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CRファクトリーリサーチ成果報告イベントプレゼンスライド
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1月24日(土)に行った、CRファクトリーリサーチ成果報告イベント〜アカデミックに「組織」と「コミュニティ」を語る〜」のスライドです。
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1.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー CRファクトリーリサーチ成果報告イベント アカデミックに 「組織」と「コミュニティ」を語る ~私たちが見つけた人と組織のマネジメントのコツ~
2.
NPO法人CRファクトリー プロフィール NPO法人CRファクトリー 代表理事 呉 哲煥(ご てつあき) 2005年NPO法人CRファクトリー設立、 代表理事就任。 「すべての人が居場所と仲間を持って 心豊かに生きる社会の実現」をビジョンに、 NPO・市民活動・サークル運営者向けの サービスを多数提供。 関わるメンバー一人ひとりが「コミットメント(やる気・関わり)」 と「愛着」を高めていくコミュニティづくりに定評がある。 講演・セミナー実績多数。ETIC社会起業塾コーディネーター、 NPOサポートセンター専門家派遣なども務める。
3.
NPO法人CRファクトリー ビジョン/ミッション 【ビジョン(目指す姿)】 すべての人が 自分の「居場所」と「仲間」を 持って心豊かに生きる社会 【ミッション(使命)】 居場所と仲間を感じる あたたかいコミュニティを 世の中にあふれさせること
4.
NPO法人CRファクトリー 自己紹介 私たちの事業・サービスを一言で言うと、 NPO・市民活動・サークル活動の マネジメント支援 です。
5.
NPO法人CRファクトリー 社会課題先進国日本 5 自殺 3万人 うつ 100万人 孤独死 3万人 児童虐待 相談 6万件 生涯未婚率 20%(男) 貧困率 16% 不登校 11万人 ニート 63万人 高齢化率 25%
6.
NPO法人CRファクトリー 社会問題と解決策 6 自殺 (3万人) うつ (100万人) 児童虐待 (6万件) 孤独死 (3万人) つながりの希薄化 コミュニティの弱体化 孤立・孤独・無縁 人と人の つながりをつくる 愛着ある コミュニティを増やす 【現象】 【構造】 【解決策】 人と人のつながりがある コミュニティが豊か・あふれている 共助・相互扶助・支え合い 予防・軽減 される ここのインフラ づくりをやりたい
7.
NPO法人CRファクトリー 私たちの問題意識 ■どのような問題が社会で起こっているのか? ■それはどのような構造要因・構造変化に よって起こっているのか? ■「つながり」や「コミュニティ」は 解決策(ソリューション)として有効なのか? 7
8.
NPO法人CRファクトリー 私たちの問題意識 よって、私たちの動機・モチベーションは、 現代社会で何が起こっているのか? それはどのような構造要因で起こっているのか? を数字やデータで捉えたい・説明したい 「つながり」や「コミュニティ」が解決策としていかに 有効なのか?を学術的な知見で説明したい 8
9.
NPO法人CRファクトリー リサーチチームの取り組み 9 文献調査 数多くの文献を講読しながら、 レポート記事にまとめる 成功事例調査 成功している団体に インタビューに行き、 レポート記事にまとめる マクロデータ調査 各調査機関が公表している データを収集・抽出する アンケート調査 イベント・セミナーなどで アンケートを実施し、集計・分析 をしてレポートにまとめる
10.
NPO法人CRファクトリー 本日のアジェンダ 1.日本のつながりやコミュニティが 希薄になっている現状 2.ソーシャルキャピタルがもたらす 様々な効果 3.エンゲージメント(愛着)と パフォーマンスの関係 4.人と組織のマネジメントのコツ ダイアローグワークショップ 10
11.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 日本のつながりやコミュニティが 希薄になっている現状 セッション1 11
12.
NPO法人CRファクトリー 本日のアジェンダ 1.日本のつながりやコミュニティが 希薄になっている現状 2.ソーシャルキャピタルがもたらす 様々な効果 3.エンゲージメント(愛着)と パフォーマンスの関係 4.人と組織のマネジメントのコツ ダイアローグワークショップ 12
13.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー Q.他者とのつながりを感じるのは どんな時ですか?
14.
NPO法人CRファクトリー アジェンダ 1.従来のコミュニティの崩壊 ①血縁 ②地縁 ③社縁 2.コミュニティの希薄化がもたらす社会問題
15.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 1.従来のコミュニティの崩壊
16.
NPO法人CRファクトリー 中間集団の崩壊 血縁・社縁・地縁の崩壊 近年、人々の人間関係の根幹を支えてきた 血縁、社縁、地縁といった中間集団の崩壊が 指摘されるようになった。 『孤立の社会学』(石田光規 2011)
17.
NPO法人CRファクトリー 希薄化する職場・親戚・地域 内閣府「国民生活白書」
18.
NPO法人CRファクトリー 中間集団の崩壊 血縁・社縁・地縁の崩壊 近年、人々の人間関係の根幹を支えてきた 血縁、社縁、地縁といった中間集団の崩壊が 指摘されるようになった。 なかでもよく用いられるのが「未婚率の上昇」 と「単身世帯の増加」である。 『孤立の社会学』(石田光規 2011)
19.
NPO法人CRファクトリー 男女別生涯未婚率
20.
NPO法人CRファクトリー 男女別生涯未婚率
21.
NPO法人CRファクトリー 単身世帯数・率
22.
NPO法人CRファクトリー 単身世帯数・率
23.
NPO法人CRファクトリー 中間集団の揺らぎ 「そこにある関係」の揺らぎ 既存の中間集団に関する議論は、血縁・地縁・社縁に代 表される中間集団を、いわゆる「そこにある」関係と捉えて きた。確かに、血縁や地縁などは、好むと好まざるとに関 わらず確実に存在する。 近代化が進み、個人主義が浸透してくれば、旧来的な 「そこにある」関係の拘束は弱まる。そのなかで生じるのが 人間関係の維持・構築に関する要件の変容である。人間 関係について、自らの趣味や嗜好に応じて自由に選ぶ時 代が到来する。 『孤立の社会学』(石田光規 2011)
24.
NPO法人CRファクトリー 親密圏の変容 「解放」と「剥奪」 人間関係が関係そのものに対する相互のコミットメント (当事者たちの積極的関与)により成立するのであれば、 関係の維持・形成の要件は社会ではなく当事者間で用意 しなければならない。 親密圏の変容は、既存の息苦しい関係からの解放感と 同時に、関係を解消されるかもしれない、もしくは、関係 を構築できないかもしれない恐怖感=剥奪を植えつけたと 言えよう。 『孤立の社会学』(石田光規
2011)
25.
NPO法人CRファクトリー 「解放」と「剥奪」 このような現象は人間関係について二つの言説を 生み出した。 ①純粋な関係を個々人の自己実現や個性の 発揮と結びつける「解放」の言説 ②中間集団の変容(血縁・地縁・社縁の弱体化)を 人間関係の希薄化と結びつける「剥奪」の言説 『孤立の社会学』(石田光規
2011)
26.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー ①血縁
27.
