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Interop Tokyo 2013 【NC-16】
DevOpsとアジャイルで変わる
インフラの現場
NECビックローブ株式会社
サービス開発本部 吉野宗壱
基盤システム本部 土屋 太二
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 20132
自己紹介
吉野 宗壱
(Yoshino Shuichi)
BIGLOBE内で
アーキテクト、スクラム
マスターとして活動中
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 20133
BIGLOBEの会社概要
会社名 NECビッグローブ株式会社
設立日 2006年7月3日
資本金 104億円
株主
組織
体系図
・・・付加価値の高い
サービス企画/営業
・・・高い技術力をベースにした
サービス基盤の構築/運用
*NEC:78%、住友商事:7%、大和証券・三井住友銀行:5%、電通・博報堂:2.5%
ネットサービス事業部
(ISP事業)
ビジネスサービス事業部
(プラットフォーム事業)
ネットマート事業部
(EC・コンテンツ事業
携帯コンテンツ事業
アプリマーケット事業)
メディアサービス事業部
(広告事業)
事業戦略室
戦略的アライアンス推進
新事業開発本部
新サービスの開発
基盤システム本部
サービスインフラの
構築と運用
サービス開発本部
サービスアプリケーション
システムの開発と運用
取締役会 経営企画本部監査役 経営監査室
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 20134
BIGLOBEの事業領域
 コンシューマ向けサービス
接続サービス
特色あるWebサービス
 企業向けサービス
クラウドサービス
パーソナルクラウドを中心にコンシューマ/企業向けにビジネスを展開
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 20135
本日の提供価値
みなさまが社会/会社/組織を変えていく、
第一歩目のヒントになれば幸いです。
• 我々を取り巻く時代の流れ
• DevOpsとは?
• アジャイル(スクラム)とは?
• BIGLOBEの「DevOps」と「アジャイル」
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 20136
もくじ
1. 我々を取り巻く時代の流れ
2. アジャイルとは?
3. DevOpsとは?
4. BIGLOBEの「アジャイル」と「DevOps」
5. まとめ
6. インフラの現場の具体事例(from 土屋)
7. 質疑応答
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 20137
ご注意
事前に入手可能になっている
PDF資料と差異があるスライドには、
スライドの右上に
マークがついていますので、ご注
意ください。
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 20138
もくじ
1. 我々を取り巻く時代の流れ
2. アジャイルとは?
3. DevOpsとは?
4. BIGLOBEの「アジャイル」と「DevOps」
5. まとめ
6. インフラの現場の具体事例(from 土屋)
7. 質疑応答
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 20139
参考:[新経済連盟]http://jane.or.jp/event/summit2013/
「新経済サミット2013」のお話
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201310
「新経済サミット2013」のお話
参考:[新経済連盟]http://jane.or.jp/event/summit2013/
「インターネット登場によって情報伝達速度が
上がり、予測不可能な時代となった。これまで
の事業計画を立て、プランを実行するという
ルールに沿った事業の進め方が通用しなく
なった」
「テクノロジーの進化によって、イノベーションコス
トも下がってきている。その中で、中央管理型の
組織から、無秩序でカオス型の組織になり、そこ
からイノベーションは生まれてくる」
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201311
「やるかやらないかを会議で議論し、考えるコスト
が、やるコストを上回ってしまう。パーミッションレ
スにしないと、破壊的なイノベーションはできな
い」
「新経済サミット2013」のお話
参考:[新経済連盟]http://jane.or.jp/event/summit2013/
「イノベーションコストが下がっているからこそ、
失敗を許容してやってみることが大事。走りな
がら考えるくらいのスピード感をもってリスクを
取るべきだ」
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201312
参考:[新経済連盟]http://jane.or.jp/event/summit2013/
考えるコスト
やるコスト 考えるコスト
やるコスト
過去 現在
仮想化
自動化
コモディティ化
「新経済サミット2013」のお話
オープ
ン化
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201313
参考:[IPA-SEC]http://sec.ipa.go.jp/reports/20120611.html
• 非ウォーターフォール型開発(アジャイル型開発)が欧
米の競争力であることが明らかになった。
• 2009年度の第3四半期に実施した調査で、約35%の開発プロジェクト
でアジャイル型開発手法を採用
• 2010年の調査で、はじめてアジャイル型開発はウォーターフォール型開発を超えた。
• 米国では、ソフトウェアに対する投資は「自社開発(内製)」「市販パッケー
ジソフトの利用」が約2/3をしめている。
• 米国のプロジェクトの形態の特徴は、3割が内製していること。
• デンマークでは政府が発注するソフトウェア開発をアジャイル型開発で実施すること
を推奨している。
「走りながら考える」 = 「アジャイル型」
がデファクトになってきている。
「非ウォーターフォール型開発」のお話
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201314
「走りながら考える」
走りつづけながら
「機能を提供する」&「機能を維持する」
開発と運用が一緒に走り続けないといけない
DevOpsのブーム到来
「DevOps」流行の背景
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201315
やるコストが
考えるコストを
下回る
走りながら考える
開発手法
「アジャイル」
開発と運用の一体化
「DevOps」
コモディティ化
競争激化
プロセスの
イノベーション
プロセスの高効率化
適用スコープの拡大
ここまでのまとめ
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201316
すべては
変化に強くなるために!
