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Microsoft Tech Summit 2017
働き方改革を VDI で実現!この流れは始まっています。
今回は一風変わった形で、Citrix on Azure に関する技術者
向け情報をお届けします。
過去の VDI 案件やセミナーでいただいた質問から新情報ま
で、一問一答形式でぎゅっと圧縮してご紹介していきます。
すでに知っている方も知らない方もここで一気にキャッチ
アップして下さい!
なお本セッション内では、”VDI とは?” といった基本的な
情報には触れません。
概要はウェビナー等でお伝えしていますので、そちら
(VDI on Azure リンク集 https://aka.ms/vdi-on-azure) を
ご参照ください。
自己紹介 ~本セッションは2名で担当します~
We’re so happy to see you again !!
みなさまからの
ご質問は情報の宝庫!
本セッションは、
これまでの Q & A を
濃 縮 還 元 します!
a) オンプレミス型
b) クラウド (IaaS) 型
c) クラウドサービス型
Azure
物理サーバー/
Hyper-V など
Citrix Cloud
Azure
Delivery
Controller
DB Server
License
Server
Store
Front
NetScaler
Gateway
Studio
Director
XenDesktop
Essentials サービス
お客様の Azure サブスクリプション
XenApp
Essentials サービス
Windows 10
仮想マシン
Windows
Server
仮想マシン
XenApp &
XenDesktop
サービス
Windows
デスクトップ
仮想マシン
Windows
Server
仮想マシン
~ powered by Azure ~
Linux
デスクトップ
仮想マシン
Linux
デスクトップ
仮想マシン
物理サーバー / Hyper-V など
On-Premise
Azure
仕様・
コンセプト
運用設計・構築
ライセンス
Azure 上で VDI を利用したい場合、Citrix 以外の選択肢はありますか?
どこかの会社が VDI on Azure のサービス発表していたような…
• Microsoft Azure は オープンなプラットフォーム
• Citrix Cloud もリソースロケーションを選択可能 (*1)
💡 現実的には Citrix on Azure が最適解!
• グローバルレベルでの長期かつ緊密なアライアンス
• 国内で提供されている唯一の Windows 10 VDI on クラウド (*2)
• 国内外多くのお客様での稼働実績
(*2) SBC 方式では、RDS on Azure などの他の選択肢もあり(*1) Azure に特化して開発された Essentials 系サービスを除く
 RDS
VDI on Azure with Windows 10 ?
(少なくとも現時点では…)
まったく 手段がないのか・・・?
RDVH RDVH RDVH
RD 仮想化ホスト (RDVH, Hyper-V ホスト)
• ドメイン参加 & 管理者権限が必要
VDI on Azure with Windows 10 ?
• Citrix XenDesktop
• MS VDI with Nested Hyper-V
さまざまな可能性(*)を模索中・・・ STAY TUNED
(*) いずれも今後の可能性を示すものであり、
正式サポートが確定しているわけではありません
RDVH
(Nested Hyper-V)
Azure ホスト (Windows Serer 2016 Hyper-V)
お客様
管理
Azure
管理
Windows Server 2016
仮想化ホスト
Windows 10 VDI
Nested VM
RDVH
(Nested Hyper-V)
RDVH
(Nested Hyper-V)
Azure PaaS の活用により、RDS システム構成をよりシンプルかつスマートに!
RDSH
RDGW/RDWeb RDCB DB ADDS
RDLic
File
RDP over HTTPS
クライアント
・・・
MFA
SQL Database AAD DS
 MSVDI
[de:code 2016 : INF-012]
デスクトップ仮想化の実践
- powered by Windows Server 2016 & Azure -
https://channel9.msdn.com/Events/de-code/2016/INF-012
Citrix Cloud は北米にあると聞いたことがあります。
レスポンスやセキュリティが心配ですが大丈夫でしょうか?
2017年11月現在、Citrix Cloud の管理サービス
(コントロールプレーン) は USA と EU の二箇所
💡 ここがポイント!
• コントロールプレーンには
重要な顧客情報は保持しない
• クライアントと VDA 間の通信は
コントロールプレーンを経由しない
Citrix Cloud
利用者
Resource Location
(VDA ホスト)
Citrix Cloud POP
Cloud Connector
ユーザー
StoreFront
HDX
Gateway Service
認証
画面転送
Active Directory
NetScaler
VDI
Azure
リソースロケーション
XenApp & XenDesktop
コントロールプレーン
(US, EU)
ユーザー
Citrix
Cloud
Connector
12のアクセス
ポイント(POP)
Citrix Cloud
NetScaler Gateway
Service
💡 POPのアドレス例:global.g.nsscv.net
ユーザーは地理的にもっとも近い NGS POP に自動アクセス
• 日本から: lb-sn-ngs-production.japaneast.cloudapp.azure.com
• 北米から: lb-sn-ngs-production.westus.cloudapp.azure.com
小規模環境で、できる限りコストを下げたいです。
Citrix Cloud Connector を1台で動かしても問題ないでしょうか?
• 機能上は1台でも動作可能
• 自動アップデートの際に動作が停止するため、
2台構成を強く推奨 (2台同時には更新されない仕組み)
💡 Citrix Connector の通信要件
リソースロケーションからの接続 管理コンソールへの接続
https://*.citrixworkspacesapi.net
https://*.cloud.com
https://cwsproduction.blob.core.windows.net/downloads
https://*.nssvc.net (NetScaler Gateway Service 利用時)
https://*.servicebus.windows.net
https://*.xendesktop.net
https://*.citrixworkspacesapi.net
https://*.cloud.com
https://cwsproduction.blob.core.windows.net/downloads
https://*.xendesktop.net
http://docs.citrix.com/en-us/citrix-cloud/overview/requirements/internet-connectivity-requirements.html
クラウド!クラウド!と言っているけれど、オンプレで構成する VDI に
比べて何が良くなるのか、いまいち分かりません。
スピード コスト最適化
コストの”適正化”
(CAPEX から OPEX へ)
短期構築 即時拡張縮小・利用停止
運用負荷軽減
/ 基盤はプロにお任せ
実際のお客様の声:
シンプルフレキシブル
💡 クラウドも万能ではなく、オンプレが適しているケースも…
• スケール変動が一切なく、かつ24時間稼働を前提とする利用形態
• 法的要件などにより、一切のバージョン更新が許されない環境
$$
$
$
$
今、オンプレで XenApp を使っています。クラウドも検討中ですが、
クラウドサービスになるといろいろ制限が出てきそうで心配です。
以下3つの制限を考慮してください
💡 オンデマンドプロビジョニングなど Citrix Cloud のみで提供される最新機能も!
Citrix Cloud 機能は随時アップデートしていくので 乞うご期待!
• 権限委譲、構成ログなど一部使えない機能あり
• PVS は Azure 上で未サポート
• Azure 上の NetScaler Gateway では EDT 未サポート
• リソースロケーションは Azure 限定
• Skype for Business 最適化機能のサポートなし
Citrix Cloud
Azure
XenApp/XenDesktop
Essentials
Citrix on Azure を考えていますが、ライセンス体系がよくわかりません。
複雑に感じるので、もう少しシンプルにならないの?