NPO法人CRファクトリー 家族・親族関係からの「解放」 家族・親族とのつきあいは 「部分的」「形式的」に 家族・親族とのつきあい方については、「解放」の言説に 寄り添った意見も多い。 家族・親族とのつきあい方については、形式的なつきあい を希望する人は一貫して増加傾向にある。
『孤立の社会学』(石田光規 2011)
28.
NPO法人CRファクトリー 家族・親族とのつきあい方 NHK放送文化研究所「日本人の意識調査」
29.
NPO法人CRファクトリー 家族・親族関係の「解放」と「剥奪」 「当たり前」が崩れる 人びとの心身に深刻な影響を及ぼすと考えられる孤立の 回避に、最も有効な資源は家族・親族関係であった。 しかし、現在、その家族・親族関係の揺らぎが指摘されて いる。未婚・晩婚化は進み、今まで「当たり前」のように頼 れるはずだった家族に頼ることが難しくなったと指摘され 始めた(山田2001)。 『孤立の社会学』(石田光規 2011)
30.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー ②社縁
31.
NPO法人CRファクトリー 仕事関係の「解放」と「剥奪」 ライフコースからの「解放」と宿り木の「剥奪」 企業社会にも中間集団の解体の波は押し寄せている。 日本企業の特徴である終身雇用、年功序列、企業別組 合を中心とした凝集的な集団的体質は、1990年代に 急速に衰えていった。 その動きに併せて、働く人びとは自らの意思や考えに従 い進路を選択し、それに対する責任をもつことを余儀なく されている。 それは一面では企業が提供(拘束)するライフコースから の「解放」であり、他面では一生涯を保障してくれる宿り木 の「剥奪」である。 『孤立の社会学』(石田光規 2011)
32.
NPO法人CRファクトリー 会社帰属意識の変容
33.
NPO法人CRファクトリー 仕事志向・余暇志向の推移
34.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー ③地縁
35.
NPO法人CRファクトリー 地域関係 町内会・自治会活動は形骸化 日本のローカルコミュニティの中核を担っていた町内会・自 治会の加入状況は、依然としてそれほど縮小していない。 ほぼ8割の地方公共団体において町内会・自治会への住 民の加入率は7割を超えている。 しかし、参加の実態を見ると、活動がほぼ形骸化している 事実が明らかになる。 『孤立の社会学』(石田光規 2011)
36.
NPO法人CRファクトリー 町内会・自治会の活動状況 87.3%
37.
NPO法人CRファクトリー 近所づきあいの程度 内閣府「高齢者の地域におけるライフスタイルに関する調査」2011
38.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 2.コミュニティの希薄化が もたらす社会問題
39.
NPO法人CRファクトリー コミュニティの希薄化と社会問題 コミュニティの希薄化が構造的な要因となって 起きていると思われる社会問題は数多くある。 自殺/うつ/児童虐待/孤独死/治安の悪化 少子化/未婚化/詐欺/殺人、などなど。
40.
NPO法人CRファクトリー コミュニティの希薄化と治安の悪化 40 コミュニティの希薄化は「治安の悪化」というかたちで表れる 文部科学省「地域の教育力に関する実態調査」(2006 年)により作成
41.
NPO法人CRファクトリー コミュニティの希薄化と治安の悪化 41 「治安が悪化したと感じる理由」 文部科学省「地域の教育力に関する実態調査」(2006 年)により作成
42.
NPO法人CRファクトリー 家族以外のつながりが希薄な日本 内閣府『第六回高齢者の生活と意識に関する国 際比較調査』を見ると、日本の高齢者(60歳以 上)はアメリカ、ドイツ、フランス、韓国の高齢者と 比較して、経済的にも恵まれ、生活に対する満足 度も高く、健康な者の比率と日常生活で援助を 必要としない者の比率が高い。 しかし社会関係資本の観点から見ると、家族と の絆を大事にする一方、友人・知人とのつながり が他の4ヵ国よりも希薄であることがわかる。 『ソーシャル・キャピタル入門』(稲葉陽二 2011)
43.
NPO法人CRファクトリー 社会的孤立 世界価値観調査(2005)
44.
NPO法人CRファクトリー 日本の高齢者の家族や友人とのネットワークとし ての社会関係資本は、配偶者・パートナーなどの 同居している家族が中心で、それ以外について は比較的弱くかつ儀礼的な紐帯である。つまり、 配偶者やパートナーを失った場合、日本の高齢者 の社会関係資本は大きく失われる可能性がある。 しかし、見方を変えれば、高齢者の社会参加を高 める余地は大きいともいえる。 『ソーシャル・キャピタル入門』(稲葉陽二 2011) 日本の高齢者における社会関係資本
45.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 「孤独死」
46.
NPO法人CRファクトリー 孤独死の発生状況 内閣府「高齢者の地域におけるライフスタイルに関する調査』2011
47.
NPO法人CRファクトリー 孤独死を身近な問題と感じる者の割合 内閣府「高齢者の地域におけるライフスタイルに関する調査』2011 42.9% 64.7%
48.
NPO法人CRファクトリー まとめ 日本においては、高齢者がパートナー・家族を失うと 社会的に孤立しやすい 家族・親族との付き合いは、「当たり前」の 関係ではなくなる 会社への帰属意識は薄れ、ワーク・ライフ・ バランスを重視する人が増えている 従来の自治会は形骸化し、地域での交流は 少なくなっている
49.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー ソーシャル・キャピタルがもたす 様々な効果 セッション2 49
50.
NPO法人CRファクトリー 本日のアジェンダ 1.日本のつながりやコミュニティが 希薄になっている現状 2.ソーシャルキャピタルがもたらす 様々な効果 3.エンゲージメント(愛着)と パフォーマンスの関係 4.人と組織のマネジメントのコツ ダイアローグワークショップ 50
51.
NPO法人CRファクトリー アジェンダ 51 1.「ソーシャルキャピタル」 と 「コミュニティキャピタル」 2.ソーシャルキャピタルと健康 3.ソーシャルキャピタルと幸福 4.企業ソーシャルキャピタルと 売上高営業利益率の関係
52.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 「ソーシャルキャピタル」と
「コミュニティキャピタル」 パート1 52
53.
NPO法人CRファクトリー ソーシャルキャピタルという概念 【ソーシャル・キャピタル】 社会・地域における人々の信頼関係や 結びつきを表す概念。社会関係資本。 ソーシャルキャピタルが蓄積された社会では、 相互の信頼や協力が得られるため、 他人への警戒が少なく、治安・経済・教育・ 健康・幸福感などに良い影響があり、 社会の効率性が高まるとされている。
54.
NPO法人CRファクトリー コミュニティ・キャピタルという概念 【コミュニティ・キャピタル】 ソーシャルキャピタルは国や都道府県など 比較的大きな集団 について測定されること が多い。私たちは学校や企業、地域の中にある 小さい「コミュニティ」の中の人々の相互の 信頼関係や団体への共感・愛着 に注目して、これをコミュニティキャピタル と呼んでいる。
55.
