1. intro_0126_YK_archive.pptx
- 4. Timetable
18:30 – 18:35 Opening
18:35 – 18:55 Introduction 門前 天・地・人
18:55 – 19:35 パネリスト トーク
発表 各10分(尾形→太田→松田→安藤)
19:35 – 19:45 休憩 軽食
19:45 – 20:05 パネリスト セッション
20:05 – 20:25 フロアトーク、意見交換会
20:30
- 26. Timetable
18:30 – 18:35 Opening
18:35 – 18:55 Introduction 門前 天・地・人
18:55 – 19:35 パネリスト トーク
発表 各10分(尾形、太田、松田、安藤)
19:35 – 19:45 休憩 軽食
19:45 – 20:05 パネリスト セッション
20:05 – 20:25 フロアトーク、意見交換会
20:30
- 31. Timetable
18:30 – 18:35 Opening
18:35 – 18:55 Introduction 門前 天・地・人
18:55 – 19:35 パネリスト トーク
発表 各10分(尾形→太田→松田→安藤)
19:35 – 19:45 休憩 軽食
19:45 – 20:05 パネリスト セッション
20:05 – 20:25 フロアトーク、意見交換会
20:30
Notes de l'éditeur
- 長沼:呼び鈴を鳴らす。
鷲田:会場へ着席を促す(マイクA)
「前から詰めてご着席ください。」
青川:BGM off
18:30
青川:照明OFF。Fluctus再生(iPad)
太田:ライトon
お香のパフォーマンスの開始。
しばらく煙の揺らぎ、間をおく、、、2~3分
和田挨拶:
観光庁の枠組み。
主催:植彌加藤造園株式会社
「R4年度 観光庁補助事業
既存観光拠点の再生・高付加価値推進事業」
鷲田の紹介。
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「生態系曼荼羅」
東北大学大学院 生命科学研究科
総合生態研究室
近藤倫生(こんどう みちお) 教授
より提供いただいた
コロンビア大学 Sylvia Opitzさん中心にまとめた
カリブ海サンゴ礁の主に魚を中心とした「食物網」
魚を捕まえて、胃の中身を調べて、
何を食べたか推測する。気の遠くなる作業!
そのデータを近藤先生のチームが視覚化した。
- イントロダクション
和田→紹介から
鷲田:
改めまして、皆様、
本日はお集まりいただき誠にありがとうございます。
進行、加藤造園の職人、鷲田です。
普段は東本願寺、渉成園、育成管理の仕事つとめてます。
- 本日、主旨の説明
本企画は、「揺らぎと共生」と題しまして、
渉成園とおひがしさん門前エリアついて意見交換を
パネルディスカッション形式で行います。
本日、東本願寺の皆様、門前エリアの事業者、観光関係、
教育機関、様々な方面の方にご来場いただいております。
門前地域の未来に対する、皆様の願い、期待、夢などを
オープンに語り合う場として設定いたしました。
ここFabCafe Kyotoさんというのは
領域を横断型の「生態系」(エコシステム)のような
有機的なつながりを誘発する環境づくりに取り組んでおられます。
そのFabCafeで、本企画が
実現できたこと、ありがたいと思います。
- Timetable紹介
本企画はパネルディスカッション形式で行います。
前半は各パネリストからの発表、各10分。
途中休憩、軽食提供をはさみ
後半はパネリストセッション、20分
そしてフロアトークという形で20分、
みなさまとの意見交換を行いたいと思います。
最後は皆さまアンケートにご協力お願いいたします。
門前エリアにまつわる趣向を五感で楽んでいただきながら、
参加型のディスカッションが実現できればと考えております。
皆様のアイデアが響きあい、
よき化学反応が起きる事を願っております。
それではまず、18:55まで
導入として、私から、門前 天 地 人 という形で、
門前のとりくみ全体のベースとなるような話、
加藤の取り組みの紹介、
そしてパネリストの皆さんの紹介をいたします。