ライセンス構造は三階建て (柔軟なサービスを提供するために…)
VDA ホスト用ライセンスCitrix Cloud Microsoft Azure
ユーザー単位
(月額または年額)
ユーザー単位
(BYOL または CSP 月額)
リソース従量課金
(Compute, Storage 等)
• BYOL, Azure Marketplace サブスクリプション (XenApp Essentials Remote Access Fee) ,
CSP (Windows 10) など、 VDA ホスト用ライセンスのさまざまな購入オプションから選択可能
• 100種類近くある Azure の豊富な仮想マシン種類から選択可能
• Azure Hybrid Benefit や Reserved Instance などのコスト軽減策にも対応していくため
💡
PDF
XenDesktop Essentials XenApp Essentials
Microsoft ライセンス
パートナー 経由での販売
(既存ライセンスがある場合は
追加購入不要)
Open (年額, ユーザー単位)
販売形態
価格
VDA ホスト用 Windows 10
Windows 10 Enterprise E3/E5
per User または VDA per User
VDA ホスト用 Windows Server
Microsoft ライセンス
パートナー 経由での販売
(既存ライセンスがある場合は
追加購入不要)
Open (年額, ユーザー単位)
Azure Marketplace
経由での販売
(Citrix Cloud 利用料金に
加算する形で請求される)
US$6.25(月額, ユーザー単位)
■ Citrix Cloud XenApp and XenDesktop サービス 利用時
• VDA ホストとして Windows 10 を利用する場合:
XenDesktop Essentials 同等 (Windows 10 Enterprise E3/E5 per User または VDA per User を購入)
• VDA ホストとして Windows Server を利用する場合:
RDS CAL with SA が必要 (Remote Access fee 方式の提供はなし)
RDS CAL with SA Remote Access fee
XenDesktop Essentials XenApp Essentials
Citrix Cloud XenApp and
XenDesktop サービス
Azure Marketplace (*1) 経由での販売
・オンライン契約の場合: クレジットカード払い
・エンタープライズアグリーメント (EA) 契約の場合:
EA パートナー様経由で、EA 超過料金として四半期ごとに請求
・CSP 契約の場合: 2016年5月現在 取り扱い不可
Citrix ライセンスパートナー
経由での販売
US$12 (月額, ユーザー単位)
<両サービスを利用するユーザーがいる場合は個別カウント>
US$270 (年額, ユーザ単位)
<3年契約での参考価格>
(*1) Azure Marketplace 製品に関するご案内: https://blogs.msdn.microsoft.com/dsazurejp/2016/03/09/azure-marketplace/
Marketplace FAQ: https://azure.microsoft.com/ja-jp/marketplace/faq/
販売形態
価格
最小25ユーザー~ 最小25ユーザー~備考
ライセンス体系は分かりましたが、結局いくらになるんでしょうか?
一律の回答はできませんが…
下記シミュレーターやホワイトペーパーがお役に立つはずです
XenApp and XenDesktop
on Azure Cost Calculator
https://costcalculator.azurewebsites.net/
Citrix XenApp Essentials Cost Estimate Kit
https://www.citrix.com/products/citrix-cloud/form/xenapp-essentials-kit/
Citrix XenDesktop Essentials Cost Estimate Kit
https://www.citrix.com/products/xenapp-xendesktop/form/xd-essentials-kit/
ライセンスの説明で Azure Hybrid Benefit とか Reserved Instance とか
聞いたことのない言葉が出てきました。これは何ですか?
Azure Hybrid Benefit https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/hybrid-benefit/
• Windows Server ライセンスを持ち込むことで、Azure 上での
Windows Server 仮想マシンを低価格で使用できる仕組み
いずれも Azure 仮想マシン利用料金を削減する仕組み (併用可能)
Azure Reserved Virtual Machine Instance
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/hybrid-benefit/
• 長期利用(1年または3年)を想定した
仮想マシンに対して割引する仕組み
• 2017年中に正式提供開始予定
昔、クラウド上では Windows クライアント OS を使ってはいけないと
聞いたことがあります。サーバー VDI じゃないとダメでしょ?
今年8月の製品条項改定によりマルチテナント利用が解禁!
項目 許諾対象 よくある誤解 (NG 例)
必要ライセンス Windows 10 Enterprise E3/E5 per User
または Windows 10 Education A3/A5 Per User
または VDA E3/E5 per User
per Device ライセンス
Windows 10 Pro ライセンス
稼働環境 Microsoft Azure または QMTH Program にて認定を
受けたマルチテナント ホスティング パートナー
認定を受けていないクラウド
稼働 OS 種別 Windows 10 Creators Update 以降の
Current Branch ソフトウェア
LTSC モデルの利用
Windows 7/8 のダウングレード利用
ライセンス認証 Azure AD ベースのライセンス認証 KMS / MAK によるライセンス認証
注) 従来から提供されている MSDN サブスクリプションでの Windows OS 利用特典(開発・テスト目的)は変更ありません
💡
Azure および Approved 3rd Party 環境で Windows 10 を利用可能に!
3.6 Windows 10 マルチテナント ホスティング
Azure AD ベースのライセンス認証を使用する、Windows 10 Enterprise E3/E5 Per User SL (Local Only
を除く)、Windows 10 Education A3/A5 Per User SL、または VDA E3/E5 Per User SL をお持ちのお客
様は、Windows 10 Creators Update 以降の Current Branch ソフトウェアを、Microsoft Azure 上で実
行されている仮想マシン、または対象となるマルチテナント ホスティング パートナー
(www.microsoft.com/Qualified_Multitenant_Hoster_Program に規定) との共有サーバーにインストー
ルすることができます。ライセンスを取得した各ユーザーは、本ソフトウェアの最大 4 つのインスタンスに
アクセスすることができます。
Microsoft Azure 上でイメージを構成する場合、お客様は、そのマルチテナント ホスティングの使用が
Windows 10 に対するものであることを示し、https://docs.microsoft.com/en-
us/windows/deployment/windows-10-enterprise-subscription-activation に掲示されるその他のソフ
トウェア構成要件に従う必要があります。パートナー ベースのデプロイ要件は、
www.microsoft.com/Qualified_Multitenant_Hoster_Program で確認できます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/product-licensing/products.aspx
製品条項は毎月改定されます。必ず最新版をご確認ください。(下記は2017 年 10 月版より抜粋)
Windows 10 製品条項に “Azure AD ベースのライセンス認証” って
書いてあるんですが、これなんですか? KMS はどこへ?
• クラウドベースのライセンス認証
• 別名: Windows 10 Subscription Activation
• ユーザーライセンスを正確に管理
でき、予期せぬライセンス違反を
防止 (KMS や MAK では困難…)
[Ignite 2017: Deploy & manage Windows Enterprise
subscriptions just like O365 using the cloud]
https://myignite.microsoft.com/sessions/53410
[Windows 10 on クラウドのライセンス認証について]
https://blogs.technet.microsoft.com/mskk-cloudos/2017/10/30/
windows-10-on-クラウドのライセンス認証について/
http://download.microsoft.com/download/A/2/8/A28985D6-78DE-41A4-B5EA-6FA0270D824B/LicenseQuickStartGuide.pdf
項目 ライセンス 最小コスト
XenApp Essentials
無償評価版なし、最小25ユーザー分の費用が必要
XenDesktop Essentials
XenApp and XenDesktop service
無償トライアルあり (60日間)
[承認制のため Citrix 担当営業へご相談ください]
Windows 10 E3/E5 per User
MSDN サブスクリプション特典を活用、
またはCSP 契約では月額契約可能
[Windows 10 Enterprise 評価版 (90日間) はクラウド持込 NG です]
RDS CAL per User with SA
猶予期間 (120日間) 内での評価ならライセンス不要、
XenApp Essentials では月額 SKU (Remote Access Fee) もあり
Compute, Storage, Network 他
Azure 無料アカウント (25,000円クレジット) などの選択肢あり
[アカウント種別によって、Marketplace 製品の展開や展開先リージョン
などが制限されている場合があります]
ユーザーレスポンスとか、実際に試してみないことには信用できません。
できるだけ安く試せる方法ありませんか?
完全無料とはいきませんが、低価格でお試しできる方法をご紹介します
VDA ホスト
Citrix Cloud
Azure
[XenApp on Azure – Azure 上の XenApp を使ってみた]
https://www.citrix.com/blogs/2016/09/29/xenapp-on-azurejp/
Azure Active Directory による認証は可能ですか?
それともオンプレ AD が必要でしょうか?
• Active Directoryドメインサービス (ADDS) 必須
✓ PaaS の Azure AD ドメインサービスもサポート
[Announcing Federated Authentication using Azure Active Directory for XenApp Essentials]
https://www.citrix.com/blogs/2017/10/12/announcing-federated-authentication-using-azure-active-directory-for-xenapp-essentials/
💡
• FAS (Federated 認証サービス) により、
Azure Active Directory でのフェデレーション認証も可能
Citrix Cloud
XenApp and XenDesktop Service
[Active Directory サーバーを設置]
※Azure AD は Citrix Cloud 管理サイトへの
ログインでのみサポート
仮想デスクトップ/アプリ利用に Azure AD を利用
する場合には、Citrix Cloud ではなく通常の製品版
でSAML を利用する必要があります。
Azure AD
社外からのリモートアクセスで使うことを考えています。
セキュリティを確保するために多要素認証したいのですが可能ですか?