NPO法人CRファクトリー ソーシャル・キャピタルと幸福・健康の関係 ソーシャル・キャピタルの概念を端的にいえば、 ■社会問題に関わっていく自発的団体の多様さ ■社会全体の人間関係の豊かさ のことである。 最近の研究では、 「ソーシャル・キャピタル」と「幸福や健康」 の相関関係がさまざまな実証研究で 証明されはじめている。
56.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー ソーシャルキャピタルと
健康の関係 パート2 56
57.
NPO法人CRファクトリー 機関:ハーバード大学カウチ教授他 出典:現代ビジネス『ハーバード大学イチローカウチ教授の調査結果を特別公開 調査機関:1996年〜2012年 平均寿命とソーシャルキャピタルの関係
58.
NPO法人CRファクトリー ソーシャル・キャピタルと合計特殊出生率の関係 ソーシャル・キャピタルが豊かな地域ほど出生率は高い
59.
NPO法人CRファクトリー 59 地域のソーシャルキャピタルと残存歯数 友人のつながり 地域のソーシャルキャピタルと 残存歯数(20本以上)の関係 ソーシャル キャピタル 下位3分の1 中位3分の1 上位3分の1 1.00 1.17 1.10 出典:東北大学大学院医学系研究科医科学専攻 社会医学講座公衆衛生学分野 機関:Community Dentistry
and Oral Epidemiology 調査時期:2010年 マ ル チ レ ベ ル オ ズ 比 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4
60.
NPO法人CRファクトリー 『格差社会の衝撃』 ノッティンガム大学名誉教授 リチャード・ウィルキンソン
61.
NPO法人CRファクトリー 友情と健康 様々な研究によって、例えば、友人の数や、親 密な信じ合える関係にある人の数や、コミュニテ ィへの参加といった社会的な結び付きを示す指 標は、ほとんどどれも社会参加が健康に非常に 良い影響を与えるということが示されている。 健康の要因として友情の重要性を示す証拠が 多く発見されている。いくつかの研究は、心臓 発作を起こした人の生存率は、社会的なサポー トが良ければ3倍も高くなることを示している。 文献名:『格差社会の衝撃』 著者:リチャード・ウィルキンソン(1997)
62.
NPO法人CRファクトリー 友情と健康 友情と健康の関係を示す研究でおそらく最も注目 すべきものは、シェルドン・コーエンらによる一連の 実験であろう。コーエンは、18歳から55歳の健康 な276人のボランティアに一般的な風邪のウィルス を含む点鼻薬を与え、交友関係の範囲(配偶者、 両親、同僚、隣人、所属するグループなど)のデータ を集めた。全員が同じように感染するようにして、ど の人が風邪をひくか、そして友情によって症状に違 いが出るかを調べた。驚くべきことに、社会的結び つきの少ない人は、多い人に比べて4倍以上も高 い割合で風邪の症状を示した。 文献名:『格差社会の衝撃』 著者:リチャード・ウィルキンソン(1997)
63.
NPO法人CRファクトリー (まとめ) ①他人を信用している人口が多いところほど、
平均寿命は長い ②ソーシャルキャピタルが豊かな地域ほど 出生率が高い ③友人が多いと、歯が残る割合が高い ④友情の力は時として薬になることもある ソーシャルキャピタルと健康の関係
64.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー ソーシャルキャピタルと
幸福の関係 パート3 64
65.
NPO法人CRファクトリー ソーシャル・キャピタルと幸福の関係 他者への信頼の度合い別に幸福度をみると、他者を 信頼する人ほど幸福度が高いという結果が得られた 機関:小谷みどり氏 主任研究員 出典: 第一生命経済研究室 調査機関:2011年
66.
NPO法人CRファクトリー 『ソーシャル・キャピタル入門』 日本大学法学部教授 稲葉 陽二
67.
NPO法人CRファクトリー スピル・オーバー効果 自分が幸福だと周りも幸福になる アメリカで1983年から2003年まで4639人を追 跡調査したデータを用いて、幸福は人々の間に伝 播するという研究結果が2008年に発表された。 幸せな友人が半径800メートル以内にいると、本 人も幸せに感じる確率は、そうでない場合と比べ て42パーセントも高まり、距離が1・6キロメートル に伸びても幸せになる確率は25パーセント高い。 文献名:『ソーシャルキャピタル入門』 著者:稲葉 陽二(2009)
68.
NPO法人CRファクトリー 『幸福優位の7つの法則』 ポジティブ心理学の第一人者 ショーン・エイカー
69.
NPO法人CRファクトリー 幸せと成功の関係 ずっと昔から、幸せが成功の周りを回っていると 信じられていた。ポジティブな心理学と脳科学の 10年間の研究によって、幸せが中心にあり 成功がその周りを回っていると証明された。 「成功と幸せの関係」は、普通に考えられていた 『成功すれば幸せになる』とは逆であることがわ かった。つまり、『幸せは成功に先行する』もので あり、幸せは単なる成功の結果ではない。 文献名:『幸福優位の7つの法則』 著者:ショーン・エイカー(2011)
70.
NPO法人CRファクトリー 幸せと成功の関係 人は成功すると幸せになるの ではなく幸せな人が成功する 文献名:『幸福優位の7つの法則』 著者:ショーン・エイカー(2011)
71.
NPO法人CRファクトリー 診断の前にポジティブな気分の医師は、 普通の気分の医師と比べ、3倍も賢明で 想像力がよくはたらき、19%短い時間で 正確な診断をすることができる。 楽観的な営業マンは悲観的な営業マンにくらべ、 56%も営業成績がいい。 数学の実力テストの前に幸せな気分の学生は 普通の学生に比べてはるかによい成績をとる。 幸せと成功の関係 文献名:『幸福優位の7つの法則』 著者:ショーン・エイカー(2011)
72.
NPO法人CRファクトリー ニコラス・クリスタキスとジェームズ・ファウラーは 「ソーシャル・ネットワークが人の行動形成に果 たす役割の研究」によって、「人の行動は、他の 人に伝染する」という事実が証明された。 私たちの習慣・態度・行動は複雑につながった 人間関係のウェブを通して、周りの人に影響を 与える。また私たちの態度や行動が、同僚や友 人や家族など直接関わっている人に影響する だけでなく、「3次の関係(友人の友達のまたその 友達など)」の圏内にまで広がっていくこと説明 している。 幸せと成功の関係 文献名:『幸福優位の7つの法則』 著者:ショーン・エイカー(2011)
73.
NPO法人CRファクトリー ファウラーとクリスタキスは普通の人の「3次の 関係」の圏内には、約1000人がいると見積も っている。これは大変おおきな波及効果である。 私達個人個人がより幸せで成功するように努 めれば、周囲にいる1000人の生き方を改善 できる可能性をもっていることなる。 私たちの自分の暮らしの中でポジティブな変化 を生み出すと、知らないうちに信じられないほど 多くの人の行動を形作ることができるのだ。 幸せと成功の関係 文献名:『幸福優位の7つの法則』 著者:ショーン・エイカー(2011)
74.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 「圏づくり」 “博報堂生活総合研究所 生活動力2012”より
75.