- 早速、こちら
孟子の言葉から。
「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず。」
この「天、地、人」を
タイミング、立地、コミュニケーションといえばいいのか。
おひがしさん門前エリアの
現在の状況を眺めていきたいと思います。
- まず、天の時、機運。2023年1月現在というタイミングについて。
こちらにざっと上げましたが、
アーティスツフェア
市民緑地
東本願寺「慶賛法要」が勤まります
芸大移転
場所は違いますが、文化庁移転も重要なトピックです。
民間、大学、行政、「産・学・官」
様々なカテゴリーが集中している。
特にアートの動きが多い。
門前エリアにおける文化芸術関連の取り組みは
今後さらに注目を集める事はまず間違いないと感じます。
- 天の時は地の利に如かず、
「地の利」です
真宗大谷派という、とんでもなく大きな、
世界各地に別院を持つ宗派の総本山。
京都駅、世界に名だたる観光都市「Kyoto」の玄関口。
いわば2重に「門前」であるエリアなわけです。
立地条件で言えば、すさまじく恵まれた立地であり、
この機運に対して、この立地。
例えば一般に地方都市、観光行政などで、
「地域活性化」といいますが、
そんな課題なんてどこにあるの?という感じ。
- 地の利が一目瞭然のアングル。
本山に通う私たち職人が毎日見る光景。烏丸通五条から見た、この景色。
2つのgateway
ちなみに左手に街路樹が続いているのか、とおもいきや門前緑地のケヤキ群。
のびのびとケヤキらしい自然樹形、都市部のど真ん中で見られる。樹木観察の名所。
- 南北、真反対の視点から眺める門前エリア。
京都タワー展望台に上り、北向きに京都市街、
比叡山、京都の盆地を一望します。
そのど真ん中を烏丸通が御所まで続きます。
こちら、太田さんのレポートなのですが、
周囲は、あの森はなに?とざわつく人々、調べる人。
アンケートの結果、
ここで調べて訪れる方、実際にいらっしゃいます。
- もう一つの視点。
河原町、車でと通っていても、200mもある、
土塀インパクトあります。
「何だここは?」
歩いてみると、さらにすごい距離。
すごいお屋敷?森?鳥の声がすごい!
- 文政十年(1827)頼山陽「渉成園記」の一文。
キコクの籬を知るのみ、その中の趣を成すを見ず。
令和の今もなお、
よく通っていても「この土塀の中の趣を見ず」という人、
案外多いみたいです。
- こちらが「渉成園」
昭和11年には国の名勝に指定された、
歴史ある文化財庭園。
東本願寺の飛び地境内地、京都駅から徒歩10分。
この抜群の好条件。
にもかかわらず庭園としては案外知られていない。
というのが、現場で普段作業従事している我々の肌感覚。
「そんなに、知られていかもしれない?」という感覚、
魅力を「もっと知ってほしい。」という感覚。
「渉成園」の魅力とは何だろう?
「知らない」から当然なのだけど、
たずねると、どんどん見つかる。発見がある。
- 昨年度から、観光庁補助事業に採択されたこともあり、
門前エリアと渉成園の周遊性、
外部からの流入性を高めるための取り組み、
実証実験を行ってきた。
植彌加藤造園株式会社からは
一貫したテーマ設定として、
探っていく、発見する、、という出会い方。
つまり「旅」を提案してみてはどうかということで。
「門前に遊ぶ 渉成園と地域をつなぐ小さな旅」
と題して様々な実証実験を行いました。
- 今年度はまず秋、一夜限りのお月見の企画を開催しました。
渉成園十三景にちなんだ「十三夜」のイベント。
残暑から逃れる夕方の時間帯を解放。
ライトアップを行う。
画期的だったのは園内芝生広場での「ビール提供」
芝生広場の生演奏。
十三景のひとつ「印月池」に刻まれる満月を楽しみました。
- 宗務所総務部 梯部長 ご挨拶いただきました。
こちらの近隣の皆様との座談会が本企画のもとにあります。
- エリアマップ作成。お手元にございますでしょうか。
出来立てほやほや。
見ての通り、他のすべての企画においても、
ビジュアルデザインにはかなり力を入れて、取り組みました。
面白さ、ワクワク感、コンセプトをデザインから届けてゆく。
門前エリアが、今後京都のアートにかかわる、