もちろん可能です
• 多要素認証利用時は
NetScaler をリソース
ロケーションに配置 (*)
• NetScaler 12 より
単独での OTP もサポート
• Azure MFA も利用可能
(*) 現在 NetScaler Gateway Service は多要素認証を未サポートのため
ネットワーク構成の理解が漠然としています…
ExpressRoute は必須? Citrix Cloud を経由するの?
• 要件に応じて柔軟な構成が可能
• 「認証フロー」と「画面転送フロー」の二経路が発生
💡
1. 認証暗号化をすべての Citrix Cloud サービスにまかせて
インターネット経由でアクセスする場合
2. 社外からのアクセスは多要素認証を必須とし、
社内と Azure は ExpressRoute を敷設する場合
Citrix Cloud
利用者 Internet
Resource Location
(VDA ホスト)
• NetScaler Gateway Service を利用
• 社内 ⇔ Azure 間では専用線や VPN による接続が一切ない状態
Citrix Cloud POP
NetScaler
Cloud Connector
ユーザー (社外)
ユーザー (社内)
StoreFront
HDX
Gateway Service
認証
画面転送
利用者 Internet
Resource Location
(VDA ホスト)
Citrix Cloud
• 多要素認証を行うために NetScaler VPX および StoreFront を Azure 上で稼働
• 社内 ⇔ Azure 間は ExpressRoute を敷設
Citrix Cloud POP
ユーザー (社外)
ユーザー (社内) StoreFront
HDX
認証
画面転送
VPX
NetScaler
Cloud Connector
HDX
XenApp Essentials や XenDesktop Essentials は簡易版と聞いています。
Citrix ポリシーによる制御はできないのでしょうか?
XenApp Essentials
• シンプル UI (*1)では Citrix ポリシー設定不可
• グループポリシーエクステンション(*2)の
利用により代替可能
(*1) XenApp Essentials で提供される簡素化された管理画面
(*2) https://support.citrix.com/article/CTX220345 よりダウンロード可能
XenApp Essentials 以外
• 従来通り Citrix Studio から Citrix ポリシーを構成可能
• グループポリシーエクステンションも利用可能
Citrix Cloud による
管理画面
(Citrix Studio)
XenApp Essentials の
簡素化された管理画面
(シンプル UI)
Citrix Receiver
モジュール
システム管理者
クリップボード
IDE接続
USB接続
PRT接続
ポリシー
X X X
さまざまなルールを
ポリシー設定にて、ユーザーが
意識しない形で制御できる
ポリシー適用の条件
接続デバイス IPアドレス
接続デバイス名
接続先の仮想環境グループ
(デスクトップグループ)
接続先の仮想環境の種類
ユーザー、ユーザーグループ
組織単位(OU) など
ポリシー定義の種類
ローカルデバイスに接続された周辺機器
HDXテクノロジー制御(画面描画)
ネットワーク使用帯域幅(上限値 bps)
印刷制御
プロファイル運用定義
タブレットデバイス利用時の最適化 など
GPU を使うアプリケーションを動かしています。
クラウド上の VDI で利用することは現実的でしょうか?
• GPU 搭載の NV シリーズを
使えば 3D CAD も OK!
• HDX 3D Pro 機能により
NVIDIA ドライバによる高速描画と
高い圧縮転送が可能!
💡 ここも忘れずに!
クラウド (Azure) 上での利用におけるサポート/ライセンス等は、
各アプリケーションベンダーにもご確認ください
Skype が使えることが Citrix VDI の強みと聞いています。
本当に問題なく使えますか? 何か制限はありませんか?
はい、FAT 端末同等にご利用いただけます
• Citrix と Microsoft は、Skype for Business 最適化ツール
(HDX RealTime Optimization Pack) を共同開発
• Receiver と VDA にアドオンをインストールするだけで OK
The Big News About Microsoft Teams
https://www.citrix.com/blogs/2017/11/08/the-big-news-about-microsoft-teams/
💡
XenDesktop をプール型で使う場合や XenApp を使う場合は
移動プロファイルが必要になると思います。どのように管理できますか?
• 移動プロファイルやフォルダリダイレクトを補完する
Profile Management (移動プロファイル拡張ツール) が
VDA とともに自動インストールされる
• プロファイル格納用ファイルサーバーは任意の場所
(Azure or オンプレミス) に配置
💡
 ディレクトリとファイルの同期(除外と包含の設定)
 プロファイルストリーミング(ログイン時間の高速化)
 アクティブライトバック(プロファイルの保護:デフォルト無効)
 ローミングデフォルトプログラム
 互換性のための適切なプロファイルストアパスとバージョン分離
 ¥¥DFSNamespace¥share¥#SAMAccountName#¥!CTX_OSNAME!!CTX_PROFILEVER!
移動プロファイルとフォルダリダイレクトを補完
Citrix Cloud にお任せできる部分はいいとして、
それ以外 VDA ホストとかのサイジングの考え方を教えてください。
指標あります。たとえばこちら。
💡 とはいえ…
後から簡単にリソースの追加・削減・停止をできるのがクラウドのメリット!
サイジングに過度の時間と労力をかけすぎないことをお勧めします
Citrix Cloud XenApp and XenDesktop Service Sizing
and Scalability Considerations
https://docs.citrix.com/content/dam/docs/en-us/citrix-cloud/downloads/xenapp-xendesktop-service-sizing-scalability.pdf
【ウェブ セミナー】「Citrix on Azure」サイジングベストプラクティス
https://info.microsoft.com/JA-Azure-WBNR-FY18-09Sep-06-WebSeminarCitrixonAzure-343450_01Registration-ForminBody.html
リソースロケーション
XenApp/XenDesktopサービス
(コントローラ、StoreFront)
クラウド
コネクター
Citrix Cloud
AD VDAVDAVDA
クラウド
コネクター
Citrix Cloud のサイジングホワイトペーパー
Citrix Cloud XenApp and XenDesktop Service Sizing and Scalability Considerations
https://docs.citrix.com/content/dam/docs/en-us/citrix-cloud/downloads/xenapp-xendesktop-service-sizing-scalability.pdf
ストレージ設計の考慮点を教えてください。
Managed Disk に対応してますか?
• 非管理ディスク(ストレージアカウント)を利用
• 1VM あたり 500 IOPS 程度を想定し、
ストレージアカウントの IOPS 上限から
アカウントごとの VM 数を決定
💡 管理ディスク(Managed Disk)への対応は?
現在 Tech Preview 中!今後は管理ディスクが標準になる予定
[XenApp&XenDesktopでのAzure管理対象ディスク(プレビュー版)の紹介]
https://www.citrix.com/blogs/2017/11/06/introducing-azure-managed-disks-preview-in-xenapp-xendesktop-on-azure-jp/
💡 より高速な性能を得るために:
• ローカルSSDキャッシュ – 一時的なストレージ
• ストライプディスク
Windows as a Service で年2回更新が行われていくと聞いています。
運用が大変なので、アップデートをスキップできませんか?
サポートライフサイクル上は可能ですが…
スキップせず、年2回アップデートしていくことを強く推奨
• (Windows 10 に限った話ではなく) 移行・アップデート時の
バージョン差が開くほど、システム上のリスクが上昇
• マイクロソフト社内においても、継続アップデートを前提とした
テストを最重視して実施
💡 VDI のポイント
プール型の VDI を構成することにより、FAT 端末や専用型の
VDI に比べて大幅にアップデートの運用負荷を軽減できます
どんどんアップデートしていく Windows 10 の Windows as a Service が
不安です。Citrix VDI ではうまく対応できるのでしょうか?
