下がった。しかし、それでは寒さが
足りないため、LotusのエンジニアはEmeyaを冷凍庫に入れ、-40℃での性能をテストした。
electrek、2月9日(73)
- 99. Hyundaiの動向
◼ $22,000以下のHyundai Casper EVがヨーロッパに送り込む
➢中国製のDacia Springがあり、次にCitroen e-C3が登場し、これらはヨーロッパで手に入る最も安価な
BEVだが、HyundaiがCassper EVを欧州での競争に参加する準備を行っている。
✓ Casperもともとは小さな4ドアの都市型ランナバウトで、2011年から韓国のHyundaiが1.0リッターガソリンエン
ジンを搭載して製造している。
▪ 現状は長さ3.6m程度で、Chevy Boltより57cm短いが、BEVとして導入される場合26cmほど長くなる可能性がある。
✓ Hyundaiフランスのボス、Lionel Keogh氏によると、この小型EVの価格は付加価値税込みで€20,000(現在
のレートで約$21,500)程度になるという。
➢リン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーパックで、フル充電で125~187マイル(200~300km)の航続距離を実
現すると噂される。
98
insideEVs、2月6日(103)