http://www.flickr.com/photos/dunedinnz/5097629627
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201317
もくじ
1. 我々を取り巻く時代の流れ
2. アジャイルとは?
3. DevOpsとは?
4. BIGLOBEの「アジャイル」と「DevOps」
5. まとめ
6. インフラの現場の具体事例(from 土屋)
7. 質疑応答
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201318
アジャイル開発とは
“「アジャイルソフトウェア開
発宣言」の「4つの価値」と
「12の原則」の価値観に
基づいた開発手法の総称“
http://agilemanifesto.org/
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201319
アジャイルソフトウェア開発宣言
私たちは、ソフトウェア開発の実践
あるいは実践を手助けをする活動を通じて、
よりよい開発方法を見つけだそうとしている。
この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。
プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、
価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを
認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。
http://agilemanifesto.org/iso/ja/
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201320
アジャイルソフトウェア開発宣言
(1)私たちは以下の原則に従う: 顧客満足を最優先し、
価値のあるソフトウェアを早く継続的に提供します。
(2)要求の変更はたとえ開発の後期であっても歓迎します。
変化を味方につけることによって、お客様の競争力を引き上げます。
(3)動くソフトウェアを、2-3週間から2-3ヶ月という
できるだけ短い時間間隔でリリースします。
(4)ビジネス側の人と開発者は、プロジェクトを通して
日々一緒に働かなければなりません。
(5)意欲に満ちた人々を集めてプロジェクトを構成します。
環境と支援を与え仕事が無事終わるまで彼らを信頼します。
(6)情報を伝えるもっとも効率的で効果的な方法は
フェイス・トゥ・フェイスで話をすることです。
(7)動くソフトウェアこそが進捗の最も重要な尺度です。
(8)アジャイル・プロセスは持続可能な開発を促進します。
一定のペースを継続的に維持できるようにしなければなりません。
(9)技術的卓越性と優れた設計に対する
不断の注意が機敏さを高めます。
(10)シンプルさ(ムダなく作れる量を最大限にすること)が本質です。
(11)最良のアーキテクチャ・要求・設計は、
自己組織的なチームから生み出されます。
(12)チームがもっと効率を高めることができるかを定期的に振り返り、
それに基づいて自分たちのやり方を最適に調整します。
http://agilemanifesto.org/iso/ja/
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201321
スクラムは、アジャイル開発の一手法
Scrum
役割
成果物
イベント
プロダクトオーナー(PO)
スクラムマスター(SM)
チームメンバー(TM)
プロダクトバックログ
スプリントバックログ
インクリメント
スプリント
スプリント計画
デイリースクラム(朝会)
スプリントレビュー
スプリントレトロスペクティブ
(ふりかえり)
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201322
プロダクトオーナーは、プロダクトの唯一の責任者
• プロダクトバックログの管理者で優先順位付け
の最終決定権限を持つ
• プロダクトのビジョンを示す
• 開発チームに機能や価値を説明して理解して
もらう責任がある
• プロダクトの価値を最大化するために機能と
優先順位を定める
• 作業の結果を受け入れるまたは拒否する
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201323
スクラムマスターは、スクラム全体をうまく回す責任者
• 支援と奉仕をする
• 障害事項を取り除く
• スクラムチーム全体が自律的に協働できるよう
にする
• スクラムのプロセスがうまく回るように教育する
• ファシリテート、コーチ、メンター
• 変革推進者
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201324
チームメンバーは、動作するプロダクトの開発責任者
• 3人~9人で構成する
• プロダクトの開発をする
• 全員揃えばプロダクトを作れる
• プロダクトバックログの項目を完了状態にして
プロダクトの価値を高めていく
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201325 出展:http://www.mountaingoatsoftware.com/scrum/figures
プロダクト
バックログ
スプリント
バックログ
デイリー
スクラム
スプリント
インクリメント
(出荷判断可能な
ソフトウェア)
順位付けされた
要求の一覧
1スプリント分
のタスクの一覧
毎日15分以内に
昨日やったこと、
今日やること、
課題を共有
期間の長さが
均一のタイムボックス
スプリントで完成され
た機能で、出荷判断
可能なソフトウェア
スプリント
計画
スプリントレビュー&
スプリントレトロスペクティブ
スプリントでやる事を決める
スプリント中の成果である機能をデモする
&ふりかえりをする
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201326
続きは
BIGLOBEの「アジャイル」と「DevOps」
の章で
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201327
もくじ
1. 我々を取り巻く時代の流れ
2. アジャイルとは?