もちろん対応しています
[XenDesktop VDA サポート方針]
• Windows Insider Preview からテスト
• SAC-Targeted (SACT) に対しても限定サポートあり
• Windows 10 SAC リリースと同時に、
最新バージョンの VDA でフルサポート開始
[Citrix Blog: Windows 10 と XenDesktop]
https://www.citrix.com/blogs/2017/10/22/windows-10-and-xendesktop-jp/
年 2 回 (3 月と 9 月) にリリース、各バージョンは 18 か月間サポート
1607
Anniversary Update
1703
Creators Update
1709
Fall Creators Update
12 月 4 月 8 月 12 月 4 月 8 月 12 月 4 月 8 月8 月
2016
SACT
(旧称 : CB)
SAC (旧称 : CBB)
SACT SAC
SACT
Inside Preview
Inside Preview
Inside Preview
SAC
SAC (旧称 : CBB)
SAC (旧称 : CBB)
2018 20192017
10/10 まで
1511
November Update
1803
SACT
(旧称 : CB)
18 か月サポート
18 か月サポート
18 か月サポート
Citrix XenDesktop Virtual Delivery Agent (VDA) も WaaS に追随
1703
Creators Update
1709
Fall Creators Update
12 月 4 月 8 月 12 月 4 月 8 月 12 月 4 月 8 月8 月
2016 2018 20192017
Virtual
Delivery
Agent
(VDA)
1803
18 か月サポート
VDA 次バージョン
VDA 次々バージョン
限定
サポート
開始
フル
サポート
SACT
(旧称 : CB)
SAC (旧称 : CBB)
SACT SAC
SACT
Inside Preview
Inside Preview
Inside Preview
SAC
18 か月サポート
18 か月サポート
継続的にアップデートしていくのは大変だし、
LTSC 版の Windows 10 使うのがベストだと思うんですが…
LTSC は、法的要件などにより一切のバージョンアップが許容されない
特定用途向けであり、クラウドでの利用も認められないモデル
• FU のリリースから約 4 か月経過後にアナウンスされる、安定化した組織内への展開向けリリース
• リリース済みの更新プログラムが適用されており、Windows Update で公開されているモジュー
ルは、この時点で 更新適用済みの モジュール に置き換えられ再公開される
• 特定のビルドを機能固定し、機能更新プログラム (FU) を提供しない特定用途向けリリース
• 2-3 年毎にリリースされ、品質更新プログラム (QU) を 10 年間提供
• LTSC リリース後の新しいチップセットへの対応なし(Semi-Annual Channel は追随可能)
Azure 上でのイメージ管理はどのようにすればよいのでしょうか?
基本的な流れは下記の通り:
• マスターイメージ用 VHD を準備 (*)
• MCS を使ってマスター VHD から複製し、
マシンカタログを作成
• マスター VHD アップデート時にカタログ更新
(*) Windows 10 マスターイメージの準備方法
• Windows 10 VHD をローカルからアップロード
• Azure Marketplace から Windows 10 インスタンスを展開
マスター
VM VM 1 VM 2 VM 3
クローンID クローンID クローンID
コピー
マスター
イメージ
VHD
展開用
イメージ
VHD
Read
Read/Write
ストレージアカウント
ストレージ
アカウント
コピー
1000台のプールされたマシンの時間
[時間:分]
前のバージョン 現在
カタログを作成する 8:30 2:30
すべてのマシンを起動する 2:30 1:00
すべてのマシンを停止する 2:00 1:00
カタログイメージを更新する 1:30 1:00
カタログの削除(マシンが停止しま
した) 6:30 1:00
[Update and Rollback XenDesktop Azure
Resource Manager Catalog]
https://www.citrix.com/blogs/2016/11/23/update-and-
rollback-xendesktop-azure-resource-manager-catalog/
マスター vhd
初回展開用 vhd
更新用 vhd
コピー
コピー
※「コピー」は Azure PowerShell にて実施
Azure Automation などを活用して自動化
イメージ更新などの定期的な運用項目があると認識しています。
これら運用作業を自動化できますか?
自動化に使える、さまざまなコマンドや API があります
[Azure 関連]
• Azure PowerShell
• Azure CLI
• Azure REST API
[Citrix 関連]
• XenApp and XenDesktop
Remote PowerShell
• Monitor Service OData API
• Citrix Cloud API
たくさんの仮想マシン (VDA) が動くことになるので、使い過ぎによる
請求金額が不安です。手間暇かけることなく安くできる方法ありませんか?
Azure 仮想マシン (*1) x Citrix Smart Scale
(*1) Azure 仮想マシン (VM) の課金体系
• 分単位
• 1分未満は切り捨て
(例: 659秒利用時は、600秒 (10分) の請求)
Achieve better savings with best-in-
class cost management on Azure
https://azure.microsoft.com/en-us/blog/achieve-better-
savings-with-best-in-class-cost-management-on-azure/
= VM 自動停止/起動を行い、徹底的なコスト削減を実現
構築中や運用中に問題が発生した場合、技術サポートは受けられますか?
別途サポート契約が必要でしょうか?
もちろんあります
• Citrix Cloud サブスクリプションに
サポートも含まれる (別途サポート契約不要)
• プラットフォームに起因する問題の場合は、
Microsoft Azure サポートに対応及び調査を
依頼するようにご案内
今後 XenApp/XenDesktop Essentials をはじめ、
両社のサポート協業スキームをさらに強化する予定です!
 High – サービス停止か又はそれに近い緊急度の高い状況
 Medium – サービスは停止していないが大幅な機能縮退
が発生中
 Low – 部分的で重要度の高く無い機能縮退が発生中
Citrix Cloudからの発行
My Supportからの発行
CTX140334
仕様・
コンセプト
運用設計・構築
ライセンス
仕様・
コンセプト
運用
設計・構築
ライセンス
• VDI on Azure = Citrix ONLY?
• Citrix Cloud ってどこにあるの?
• Cloud Connector は2台必要?
• ポリシーによる接続制御はできますか?
• プロファイル管理の方法は?
• サイジングの指標はありますか?
• ストレージ設計の考え方は?
• オンプレより何がいいの?
• クラウドだと機能制限あるのでは?
• ライセンスの基本体系を教えて!
• で、いくらかかるの?
• Hybrid Benefit? Reserved Instance?
• クラウドで Windows 10 使っていいの?
• Azure AD ベースのライセンス認証って?
• 何はともあれ試してみたいのですが?
• 認証はどのようにすればよいですか?
• 多要素認証できますか?
• CAD VDI できますか?
• Skype for Business 本当に使えますか?
• クライアントからの通信経路は?
• Windows 10 は年2回アップデート必須?
• WaaS モデルにちゃんと対応できる?
• LTSC にすればいいんじゃないの?
• イメージ管理はどうやればよい?
• 運用作業は自動化できますよね?
• 運用で安くする方法ありませんか?
• 技術サポートはありますか?
# 赤文字は配布資料のみ
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基本編
XenApp on Azure – Azure 上のXenAppを使ってみた
https://www.citrix.com/blogs/2016/09/29/xenapp-on-azurejp/
Citrix Cloudを使ってみた
https://www.citrix.com/blogs/2017/04/18/citrix-cloud-jp/
Citrix Cloud の構成を整理してみよう
https://www.citrix.com/blogs/2017/05/08/citrix-cloud-constitution-jp/
XenApp Essentialsを使ってみた
https://www.citrix.com/blogs/2017/07/25/xenapp-essentials-jp/
Windows 10とXenDesktop
https://www.citrix.com/blogs/2017/10/22/windows-10-and-xendesktop-jp/
アドバンス編
よりスムーズなCitrix Cloud導入のための考慮事項
https://www.citrix.com/blogs/2017/05/30/considerations-for-smoother-citrix-cloud-deployment-jp/
Azure上でのXenDesktopが高速に展開できるようになりました
https://www.citrix.com/blogs/2017/11/01/provisioning-xendesktop-on-azure-just-got-a-lot-faster-jp/
XenApp&XenDesktopでのAzure管理対象ディスク(プレビュー版)の紹介
https://www.citrix.com/blogs/2017/11/06/introducing-azure-managed-disks-preview-in-xenapp-
xendesktop-on-azure-jp/
Azure Multi-Factor Authenticationサービスとの連携 (Integrating NetScaler with Azure MFA)
https://www.citrix.com/blogs/2016/12/14/azure-multi-factor-authenticationサービスとの連携/
SAMLによるAzure ADやADFSとの認証連携(SAML Integration with Azure AD and ADFS)
https://www.citrix.com/blogs/2017/05/17/saml-and-azure-ad-jp/
💡 https://www.citrix.com/blogs/language/japanese/
もうはじまっている ”クラウド ファースト VDI” ~ 一問一答形式で Citrix on Azure を徹底解説! ~

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  • 2. 働き方改革を VDI で実現!この流れは始まっています。 今回は一風変わった形で、Citrix on Azure に関する技術者 向け情報をお届けします。 過去の VDI 案件やセミナーでいただいた質問から新情報ま で、一問一答形式でぎゅっと圧縮してご紹介していきます。 すでに知っている方も知らない方もここで一気にキャッチ アップして下さい! なお本セッション内では、”VDI とは?” といった基本的な 情報には触れません。 概要はウェビナー等でお伝えしていますので、そちら (VDI on Azure リンク集 https://aka.ms/vdi-on-azure) を ご参照ください。
  • 5.
