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Similaire à VDI 環境下での IBM Notes の導入設定について (17)
VDI 環境下での IBM Notes の導入設定について
- 5. 仮想デスクトップ (VDI)の仕組み
• 仕組みはクラウド型
– 皆さんのPCをサーバールームに用意
– 個々に用意するのでこれまで同様個別環境
• これまでと同じこと
– 端末の電源入れてIDパスワードで立ち上げる
– 見た目や使い方はこれまでと同じ
• これまでとの仕組みの違い
– 手元ではなくサーバールームで稼動している
– それが画面転送で手元の端末に写る
• これまでとの利便性の違い
– スマホやタブレットからもいつものWindowsが
使える
– 手元の端末には情報が残らない
– 専用技術を使うので動作が快適になる
※VDI:Virtual Desktop Infrastructure : 仮想デスクトップ
- 18. サーバー環境
IBM System x3550 M4 D3J (2台)
CPU Xeon E5-2630 x2
RAM PC3L-14900(8GB x2),PC3L-12800(16GB x14) 計 240GB
ストレージ
IBM V3700 (1台)
600GB HDD x20
200GB SSD x2
100名程度でしたら、快適に動作してくれています。
なお一度片方のx3550に電源トラブルが発生し、一時的に1台にて運用してみ
ましたが、さすがにコンソール上ではリソースは真っ赤でしたが、クライア
ントが遅さに気付くことはありませんでした。
- 21. Google Chrome の設定について
Chrome もCドライブリセット時に設定が初期化されてしまいます。
こちらについては、ショートカットアイコンのリンク先のパスに「 --user-
data-dir=“..User Data<お好みの文字列>”」を追加することで、Chromeの設
定情報の保管先を移動させることが可能です。
Uドライブ配下に移動させて利用しております。
- 25. さらなる進化!!
VMware社より新機能として【VMware App Volumes™】なる製品が発表されました。
(Horizon® Enterprise にはバンドルされております)
従来C:Programfilesは単独で動いていましたが、 App Volumes™ を利用することで
プログラムごとに分割して管理できるというものです。
基本にウィンドウズのみをインストールしたパターンを作成し、Officeやノーツ、
その他アプリを個別に準備します。
ユーザーごとに使用許可されたアプリがひとつのCドライブとして束ねられて配信
されるというものです。
これによりひとつのリンククローンで全社員管理可能となり、ライセンス管理も
わかりやすくなります。
・・・すいません、文章へたくそです・・・
つまり、ウィンドウズアップデートによるCドライブのリフレッシュを行っても、
他のアプリには影響が出なくなります。つまり先のコツが必要なくなる場合もある
ということです。