2022.03.14 遠隔セッション ディスカッション

1. 遠隔パネルディスカッショ
ン
遠隔セッション

2. 発表会や技術ショーなどでセミナーが連続するときなどに開催されるステー
ジの一つにパネルディスカッションというものがあります。これはホスト役
が一人と複数のパネラーが居て進行するセッションで複数の有識者同士が意
見を交わしたり、と人気のあるパートです。
このパネルディスカッション形式をライブ配信上で実現するのが遠隔セッ
ションライブです。

3. パネラーもホストも配信オペレーターも離れたところから参加、WEB上で
一同に会すセッション配信です。
本来同一会場に集まらなければ実現しなかったパネルディスカッションが
遠隔地同士でも可能ということで配信の幅がぐっと広がります。
ではパネルディスカッションを実現するに
はどうしたらいいか考えていきましょう。

4. Zoomを利用したディスカッション作成
ZoomにはMTGを他のASPに対して配信するという機能があります。これを
使うとZoom内のセッティングでyoutube、Facebook、カスタムライブスト
リームの配信に対応できます。
この機能はZoomの有料プラン（プロプラン以上）に参加しなければならず
年間契約で月額料金がかかってきます。
ここでZoomの機能紹介をしても仕方ないので割愛します。
無料プランではそもそもこのメニューが存在しないのでZoomの機能を使用
することが不可能です。
Zoom

5. では、どうすればできるのか？ポピュラーな方法を紹介します。
一つは配信ソフト、サービスの機能を使用する、もう一つは配信ソフトに
ZOOMの画面を渡すソフトを使用する、という方法があります。
配信ソフト・サービスの機能を使用する。
配信ソフト、というかASPです。
複数人で参加するディスカッション
を目的としているサービスなのでそ
れ相応の機能を持っています。
個人的な配信ではフリープランが使
用できます。1箇所の特定のASPへ
の配信、6名まで参加可能、画面の
共有可能、毎月20時間までとなって
います。
画面構成もディスカッションに適し
た構成を手軽に選ぶことが出来ます。
ブラウザベースのWEBアプリケー
ションであることも特徴です。
StreamYard

6. VMIXにはVmixCallという機能があります。
これを使用してパネルディスカッション形式を作成します。
VmixCallでホストPCにて司会、パネラーを呼び出し（URLをメールで送信）す
ると、呼び出された側はブラウザ経由でホストに映像を届けることが出来ま
す。VMIXのプログラムアウトの部分が通話者に送出できるので、それだけ
でパネルディスカッションを成立することが出来ます。
呼び出されている側の映像ソースは一つ一つがカメラソースと同じ状態なの
で、プログラムアウトが返しになっていることを考えると、全員のほかに
1：1などの画面構成を作成しておくのがいいでしょう。
では、実際にどういうふうに画面を作成するのか見てみましょう。
画面レイアウトも自由に取れるので見せ方の自由度も高いです。
バーチャルスタジをセットと合成して出演者をクロマキー合成すれば同じス
タジオに居るような絵を作ることも可能です。

7. ThankyouFor
Watching