  • 6. a) オンプレミス型 b) クラウド (IaaS) 型 c) クラウドサービス型 Azure 物理サーバー/ Hyper-V など Citrix Cloud Azure Delivery Controller DB Server License Server Store Front NetScaler Gateway Studio Director
  • 7. XenDesktop Essentials サービス お客様の Azure サブスクリプション XenApp Essentials サービス Windows 10 仮想マシン Windows Server 仮想マシン XenApp & XenDesktop サービス Windows デスクトップ 仮想マシン Windows Server 仮想マシン ~ powered by Azure ~ Linux デスクトップ 仮想マシン Linux デスクトップ 仮想マシン 物理サーバー / Hyper-V など On-Premise Azure
  • 8.
  • 10.
  • 11. Azure 上で VDI を利用したい場合、Citrix 以外の選択肢はありますか? どこかの会社が VDI on Azure のサービス発表していたような… • Microsoft Azure は オープンなプラットフォーム • Citrix Cloud もリソースロケーションを選択可能 (*1) 💡 現実的には Citrix on Azure が最適解! • グローバルレベルでの長期かつ緊密なアライアンス • 国内で提供されている唯一の Windows 10 VDI on クラウド (*2) • 国内外多くのお客様での稼働実績 (*2) SBC 方式では、RDS on Azure などの他の選択肢もあり(*1) Azure に特化して開発された Essentials 系サービスを除く
  • 12.  RDS VDI on Azure with Windows 10 ? (少なくとも現時点では…) まったく 手段がないのか・・・? RDVH RDVH RDVH RD 仮想化ホスト (RDVH, Hyper-V ホスト) • ドメイン参加 & 管理者権限が必要 VDI on Azure with Windows 10 ? • Citrix XenDesktop • MS VDI with Nested Hyper-V さまざまな可能性(*)を模索中・・・ STAY TUNED (*) いずれも今後の可能性を示すものであり、 正式サポートが確定しているわけではありません RDVH (Nested Hyper-V) Azure ホスト (Windows Serer 2016 Hyper-V) お客様 管理 Azure 管理 Windows Server 2016 仮想化ホスト Windows 10 VDI Nested VM RDVH (Nested Hyper-V) RDVH (Nested Hyper-V) Azure PaaS の活用により、RDS システム構成をよりシンプルかつスマートに! RDSH RDGW/RDWeb RDCB DB ADDS RDLic File RDP over HTTPS クライアント ・・・ MFA SQL Database AAD DS  MSVDI [de:code 2016 : INF-012] デスクトップ仮想化の実践 - powered by Windows Server 2016 & Azure - https://channel9.msdn.com/Events/de-code/2016/INF-012
  • 13. Citrix Cloud は北米にあると聞いたことがあります。 レスポンスやセキュリティが心配ですが大丈夫でしょうか? 2017年11月現在、Citrix Cloud の管理サービス (コントロールプレーン) は USA と EU の二箇所 💡 ここがポイント! • コントロールプレーンには 重要な顧客情報は保持しない • クライアントと VDA 間の通信は コントロールプレーンを経由しない
  • 14. Citrix Cloud 利用者 Resource Location (VDA ホスト) Citrix Cloud POP Cloud Connector ユーザー StoreFront HDX Gateway Service 認証 画面転送 Active Directory NetScaler
  • 15. VDI Azure リソースロケーション XenApp & XenDesktop コントロールプレーン (US, EU) ユーザー Citrix Cloud Connector 12のアクセス ポイント(POP) Citrix Cloud NetScaler Gateway Service
  • 16. 💡 POPのアドレス例:global.g.nsscv.net ユーザーは地理的にもっとも近い NGS POP に自動アクセス • 日本から: lb-sn-ngs-production.japaneast.cloudapp.azure.com • 北米から: lb-sn-ngs-production.westus.cloudapp.azure.com
  • 17. 小規模環境で、できる限りコストを下げたいです。 Citrix Cloud Connector を1台で動かしても問題ないでしょうか? • 機能上は1台でも動作可能 • 自動アップデートの際に動作が停止するため、 2台構成を強く推奨 (2台同時には更新されない仕組み) 💡 Citrix Connector の通信要件 リソースロケーションからの接続 管理コンソールへの接続 https://*.citrixworkspacesapi.net https://*.cloud.com https://cwsproduction.blob.core.windows.net/downloads https://*.nssvc.net (NetScaler Gateway Service 利用時) https://*.servicebus.windows.net https://*.xendesktop.net https://*.citrixworkspacesapi.net https://*.cloud.com https://cwsproduction.blob.core.windows.net/downloads https://*.xendesktop.net http://docs.citrix.com/en-us/citrix-cloud/overview/requirements/internet-connectivity-requirements.html
  • 18. クラウド!クラウド!と言っているけれど、オンプレで構成する VDI に 比べて何が良くなるのか、いまいち分かりません。 スピード コスト最適化 コストの”適正化” (CAPEX から OPEX へ) 短期構築 即時拡張縮小・利用停止 運用負荷軽減 / 基盤はプロにお任せ 実際のお客様の声: シンプルフレキシブル 💡 クラウドも万能ではなく、オンプレが適しているケースも… • スケール変動が一切なく、かつ24時間稼働を前提とする利用形態 • 法的要件などにより、一切のバージョン更新が許されない環境 $$ $ $ $
  • 19. 今、オンプレで XenApp を使っています。クラウドも検討中ですが、 クラウドサービスになるといろいろ制限が出てきそうで心配です。 以下3つの制限を考慮してください 💡 オンデマンドプロビジョニングなど Citrix Cloud のみで提供される最新機能も! Citrix Cloud 機能は随時アップデートしていくので 乞うご期待! • 権限委譲、構成ログなど一部使えない機能あり • PVS は Azure 上で未サポート • Azure 上の NetScaler Gateway では EDT 未サポート • リソースロケーションは Azure 限定 • Skype for Business 最適化機能のサポートなし Citrix Cloud Azure XenApp/XenDesktop Essentials
  • 20.