3. DevOpsとは?
4. BIGLOBEの「アジャイル」と「DevOps」
5. まとめ
6. インフラの現場の具体事例(from 土屋)
7. 質疑応答
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201328
DevOpsとは
開発と運用の「エコシステム」を構築・維持すること
スプリント
デリバリー
開発
スクラム
モニタリング
フィードバック
運用
自動化
セルフ化
自律化
1つの
チーム
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201329
非DevOps
開発
開発
チーム
WF型
PDCA
定期的な
情報共有だけ
運用
チーム
・プロダクトの成長が鈍化
・問題が複雑化しやすい
WF型
PDCA
運用
デリバリー間隔が長い
→ バッチサイズが大きくなる
→ 問題が複雑化しやすくなる
・メンバがセルフでモニタリングできない。APIがない
→ 他者への依頼が必要
→ フィードバックサイクルが長くなる
→ プロダクトの成長が鈍化
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201330
DevOpsとは
再掲
スプリント
デリバリー
開発
スクラム
モニタリング
フィードバック
運用
自動化
セルフ化
自律化
1つの
チーム
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201331
1つのチーム
DevOps化するためのアプローチ(チーム)
チームビルディング
■価値
・構築→検証→学習のサイクルを素早く回し、
変化に対応しながら最高のパフォーマンスを発揮する
■プラクティス
・プロセスやツールよりも個人と対話
→ 毎日の対話する、対話によるふりかえり、役職ではなく役割
・包括的なドキュメントよりも動くソフトウェア
→ 継続的デリバリー(CI)環境、環境の継続的なカイゼン
・契約交渉よりも顧客との協調
→ 継続的なフィードバッグ(自動化、セルフ化、自律化)
・計画に従うことよりも変化への対応
→ チームの成長、自己組織化 (コーチング)
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201332
DevOps化するためのアプローチ(開発)
継続的デリバリー
(Continuous Delivery)
■価値
・ビジネスプランを素早く評価できる
(コストの予測可能性が上がる)
■プラクティス
・全てを自動化する。(繰り返し可能にする)
・完了は「デリバリーされたこと」を意味する
・品質メトリクスを利用する
・CIの環境を継続的に改善する
・バイナリは一度だけビルド(環境によってビルドが異な
ることは避けよう)
・デプロイするメカニズムはすべての環境で完全に同一
(本番環境にしか必要ない作業はNG)
・デプロイメント時にスモークテストする
・問題が起こったらラインを止める。(無理やりパッチを
当てたりハックしない)
スプリント
デリバリー
開発
スクラム
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201333
DevOps化するためのアプローチ(開発)
継続的デリバリー
(Continuous Delivery)
スプリント
デリバリー
開発
スクラム
独自の
デプロイメント
システム
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201334
DevOps化するためのアプローチ(運用)
自動化、セルフ化、自律化
■価値
・ビジネスプランを素早く評価できる
(コストの予測可能性が上がる)
・評価観点を追加、変更することが容易
・他者に依頼する必要がないため、時間が
かからない
■プラクティス
・モニタリング可能な指標を自動で収集する(自動化)
・指標は、見たい人自身で収集できる(セルフ化)
・指標は、APIを利用することで取得できる(自律化)
・APIを利用したインテグレーションシステムを作り出す
(自律化)
モニタリング
フィードバック
運用
自動化
セルフ化
自律化
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201335
DevOps化するためのアプローチ(運用)
自動化、セルフ化、自律化
モニタリング
フィードバック
運用
自動化
セルフ化
自律化
※Google Analytics™はGoogle Inc.の登録商標です。
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201336
DevOpsとは
再掲
スプリント
デリバリー
開発
スクラム
モニタリング
フィードバック
運用
自動化
セルフ化
自律化
1つの
チーム
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201337
もくじ
1. 我々を取り巻く時代の流れ
2. アジャイルとは?