重要な拠点エリアになることは間違いない
そういう予想からもデザインワークによるは大切だとかんがえております。
- 渉る、到る処に
渉成園の内部で開催したイベント。
というこちらの企画タイトル、
渉成園の名前の由来となる 陶淵明「帰去来辞」、
(「いざ帰りなん」書き出しで有名な帰去来時)
「園日渉而成趣」
歳に渉りて、世に渉りて、海を渡って、
到る処に、広がっていくように。
そういう願いを込めた。
宗務総長のお名前、でもあるのですが。
こちらも、ビジュアル設計をかなり重要視しており、
五感で楽しめるように。
企画自体がアートプロジェクトのつもりで進めました。
- こちらもアートプロジェクト部門といえますが。
近隣の周遊性を高めることを目指した企画です。
昨年度から、渉成園テーマに、職人という裏方目線の作品作成してきた。
こちらは昨年の作品。
従来の日本庭園、管理ではノイズとして、排除対象になってきた
「老病死」をテーマに、
真宗大谷派の境内地として、「いのち」のコトワリに目を向けた表現。
今年度、さらに門前エリアの周遊性を高める民、ブラッシュアップ、後程。
看板商品の開発として。進めております。
- こちら昨年度に引き続きホテルカンラさんエントランスに展開中です。
- 今年度は京阪グループ、サウザンド京都様も、
エントランスのシンボル、大階段。
ほか、本山、tunestay、20pices、
そしてこちらFabcafeさまにも展示させていただいております。
- 二次元コード。DENSOWAVEさんの開発したQRコード。
エリアディスプレイに、仕掛け、
渉成園の中の企画にも、「見所CUBE散策」ということで、
それこそ園内の「到る処に」仕掛けました。
- 重要なのは、こちらの部分、
どこで、どれくらい読み込まれたのか、データとして集計しております。
それぞれのCUBEにアンケートも組み込まれている為。
結果を調査分析できる。マーケティングのツールとしての機能。
- 周遊をおすすめしているので、
渉成園の園内にて受け止めるコンテンツ必要。
そこで我々の専門分野であるお庭のお手入れ実演会。
庭のお仕事を解説付きで見ていただく企画開催しました。
- 渉成園の作庭者といわれている石川丈山。
文政十年「渉成園記」しるした頼山陽。
当時の名だたる文人です。
渉成園は文人好み、文人趣味のお庭といえます。
園内の到る処に、中国趣味、設え、道具立てが見つけられます。
そこをぜひ、楽しんでほしい。
そこで今回は「頼山陽と煎茶」というテーマを設定して、
「渉成園記」と「十三景詠」を読んでいく講座を開きました。
まだまだ我々も勉強していきながら、味わってゆきたい部分。
以上が、少し長くなりましたが地の利、立地の部分。
渉成園に関しては、取り組みも紹介いたしました。
- 最後に
地の利は人の和に如かず、
なんといっても、大切なこと、
近隣の事業者の皆様、顔が見えてきた。つながりが、広がってきている。
これからパネリストの皆様より、
10分ずつ発表頂きます。
(18:55~19:35)
- パネリストの4名の皆様を紹介いたします。
- おひがしさん門前みらいプロジェクト代表として、
先導者として、門前エリアでの活動を続けていただいてる。
機運が醸成してきている感あり、の部分で
プロジェクトの紹介、最新情報をお話しいただく。
- 渉成園の担当を務める、植彌加藤造園の職人。
バイオ科学の分野のバックボーン持っている。
鹿ケ谷のナウシカ、生き物、植物、昆虫、粘菌に愛情、注ぐ。
仲間ですが、造園業界として、面白い存在なのだと思います。
- 今回の、「揺らぎと共生」というの企画のおおもと。
Αステーション、ラジオ番組出演の際、
「南大島背後のビル群の景色との共生」という視点。
我々からして目を開かれる思いでした。
- 共生、共感ということに際しては、「美」「芸術」という非言語コミュニケーション、
感性の力は圧倒的重要。
アートコンセプトのホテルなど集中するこの地域にとって、
今秋の京都市立芸術大学の移転は重要な要素、事件。
アート拠点地として、注目を集めることは間違いのない流れ。
安藤先生、
五感で、感じる。すっと、裸足になって、庭を愉しんでおられた。
- それでは尾形さんより、お願いいたします。