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人工知能の語られかたの経時的変化
計量テキスト分析を用いた新聞記事データの検討を中心として
青山学院女子短期大学
河島茂生
1
発表の流れ
1. 研究目的
2. 調査方法
3. 新聞記事数の経時的変化
4. 新聞記事の内容の経時的変化
5. 結論
2
研究目的(1)
本研究の目的は,新聞記事の分析を通して日
本国内での人工知能の語られかたを経年的に
考察することである。
3
研究目的(2)
(先行研究)
人工知能についての研究の大半は最新技術に関する論文
である。未来の予言めいた本や報告も数多い1) 2) 3)。人
工知能の歴史を扱った資料でも,技術の歴史を概観した
資料や思想的系譜を追った文献である4) 5) 6) 7) 8) 9)。人工
知能の社会的風潮の経時的変化に着目した研究は見当た
らない。
そこで本研究では,マスメディアである新聞がどのよう
に人工知能について語っているかをみることで,そうし
た社会的風潮を捉えることを目指した。
4
調査方法(1)
マスメディアは,弾丸効果論・限定効果説・新強力効果
説といった効果研究が示しているように,直接的にせよ
間接的にせよ人びとが思い描くイメージの形成に寄与し
ている10) 11) 12) 13)。
また,視聴者や読者が関心を寄せるようなトピックを選
び,その内容を取り上げている14) 15)。
人工知能をめぐる語られかたを検討するにあたって,マ
スメディアの動向を調査することは妥当性が見出せる。
5
調査方法(2)
■マスメディアのなかでも新聞を取り上げる理由
・新聞は,明治期から長らく続いているものが多い。
・日本の全国紙の発行部数は,近年減少しているとは
いえ世界でも珍しいほど大部数である。
新聞記事は,調査対象として経年的な分析に適しており,
また日本社会の趨勢を反映していると考えられる。
6
調査方法(3)
■本研究で取り上げる新聞紙ならびにそのデータベース注1)
・『読売新聞』(ヨミダス歴史館)
・『朝日新聞』(聞蔵Ⅱ)
・『日本経済新聞』(日経テレコン)
全国紙のなかでも,もっ
とも発行部数が多いため
経済・経営的な観点から
人工知能が語られること
が多いと想定されるため
■検索語
「人工知能」の1語のみ注2)
■データ収集日
2016年4月1日
7
新聞記事数の経時的変化(1)
0
200
400
600
800
1000
1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
記事数
年
日本経済新聞 朝日新聞 読売新聞
図1 人工知能に関する新聞記事数の推移
新聞データベースを使って,人工知能に関する新聞記事数の推移を
調べた(図1)。図1において2016年のデータは,1月から3月までの
3ヶ月分の記事数を4倍にして12ヶ月分として計算している。
第1次ブーム 第2次ブーム 第3次ブーム
8
新聞記事数の経時的変化(2)
0
200
400
600
800
1000
1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
記事数
年
日本経済新聞 朝日新聞 読売新聞
図1 人工知能に関する新聞記事数の推移
日本の社会的風潮としては人工知能の第1次ブームは存在しな
い。『鉄腕アトム』のテレビ放映や『2001年宇宙の旅』の公開
があったが,人工知能に関する新聞記事はほとんどない注3) 注
4)。
第1次ブーム
9
ダートマス会議
「もはや戦後ではない」
パーセプトロン
家電「三種の神器」
『2001年宇宙の旅』
『鉄腕アトム』(アニメ)
SHRDLU
人工知能の限界の指摘
0
200
400
600
800
1000
1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
記事数
年
日本経済新聞 朝日新聞 読売新聞
ネオコグニトロン
新聞記事数の経時的変化(3)
図1 人工知能に関する新聞記事数の推移
第2次ブーム
1980年代半ばになって,ようやく人工知能を扱う記事が増えてい
く。いわゆる第2次ブームである。第2次ブームは1980年代末に終
わりを告げ,2012年まで記事数が少ない状況が続く。
10
誤差逆伝播法
第五世代コンピュータ注5)
人工知能学会発足
日経平均上昇
エキスパート・システム隆盛
Deep Blue勝利
AIBO発売
『A.I.』
『アイ,ロボット』
