巧遅拙速の話

1. 孫子の兵法-作戦篇
作戦⑥
～巧遅拙速～

2. 孫子の兵法-作戦篇
作戦⑥の内容
原 文
故兵聞拙速、
未睹巧之久也
夫兵久而國利者、
未之有也。
書き下し文
故に兵は拙速を聞くも、
未だ巧の久しきを睹ざるなり
夫れ兵久しくして
国に利ある者は、未だ之有らざ
るなり。

3. 孫子の兵法-作戦篇
作戦⑥の内容
書き下し文 訳
ですから戦争は
「へたくそでもすみやかにする」と
いう話はあっても、
「うまくやって長引かせる」と
いうことは見たことがありません。
そもそも戦争が長引いて
国が得したという国は
いまだかつてありません。
故に兵は拙速を聞くも、
未だ巧の久しきを睹ざるなり
夫れ兵久しくして
国に利ある者は、未だ之有ら
ざるなり。

4. 孫子の兵法-作戦篇
争いたくなくても、
争わないといけない場合がある

5. 孫子の兵法-作戦篇
争いの例
•
侵
略
•
喧
嘩
•
試
合
•
訴
訟
何もしなければ、
一方的にやられて
終わる
→戦うしかない！！

6. 孫子の兵法-作戦篇
争うときに大事なこと
「スピード」

7. 孫子の兵法-作戦篇
「戦争」
「喧嘩」
「試合」
「訴訟」
長
引
く
と
……
犠牲増加
怪我増加
体力低下
手間増加

8. 孫子の兵法-作戦篇
たとえば「訴訟」の場合、
勝訴すればもっとお金を
取ることができても、
和解できるなら
よほどの場合、
「和解」したほうが
ベター

9. 孫子の兵法-作戦篇
参考資料
• 福田 晃市 の 萌訳☆孫子ちゃんの兵法
http://amzn.to/1Qax8Mc
• Web漢文体系 孫子 作戦篇
https://kanbun.info/shibu02/sonshi02.html
いずれも最終閲覧2024年1月14日