NPO法人CRファクトリー 圏の定義 自ら創ったり関わったり、もしくは自発的に そこにいる人と何らかの体験をともにする、 テーマや目的を持った集まりや人とのつながり
76.
NPO法人CRファクトリー 圏の具体例(調査回答より) ■ 大学での就職活動を目的としたつながり(20歳男性・神奈川県) ■ ネットゲームのコミュニティ(23歳男性・熊本県) ■
知能指数が人類上位2パーセントの集まり(25歳男性・静岡県) ■ 市内のアニメ好きの集まり(27歳男性・福岡県) ■ バンクーバーで将来暮らしたい人の集まり(31歳男性・福岡県) ■ 里山再生の集まり(38歳女性・大阪府) ■ 自然エネルギー促進のNPOボランティア(48歳男性・愛知県) ■ ミニ四駆サークル(53歳男性・大阪府) ■ 特養老人ホームでのボランティア(57歳女性・東京都) ■ 体調不良について同じ問題を持つ人の集まり(61歳女性・愛媛県) ■ 宇宙メダカの飼育の報告連絡の集まり(63歳男性・京都府) ■ ハーレーの走行(タンデム)の会(64歳女性・神奈川県)
77.
NPO法人CRファクトリー ①圏を持つ人は、2人に1人 テーマや目的のもと、幅広い人達が自発的 に集まる「圏」を持つ人は、2人に1人いる。 Q.あなたには、「自ら創ったり 関わったり、もしくは自発的に そこにいる人と何らかの体験を ともにする、テーマや目的を 持った集まりや人とのつながり」 がありますか。
78.
NPO法人CRファクトリー ②圏を増やしたいも、2人に1人 今後、圏を「増やしたい/持ちたい」人も2人に1人。 Q.あなたは、「圏」を 今後持ちたいと思いますか。 Q.あなたは、既にお持ちの 「圏」を今後増やしたいですか。
79.
NPO法人CRファクトリー ③圏を持つ人の幸福度は76.8% 圏を持つ人の幸福度は高く、圏を持たない人 を15.5ポイントも上回る。
80.
NPO法人CRファクトリー (まとめ) ①自分が幸福だと周りも幸福である ②圏を持つことで幸福度は上がる ③人の行動は、他の人に伝染する ④人は成功すると幸せになるのではなく 幸せな人が成功する ソーシャルキャピタルと幸福の関係
81.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 企業ソーシャルキャピタルと 売上高営業利益率の関係 パート4 81
82.
NPO法人CRファクトリー 82 企業ソーシャルキャピタルと売上高営業利益率の関係 企業ソーシャルキャピタルとは、 様々なステークホルダー(企業の経営活動に 関わる利害関係者のこと)が企業に寄せる 信頼、好意、期待感、関係性の強さを 定量化したもの。
83.
NPO法人CRファクトリー 企業ソーシャルキャピタルと売上高営業利益率の関係 83
84.
NPO法人CRファクトリー 企業ソーシャルキャピタルと売上高営業利益率の関係 84
85.
NPO法人CRファクトリー 85 企業ソーシャルキャピタルと売上高営業利益率の関係 図表をみると、売上高利益率よりも、 企業ソーシャルキャピタルの方が早くから 減少に転じている。 つまり、企業ソーシャルキャピタルの方が、 利益よりも先行性がある。
86.
NPO法人CRファクトリー 86 企業ソーシャルキャピタルと売上高営業利益率の関係 (まとめ) 企業ソーシャルキャピタルと売上高営業利益率は 相関関係があるといえる。つまり、 企業ソーシャルキャピタルが高いと 利益率も上がり、 逆に企業ソーシャルキャピタルが低いと 利益率も下がる。
87.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー エンゲージメント(愛着)とパフォー マンスの関係 セッション3 87
88.
NPO法人CRファクトリー アジェンダ 88 1.エンゲージメントとは何か 2.マクロデータから見るエンゲージメントの実情 ・エンゲージメント指数の国際比較 ・エンゲージメント度と業績の関係 ・「持続可能なエンゲージメント」がもたらす 会社業績への効果
89.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 1.エンゲージメントとは何か?
90.
NPO法人CRファクトリー エンゲージメントとは? 90 みなさまは、 ご自身の所属される コミュニティ(団体、企業、学校、家族) に愛着を持てていますか?
91.
NPO法人CRファクトリー エンゲージメントとは? 91 エンゲージメントとは一言で表すと「愛着」 より具体的には ①社員の幸福 ②会社に対する愛着 ③成果を上げて貢献しようと思うこと と定義できます。 ⇒つまり:幸福+愛着+成果貢献≒エンゲージメント 文献名:『社員が惚れる会社のつくり方』 著者:舞田 竜宣(2009)
92.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 2.マクロデータから見る エンゲージメントの実情
93.
NPO法人CRファクトリー エンゲージメント指数の国際比較 2012年のASTD国際会議による「エンゲージメント」が 客観的に示す国際調査 ●研究機関:KeneXa High Performance
Institute ●研究対象:28ヵ国の社員100名以上の企業・団体に 所属する社員(フルタイムの従業員) ●調査年:2012年 93
94.
NPO法人CRファクトリー エンゲージメント指数の国際比較 94 機関:KeneXa High Performance
Institute 調査年:2012年 28か国中最低
95.
NPO法人CRファクトリー エンゲージメント指数の国際比較 ●調査結果 日本企業の社員は他国企業の社員に比べ、 自分の仕事や職場に誇りや愛着、使命感を 感じず、受け身のやらされ感で日々仕事を していることが推測される 95
96.
NPO法人CRファクトリー 『エンゲージメント度と業績の関係』/三菱総合研究所 約1.8倍
97.
NPO法人CRファクトリー 『エンゲージメント度と業績の関係』/三菱総合研究所 約2.2倍
98.
NPO法人CRファクトリー 98 タワーズワトソン社が行なった「従業員の持続可能な エンゲージメントがもたらす業績への影響」に関する調査 ●調査対象 全世界29の業種における中規模・大規模企業の フルタイム従業員32,000名以上 ●調査形式 2012年2月~3月の1カ月間、オンライン調査形式で実施。 許容誤差はプラス・マイナス1%。 「持続可能なエンゲージメント」がもたらす 会社業績への効果
99.
NPO法人CRファクトリー 「持続可能なエンゲージメント」がもたらす 会社業績への効果 99 出典:Towers Watson’s Global
Normative Database 機関:グローバル・ワークフォース・スタディー 調査年:2012年 単発ではなく持続させ ることが大切!!
100.
NPO法人CRファクトリー 持続可能なエンゲージメントとは? 100
101.
NPO法人CRファクトリー 生産的な職場環境と健全な就労状況 101 1.生産的な職場環境: ①「仕事をするのに十分な情報や権限があること」 ②「自分の仕事に影響をもたらす意思決定に巻き込まれ ていること」 ③「無駄な社内プロセスがなく、顧客に向けた仕事に集 中できる状態であること」 2.健全な就労状態: ①仕事量や柔軟な働き方といったフィジカルな側面 ②過度なプレッシャーや達成感の有無などの、 メンタルな側面の双方が含まれる。
102.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 人と組織のマネジメントのコツ 〜成功事例調査と文献調査から〜 セッション4 102
103.