失われた20年
PC,インターネット,ケータイ普及
新聞記事数の経時的変化(4)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
記事数
年
日本経済新聞 朝日新聞 読売新聞
図1 人工知能に関する新聞記事数の推移
2013年から記事数が増えはじめ,特に2015年・2016年の記事
数は著しい伸びを示している。第3次ブームである。記事数だけ
をみると,第3次ブームは第2次ブームを超えている。
第3次ブーム
11
ディープラーニング
Watson勝利
将棋で勝利
囲碁で勝利
自動運転車について加筆
新聞記事の内容の経時的変化(1)
KH Coder version.2.00f を使い,新聞記事データを計量テキスト
分析にかけた。新聞記事データの全体像を調べるため名詞の頻出
語を抽出した。その結果を表1に示す。
順位 抽出語 出現数 順位 抽出語 出現数 順位 抽出語 出現数
1 技術 11318 11 企業 5673 21 自動 2729
2 開発 11213 12 世界 4370 22 データ 2723
3 研究 11102 13 人 4047 23 社会 2691
4 人工知能 8636 14 米 4046 24 教授 2686
5 ロボット 8373 15 ソフト 3491 25 機能 2467
6 コンピューター 8034 16 科学 3440 26 問題 2393
7 システム 7706 17 分野 3121 27 機械 2390
8 日本 6861 18 米国 3013 28 サービス 2252
9 情報 6442 19 産業 2976 29 経済 2240
10 人間 5993 20 東京 2877 30 会社 2208
12
表1 出現頻度の上位30語(名詞)
新聞記事の内容の経時的変化(2)
各々の年に特徴的な語を
探 る た め , 一 年 単 位 で
『 読 売 新 聞 』 『 朝 日 新
聞』『日本経済新聞』の
記事を対応分析にかけ,
その結果を2次元の散布
図にした(図2)注6)。それ
ぞれの年に特徴的な語が
近くにプロットされてい
る。
-2 -1 0 1 2
-20246
成分1 (36.92%)
成分2(22.34%)
技術
ロボット
コンピューター
システム
情報
人間
企業
世界
ソフト
科学
分野産業
自動
データ
社会
教授
機械
経済
会社
事業
大学
研究所
市場
国際
専門
パソコン
社長
商品
知識
時代
宇宙自分
製品能力
電子 メーカー
開発
研究
利用
機能
サービス
計画
処理
投資
運転
通信
生産
判断
応用
活用
販売
実用
実現
支援
成長
導入
発表
関係
共同
経営
教育
参加
必要
可能
日本
米
米国
東京
人
脳
1970年
1972年
1973年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年2000年2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
図2 記事内容の対応分析結果13
新聞記事の内容の経時的変化(3)
1980年代は,専門知識を入
れ込んだエキスパート・シ
ステムが流行ったため「専
門」「知識」がこの時期を
特徴づける語に挙がってい
る 。 ま た , 第 五 世 代 コ ン
ピュータの「計画」がしば
しば伝えられたため,その
語も当時の動向を反映する
語として算出されている。
1990年代は,いずれの語も
中央あたりに集まってお
り,ほかの年代に比べて大
きな特色が見出せない。
図2-1 記事内容の対応分析結果
(1980年代〜1990年代)
14
新聞記事の内容の経時的変化(4)
2000年代の前半は,ロボッ
トに関連が深い話題性のあ
る出来事が相次いだ時期で
あり,「ロボット」が特徴
的な語として表示されてい
る。第3次ブームの2015年
頃は,人工知能の社会的影
響が頻繁に取り上げられて
い る 。 つ ま り , 「 経 済 」
「経営」「企業」「投資」
「成長」などが特徴語に挙
がっている。
図2-2 記事内容の対応分析結果
(2000年代〜2010年代)
15
新聞記事の内容の経時的変化(5)
第3次ブームの時期は,ビッ
グデータを学習データとし
て 用 い 解 析 し て い く た め
「データ」という語が頻出
している。
また,自動車をめぐっては
自動運転が話題の中心にあ
るため「自動」「運転」が
頻出している傾向が明確に
