2020年10月25日（日）Designship 2020のセッション「インクルーシブデザインで“未来の当たり前”をつくる」のスライドです。

1. インクルーシブデザインで
“未来の当たり前”をつくる
2020年10月25日 Designship 2020
株式会社コンセント デザイナー／ディ レクター
佐野 実生

2. 今日の流れ

3. 1. はじめに
2. 未来の当たり前
3. インクルーシブデザインへの道
4. 今日からできること

4. 1. はじめに

5. 自己紹介

6. 佐野 実生 （さの・みお）
l 株式会社コンセント
インクルーシブデザイン
チーム
l デザイナー／ディレクター
@sanomio1016

8. コンセントは、企業と伴走し活動を支えるデザイン会社です。
事業開発やコーポレートコミュニケーション支援、クリエイティブ開発を、
戦略から実行まで一貫してお手伝いします。
concentinc.jp/

9. Webガバナンス
構築支援
デジタル
マーケティング支援
事業開発支援 クリエイティブ開発
コンテンツ戦略支援 ブランディング支援 組織開発支援

10. いろんな“デザイン”を
やっている会社

11. インクルーシブデザインチーム
l 晴眼者4人、全盲1人
l プロデューサー、ディレクター、エンジニア、デザイナー
l 男性3人、女性2人

12. 今日のテーマ

13. インクルーシブデザインは
特定の人向けの特別対応

14. インクルーシブデザインは
特定の人向けの特別対応

15. 🤔？
l インクルーシブデザイン
l ユニバーサルデザイン
l アクセシビリティ

16. “ 高齢者、障がい者、外国人など、従来、
デザインプロセスから除外されてきた
多様な人々を、デザインプロセスの
上流から巻き込むデザイン手法です。
インクルーシブデザイン・ソリューションズ
「インクルーシブデザインとは」 i-d-sol.com/inclusivedesign/
”

17. “特別な適応や専門的な設計を必要とせず、
できるだけ多くの人が
アクセスして利用できるような
主流の製品やサービスのデザイン。
ケンブリッジ大学 インクルーシブデザインツールキット
“What is inclusive design?” i-d-inclusivedesigntoolkit.com/whatis/whatis.html
”

18. “ 幅広い人間の多様性を認め、
それを活用する方法論。 重要なことは、
インクルーシブデザインは
様々な視点を持つ人々を包摂し、
彼らから学ぶことを意味する。
キャット・ホームズ著 『ミスマッチ 見えないユーザーを排除しない「インクルーシブ」なデザインへ』
”

19. 選べる自由があり
ひとりひとりにとって
うれしいデザイン

20. インクルーシブデザインで
できること

21. “未来の当たり前”
をつくる

22. 2. 未来の当たり前

23. 「当たり前」？

26. 時代や環境と共に
“当たり前”も変化

28. リモートワーク
l 対面での会議やセミナーができない
l 家族がいるので会議で音が出せない
l ネット回線が弱くてビデオONにできない

29. リモートワーク
l 対面での会議やセミナーができない
l 家族がいるので会議で音が出せない
l ネット回線が弱くてビデオONにできない
外に出られない／遠方に住んでいる
声を出せない／聞こえない
画面が見えない

30. 特別なニーズ半年前

31. 特別なニーズ半年前
現在
当たり前になりつつある

32. かつての特別なニーズが
“未来の当たり前”
になる

34. 電話が使えない 紙の本が読めない
手をうまく
動かせない
身体を自由に
動かせない
画面が見えない

35. 障害者・高齢者だけでなく
みんなが対象となり得る

36. 「みんな」？

37. みんな

38. みんな みんな

39. みんな ひとりひとり

40. 多様性（Diversity）

41. デモグラフィー型
多様性
タスク型
多様性
l 性別
l 国籍
l 人種
l 年齢
l 知見
l 能力
l 経験
l 価値観

42. デモグラフィー型
多様性
タスク型
多様性
l 性別
l 国籍
l 人種
l 年齢
l 知見
l 能力
l 経験
l 価値観
内面なので
見えにくい
外から
見えやすい

43. “ エクストリームから生まれたデザインを、
メインストリームに新たな
イノベーションとして提供する。
その役割を「インクルーシブデザイン」は
果たすことができます。
ジュリア・カセム著 『インクルーシブデザインという発想 排除しないプロセスのデザイン』
”

45. アタックZERO
l 片手プッシュ式
l プッシュ回数で量を調節できる
l 身体の自由が効かない人や
目の見えない人にも使いやすい

46. アタックZERO
l 片手プッシュ式
l プッシュ回数で量を調節できる
l 身体の自由が効かない人や
目の見えない人にも使いやすい
l 片手で使える＆液ダレしなくて◎