3. DevOpsとは?
4. BIGLOBEの「アジャイル」と「DevOps」
5. まとめ
6. インフラの現場の具体事例(from 土屋)
7. 質疑応答
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201338
開発の内製化+アジャイル化のお話
開発を
内製化 + アジャイル化
運用を
内製化 + アジャイル化
開発と運用を
1つのチームで実施
200X~
2011~ 2012~
2013~
開発も運用を一体で推進
開発・運用のほぼ全てを外部委託
199X~
開発を
外製化 + WF型
運用を
外製化 + WF化
200X~
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201339
開発の内製化+アジャイル化のお話
開発を
内製化 + アジャイル化
運用を
内製化 + アジャイル化
開発と運用を
1つのチームで実施
200X~
2011~ 2012~
2013~
開発も運用を一体で推進
開発、運用は外部委託
199X~
開発を
外製化 + WF型
運用を
外製化 + WF化
200X~
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201340
アジャイル開発手法として
「スクラム」
というプラクティスを採用
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201341 © NEC BIGLOBE
2012年度 2013年度2011年度
13
チーム
21
チーム
+
α
アジャイル開発の拡大(チームベース)
5チーム
新事業領域による
試行開始
業務システム領域
拡大
全面展開
(基盤含む)
立上期 確立期試行期
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201342 http://www.flickr.com/photos/desiitaly/2201907500/
なぜ、スクラムに
取り組んだのか
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201343 http://www.flickr.com/photos/jurvetson/7119907039/
従来の開発は
全ての要件を定義し
一気に作るが…
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201344
http://www.flickr.com/photos/soldiersmediacenter/6966568190/
当てるのが難しい
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201345
http://www.flickr.com/photos/59937401@N07/5858004830/
リリース
して検証
しないと
わからない
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201346
http://www.flickr.com/photos/carbonnyc/4740025131/
市場の変化
~スピード加速へ~
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201347
http://www.flickr.com/photos/pmiaki/3121294571/
市場の変化
~素早く具現化へ~
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201348
“変化が起こる“ことを前提に
”頻繁に軌道修正する”ことを
当たり前の組織にしたい
スクラム導入の理由
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201349
http://www.flickr.com/photos/jdhancock/3772013250/
どのように、スクラムを
適用したのか?
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201350
スクラムとの出会いスクラムとの出会い
1枚の記事が
きっかけ
http://cedec.cesa.or.jp/2010/program/BM/C10_P0187.html
http://d.hatena.ne.jp/Aqu/20100905/1283715639
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201351
“新サービスをスクラムで開発
してリリース“
”結果を出した”
http://www.flickr.com/photos/bellergy/4046550338/sizes/m/in/photostream/
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201352
4つの変化とその効果
① マインド
② 顧客視点
③ 品質
④ 開発生産性
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201353
4つの変化とその効果
① マインド
② 顧客視点
③ 品質
④ 開発生産性
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201354
変化① :マインド
•自発性
•カイゼン
•成長意欲
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201355
変化① :マインド(自発性)
• 自発性(脱請負)
– 仕事に対する取り組む姿勢(意思)の変化
– リーダーだけでなく、開発メンバー全員の変化
– 自己組織化
開発メンバー自身のプレゼンより
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201356
特定のリーダはいない
一人一人が考えて行動
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201357
変化① :マインド(カイゼン)
• より良くしたいというカイゼンマインド
– 自律的に問題を抽出し、継続的にカイゼン
– 朝会、ふりかえり、見える化(タスクボードなど)
開発メンバー自身のプレゼンより
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201358
開発
毎日
デイリー
スタンドアップ
ミーティング
(朝会)
チームへ
タスクボード
バーンダウンチャート
(見える化)
スプリント
プランニング
(計画)
開発
スプリント
(1~4週間)
プロダクトへ
スプリントレビュー
(デモ)
ふりかえり
変化① :マインド(カイゼン) -ふりかえりの定着-
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201359
変化① ~ マインド(成長意欲)
エンジニアとしてより腕を研く
外部研修の受講回数UP 技術系の書籍の購入数UP
研修や書籍をきっかけとして
エンジニアとしての成長を
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201360
変化① ~ マインド(成長意欲)
自主的に勉強会をほぼ毎週開催
プロダクトオーナー勉強会
スクラムマスター勉強会
UX勉強会
PHP勉強会
プログラミングコンテスト
TDD勉強会
CI勉強会
開発合宿
スクラム勉強会
ランチ勉強会
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201361
4つの変化とその効果
① マインド
② 顧客視点
③ 品質
④ 開発生産性
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201362
変化② :顧客視点(チーム)
• 新事業チーム(リーンスタートアップ)
ミルフォトブック
プロダクトの価値を追求する
チーム全員でプロダクトの価値を考えて開発
なぜプロダクトを開発するのかを共有
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201363
変化② :顧客視点(ユーザテスト)
ペーパープロトタイプ
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201364
企画の人
開発
の人
開発者
デザイナ
全員で
ユーザと
向き合う
企画も
デザイナも
開発者も
変化② :顧客視点(一般ユーザのユーザテスト)
一般の人
一般の人
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201365
変化② :顧客視点(社内ユーザテスト)
社内ユーザで
モニター評価
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201366
データを加工して
さらにわかりやすく
変化② :顧客視点(グロースハック)
エンジニア自身が自分で考えて計測
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201367 © NEC BIGLOBE
グロースハック勉強会
(マーケティングとエンジ
ニアリングの融合)
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201368
4つの変化とその効果
① マインド
② 顧客視点
③ 品質
④ 開発生産性
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201369
変化③:品質
 コミュニケーションギャップの減少
 品質意識の向上(出荷判定会議の廃止)
 保守性の向上
障害(リリース後)の件数が
1年間で約50%減少
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201370
分析 設計 実装
テス
ト
分析
テスト
設計
実装
従来(WF):リレー方式 スクラム
縦割り組織 一丸となったチーム
t t
変化③:品質
(コミュニケーションギャップの減少)
GAP GAPGAP
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201371
変化③:品質(アジャイルチーム化)
期 2011下期 2012上期 2012下期
障害件数の
削減割合 0% 20% 48%
アジャイル化した
チームの割合 4% 24% 62%
チーム化の進捗/成熟に伴なって、
障害件数も減少!