現れている。
図2-2 記事内容の対応分析結果
(2000年代〜2010年代)
16
新聞記事の内容の経時的変化(6)
■第2次ブームと第3次ブームの共通性
17
▶第2次ブーム ▶第3次ブーム
・社会生活の場に人工知能が入り込
んできている。
・社会生活の場にはSiriやPepper,
パロのような人工知能がすでに
入り込んでいる。
・文字・画像・音声の認識が取り上
げられている。自動翻訳が実用的
段階に入った注7)。
・電話応答が可能な人工知能も開発
・文字・画像・音声のパターン認
識は,ディープラーニングによ
って精度が飛躍的に増した。
・電話応答に関してはIBMのワト
ソンが支援ツールとして稼働
新聞記事の内容の経時的変化(7)
■第2次ブームと第3次ブームの共通性
18
▶第2次ブーム ▶第3次ブーム
・コンピュータによる株価の予測や
株式の売買の進展注8)
・コンピュータによる金融取引は
Fintechが注目を浴びる。
・自動運転車の構想注9)
・人間の頭脳を手本にしたニューロ
コンピュータの開発注10)
・自動運転車の試験走行
・人間の頭脳を手本とする試みと
してはIBMのSyNAPSEチップ
やWBE,WBAなど
・軍事利用の危惧注11) ・軍事ロボットに関する議論
新聞記事数の内容の経時的変化(8)
■第2次ブームと第3次ブームの共通性
19
▶第2次ブーム ▶第3次ブーム
・小学生の国語や算数,理科などの
問題を解かせる試み注12)
・プロジェクト「ロボットは東大
に入れるか」
・人工知能による芸術作品の創作
注13)
・人間の尊厳を問う声注14)
・人工知能による芸術作品の創作
・人間の尊厳を問う声
結論
・日本の社会的風潮において人工知能の第1次ブームは存在しない。
・新聞記事数をみる限り,現在の第3次ブームは1980 年代の第2次ブ
ームを上回っている。
・新聞記事の内容を対応分析にかけたところ,それぞれの年代で特徴
的な語が浮かび上がった。第3次ブームの 2015年頃は,人工知能の
社会的影響が頻繁に取り上げられている。
・とはいえ,第3次ブームで語られていることがまったく新しいかとい
うと,そうではない。第2次ブームでも同様の言説は確認された。自
動運転車もイメージされていた。ニューロコンピュータのように人
間の頭脳を手本にすることも変わらない。さらには軍事利用も危惧
されており,人間の仕事は創造性を発揮する仕事にシフトすること
も想定されている。人工知能が創造性を有して作曲しはじめている
ことも指摘されている。
20
本論文に残された課題
・本研究においては,人工知能と関連が深い「ロボット」「サイボー
グ」のイメージ形成については取り扱っていない。
・マンガやアニメーション,映画がいかに人工知能を表現してきたかに
ついては考察していない。
・新聞記事に調査対象を絞ったため,雑誌記事についても範囲外であっ
た。
今後の研究では,これらについても検討していく必要があると考えられ
る。
21
補注(1)
注1)地域面は,収録開始時期がさまざまであるため,収集の対象から除い
ている。発行社は東京ならびに大阪に絞った。
注2)「人工知能」「artificial intelligence」の2語のOR検索とした場合
でも,検索結果は変わらなかった。
注3)『鉄腕アトム』のテレビ放映は,アニメーションの隆盛のなかで取り
上げられることが目立つ。たとえば「国産マンガ映画テレビへ進出
「鉄腕アトム」が刺激に 東映動画なども製作開始」『読売新聞』196
3年7年20日夕刊, p.10.
注4)もちろん,後年になってからは『2001年宇宙の旅』の人工知能を取
り上げている記事が見て取れる。たとえば,「人工知能、実用化へ
急ピッチ」『日本経済新聞』1984年12月29 日朝刊, p. 7.がある。
注5)第五世代コンピュータを中心としながらコンピュータをめぐる文化
的・宗教的背景を考察した論考として,西垣通. ユダヤ文化と次世
代コンピュータ. アステイオン. 1993, no.29, p.14-54.が挙げられ
る。
22
補注(2)
注6)あまりに多くの語をプロットすると視認できなくなるため,名詞の
頻出語の上位70語に絞っている。
注7)たとえば「パソコンで英訳OK」『読売新聞』1986年1月10日夕刊,
p.9.
注8)たとえば「第2部AI特集――AI時代本番、産業界を変える勢い、市
場規模「数十兆円」の声も。」『日本経済新聞』1988年2月24日朝
刊第2部, p.1.