47. かつての特別なニーズが
“未来の当たり前”
になる

48. どうすれば？

49. みんな向け

50. ひとりひとり向け

51. 選べる自由をつくる

52. 「選べる自由」？

53. ひとりひとりにとって
うれしいデザイン

56. 字幕

57. l 聴こえない
l 視覚優位タイプ
l 母語じゃない
l イヤホン忘れた
l 倍速で見たい

58. おさらい

59. 特別なニーズは
ひとりひとり
にあり得る

60. 特別なニーズは
“未来の当たり前”
になる

61. ひとりひとりにとって
うれしいデザインは
“未来の当たり前”への 近道

62. 3. インクルーシブデザイン
への道

63. ふつうの人々の、
ふだんの情報生活がより豊かで、
美しく、創造的なものになること。
“
AZ Group 「企業理念」 i-d-az-hd.co.jp/group/index.html
”

64. 情報を整えることで
本来の意味を伝えたい

65. 200? ユニバーサルデザインという概念を知る
2011〜14 グラフィックデザインを学ぶ
2015 Web
2016〜17 エディトリアル
2018 なんでも
2019 事業マネジメント
2020 インクルーシブデザイン（今ここ）

66. 200? ユニバーサルデザインという概念を知る
2011〜14 グラフィックデザインを学ぶ
2015 Web
2016〜17 エディトリアル
2018 なんでも
2019 事業マネジメント
2020 インクルーシブデザイン（今ここ）
👈

67. Webアクセシビリティ
との出会い

68. より多くのユーザーが、より多くの
利用環境から、より多くの場面や状況で、
Webコンテンツを使えるようにすること。
“
エー イレブン ワイ 「Webアクセシビリティとは？」
i-d-weba11y.jp/basics/accessibility/accessibility_index/
”

69. 自分が
「伝わらないデザイン」を
生み出していた衝撃

70. 逆に考えれば、

71. アクセシビリティを
意識するだけで
もっと伝わるのでは
🤔!

72. 制約＜＜＜可能性

73. 「情報を伝える」こと
すべてにつながってる

74. 200? ユニバーサルデザインという概念を知る
2011〜14 グラフィックデザインを学ぶ
2015 Web
2016〜17 エディトリアル
2018 なんでも
2019 事業マネジメント
2020 インクルーシブデザイン（今ここ）
情報
構造

75. 200? ユニバーサルデザインという概念を知る
2011〜14 グラフィックデザインを学ぶ
2015 Web
2016〜17 エディトリアル
2018 なんでも
2019 事業マネジメント
2020 インクルーシブデザイン（今ここ）
色
情報
構造

76. 200? ユニバーサルデザインという概念を知る
2011〜14 グラフィックデザインを学ぶ
2015 Web
2016〜17 エディトリアル
2018 なんでも
2019 事業マネジメント
2020 インクルーシブデザイン（今ここ）
色
書体
情報
構造

77. 200? ユニバーサルデザインという概念を知る
2011〜14 グラフィックデザインを学ぶ
2015 Web
2016〜17 エディトリアル
2018 なんでも
2019 事業マネジメント
2020 インクルーシブデザイン（今ここ）
色
書体 ことば
情報
構造

78. 200? ユニバーサルデザインという概念を知る
2011〜14 グラフィックデザインを学ぶ
2015 Web
2016〜17 エディトリアル
2018 なんでも
2019 事業マネジメント
2020 インクルーシブデザイン（今ここ）
色
書体 ことば
情報
構造
体験

79. 200? ユニバーサルデザインという概念を知る
2011〜14 グラフィックデザインを学ぶ
2015 Web
2016〜17 エディトリアル
2018 なんでも
2019 事業マネジメント
2020 インクルーシブデザイン（今ここ）
色
書体 ことば
情報
構造
体験 企画

80. アウトプットが変わっても
考え方は変わらない

81. 「伝わらないデザイン」
を生み出さない
デザイナーでありたい

82. 4. 今日からできること

83. 選べる自由を増やす！

86. 👈
👈

87. 選べる自由

88. 特別なニーズに着目
選べる自由

89. 特別なニーズに着目
選べる自由
“未来の当たり前”の手がかり

90. ひとりひとりにとって
うれしいデザイン

91. “未来の当たり前”
への近道

92. インクルーシブデザインで
“未来の当たり前”
をつくろう

93. ありがとうございました！