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201372
変化③:品質(障害のふりかえり)
常にチーム内でふりかえりをして、
コミュニケーションをとることを重視
従来の形式的な
再発防止の検討を止める
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201373
変化③:品質(POと一体の活動)
朝会
KPI作り
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201374
スクラムの役割
プロダクト
オーナー
スクラム
マスター
チーム
メンバー
プロダクト
プロダクトの唯一の責任者
動作するプロダクトの
開発責任者
(機能横断チーム)
スクラムチームが
成果を最大化
できるように
促進する責任者
同じチーム
になる!
プロダクト共同所有
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201375
変化③:品質(出荷判定の廃止)
品質意識の向上
出荷判定会議
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201376
変化③:品質
(従来の出荷判定会議の主な課題)
• 品質状況やリスク、課題の確認を行っていたが
やらされ感で実施していた
• 出荷判定に合格することを目的に会議していた
• 合格してもバグが出ることがあった
• 顧客が望んでいるものと開発者が考えているも
のを書類や数字で確認するのに限界があった
儀式になり機能してない
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201377
変化③:品質
(出荷判定会議の改善内容)
• 出荷判定会議の儀式をやめた
• チーム全員でデモ(動くソフトウェア)を確認して、
出荷可能かを判断した
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201378
変化③:品質
(出荷判定会議廃止後の変化)
• チーム全員が何を持って完了かの定義を明確にして意
識して行動するようになった
• テスト駆動開発(TDD)や継続的インテグレーション(CI)
などを積極的に導入して品質強化を図った
• 自己組織化されたチームになった
• 顧客(PO)との対話が増えた
• リリーススピードが速くなった
ルールから習慣へ
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201379
変化③:品質
(保守性の向上)
従来のプログラム品質
・機能が実現できてること。(バグがないこと)
ビジネスのスピード システムの複雑化
変化に強いソフトウェア
(保守性)
循環複雑度 自動テスト(カバレッジ)
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201380
7.1
コードの複雑さをif文やfor文の数から算出する
低いほどコードの保守性・拡張性が高くなる
循環複雑度
循環複雑度
56.0 某従来型
請負PRJ
某内製
アジャイル
チーム
内製チームがより良いプロダクト(コード)を考えることが重要
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201381 © NEC BIGLOBE
ソースコードの静的解析
(メソッド複雑度)
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201382
コードカバレッジ
83%
プロダクトコードがテストコードによりテストされた割合
高いほどバグが入り込みにくい
コードカバレッジ
自動テスト
常に自動でテストを動かして、
変化に強いソフトウェアを作っていくことが重要
某従来型
請負PRJ
某内製
アジャイル
チーム
0%
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201383
4つの変化とその効果
① マインド
② 顧客視点
③ 品質
④ 生産性
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201384
ベロシティ
(アジャイルにおける生産性の単位)
18SP→25SP
変化④ ~ 生産性向上(1チームの生産性)
約1.4倍
• とあるチームの3ヶ月の推移
(2012/11⇒2013/2)
アーキテクチャの整理
(リファクタリング)
チームの成長
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アジャイルソフトウェア開発宣言
私たちは、ソフトウェア開発の実践
あるいは実践を手助けをする活動を通じて、
よりよい開発方法を見つけだそうとしている。
この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。
プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、
価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを
認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。
http://agilemanifesto.org/iso/ja/
再掲
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201386
開発の内製化+アジャイル化のお話
開発を
内製化 + アジャイル化
運用を
内製化 + アジャイル化
開発と運用を
1つのチームで実施
200X~
2011~ 2012~
2013~
開発も運用を一体で推進
開発、運用は外部委託
199X~
開発を
外製化 + WF型
運用を
外製化 + WF化
200X~
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201387
開発の内製化+アジャイル化のお話
開発を
内製化 + アジャイル化
運用を
内製化 + アジャイル化
開発と運用を
1つのチームで実施
200X~
2011~ 2012~
2013~
開発も運用を一体で推進
開発、運用は外部委託
199X~
開発を
外製化 + WF型
運用を
外製化 + WF化
200X~
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201388