注9)たとえば「動く映像 自在処理」『読売新聞』1985年7月18日朝刊,
p.3.
注10)前述した第五世代コンピュータが典型例である。新聞記事では,
たとえば「「並列処理マシン」を試作 「第5世代」へ一歩 機器を
使っての「推論」実証」『朝日新聞』1984年11月7日朝刊, p.1.があ
る。
注11)軍事利用を懸念する声を取り上げた記事としては,「SDIにつくば
は不安」『読売新聞』1986年7月29日夕刊, p.8.がある。
23
補注(3)
注12)たとえば「人工知能」『読売新聞』1979年3月18日朝刊, p.11.
「人工知能 「考える葦」に機械は迫れるか」『朝日新聞』1985年1月
1日朝刊, p.71.の記事では,「自動翻訳機は高校入試通った」という小
見出しが付いている。
注13)たとえば「バッハ風賛美歌電算機で作曲、IBM研究者がシステム開発」
『日本経済新聞』1988年8月19日朝刊, p.11.
注14)たとえば「興味深い米の“人工知能”研究」『読売新聞』1984年11月1
3日夕刊, p.5.があり,J.ワイゼンバウムが人間の尊厳を犯す恐れについて
述べている。
24
参考文献(1)
1) Kurzweil, Raymond. ポスト・ヒューマン誕生. 井上健監訳, 小野木明恵,
野中香方子, 福田実訳, 日本放送出版協会, 2007, 661p.
2) Frey, Carl Benedikt.; Osborne, Michael A. the Future of Employment.
2013.
http://www.oxfordmartin.ox.ac.uk/downloads/academic/The_Future
_of_Employment.pdf, (accessed 2016-04-10).
3) 経済産業政策局. ビッグデータ・人工知能がもたらす経済社会の変革. 2015.
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/kaseguchikara/
pdf/010_03_03.pdf, (accessed 2016-04-10).
4) 西垣通. 秘術としてのAI思考. 筑摩書房, 1990, 227p.
5) 荒屋真二. 人工知能概論. 第2版,共立出版,2004, 184p.
6) Finlay, Janet .; Dix, Alan John. 人工知能入門. 新田克己, 片上大輔共訳,
サイエンス社,2006, 317p.
7) 久木田水生. 人工知能、ロボット、知性. 社会と倫理. 2013, no.28, p.51-
65.
25
参考文献(2)
8) 松尾豊. 人工知能は人間を超えるか. KADOKAWA/中経出版, 2015, 263p.
9) 馬場口登, 山田誠二. 人工知能の基礎. 第2版,オーム社,2015, 228p.
10) Cantril, Hadley. 火星からの侵入. 斎藤耕二, 菊池章夫訳, 川島書店, 1971,
251p.
11) Lazarsfeld, Paul Felix.; Berelson, Bernard.; Gaudet, Hazel. ピープル
ズ・チョイス. 有吉広介監訳, 時野谷浩, 岩山義春, 田中伯知, 人見賢司, 海野
和之訳, 芦書房, 1987, 266p.
12) Katz, Elihu.; Lazarsfeld, Paul. パーソナル・インフルエンス. 竹内郁郎訳,
培風館, 1965, 405p.
13) McCombs, Maxwell E.; Shaw, Donald L. The agenda-setting function
of mass media. Public Opinion Quarterly, 1972, no.36, p.176-187.
14) 岡田直之. “マス・コミュニケーション”. 日本大百科全書. 小学館, 1988, v
ol.21, p.883-886. 引用はp.881.
15) 林香里.〈オンナ・コドモ〉のジャーナリズム. 岩波書店. 2011, 224p.
26
参考文献(3)
16) 坂井利之『読売新聞』1968年5月16日朝刊, p.9.
17) 橋田浩一. “第五世代の闘争”. AI事典. 土屋俊, 中島秀之, 中川裕志, 橋
田浩一, 松原仁, 大澤幸生, 高間康史編, 第2版, 共立出版, 2003, p.8-
9 引用はp.9.
18) 小林敬和『読売新聞』1986年3月3日夕刊, p.7.
27
本研究の発表論文のURL
28
http://researchmap.jp/?action=cv_download_main&upload_id=115206
(accessed 2016-09-10)

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