NPO法人CRファクトリー 本日のアジェンダ 1.日本のつながりやコミュニティが 希薄になっている現状 2.ソーシャルキャピタルがもたらす 様々な効果 3.エンゲージメント(愛着)と パフォーマンスの関係 4.人と組織のマネジメントのコツ ダイアローグワークショップ 103
104.
NPO法人CRファクトリー アジェンダ 1.【成功事例調査】 NPO法人コモンビート 「人と組織のマネジメント」の秘訣 2.【成功事例調査】 NPO法人チャリティーサンタ 「人と組織のマネジメント」の秘訣 3.【文献調査】 『チームビルディング』 4.【文献調査】 『コミットメント』 104
105.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー NPO法人コモンビート 「人と組織のマネジメント」の秘訣 〜成功事例調査〜 105
106.
団体概要 団体名:特定非営利活動(NPO)法人コモンビート 設立年月日:2004年3月11日 (東京都認証) 所在地:〒154-0004 東京都世田谷区太子堂1-12-35 アンビエンス世田谷201 代表者:理事長 安達亮 会員数:約800名 活動地域:関東(東京)、中部(名古屋)、関西(大阪)、九州(福岡)、東北(石巻)他 活動年数:12年目 Copyright 2004-‐2015 COMMON
BEAT. All rights reserved.
107.
コモンビートは、表現活動によって、 自分らしく・たくましく生きる個人を増やし、 多様な価値観を認めあえる社会を目指す NPO法人です。 コモンビートが目指す社会 個性が響きあう社会へ ∼Harmony of Uniqueness∼ Copyright
2004-‐2015 COMMON BEAT. All rights reserved.
108.
ミュージカルプロジェクトとは ■100人100日プログラム(東名阪九) ■東北ミュージカルプログラム ■洋上ミュージカルプログラム 上演数 約90回 観客 約13万人 キャスト
約3300人 ミュージカル「A COMMON BEAT」を多様な参加者によってつくりあげることを通して、自 分らしく・たくましい人を増やし、多様な個性を認めあえる社会の実現を目指すプロジェ クト。コモンビートの主事業で10年間続いています。 Copyright 2004-‐2015 COMMON BEAT. All rights reserved. ※「A COMON BEAT」という作品を10年間上演 しています。キャストは1回ごとに集めて、解 散します。
109.
NPO法人CRファクトリー コモンビートが多くの人を巻き込んでいる秘訣 秘訣その1 楽しいが先〜ドキドキ・わくわく〜 秘訣その2 リアル・アナログ・泥臭さ 秘訣その3 感動体験と恩送りの循環 109
110.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その1「楽しいが先〜ドキドキ・わくわく〜」 楽しいが先〜ドキドキ・わくわく〜 コモンビートの人と組織のマネジメントの秘訣の ひとつは、「楽しいが先」という考え方である。 とにかくコモンビートは楽しそうだ。それが人を惹 きつけ、人を巻き込む大きな要因になっているこ とは間違いない。 ビジョン・ミッションや意義深さを前面に出すので はなく、「楽しそう」「おもしろそう」「自分にもでき そう」というドキドキわくわく感で人を惹きつけて 多くの人を巻き込むことに成功している。 110
111.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その1「楽しいが先〜ドキドキ・わくわく〜」 「楽しさ」を前面に出すことによって、コモンビート がプログラム上とても必要としている「大人数」 と「多様性」を確保し、それを大規模公演という プログラムの存立につなげている。 社会的意義を最初から前面に出さずに、まずは 「楽しさ」で惹きつけてから「社会性」に落とす。 この「楽しい」や「ドキドキ・わくわく」を重要視し、 人々の参加やモチベーション向上につなげて多 くの人を巻込み続けている点は、多くのNPO・ 非営利組織にとって示唆的な点であると思われる。 111
112.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その1「楽しいが先〜ドキドキ・わくわく〜」 [インタビューで出てきた言葉] Ø 間口を広げるためにも、尖った個性が集まるためにも、 まずはドキドキ・わくわく Ø 説明より「体験」 Ø おもしろい人がいる、いろんな人がいる、それが価値 Ø 「自分にもできるかも」というハードルの低さ Ø 参加の目的を多様化させる (歌いたい、踊りたい、出逢いたい、恋人欲しい) Ø ユーモアを忘れない。みんなでやれば楽しい Ø プロジェクトスケジュールに「打上げ」(飲み会)を 先に入れる 112
113.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その1「楽しいが先〜ドキドキ・わくわく〜」 [まとめ] 「楽しさ」は参加動機になる 「楽しさ」は人を継続的にモチベートする 「楽しさ」を重要視して、運営に活かす ことはとても有効な方法である 113
114.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その2 「リアル・アナログ・泥臭さ」 リアル・アナログ・泥臭さ 次に挙げるマネジメントの特徴は、 「リアル・アナログ・泥臭さ」である。 コモンビートは泥臭い。リアルを重視し、アナログを重 視する。Face to Faceの触れ合い・対話を重視する。 一対一で話すこと、みんなで話し合うことを重視する。 マクロなところでは仕組みや制度が組織基盤として しっかりと働いているが、ミクロなところは常に人海 戦術で、相手と状況に応じて人が人をマネジメント・ ケアする泥臭い地上戦を繰り広げている。 114
115.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その2 「リアル・アナログ・泥臭さ」 それを創り出す代表・幹部・コアスタッフにその覚悟 があり、どこまでも泥臭く、アナログで、リアルにこだ わっていこうという姿勢がある。 人が大好きで、人の面倒くさいところにもつきあっ ていく、向き合っていく覚悟。形式的なものを嫌い、 仕組みよりも「人と人の関わり合い」でものごとを解 決しようとする姿勢。 こういう「ぬくもり」や「人間くささ」がいたるところに いきづいていて、人を惹きつける強みになっている。 これはコモンビートの「コアな価値」そのものであり、 「強み・競争優位の源泉」になっていると言って良い。 115
116.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その2 「リアル・アナログ・泥臭さ」 [インタビューで出てきた言葉] Ø 直接コミュニケーションを取る(電話、会う) Ø サシ飲み、ランチミーティング Ø ミーティング以外の時間で会うことが重要。雑談で 温度感がわかる。仕事・活動のところではない部分 での気持ちや背景を理解することが大事 Ø 常に人を意識する。行動・発言を観察する Ø 合宿をする(寝食共にする) Ø コマを回し続ける(仕組みで安定させようとせず、 まわり続けることで安定する) Ø 発展途上感・完成しきらないところが魅力。 116
117.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その2 「リアル・アナログ・泥臭さ」 [まとめ] 「リアル・アナログ・泥臭さ」は、活動や組織 を形式化・形骸化させず、常に熱く最適な 状態に保つ原動力になっている 「人と向き合う覚悟と姿勢(そのぬくもり)」 は、人を感動させ、人を惹きつける重要な 要因になっている (それはコモンビートを最も特徴づけるコアな価値である) 117
118.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その3 「感動体験と恩送りの循環」 感動体験と恩送りの循環 コモンビートの人と組織のマネジメントの秘訣を 語るにあたり、もう一つ重要なポイントは 「感動体験と恩送りの循環」である。 118
119.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その3 「感動体験と恩送りの循環」 ①感動体験 コモンビートの魅力であり、強みの一つは「圧倒的 な感動体験」ができるところにある。100人で100日 間かけてミュージカルをつくり、それを約2000人収容 の大ホールで上演するという経験は、普通ではなか なかできない体験である。 「とことんのめりこんでやりきった体験」「仲間たちと 一つのことを目指して熱くがんばった体験」、そんな 感動体験は、コモンビートが人を惹きつけて「ファン」 や次の「担い手」を生み出すための源泉になっている。 119
120.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その3 「感動体験と恩送りの循環」 ②恩送りの循環 「感動体験」を経験したメンバーは、自分が良い経 験をできたことによる「感謝」や、団体と仲間から 応援・サポートしてもらった「御恩」を、次の人たち (キャスト・後輩たち)に「恩送り」しはじめる。 「感動・成長できた」という感謝、「団体や仲間からた くさん応援・サポートしてもらった」という御恩、それら は自然と恩返しの気持ちや行動を生み出す。 それが団体や仲間への恩返しにとどまらず、この活動 を新しく支える「次の人たち」への「恩送り」というかた ちでエネルギーが循環していく。 120
121.