運用が分離されていることの問題
1. カイゼンする気持ちがない
2. 目的意識が希薄
3. 費用対効果がマイナス
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201389
運用が分離されていることの問題
1. カイゼンする気持ちがない
2. 目的意識が希薄
3. 費用対効果がマイナス
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201390
実績工数精算にしていたため
改善する動機が発生しにくい
http://www.flickr.com/photos/waitingfortheword/5573145362
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201391
http://www.flickr.com/photos/mananasoko/8003197568
対応
ミッションを議論し、
KPIを自分たち(全員)で
設計する
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201392
運用が分離されていることの問題
1. カイゼンする気持ちがない
2. 目的意識が希薄
3. 費用対効果がマイナス
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201393
「Why」が消えていく
伝言ゲーム
http://www.flickr.com/photos/dotbenjamin/2843144877
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201394
WhyWhy
http://www.flickr.com/photos/royskeane/413103429/
Whyを共有
対応
Why
How
What
ゴールデン・サークル
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201395
運用が分離されていることの問題
1. カイゼンする気持ちがない
2. 目的意識が希薄
3. 費用対効果がマイナス
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201396
http://www.flickr.com/photos/pohan-camera/2695052909
割にあわないと
見捨てられた「機能」たち
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201397
対応
www.flickr.com/photos/ist4u/6108818214
骨を拾い、魂を吹き込み、成仏させる。
(業務横断、システム横断の
視点で効果を見直し)
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201398
対応
www.flickr.com/photos/ist4u/6108818214
WhyWhyWhy
How
What
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 201399
運用の内製化+アジャイル化の成果
【品質】
作業障害率
半年間で
50%減少
【コスト】
運用保守費
1年間で
20%削減
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013100
開発の内製化+アジャイル化のお話
開発を
内製化 + アジャイル化
運用を
内製化 + アジャイル化
開発と運用を
1つのチームで実施
200X~
2011~ 2012~
2013~
開発も運用を一体で推進
開発、運用は外部委託
199X~
開発を
外製化 + WF型
運用を
外製化 + WF化
200X~
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013101
http://www.flickr.com/photos/jodiepedia/296531689/
開発と運用チーム
シャッフル!
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013102
http://www.flickr.com/photos/jodiepedia/296531689/
組織の構造改革!
管理職:減↓、エンジニア:増↑
チームを主体としたフラット組織運営
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013103
アジャイルなフラクタル組織
3つの階層が同じ役割のメンバ、プロセスで機能する組織構造
DEVSM
PO
DEVSM
PO
DEVSM
PO
D
E
V
S
M
P
O
D
E
V
S
M
P
O
ディビジョン クラス チーム
クラス
チーム
クラスとは
注力すべき事業・プロジェクトを上手く進めるための集合体。
複数のチームで構成し、固定化された集合ではなく流動的に変化する。
共通のマーケット、プロダクトと形成すべきコアコンピタンスが存在する
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013104
【事業責任】マネージメント
クラス2クラス1 クラスN
マネージメントの変化
チーム
チーム
【推進】メンバ、チームの戦略・事業推進の場と仕組み
・・ チーム チーム ・・
・・
チーム
チーム
チーム チーム ・・
チーム
一体・フレキシブルにローテーション
【運営】チームを活性化・効率化させる場や仕組み
シェア アピール ワーク 朝会 定例議論 勉強会
ゴール KPI 人材獲得 技術開発 特許戦略
新事業
QCD
育成
売上拡大
予算 業績 品質 コンプライアンス
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013105
スクラムの役割
プロダクト
オーナー
スクラム
マスター
チーム
メンバー
プロダクト
プロダクトの唯一の責任者
動作するプロダクトの
開発責任者
(機能横断チーム)
スクラムチームが
成果を最大化
できるように
促進する責任者
同じチーム
になる!
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013106
もくじ
1. 我々を取り巻く、時代の流れ
2. アジャイルとは?
