1. Azure Synapse Link for SQL
によるほぼリアルタイムの分析
• Azure SQL Database
• SQL Server 2022
Customer Success Data and AI Architect Division
Cloud Solution Architect
Jiayi Yang
6. Synapse Link オファリング
Azure
Synapse Link
Azure Synapse Analytics
SQL
Big data 分析
機械学習
BI ダッシュボード
ビジネスアプリ &
オペレーショナルデータストア
SQL DB/SQL Server
Azure Cosmos DB
Dynamics 365
NOW
11. コア コンセプト
ソースデータベース:
Azure SQL Database
SQL Server 2022
ターゲットデータベース:
Synapse 専用 SQL Pool
リンク 接続:
ソース データベース (Azure SQL Database または SQL Server 2022) と Azure Synapse 専
用 SQL プールの間のマッピング リレーションシップ。
ランディングゾーン:
Azure Synapse Link for SQL の中間ステージング ストア。 Azure SQL Database のシステ
ム管理。 SQL Server 2022 のカスタマー マネージド。
セルフホステッド統合ランタイム (SQL Server 2022 のみ):
Azure Synapse Analytics と SQL Server 2022 の間の通信を仲介するソフトウェア エージェ
ント。
12. Synapse Link for SQL – アーキテクチャ
Azure
SQL DB
SQL 変更フィード
継続的にプッシュ インジェスト
サービス
Synapse 専用 SQL
Pool
ADLS Gen 2
連続実行
またはスケジュールモード
最小 2 仮想コア
Azure Synapse Link for SQL
– SQL DB
ランディングゾーン
SQL Server
2022
SQL 変更フィード
継続的にプッシュ インジェスト
サービス
Synapse 専用 SQL
Pool
ADLS Gen 2
連続実行
またはスケジュールモード
最小 2 仮想コア
Azure Synapse Link for SQL
– SQL Server 2022
ランディングゾーン
データのアジリティを高め、DXを、成功させるためには、オペレーショナルデータベースや、ビジネスアプリケーションと、データ分析システムとの、間の壁を、排除する必要があります。
お客様の声からも、データの連携の壁が、なくなれば、分析の効果が、飛躍的(ひやくてき)に、高まることが、明らかになっています。
Azure Synapse Link を、ご利用いただくと、簡易な操作により、オペレーショナルデータや、ビジネスアプリケーションの、データを、迅速(じんそく)に、 Azure Synapse Analytics に、連携し、組織の、DXを、加速させます。
ここまでに、ご紹介した3種類のデータソースは、すべて Microsoft が、提供していますが、サードパーティーの、データソースに対して、データのアジリティを、高めるソリューションを、もう一つ、ご紹介させて頂きます。
(シークル)
まずは、SQL系のデータサービスの、ユースケースです。
オペレーショナルデータベースは、オンプレミス環境に加え、Azure VM 上で、稼働する 、SQL Server や、PaaSである、 Azure SQL Database のような形でも、運用されています。
これらのデータベースは Azure Synapse Analytics のような、分析システムで、利用されており、多くのお客様は、ETL 処理を行わずに、可能であれば、リアルタイムに、分析システムに連携させたいと、考えられています。
Azure Synapse Link for SQL は、現時点では、SQL Server 2022 と Azure SQL Database の両方をサポートしております。
オペレーショナルデータベースの変更を、取り込みながら、分析システムであるAzure Synapse Analyticsに、自動変更フィードを提供します。
自動変更フィードは、お客様側で、管理する必要はなく、増分データのキャプチャを、既存のシステムの中に、保存しない等の、特徴があります。
このように、既存システムへの影響を、最小限に抑えながら、ほぼリアルタイムな、オペレーショナルデータベースと、分析システムの統合を、実現します。
(シークル)
ここから、NoSQLのオペレーショナルデータベースの、ユースケースです。
Azure Cosmos DB は、高速な、NoSQL データベースであり、あらゆるスケールに、対応するオープン API も、備(そな)えています。
また、任意の数の、地理のAzure リージョンにわたって、スループットと、ストレージを、弾力的(だんりょくてき)に、拡張できるような、設計もされています。
Azure Cosmos DB は、IoT、小売やマーケティング、そして、ゲームやソーシャルアプリケーションなどの、業界で、幅広く、使われています。
ただし、分析システムとの統合には、ご紹介した、SQL Server や Azure SQL Database と、同様に、開発の時間やコストも、かかってしまいます。
この課題を解決するには、 Azure Synapse Link for Cosmos DB が、有効です。
Azure Synapse Link for Cosmos DBを、使用すると、Cosmos DB内の、オペレーショナルデータストアに対する、分析用のアナリティカルデータストアが、自動的に、作成されるようになります。
分析者の方は、 Azure Synapse Analytics の、サーバレス SQL プールや、 Spark ノードブックから、アナリティカルデータストアに、ダイレクト、かつ、透過的に、アクセスできるようなり、ほぼリアルタイムな分析が、できるようになります。
では、ビジネスアプリケーションを、ご利用されている場合、どうでしょうか。
Azure を利用している、多くのお客様では、Power Platformである、Power Apps や、 Power Automate、そして、Dynamics 365 を、組織のビジネスのサポートに、活用されています。
お客様は、これらのデータを、Dataverse という、マイクロソフトの、すべての、ビジネスアプリケーションに、共通するストアに、保存しながら、管理されています。
ただし、これらのアプリケーションから、得られるデータは、日々、膨大な量になりつつあります。
このような、ビジネスアプリケーションで、生まれてきた、データを活用して、シームレスに、分析システムに、繋ぐためのソリューションとして、 Azure Synapse Link for Dataverse を、ご紹介します。
ビジネスアプリケーションの、データから、深い洞察を、見つけるには、多数のサービスを、つなぎ合わせたり、常に、データを、前後にコピーしたりする、必要があります。
その結果、データチームによる、メンテナンスが、絶え間(たえま)なく、行われ、作業も、忙しくなります。
Azure Synapse Link for Dataverse を、使用して頂くことで、お客様は、ビジネス アプリケーションの、データを、分析システムに、取り込むことが、自動的に出来るようになりました。
これにより、お客様は、ビジネスアプリケーションの、データ管理と、並行して、高度な分析タスクを、実行できるようになります。
今回、ご紹介した Azure Synapse Link for Dataverse は、災害復旧の機能も、備(そな)えており、エンタープライズ規模の、データ分析のニーズにも、考慮された設計になっています。