  • 21. Citrix on Azure を考えていますが、ライセンス体系がよくわかりません。 複雑に感じるので、もう少しシンプルにならないの? ライセンス構造は三階建て (柔軟なサービスを提供するために…) VDA ホスト用ライセンスCitrix Cloud Microsoft Azure ユーザー単位 (月額または年額) ユーザー単位 (BYOL または CSP 月額) リソース従量課金 (Compute, Storage 等) • BYOL, Azure Marketplace サブスクリプション (XenApp Essentials Remote Access Fee) , CSP (Windows 10) など、 VDA ホスト用ライセンスのさまざまな購入オプションから選択可能 • 100種類近くある Azure の豊富な仮想マシン種類から選択可能 • Azure Hybrid Benefit や Reserved Instance などのコスト軽減策にも対応していくため
  • 22. 💡 PDF XenDesktop Essentials XenApp Essentials Microsoft ライセンス パートナー 経由での販売 (既存ライセンスがある場合は 追加購入不要) Open (年額, ユーザー単位) 販売形態 価格 VDA ホスト用 Windows 10 Windows 10 Enterprise E3/E5 per User または VDA per User VDA ホスト用 Windows Server Microsoft ライセンス パートナー 経由での販売 (既存ライセンスがある場合は 追加購入不要) Open (年額, ユーザー単位) Azure Marketplace 経由での販売 (Citrix Cloud 利用料金に 加算する形で請求される) US$6.25(月額, ユーザー単位) ■ Citrix Cloud XenApp and XenDesktop サービス 利用時 • VDA ホストとして Windows 10 を利用する場合: XenDesktop Essentials 同等 (Windows 10 Enterprise E3/E5 per User または VDA per User を購入) • VDA ホストとして Windows Server を利用する場合: RDS CAL with SA が必要 (Remote Access fee 方式の提供はなし) RDS CAL with SA Remote Access fee XenDesktop Essentials XenApp Essentials Citrix Cloud XenApp and XenDesktop サービス Azure Marketplace (*1) 経由での販売 ・オンライン契約の場合: クレジットカード払い ・エンタープライズアグリーメント (EA) 契約の場合: EA パートナー様経由で、EA 超過料金として四半期ごとに請求 ・CSP 契約の場合: 2016年5月現在 取り扱い不可 Citrix ライセンスパートナー 経由での販売 US$12 (月額, ユーザー単位) <両サービスを利用するユーザーがいる場合は個別カウント> US$270 (年額, ユーザ単位) <3年契約での参考価格> (*1) Azure Marketplace 製品に関するご案内: https://blogs.msdn.microsoft.com/dsazurejp/2016/03/09/azure-marketplace/ Marketplace FAQ: https://azure.microsoft.com/ja-jp/marketplace/faq/ 販売形態 価格 最小25ユーザー~ 最小25ユーザー~備考
  • 23. ライセンス体系は分かりましたが、結局いくらになるんでしょうか? 一律の回答はできませんが… 下記シミュレーターやホワイトペーパーがお役に立つはずです XenApp and XenDesktop on Azure Cost Calculator https://costcalculator.azurewebsites.net/ Citrix XenApp Essentials Cost Estimate Kit https://www.citrix.com/products/citrix-cloud/form/xenapp-essentials-kit/ Citrix XenDesktop Essentials Cost Estimate Kit https://www.citrix.com/products/xenapp-xendesktop/form/xd-essentials-kit/
  • 24. ライセンスの説明で Azure Hybrid Benefit とか Reserved Instance とか 聞いたことのない言葉が出てきました。これは何ですか? Azure Hybrid Benefit https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/hybrid-benefit/ • Windows Server ライセンスを持ち込むことで、Azure 上での Windows Server 仮想マシンを低価格で使用できる仕組み いずれも Azure 仮想マシン利用料金を削減する仕組み (併用可能) Azure Reserved Virtual Machine Instance https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/hybrid-benefit/ • 長期利用(1年または3年)を想定した 仮想マシンに対して割引する仕組み • 2017年中に正式提供開始予定
  • 25. 昔、クラウド上では Windows クライアント OS を使ってはいけないと 聞いたことがあります。サーバー VDI じゃないとダメでしょ? 今年8月の製品条項改定によりマルチテナント利用が解禁! 項目 許諾対象 よくある誤解 (NG 例) 必要ライセンス Windows 10 Enterprise E3/E5 per User または Windows 10 Education A3/A5 Per User または VDA E3/E5 per User per Device ライセンス Windows 10 Pro ライセンス 稼働環境 Microsoft Azure または QMTH Program にて認定を 受けたマルチテナント ホスティング パートナー 認定を受けていないクラウド 稼働 OS 種別 Windows 10 Creators Update 以降の Current Branch ソフトウェア LTSC モデルの利用 Windows 7/8 のダウングレード利用 ライセンス認証 Azure AD ベースのライセンス認証 KMS / MAK によるライセンス認証 注) 従来から提供されている MSDN サブスクリプションでの Windows OS 利用特典(開発・テスト目的)は変更ありません 💡
  • 26. Azure および Approved 3rd Party 環境で Windows 10 を利用可能に! 3.6 Windows 10 マルチテナント ホスティング Azure AD ベースのライセンス認証を使用する、Windows 10 Enterprise E3/E5 Per User SL (Local Only を除く)、Windows 10 Education A3/A5 Per User SL、または VDA E3/E5 Per User SL をお持ちのお客 様は、Windows 10 Creators Update 以降の Current Branch ソフトウェアを、Microsoft Azure 上で実 行されている仮想マシン、または対象となるマルチテナント ホスティング パートナー (www.microsoft.com/Qualified_Multitenant_Hoster_Program に規定) との共有サーバーにインストー ルすることができます。ライセンスを取得した各ユーザーは、本ソフトウェアの最大 4 つのインスタンスに アクセスすることができます。 Microsoft Azure 上でイメージを構成する場合、お客様は、そのマルチテナント ホスティングの使用が Windows 10 に対するものであることを示し、https://docs.microsoft.com/en- us/windows/deployment/windows-10-enterprise-subscription-activation に掲示されるその他のソフ トウェア構成要件に従う必要があります。パートナー ベースのデプロイ要件は、 www.microsoft.com/Qualified_Multitenant_Hoster_Program で確認できます。 https://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/product-licensing/products.aspx 製品条項は毎月改定されます。必ず最新版をご確認ください。(下記は2017 年 10 月版より抜粋)
  • 27. Windows 10 製品条項に “Azure AD ベースのライセンス認証” って 書いてあるんですが、これなんですか? KMS はどこへ? • クラウドベースのライセンス認証 • 別名: Windows 10 Subscription Activation • ユーザーライセンスを正確に管理 でき、予期せぬライセンス違反を 防止 (KMS や MAK では困難…) [Ignite 2017: Deploy & manage Windows Enterprise subscriptions just like O365 using the cloud] https://myignite.microsoft.com/sessions/53410 [Windows 10 on クラウドのライセンス認証について] https://blogs.technet.microsoft.com/mskk-cloudos/2017/10/30/ windows-10-on-クラウドのライセンス認証について/
  • 29. 項目 ライセンス 最小コスト XenApp Essentials 無償評価版なし、最小25ユーザー分の費用が必要 XenDesktop Essentials XenApp and XenDesktop service 無償トライアルあり (60日間) [承認制のため Citrix 担当営業へご相談ください] Windows 10 E3/E5 per User MSDN サブスクリプション特典を活用、 またはCSP 契約では月額契約可能 [Windows 10 Enterprise 評価版 (90日間) はクラウド持込 NG です] RDS CAL per User with SA 猶予期間 (120日間) 内での評価ならライセンス不要、 XenApp Essentials では月額 SKU (Remote Access Fee) もあり Compute, Storage, Network 他 Azure 無料アカウント (25,000円クレジット) などの選択肢あり [アカウント種別によって、Marketplace 製品の展開や展開先リージョン などが制限されている場合があります] ユーザーレスポンスとか、実際に試してみないことには信用できません。 できるだけ安く試せる方法ありませんか? 完全無料とはいきませんが、低価格でお試しできる方法をご紹介します VDA ホスト Citrix Cloud Azure
  • 30. [XenApp on Azure – Azure 上の XenApp を使ってみた] https://www.citrix.com/blogs/2016/09/29/xenapp-on-azurejp/
  • 31.
