勉強会で発表した資料。 https://sciencepark.connpass.com/event/163451/

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No.2 超初心者向け IoTセキュリティ入門
-ハードウェアの章-
サイエンスパーク株式会社
板垣 大地

2. • この講義は「超初心者向けのIoTセキュリティ入門」
です
• C言語はわかる、アセンブラは少しだけわかっている
気がする、という方向けです
• わかりやすくするため比喩を用いた表現が多く、厳密
にはすべてを解説できない部分が多いです
それでもOKな方はご参加ください！！
はじめに
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3. 板垣 大地（いたがき だいち）
・社会人３年目
・約半年前からIoT機器のはんだ付け～ファームウェア吸出し～解
析をやらされる
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発表者

4. • IoT機器のハードウェア
• 手法とツール
目次
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5. IoT機器のハードウェア
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6. 6
IoT機器のハードウェアとは？
IoT機器のハードウェアには大きく分けて２つのタイプがあります
①既存のLSIを使ったハードウェア
⇒仕様書を見つけられれば解析が容易
⇒主に外部通信及びデバッグ用端子を探す
②オリジナルのLSIを使ったハードウェア
⇒近年ではなぜかこのタイプが少ない。
⇒開発ベンダにのみ仕様を公開しているケースも同じタイプ。
⇒LSIのピン自体の仕様がわからないので、それっぽい配線を手当り次第調べてみる

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IoT機器のハードウェアとは？
①既存のLSIを使ったハードウェア
②オリジナルのLSIを使ったハードウェア
LSI
参考画像なし

8. 8
IoT機器のハードウェアとは？
IoT機器の記憶媒体には大きく分けて２つのタイプがあります
①CPU内蔵のフラッシュメモリなど
⇒一昔前は主流だった
⇒CPUのプロテクト機能をONにされると手出しできない
②外付けのフラッシュメモリなど
⇒近年では主流
⇒汎用の媒体が用いられることが多い
⇒読み込みは比較的容易
⇒CPUまたはファームウェア自身のチェック機構のため、改ざんできないことがある
・CPU：セキュアブート(鍵はCPU内部など見えないところに置いてある)
・ファームウェア：チェック機構を殺すことでスルーできる

9. 9
IoT機器のハードウェアとは？
① CPU内蔵
②外付け
マイコン
フラッシュ
メモリ
マイコン

10. IoT機器の
解析手法とツールの例
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11. デバッグツール（JTAGなど）
・CPUに実装されているデバッグ端子に接続する
メモリの読み書き
プログラムのデバッグ実行
シリアルインタフェースの入出力ツール（UARTなど）
・CPUのシリアル入出力端子に接続する
保守用のデバッグログの読み取り
隠しシリアルコンソールへのログイン
11
ハードウェアの入出力の解析

12. デバッグツール（JTAGなど）
シリアルインタフェースの入出力ツール（UARTなど）
12
ハードウェアの入出力の解析
オンチップデバッガ（i-jet）
USBシリアルコンバータ

13. ①具体的にハードウェアの仕様を調べてみる
②分解したファームウェアをリバースエンジニアリングし
てみる
③ファームウェアを改ざんしてみる
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次回の予定

14. ご清聴ありがとうございました
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SP2002-E19