感動体験と恩送りの循環 コモンビートでの採用(巻き込み)は、キャスト・スタッフ・観客に分かれる。 循環構造を使って、人の流れを途切れさせない。 ブラックスピリッツ (舞台スタッフ) ウェルカムキャスト (公演当日スタッフ) プログラムスタッフ (練習運営スタッフ) ・やりたい気持ちが参加資格
・基本的に口コミで集めている ・体験してもらう ・やりたい気持ちが参加資格 ・「成長」したいという気持ちがある ・プログラムが終わるタイミングで募集 ・スタッフの存在をキャストにアピールする ※キャスト経験者のみ ・基本的にキャストの 知人友人への口コミ ・支えたい気持ちが参加資格 ※キャスト経験者のみ ・支えたい気持ちが 参加資格 ※キャスト経験者のみ キャスト (出演者) 観客 Copyright 2004-‐2015 COMMON BEAT. All rights reserved. 10名 100名 3500 ~ 6000 名 100名 20名 ミュージカルで人材を生み出し、 NPO基礎運営へと流していく。 ※学校訪問・UWP支援制度・その他イベント
122.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その3 「感動体験と恩送りの循環」 [インタビューで出てきた言葉] Ø Q「なぜみんなはスタッフをやるのか?」 A「支えたいから。支えられたことを返したい から」「この物語をつむぎ続けたいから」 Ø 応援する文化。成長・チャレンジを応援する 文化がある。それは自分が応援された経験 があるから。 Ø 原動力は「感謝」の気持ち Ø 次のステップを示す。キャリアパスを見せる。 122
123.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その3 「感動体験と恩送りの循環」 [まとめ] 圧倒的な感動体験がすべてのベース・起点 それを起点に「ファン」や「スタッフ」への キャリアパスを進む人が生み出されている 感動体験から来る「恩送り」 のエネルギーを活動の力・ リソースにしている 123
124.
NPO法人CRファクトリー コモンビートが多くの人を巻き込んでいる秘訣 秘訣その1 楽しいが先〜ドキドキ・わくわく〜 秘訣その2 リアル・アナログ・泥臭さ 秘訣その3 感動体験と恩送りの循環 124
125.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー NPO法人チャリティーサンタ 「人と組織のマネジメント」の秘訣 〜成功事例調査〜 125
126.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 126 NPO法人チャリティーサンタ 全国に約20支部を構える日本最大のサンタ組織
「あなたも誰かのサンタクロース」
127.
チャリティーサンタとは、ボランティアがサンタクロースに扮して 行うチャリティー活動と、それによって集まった収益金で、世界中 の困難な状況にある子どもたちを対象に支援する活動です。
128.
NPO法人CRファクトリー 団体について NPO法人チャリティーサンタ 設立:2008年 サンタクロースの数:6,418人 感動体験を届けた子どもの数:8,393人 活動地域:全国21地域 コアスタッフ:100人弱 男女比:5.5(若干女子が多い) 年齢層:20代が9割、その他3、4、50代 スタッフ属性:学生と会社員が主に担っている 地域により学生と会社員の割合はバラバラ 128
129.
NPO法人CRファクトリー チャリティーサンタが多くの人に愛されている秘訣 秘訣その1 主体的で独創的な“オモシロイ奴ら” による組織の雰囲気 秘訣その2 合宿などの濃密なコミュニケーション 秘訣その3 「さし飯」や各種レジャーでの 相互理解や想い出づくり 129
130.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その1 「主体的で独創的な“オモシロイ奴ら”による組織の雰囲気 個性と多様性が組織の魅力 どこの組織においても「人の魅力」は、人を活動に 参加させる動機や報酬になる。中でもチャリティーサ ンタは、主体的で独創的な「オモシロイ奴ら」が集ま っていて、その個性が調和して組織の雰囲気をつ くり、それがひとつの大きな魅力になっている。 いろいろな背景を持った個性的な個人が集まる。 そして、その個性や能力を活かしていこうという雰 囲気や文化が組織の中にある。個性的な個人が団 体の魅力になり、それを活かしていこうとする姿勢 が伝わってくる。 130
131.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その1 「主体的で独創的な“オモシロイ奴ら”による組織の雰囲気 思いやりがベースの価値観 「個性」や「独創性」というものは、見方によっては 「やっかいな」もので、ややもすると組織・チームに 分裂をもたらすリスクを伴っているが、それらの個性 を包み込む「思いやり」が土壌として強く機能してい るところもチャリティーサンタの特筆すべき点である 根本の部分で、「思いやり」を大事にする仲間が集ま っている。インタビューの中でも「思いやり」という言 葉は何度も何度も繰り返し出てきていて、ベースと して作用している特性・価値観なのだと強く思った。 131
132.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その1 「主体的で独創的な“オモシロイ奴ら”による組織の雰囲気 [インタビューで出てきた言葉] ■面白い人に出会える ■チャリサンは噛めば噛むほど味が出る人が多い団体 ■みんなの良さを生かしてくれる。 誰かが知っていて引き出してくれる。 ■誰でも認められるような場所になっている ■否定をしないメンバーの空気。悩みとかを言いやすい。 ■「思いやり」をされると、自分も「思いやり」を持とうと 思う。その相互作用。 ■必要とされるうれしさを感じられる。 それが居場所感につながっている 132
133.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その1 「主体的で独創的な“オモシロイ奴ら”による組織の雰囲気 [まとめ] 「個性」は活かすもの 「個性」がうまく機能するのは、 「思いやり」の土壌がベースにあるから 133
134.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その2「合宿などの濃密なコミュニケーション」 合宿をよくやる たくさんの団体にインタビューをしたり相談に乗った りしてきたが、これほどに「合宿」をたくさん重ねてい る団体はなかなかない。 全国約20支部の主要メンバーが集まる「全国 合宿」、エリアが近い複数の支部(例えば九州地方) が合同で行う「地域合宿」、支部のメンバーで行う 「支部合宿」などなど、規模の大小はあるものの年間 20回前後は合宿をしている。 134
