第一回東海北陸ロボコン交流会で行われた鈴鹿高専ロボコンの部活紹介と技術紹介です。

1. 鈴鹿高専
Part 1

2. 活動時間,部員
 活動時間：平日16：00～19：00
土日9：00～19：00
場合によっては延長
 部員：1年生・・・約20人
2年生・・・約20人
3年生・・・約30人
4年生・・・約５人
5年生・・・約５人
計・・・約80人

3. 部室
・ボール盤：1台
・卓上旋盤：1台
・コンタマシン：1台
 クリエーションセンタの一部を借りて使用

4. 加工場
・ボール盤：3台
・旋盤：8台
・フライス盤：2台
・コンタマシン：1台
・NC工作機械など
使用時間は平日の授業終
了時～18：00

5. オフシーズン
 デザインコンテスト
2年生以下が過去のロボコンの競技に参加出来るレベル
のロボットの設計
 技術開発
無線など
 近畿合同ロボコン
今年初参加

6. 近畿合同ロボコン
 テーマ「輪花散乱」
 輪が散乱している散乱ゾーンを通過して、落ちている輪を
回収してポールに輪を入れる
 8高専、計14チームが参加

7. ロボットについて（機械）
 発射機構はローラー機構
 移動機構は「メカロン」と同じメカナムホイール
 回収機構はテーブルクロスを用いたベルトで自動回収
また、自動回収は鈴鹿と和歌山のみであった

8. システム図
コントローラー
PS3コントローラー
mbed(マイコン)
Xbee(無線通信)
ロボット本体
中心部
xbee
マスターmbed
ブラシレスモーター
発射機構
スレーブmbed
DCモーター
回収機構
スレーブmbed
DCモーターx2
スレーブmbed
DCモーター
サーボモーター機構間の通信には
シリアルを使用
ロボットについて（電気）

9. 動画

10. 結果
 優勝：奈良高専
 準優勝：明石高専
 鈴鹿高専はベスト4
合ロボ大賞受賞

11. 鈴鹿高専
Part 2

12. 鈴鹿のマシンの特徴
 カーボン多用
 接着剤多用
 3Dプリンタ多用
 部品点数を減らす努力

13. カーボン編

14. カーボン（CFRP）の特徴
 比強度に優れる
 加工には注意が必要
 なんといっても高価

15. Sano Factory
 いつも利用しているカーボン素材の専門店
大体のカーボン製品はここで手に入る
 おすすめは5*5の角
パイプ

16. クリエイターアサノ
 大きいサイズのカーボン角パイプはここで購入
 しかし価格がオープンではない

17. 3Dプリンタ編

18. 普段使用している3Dプリンタ
 UP PLUS 2
・価格 16万2000円
・ABS,PLA印刷可能
・プリントエリア
140*140*130h(ｍｍ)
・プラットフォームの
自動校正機能付き

19. 3Dプリンタを用いるメリット
 フィラメントがある限り働く為、活動時間外も働き続ける
→製作期間の短縮
 金属では再現不可能な形状を造形可能
→フレームの接合部などに用いれば部品点数の削減が可能
 ある程度強度もあるため、プーリーなどもABSに代替可能
→軽量化が可能

20. 気になるその強度
 設計次第
・自分は感覚として身に着けた
・基本的な強度は部品の肉厚と樹脂の充填率に依存する
・とにかくリブやフィレットをかけること
・積層方向に注意

21. カーボン、3Dプリンタ、接着剤
三つの合わせ技
 それがこちら

22. ご清聴ありがとうございました