3. DevOpsとは?
4. BIGLOBEの「アジャイル」と「DevOps」
5. まとめ
6. インフラの現場の具体事例(from 土屋)
7. 質疑応答
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013107
やるコストが
考えるコストを
下回る
走りながら考える
開発手法
「アジャイル」
開発と運用の一体化
「DevOps」
コモディティ化
プロセスの
イノベーション
プロセスの高効率化
適用スコープの拡大
まとめ
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013108
まとめ
スプリント
デリバリー
開発
スクラム
モニタリング
フィードバック
運用
自動化
セルフ化
自律化
1つの
チーム
チームを中心に!
人にフォーカス
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013109
すべては
変化に強くなるために!
http://www.flickr.com/photos/dunedinnz/5097629627
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013110
おまけ(我々が工夫した点)
①安全な場を作る
②チームの成長にフォーカス
③個人の成長を促す
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013111
おまけ(我々が工夫した点)
①安全な場を作る
http://www.flickr.com/photos/trysil/7005482071
• 周囲とは違う動きをするチームを種から育てる
• 既存から隔離する。邪魔しない。
• 本音でしゃべれる環境
• 小さな成功体験の積み重ね
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013112
おまけ(我々が工夫した点)
②チームの成長にフォーカス
• ビジョンの共有
• チームの状態を見える化
• 既存のパラダイムからの脱却
• チームを信じてまかせる
毎 週
ワ ー ク シ ョ ッ プ
ビジョンの共有
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013113
おまけ(我々が工夫した点)
②チームの成長にフォーカス
• ビジョンの共有
• チームの状態を見える化
• 既存のパラダイムからの脱却
• チームを信じてまかせる
• 出荷判定会議の廃止
• 案件承認システムの廃止
• 既存の見積り方法の廃止
やってもいいんだ!
既存のルール/承認
(思考停止の原因)
の排除
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013114
Keep
良かったこと
Problem
悪かったこと
Try
改善すること
Contribution
なりたい姿
貢献
© NEC BIGLOBE
おまけ(我々が工夫した点)
③個人の成長を促す
エンジニアとして、
どうなりたいのか?
そして、それがチームに
どう貢献していくのか?
個人の成長だけでなく、それによって
チームにどう貢献するのかを意識することによって、
自身の成長のモチベーションにつなげる
会社内の
人事評価制度
とは別に実施
http://business.biglobe.ne.jp/
NECビッグローブ
BIGLOBEビジネスサービス
アジャイル開発研修プログラム
実践者が教えるアジャイル開発の基礎
ビジネス環境の急速な変化に対応するため、リーンスタートアップやアジャイル開発といった無駄のない柔軟な開発が求められています。
複雑で変化の激しい問題に対応するためのフレームワークである「スクラム」によるアジャイル開発は、価値あるソフトウェアを世に送り出すための無駄のない柔軟な開発を行う方法論です。
無駄のない柔軟な開発を行う方法論
アジャイルとは?
ウォーターフォールとの違いは?
アジャイル導入のメリット・デメリットは?
何故アジャイルなのか?
そんな疑問や課題にお応えする研修プログラムです。マスコットキャラクター
アジャイルちゃん
■なぜアジャイルなのか
■ワークショップ1
■アジャイル・スクラム概要
■ワークショップ2
■自己組織化
■ワークショップ3
コース概要
■顧客が本当に求めているモノを最短で提供するための「アジャイル開発」
代表的なアジャイル開発手法のスクラムをベースに、アジャイル開発の基本概念とメリット、ウォーターフォールをはじめとした従来の開発手法との違いを修得します。
研修プログラムの特長
■アジャイル開発のメリットをワークショップで体感できる
何故アジャイル開発が求められているのか、アジャイル開発とは何かといった基本概念の講義に加え、ウォーターフォールなど従来の開発手法との違いやアジャイル開発のメリットを体感でき
るワークショップを実施します。アジャイル開発の導入検討中あるいは導入後に課題を感じている企業向けに、導入成果の最大化へのヒントを提供します。
■Webや書籍では得られない、実践者による現場で活用できる独自の研修プログラム
米国Scurm Allianceの認定資格「認定スクラムマスター」並びに「認定スクラムプロダクトオーナー」を取得し、アジャイルコーチやスクラムマスターとして、Webサービスやアプリなどを開発し
た経験を持つBIGLOBEの開発者が、実感している成果や導入にあたっての障害など、現場の体験談を交えながらアジャイル開発のポイントを解説。また、関連セミナーなど登壇経験を活かし
た独自の研修プログラムを制作。
NECビッグローブ株式会社 ビジネスサービス事業部
TEL : 03-6479-5692 e-mail: bizinfo@bcs.biglobe.ne.jp
※電話番号はおかけ間違えのないようご注意ください。 (受付時間)9:00~12;00、13:00~17:00 土日祝日、弊社所定の休日を除く
NECビッグローブ株式会社 〒141-0032 東京都品川区大崎一丁目11-1(ゲートシティ大崎 ウエストタワー) BB300018
詳しいサービス内容・料金・導入のご相談は、下記へどうぞ。
●本紙に掲載された社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
2013年5月現在
アジャイル開発研修プログラム
「BIGLOBEアジャイル開発研修プログラム」
本研修プログラムはNECラーニング株式会社が提供しています。
紹介サイト http://www.neclearning.jp/courseoutline/courseId/SD071/
コース内容(1日間) 9:30~17:30 ※プログラムは順番・内容等を変更する場合があります。
午前 午後
到達目標
■他者にアジャイル開発の基本概念を説明できる。
■他者にウォータフォール開発とアジャイル開発の違いを説明できる。
■アジャイル開発のメリットを理解して現場で活用できる。
■プロダクトの価値を追求する
■ワークショップ4
■アジャイルな見積りと計画づくり
■ワークショップ5
■イテレーション開発
■ワークショップ6
■ふりかえり
■ワークショップ7
Copyright(C) NEC BIGLOBE, Ltd. 2013117
もくじ
1. 我々を取り巻く、時代の流れ
2. アジャイルとは?
