2014年8月19日開催 かごしまデザインアカデミー 【プロジェクトをデザインする】 ～商品開発とデザインをかたちづくる７つのアクション～ 商品開発を通した「価値」のつくり込みも、「意味」のつくり込みが欠けていては目標を達成することに壁が立ちはだかります。これは海外市場開拓の話だけでなく、国内市場開拓においても同様となるポイントです。 意味のつくり込みは何を指針に導くべきなのか…「プロジェクトをデザインする」では、そのためのヒントを7つのアクションとして提示し、デザインの役割についても再考します。 ○ イントロダクション：プロフィール / 最近の仕事から ○ プロジェクトとは ○ 円を描く７つの行動 ○ わかる…４つの段階 ○ 3×3=9 の基本形 このスライドは、当日使った内容から下記のスライドを計19ページ分省いた "本編のみ"バージョンとしてあります。 ・冒頭のプロフィール紹介を兼ねた仕事の事例画像ページ ・後半の解説のための画像ページ

1. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
プロジェクトをデザインする
∼商品開発とデザインをかたちづくる７つのアクション∼
かごしまデザインアカデミー
19 Aug. 2014
Tetsutaro Nakabayashi

2. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
プロジェクト をデザインする
なぜプロジェクトという概念へのフォーカスが必要か？

3. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
7 4 9
actions phases angles

4. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
プロジェクト とは？…
『目的』の達成をゴールに, 関連して動く複数の行動

5. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
500人分のおにぎり
目的に見合う品質を担保することで
過程が見え目標を設定できる。

6. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
目的 目標
『目的』がなければ『目標』は定まらない

7. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
目標 = 過程
目標 = 見えるもの
目標 = 具体的で複数
目標 = 諦める場合あり
目的 = 行き先
目的 = 見たいもの
目的 = 抽象的で１つ
目的 = 諦めない

8. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
『目的』を軸にした全体の企画と計画
商品開発とデザインをかたちづくる骨格
プロジェクトのデザインは…

9. 7
actions
プロジェクトは『動詞』で追う
円を描く7つの行動
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10. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
7
みつける
みる
かんがえる
つくる
くむ
なす
あてはめる

11. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
7
actions
→ 事実と価値判断を明確に
みる 【観察と調査】
→ 価値(意味)をローカル視点で発掘
みつける 【文脈と必然性】

12. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
7
actions
→ 事実と価値判断を明確に
あてはめる 【仮説とアイデア】
→ プロトタイピングとフィードバック
かんがえる 【選択と検証】

13. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
7
actions
→ 価値 = 意味 = ポジショニング
つくる 【関係と信頼】
→ 価値のエコシステム全体から俯瞰
くむ 【ステークホルダー】
→ サスティナビリティの鎖を繋げる
なす 【ビジョンの達成】

14. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
みつける
みる
かんがえる
つくる
くむ
なす
あてはめる
【仮説とアイデア】
【文脈と必然性】【ステークホルダー】
【観察と調査】【ビジョンの達成】
【選択と検証】
【関係と信頼】
7
Why? How? What?

15. 4
phases
1つの事象はパズルの1ピース
わかる…4つの段階
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16. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
data
information
knowledge
wisdom
4

17. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
地域文化
製品文化
国内市場 海外市場
地域文化
製品文化
ローカリゼーションの対象

18. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
日本
中国
アラブ諸国
イタリア
フランス
アメリカ
スカンジナビア諸国
ドイツ
ドイツ語圏スイス
Low
Context
Culture
High
Context
Culture
暗黙的な
情報を重視…
明示的な
情報を重視…
Edward T. Hall
American anthropologist and
cross-cultural researcher
1914 - 2009

19. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
熟考する相互作用する
全体の統合
吸収する調査する
パーツの収集
パーツの結合
パーツの構造化
行動する
イノベーション
未来
過去
Data
Information
Knowledge
Wisdom
理解・把握
コンテクスト
Joining of
wholes
Formation of
a wholes
Connection
of parts
Gathering
of parts
Researching Absorbing Doing Interacting Reflecting
Context
Understanding
Past
Future
Innovation

20. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
Researching
data
information
knowledge
wisdom
全体の
統合
パーツの
収集
パーツの
結合
パーツの
構造化
Joining of
wholes
Formation of
a wholes
Connection
of parts
Gathering
of parts
Context
コンテクスト
Understanding
理解・把握
熟考する
調査する
行動する
相互作用する
Reflecting
Interacting
Absorbing
Doing
吸収する
Past
Feature

21. 9
angles
目標値のバランスはチェックシートで
3 3=9 の基本形
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22. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
C
Concept
A
Aesthetic
Value
F
Functionality
機能性 コンセプト 美的価値
デザインを形づくる3つの骨格

23. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
Vision
Realize C M FUsability
Structure
Specs
Configuration
Amenity
F C A
Philosophy
3 3

24. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
仕様, スペック
構造, 機構, システム
有用性, 使い勝手Usability
Structure
Specs
Functionality

25. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
到達点, ヴィジョン
設計思想
具現化Realize
Philosophy
Vision
Concept

26. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
魅力, 快適性
形状, 配置, レイアウト
色, 素材, 仕上げC M F
Configuration
Amenity
Aesthetic Value

27. Copyright 2014 Tetsutaro Design. All Rights Reserved.
到達点
Vision
Realize C M FUsability
Structure
Specs
仕様
Configuration
Amenity
魅力
快適性
F C
1
2
3
A
機能性 コンセプト 美的価値
形状 , 配置
色,素材,仕上具現化有用性
使い勝手
構造 , 機構
システム
Philosophy
設計思想
なぜそれが必要か？
どのような内容か？
どんなモノなのか？

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