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NPO法人CRファクトリー 秘訣その2「合宿などの濃密なコミュニケーション」 宿泊型合宿を多用することの狙いと効果は2つある。 一つは「想い・ビジョンの共有」であり、もう一つは仲間 との「関係性づくりと愛着醸成」である。 過去に合宿を実施しなかった年があり、その年は 「想い・ビジョンの共有度」が弱くなり、成果やマネジメン トに課題が出てしまったという反省がある。それ以来、 合宿の重要性をとても強く実感していて、組織の重要 な施策として位置づけている。 合宿で濃い関係性ができてしまえば、あとはそれぞれで 日常的にコミュニケーションを取っていけば良い。それが 成果につながる。関係性がなく、タスクだけが増えてい けば、気の重いやらされ仕事になってしまいかねない。 135
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NPO法人CRファクトリー 秘訣その2「合宿などの濃密なコミュニケーション」 [インタビューで出てきた言葉] ■合宿でつながりの接点をつくる。 それ以降は自然とSNSでつながっていく。 ■このひとたちと一緒にやりたいと思える。 一緒に活動していて楽しい。 ■信じられる仲間になる、助けてくれる、自分も 助けたい 136
137.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その2「合宿などの濃密なコミュニケーション」 [まとめ] 合宿は、 「想い・ビジョン」を深く共有でき、 メンバーとの「つながり・関係性」も 深められる 「やれればやりたい」ではなく、 「やらなくてはならない」施策である 137
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NPO法人CRファクトリー 秘訣その3 「さし飯や各種レジャーでの相互理解や想い出づくり」 「さし飯」で一対一を積み重ねる チャリティーサンタには「さし飯」という言葉がある。 「さし飯」とは、一対一でご飯を食べにいくこと。 大人数でわいわい交流することも大事だが、一対 一でゆっくり話をしながら、お互いのことを理解する ことを大事にしていて、その効果を実感しているから 「さし飯」という言葉が生まれて文化になっている。 「さし飯」をすることで、 ①お互い(仲間同士)の状況・価値観・気持ちを深く知る ②お互い(仲間同士)のつながりが深くなる ことが期待でき、それがチームの力や成果になる。 138
139.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その3 「さし飯や各種レジャーでの相互理解や想い出づくり」 レジャーが活動のエネルギーに また、チャリティーサンタは映画上映会やお花見・バ ーベキューなどの「レジャー」を頻繁に行なっており、 遊びと仲間と楽しさという要素を大切にしている。 そこから来る「楽しい雰囲気」と「仲間感」が組織の 力になっており、活動やプロジェクトを推進するエネ ルギーにもなっている。 139
140.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その3 「さし飯や各種レジャーでの相互理解や想い出づくり」 [インタビューで出てきた言葉] ■大人数での交流も重要視するが、1対1での深い 交流をより大切にしている ■サプライズ文化がある。多くの人が年に1度~2度、 感動して涙を流す体験がある。 ■メンバー同士のサプライズ合戦がすごい! ■サンタ(チャリティーサンタ)を居場所と思える。 みんなにもそう思ってもらいたい。 ■モチベーションをあげている感覚がない。楽しいから。 ■ただ好きだからという理由で続けられる 140
141.
NPO法人CRファクトリー 秘訣その3 「さし飯や各種レジャーでの相互理解や想い出づくり」 [まとめ] 一対一を重ねることが組織を強くする レジャーで創りだされる「楽しい雰囲気」 と「仲間感」は、活動の推進力になる 141
142.
NPO法人CRファクトリー 『チーム・ビルディング』 文献名:チーム・ビルディング 〜人と人を「つなぐ」技法〜 著者:堀公俊・加藤彰・加留部貴行 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2007年7月7日
143.
NPO法人CRファクトリー チーム・ビルディングとは 集まったメンバー同士で枠組みを共有し、 関係性を築いて協働意欲を高め、 コミュニケーションしやすい環境を整えていく。 これら一連のプロセスを チーム・ビルディング と呼ぶ。 143 文献名:『チーム・ビルディング 〜人と人を「つなぐ」技法〜』 著者:堀公俊・加藤彰・加留部貴行(2007)
144.
NPO法人CRファクトリー プロセスを加速する~タックスマンモデル~ チーム・ビルディングは、「チームが機能するためのプロセス を加速させる」ことも重要な役割である。 そのチームがチームとして機能するためのプロセスの 一つとして「タックスマンモデル」と呼ばれるものがある。 ①形成期:メンバーが集められ関係性を築いていく時期 ②混乱期:メンバーの考え方の枠組みや感情が ぶつかり合う時期 ③統一期:共通の規範や役割分担が
出来上がっていく時期 ④機能期:チームとして機能し、成果を出していく時期 144 文献名:『チーム・ビルディング 〜人と人を「つなぐ」技法〜』 著者:堀公俊・加藤彰・加留部貴行(2007)
145.
NPO法人CRファクトリー チームを活性化させる条件 1.メンバーの主体性を育む 規則だから、役割だから、仕事だからと、やりたくないこ とを仕方なしにやるのでは、メンバーもチームもイキイキ なんてするはずがない。自発的にチーム活動に参加して いるからこそ、チームは活気づく。 2.相互作用がチームを活性化させる 単に主体性が高いだけだと、個人の活性度は高くても チームとしてはバラバラのままである。チームの中で人と 人がぶつかり合うことで、新しい関係性や相互作用が 生まれ、思わぬ力やアイディアが引き出されていく。 145 文献名:『チーム・ビルディング 〜人と人を「つなぐ」技法〜』 著者:堀公俊・加藤彰・加留部貴行(2007)
146.
NPO法人CRファクトリー チーム・ビルディングの4つの要素 1.活動の枠組み チーム活動の狙い・目標(ゴール)、プロセス(段取り)、 活動指針(規範)など、チームをつくる上での枠組みを デザインし、メンバーの間で共有しなければならない。 2.構成メンバー チーム・ビルディングのかなりの部分は、その土台となる 構成メンバーの個性と、メンバーの組み合わせにかかっ てくる。チームの力を最大限に発揮するには、メンバー 選びがもっとも重要な要素となる。 146 文献名:『チーム・ビルディング 〜人と人を「つなぐ」技法〜』 著者:堀公俊・加藤彰・加留部貴行(2007)
147.
NPO法人CRファクトリー チーム・ビルディングの4つの要素 3.場(環境) チーム活動はメンバーの気持ちに大きく左右され、それ は場から多大な影響を受ける。部屋選び、座席のレイ アウト、空間の演出など活動スペースをどのようにデザ インするかも重要な要素となる。 4.関係性 活発なコミュニケーションを行うには、メンバー同士の関 係性がしっかりとできていないといけない。アイスブレイ クや簡単なエクササイズ(協働体験)を通じて、関係性づ くりを促進していく必要がある。 147 文献名:『チーム・ビルディング 〜人と人を「つなぐ」技法〜』 著者:堀公俊・加藤彰・加留部貴行(2007)
148.