  • 32. Azure Active Directory による認証は可能ですか? それともオンプレ AD が必要でしょうか? • Active Directoryドメインサービス (ADDS) 必須 ✓ PaaS の Azure AD ドメインサービスもサポート [Announcing Federated Authentication using Azure Active Directory for XenApp Essentials] https://www.citrix.com/blogs/2017/10/12/announcing-federated-authentication-using-azure-active-directory-for-xenapp-essentials/ 💡 • FAS (Federated 認証サービス) により、 Azure Active Directory でのフェデレーション認証も可能
  • 33. Citrix Cloud XenApp and XenDesktop Service [Active Directory サーバーを設置] ※Azure AD は Citrix Cloud 管理サイトへの ログインでのみサポート 仮想デスクトップ/アプリ利用に Azure AD を利用 する場合には、Citrix Cloud ではなく通常の製品版 でSAML を利用する必要があります。 Azure AD
  • 35. ネットワーク構成の理解が漠然としています… ExpressRoute は必須? Citrix Cloud を経由するの? • 要件に応じて柔軟な構成が可能 • 「認証フロー」と「画面転送フロー」の二経路が発生 💡 1. 認証暗号化をすべての Citrix Cloud サービスにまかせて インターネット経由でアクセスする場合 2. 社外からのアクセスは多要素認証を必須とし、 社内と Azure は ExpressRoute を敷設する場合
  • 36. Citrix Cloud 利用者 Internet Resource Location (VDA ホスト) • NetScaler Gateway Service を利用 • 社内 ⇔ Azure 間では専用線や VPN による接続が一切ない状態 Citrix Cloud POP NetScaler Cloud Connector ユーザー (社外) ユーザー (社内) StoreFront HDX Gateway Service 認証 画面転送
  • 37. 利用者 Internet Resource Location (VDA ホスト) Citrix Cloud • 多要素認証を行うために NetScaler VPX および StoreFront を Azure 上で稼働 • 社内 ⇔ Azure 間は ExpressRoute を敷設 Citrix Cloud POP ユーザー (社外) ユーザー (社内) StoreFront HDX 認証 画面転送 VPX NetScaler Cloud Connector HDX
  • 38. XenApp Essentials や XenDesktop Essentials は簡易版と聞いています。 Citrix ポリシーによる制御はできないのでしょうか? XenApp Essentials • シンプル UI (*1)では Citrix ポリシー設定不可 • グループポリシーエクステンション(*2)の 利用により代替可能 (*1) XenApp Essentials で提供される簡素化された管理画面 (*2) https://support.citrix.com/article/CTX220345 よりダウンロード可能 XenApp Essentials 以外 • 従来通り Citrix Studio から Citrix ポリシーを構成可能 • グループポリシーエクステンションも利用可能
  • 39. Citrix Cloud による 管理画面 (Citrix Studio) XenApp Essentials の 簡素化された管理画面 (シンプル UI)
  • 40. Citrix Receiver モジュール システム管理者 クリップボード IDE接続 USB接続 PRT接続 ポリシー X X X さまざまなルールを ポリシー設定にて、ユーザーが 意識しない形で制御できる ポリシー適用の条件 接続デバイス IPアドレス 接続デバイス名 接続先の仮想環境グループ (デスクトップグループ) 接続先の仮想環境の種類 ユーザー、ユーザーグループ 組織単位(OU) など ポリシー定義の種類 ローカルデバイスに接続された周辺機器 HDXテクノロジー制御(画面描画) ネットワーク使用帯域幅(上限値 bps) 印刷制御 プロファイル運用定義 タブレットデバイス利用時の最適化 など
  • 41. GPU を使うアプリケーションを動かしています。 クラウド上の VDI で利用することは現実的でしょうか? • GPU 搭載の NV シリーズを 使えば 3D CAD も OK! • HDX 3D Pro 機能により NVIDIA ドライバによる高速描画と 高い圧縮転送が可能! 💡 ここも忘れずに! クラウド (Azure) 上での利用におけるサポート/ライセンス等は、 各アプリケーションベンダーにもご確認ください
  • 42. Skype が使えることが Citrix VDI の強みと聞いています。 本当に問題なく使えますか? 何か制限はありませんか? はい、FAT 端末同等にご利用いただけます • Citrix と Microsoft は、Skype for Business 最適化ツール (HDX RealTime Optimization Pack) を共同開発 • Receiver と VDA にアドオンをインストールするだけで OK The Big News About Microsoft Teams https://www.citrix.com/blogs/2017/11/08/the-big-news-about-microsoft-teams/ 💡
  • 43. XenDesktop をプール型で使う場合や XenApp を使う場合は 移動プロファイルが必要になると思います。どのように管理できますか? • 移動プロファイルやフォルダリダイレクトを補完する Profile Management (移動プロファイル拡張ツール) が VDA とともに自動インストールされる • プロファイル格納用ファイルサーバーは任意の場所 (Azure or オンプレミス) に配置 💡
  • 44.  ディレクトリとファイルの同期(除外と包含の設定)  プロファイルストリーミング(ログイン時間の高速化)  アクティブライトバック(プロファイルの保護:デフォルト無効)  ローミングデフォルトプログラム  互換性のための適切なプロファイルストアパスとバージョン分離  ¥¥DFSNamespace¥share¥#SAMAccountName#¥!CTX_OSNAME!!CTX_PROFILEVER! 移動プロファイルとフォルダリダイレクトを補完
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  • 46. Citrix Cloud にお任せできる部分はいいとして、 それ以外 VDA ホストとかのサイジングの考え方を教えてください。 指標あります。たとえばこちら。 💡 とはいえ… 後から簡単にリソースの追加・削減・停止をできるのがクラウドのメリット! サイジングに過度の時間と労力をかけすぎないことをお勧めします Citrix Cloud XenApp and XenDesktop Service Sizing and Scalability Considerations https://docs.citrix.com/content/dam/docs/en-us/citrix-cloud/downloads/xenapp-xendesktop-service-sizing-scalability.pdf 【ウェブ セミナー】「Citrix on Azure」サイジングベストプラクティス https://info.microsoft.com/JA-Azure-WBNR-FY18-09Sep-06-WebSeminarCitrixonAzure-343450_01Registration-ForminBody.html
  • 47. リソースロケーション XenApp/XenDesktopサービス (コントローラ、StoreFront) クラウド コネクター Citrix Cloud AD VDAVDAVDA クラウド コネクター Citrix Cloud のサイジングホワイトペーパー Citrix Cloud XenApp and XenDesktop Service Sizing and Scalability Considerations https://docs.citrix.com/content/dam/docs/en-us/citrix-cloud/downloads/xenapp-xendesktop-service-sizing-scalability.pdf
  • 48. ストレージ設計の考慮点を教えてください。 Managed Disk に対応してますか? • 非管理ディスク(ストレージアカウント)を利用 • 1VM あたり 500 IOPS 程度を想定し、 ストレージアカウントの IOPS 上限から アカウントごとの VM 数を決定 💡 管理ディスク(Managed Disk)への対応は? 現在 Tech Preview 中!今後は管理ディスクが標準になる予定 [XenApp&XenDesktopでのAzure管理対象ディスク(プレビュー版)の紹介] https://www.citrix.com/blogs/2017/11/06/introducing-azure-managed-disks-preview-in-xenapp-xendesktop-on-azure-jp/
  • 49. 💡 より高速な性能を得るために: • ローカルSSDキャッシュ – 一時的なストレージ • ストライプディスク
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  • 51. Windows as a Service で年2回更新が行われていくと聞いています。 運用が大変なので、アップデートをスキップできませんか? サポートライフサイクル上は可能ですが… スキップせず、年2回アップデートしていくことを強く推奨 • (Windows 10 に限った話ではなく) 移行・アップデート時の バージョン差が開くほど、システム上のリスクが上昇 • マイクロソフト社内においても、継続アップデートを前提とした テストを最重視して実施 💡 VDI のポイント プール型の VDI を構成することにより、FAT 端末や専用型の VDI に比べて大幅にアップデートの運用負荷を軽減できます
  • 52. どんどんアップデートしていく Windows 10 の Windows as a Service が 不安です。Citrix VDI ではうまく対応できるのでしょうか? もちろん対応しています [XenDesktop VDA サポート方針] • Windows Insider Preview からテスト • SAC-Targeted (SACT) に対しても限定サポートあり • Windows 10 SAC リリースと同時に、 最新バージョンの VDA でフルサポート開始 [Citrix Blog: Windows 10 と XenDesktop] https://www.citrix.com/blogs/2017/10/22/windows-10-and-xendesktop-jp/
  • 53. 年 2 回 (3 月と 9 月) にリリース、各バージョンは 18 か月間サポート 1607 Anniversary Update 1703 Creators Update 1709 Fall Creators Update 12 月 4 月 8 月 12 月 4 月 8 月 12 月 4 月 8 月8 月 2016 SACT (旧称 : CB) SAC (旧称 : CBB) SACT SAC SACT Inside Preview Inside Preview Inside Preview SAC SAC (旧称 : CBB) SAC (旧称 : CBB) 2018 20192017 10/10 まで 1511 November Update 1803 SACT (旧称 : CB) 18 か月サポート 18 か月サポート 18 か月サポート
  • 54. Citrix XenDesktop Virtual Delivery Agent (VDA) も WaaS に追随 1703 Creators Update 1709 Fall Creators Update 12 月 4 月 8 月 12 月 4 月 8 月 12 月 4 月 8 月8 月 2016 2018 20192017 Virtual Delivery Agent (VDA) 1803 18 か月サポート VDA 次バージョン VDA 次々バージョン 限定 サポート 開始 フル サポート SACT (旧称 : CB) SAC (旧称 : CBB) SACT SAC SACT Inside Preview Inside Preview Inside Preview SAC 18 か月サポート 18 か月サポート
  • 55. 継続的にアップデートしていくのは大変だし、 LTSC 版の Windows 10 使うのがベストだと思うんですが… LTSC は、法的要件などにより一切のバージョンアップが許容されない 特定用途向けであり、クラウドでの利用も認められないモデル • FU のリリースから約 4 か月経過後にアナウンスされる、安定化した組織内への展開向けリリース • リリース済みの更新プログラムが適用されており、Windows Update で公開されているモジュー ルは、この時点で 更新適用済みの モジュール に置き換えられ再公開される • 特定のビルドを機能固定し、機能更新プログラム (FU) を提供しない特定用途向けリリース • 2-3 年毎にリリースされ、品質更新プログラム (QU) を 10 年間提供 • LTSC リリース後の新しいチップセットへの対応なし(Semi-Annual Channel は追随可能)
  • 56. Azure 上でのイメージ管理はどのようにすればよいのでしょうか? 基本的な流れは下記の通り: • マスターイメージ用 VHD を準備 (*) • MCS を使ってマスター VHD から複製し、 マシンカタログを作成 • マスター VHD アップデート時にカタログ更新 (*) Windows 10 マスターイメージの準備方法 • Windows 10 VHD をローカルからアップロード • Azure Marketplace から Windows 10 インスタンスを展開
  • 57. マスター VM VM 1 VM 2 VM 3 クローンID クローンID クローンID コピー マスター イメージ VHD 展開用 イメージ VHD Read Read/Write ストレージアカウント ストレージ アカウント コピー
  • 58. 1000台のプールされたマシンの時間 [時間:分] 前のバージョン 現在 カタログを作成する 8:30 2:30 すべてのマシンを起動する 2:30 1:00 すべてのマシンを停止する 2:00 1:00 カタログイメージを更新する 1:30 1:00 カタログの削除(マシンが停止しま した) 6:30 1:00
  • 59. [Update and Rollback XenDesktop Azure Resource Manager Catalog] https://www.citrix.com/blogs/2016/11/23/update-and- rollback-xendesktop-azure-resource-manager-catalog/ マスター vhd 初回展開用 vhd 更新用 vhd コピー コピー ※「コピー」は Azure PowerShell にて実施
  • 60. Azure Automation などを活用して自動化 イメージ更新などの定期的な運用項目があると認識しています。 これら運用作業を自動化できますか? 自動化に使える、さまざまなコマンドや API があります [Azure 関連] • Azure PowerShell • Azure CLI • Azure REST API [Citrix 関連] • XenApp and XenDesktop Remote PowerShell • Monitor Service OData API • Citrix Cloud API
  • 61. たくさんの仮想マシン (VDA) が動くことになるので、使い過ぎによる 請求金額が不安です。手間暇かけることなく安くできる方法ありませんか? Azure 仮想マシン (*1) x Citrix Smart Scale (*1) Azure 仮想マシン (VM) の課金体系 • 分単位 • 1分未満は切り捨て (例: 659秒利用時は、600秒 (10分) の請求) Achieve better savings with best-in- class cost management on Azure https://azure.microsoft.com/en-us/blog/achieve-better- savings-with-best-in-class-cost-management-on-azure/ = VM 自動停止/起動を行い、徹底的なコスト削減を実現
  • 62.
  • 63. 構築中や運用中に問題が発生した場合、技術サポートは受けられますか? 別途サポート契約が必要でしょうか? もちろんあります • Citrix Cloud サブスクリプションに サポートも含まれる (別途サポート契約不要) • プラットフォームに起因する問題の場合は、 Microsoft Azure サポートに対応及び調査を 依頼するようにご案内 今後 XenApp/XenDesktop Essentials をはじめ、 両社のサポート協業スキームをさらに強化する予定です!
  • 64.  High – サービス停止か又はそれに近い緊急度の高い状況  Medium – サービスは停止していないが大幅な機能縮退 が発生中  Low – 部分的で重要度の高く無い機能縮退が発生中 Citrix Cloudからの発行
  • 66.
  • 68. 仕様・ コンセプト 運用 設計・構築 ライセンス • VDI on Azure = Citrix ONLY? • Citrix Cloud ってどこにあるの? • Cloud Connector は2台必要? • ポリシーによる接続制御はできますか? • プロファイル管理の方法は? • サイジングの指標はありますか? • ストレージ設計の考え方は? • オンプレより何がいいの? • クラウドだと機能制限あるのでは? • ライセンスの基本体系を教えて! • で、いくらかかるの? • Hybrid Benefit? Reserved Instance? • クラウドで Windows 10 使っていいの? • Azure AD ベースのライセンス認証って? • 何はともあれ試してみたいのですが? • 認証はどのようにすればよいですか? • 多要素認証できますか? • CAD VDI できますか? • Skype for Business 本当に使えますか? • クライアントからの通信経路は? • Windows 10 は年2回アップデート必須? • WaaS モデルにちゃんと対応できる? • LTSC にすればいいんじゃないの? • イメージ管理はどうやればよい? • 運用作業は自動化できますよね? • 運用で安くする方法ありませんか? • 技術サポートはありますか? # 赤文字は配布資料のみ
  • 69.
  • 70. See You Next Year ! Thank You
  • 71. 基本編 XenApp on Azure – Azure 上のXenAppを使ってみた https://www.citrix.com/blogs/2016/09/29/xenapp-on-azurejp/ Citrix Cloudを使ってみた https://www.citrix.com/blogs/2017/04/18/citrix-cloud-jp/ Citrix Cloud の構成を整理してみよう https://www.citrix.com/blogs/2017/05/08/citrix-cloud-constitution-jp/ XenApp Essentialsを使ってみた https://www.citrix.com/blogs/2017/07/25/xenapp-essentials-jp/ Windows 10とXenDesktop https://www.citrix.com/blogs/2017/10/22/windows-10-and-xendesktop-jp/
  • 72. アドバンス編 よりスムーズなCitrix Cloud導入のための考慮事項 https://www.citrix.com/blogs/2017/05/30/considerations-for-smoother-citrix-cloud-deployment-jp/ Azure上でのXenDesktopが高速に展開できるようになりました https://www.citrix.com/blogs/2017/11/01/provisioning-xendesktop-on-azure-just-got-a-lot-faster-jp/ XenApp&XenDesktopでのAzure管理対象ディスク(プレビュー版)の紹介 https://www.citrix.com/blogs/2017/11/06/introducing-azure-managed-disks-preview-in-xenapp- xendesktop-on-azure-jp/ Azure Multi-Factor Authenticationサービスとの連携 (Integrating NetScaler with Azure MFA) https://www.citrix.com/blogs/2016/12/14/azure-multi-factor-authenticationサービスとの連携/ SAMLによるAzure ADやADFSとの認証連携(SAML Integration with Azure AD and ADFS) https://www.citrix.com/blogs/2017/05/17/saml-and-azure-ad-jp/ 💡 https://www.citrix.com/blogs/language/japanese/