NPO法人CRファクトリー メンバー選び:同質性/異質性(多様性) 【同質性が高いチーム】 例えば同じ考え方を持った人が集まった同質性が高い チームは、スタートも意思決定も早く、短期集中型の活 動に向いている。反面、意見が偏りがちで、新しいもの を生み出す力はそれほど強くない。 【異質性の高いチーム(多様性のあるチーム)】 逆に、異なった考えを持つ人を集めた異質性の高いチ ームは、チームづくりそのものにかなりの時間がとられ、 合意形成にも相当のエネルギーを要する。ところが多 角的な検討を行うことができ、新機軸やブレークスルー を生み出しやすい力を持つ。 148 文献名:『チーム・ビルディング 〜人と人を「つなぐ」技法〜』 著者:堀公俊・加藤彰・加留部貴行(2007)
149.
NPO法人CRファクトリー 『コミットメント』 文献名:『コミットメント 熱意とモラールの経営』 著者:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 出版社:ダイアモンド社 発行日:2007年4月19日
150.
NPO法人CRファクトリー 2種類のコミットメント 1.外因的コミットメント 外部からの指示に従い、相手から期待される作業、 事柄のみを遂行する。その結果、周囲の状況やそ の先行きに責任も感じなければ、関心も示さない。 決定に全く関与しない。 2.内因的コミットメント 本人のやる気、自発性に基づく取り組み。内在する 動機や心理状況によって、取り組み姿勢は変わって くる。組織メンバーに内因的コミットメントが存在す るならば、エンパワーメントもスムーズに進行する 150 文献名:『コミットメント 熱意とモラールの経営』 著者:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部(2007)
151.
NPO法人CRファクトリー 2種類のコミットメント 《外因的コミットメント》 1:遂行項目、作業内容が他者によって決定される 2:職務遂行に必要な態度、行動が他者によって決定される 3:担当業務、作業の到達点が会社側によって決定される 4:業務到達、作業完遂の重要性が他者によって決定される 《内因的コミットメント》 1:業務項目、作業内容を個々の人間が考え、決定する 2:職務遂行に必要な態度、行動様式を個々の人間が決める 3:従業員の意欲をかきたてる、やりがいのある目標、 業務上のゴールを会社サイドと従業員が一緒にきめる 4:目標ゴールの重要性を当事者が決定する 151 文献名:『コミットメント 熱意とモラールの経営』 著者:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部(2007)
152.
NPO法人CRファクトリー マネージャーはセラピスト(セラピストとしての役割) 職場での抜本的な改革は、社員に大きな恐怖感を かきたてる可能性が有る。その改革に対する疑い によって士気が低下し、不安感が生まれる。 社員の苦痛を緩和するのに、経営幹部はあまり役に立 たない。なぜなら、社員から距離が離れているし、社内 よりも社外に意識が向いている そのためミドルマネジャーは、部下たちの感情面での幸 福を守るべく対処していかなければいけない。この仕事 を無視してしまっては、部下たちが会社を辞めてしまうか、 行動を怖がることにより、重要な業務に支障をきたす。 各個人のニーズに合わせた個別の会話によって、社員 が抱く懸念を解消させていく。 152 文献名:『コミットメント 熱意とモラールの経営』 著者:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部(2007)
153.
NPO法人CRファクトリー ダニエル・キムの「成功の循環」モデル
154.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 総まとめ 154
155.
NPO法人CRファクトリー 「人と組織のマネジメント」において、我々が特に 意識・注目すべき点は、主に以下の2つになる。 人と組織のマネジメントで重要なこと 155 関係性 これらにどうアプローチするかが「人と組織のマネジメント」の本質である 動機付け 要因
156.
NPO法人CRファクトリー 氷山モデル スキル(知識・ノウハウ) マインド、思考 行動 結果 関係性 動機づけ要因 目に見える 見えにくい ここに アプローチ したい!
157.
NPO法人CRファクトリー 人は「結果」や「行動」に注目してしまいがちだが、 その「結果」や「行動」を常に創り出している基盤の 「動機付け要因」や「関係性」にアプローチすること が長期的・本質的には重要になる 人と組織のマネジメントで重要なこと 157 関係性 動機付け 要因
158.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 団体が抱える課題 ~CRファクトリーにおける参加者アンケート集計結果~ セッション5 158
159.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー ~アジェンダ~ 1:アンケート内容 2:アンケート集計結果 159
160.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 160 アジェンダ1 アンケート内容
161.
NPO法人CRファクトリー アンケート内容(団体身上欄) 161 ※主に、今回の集計で重視した項目を抜粋⇒ 今回の集計における観点
162.
NPO法人CRファクトリー アンケート内容(団体が抱える課題の候補) 162
163.
NPO法人CRファクトリー 集計方法 163 クロス集計により、 4つの質問項目×団体の抱える課題を実施 1:団体の活動期間 2:団体の総スタッフ数 3:団体のコアスタッフ数 4:団体の公益性・共益性
164.
NPO法人CRファクトリー アンケート集計例(課題×活動期間) 164 クロス集計により、4つの質問項目×団体の抱える課題を実施 団体の 抱える 課題 各質問に 対する 回答項目 総回答数
165.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 165 アジェンダ2 アンケート結果集計
166.
NPO法人CRファクトリー 団体が抱える課題感ランキング 166 3位:業務を標準化できていない (52票) 2位:団体のビジョンや戦略をスタッフと 共有できていない (55票) 1位:温度や関わり方の異なる多様なスタッフを 上手くマネジメント出来ていない (属人的になりすぎている) (58票)
167.
NPO法人CRファクトリー アンケートから見えてきたこと 167 ・「総スタッフ数」が増えると、 スタッフ間の「温度差」で悩むようになる ・活動をはじめて間もない団体は 「団体のビジョンや戦略のスタッフとの共有」 に課題を感じている
168.
Community & Relationship NPO法人CRファクトリー 2013年3月1日(日)13:00~18:00
@日本財団(虎ノ門) 参加費:2000円(ラボ会員は無料) 定員:200名 NPOのトップランナーが「組織」と「コミュニティ」を語る 2年ぶりにあのイベントが帰って来た!
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NPO法人CRファクトリー 「コミュニティフォーラム2015」プレゼンター 上智大学 総合人間科学部 心理学科 教授
久田満氏 NPOマネジメントラボ 代表 山元圭太氏 株式会社パソナグループ 人事部 シニアマネージャー 細川明子氏 NPO法人コモンビート 理事長/事務局長 安達亮氏 NPO法人チャリティーサンタ 代表 清輔夏輝氏 日本ブラインドサッカー協会 事務局長 松崎英吾氏 NPO法人マドレボニータ 代表 吉岡マコ氏 NPO法人CRファクトリー 代表理事 呉哲煥 認定NPO法人カタリバ 常務理事 SVP東京 代表 岡本拓也氏
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