3. DevOpsとは?
4. BIGLOBEの「アジャイル」と「DevOps」
5. まとめ
6. インフラの現場の具体事例(from 土屋)
7. 質疑応答
自己紹介
土屋 太二(つちや たいじ)
– 2011年 日本電気株式会社 入社
– 同年、NECビッグローブ株式会社に出向
業務
– データセンタのネットワーク開発・検証
– SDN開発チームに参加
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 118
(2013年4月22日プレスリリース)
BIGLOBEデータセンターの仮想化を実現
〜最先端のOpenFlow技術を活用〜
DevOpsとアジャイル開発を取り入れることで
独自開発に成功
クラウドコントローラ
「momiji」
SDN
サーバ
【仮想化】
ネットワーク
【仮想化】
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 119
http://www.biglobe.co.jp/pressroom/release/2013/04/130422-a
1. BIGLOBEの目指すデータセンター
2. momiji 概要
3. DevOps & アジャイルの実践
4. 今後のチャレンジ
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 120
1. BIGLOBEの目指すデータセンター
2. momiji 概要
3. DevOps & アジャイルの実践
4. 今後のチャレンジ
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 121
BIGLOBE データセンタ事業
• 法人企業向けに、サーバ / ネットワークなど
のインフラ環境を提供
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 122
OS
ハードウェア(サーバ)
ネットワーク
ミドルウェア
アプリケーション
コンテンツ
ユーザ
BIGLOBE
IaaS
( Infrastructure as a Service )
PaaS
( Platform as a Service )
SaaS
( Software as a Service )
2013/6/13
インフラ構築の流れ
2週間
5日間
運用
数分
インフラ
設計
企画
要件定義 接続
サーバ
構築(仮想化)
ネットワーク
構築
(サーバ・ネットワーク設計)
要件定義から運用開始まで3週間を要する
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 123
ネットワーク構築に必要な作業(2週間)
(3)IPアドレス、VLAN番号など
機器の数だけ払い出す
データセンター
構築作業者
ネットワーク
技術者
(1)必要なリソースを決定
ex)ルータ、スイッチ
ロードバランサなど
(2)リソースを確保し接続
(4)機器1台ずつに
ログインして設定
(5)サーバとネットワークを接続
ex)サーバ1台づつに
ルーティング設定などが必要
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 124
ネットワーク技術者と構築作業者による作業が必要
• サーバは仮想化により構築が効率化
データセンターのインフラの現状
次はネットワークで仮想化を!
サーバ
【仮想化】
データセンターのインフラ
ネットワーク
【仮想化
非対応】
物理ネットワーク
- 専門技術者が設計
- 構築に時間がかかる
2008年頃~ 仮想化
- オンデマンド:柔軟に拡張
- 数分で構築
- リソースの有効活用
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 125
【ネットワークの柔軟性】
ファイアーウォールや
専用ネットワークを自由に使えない
・セキュリティ強化が困難
・クラウドサービスと
基幹システムを
安全に接続できない
ネットワークがインフラ構築のネックに
スピード:○
スピードと柔軟性を両立させたい!
柔軟性:○
柔軟性:× スピード:×
<クラウドの場合> <SIの場合>
・自由度は高いが
構築時間がかかる
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 126
BIGLOBEが目指すデータセンター
クラウド
高
低
遅
速
理想の
インフラ構築
SI
スピード
柔軟性
スピード:○
柔軟性:○
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 127
1. BIGLOBEの目指すデータセンター
2. momiji 概要
3. DevOps & アジャイルの実践
4. 今後のチャレンジ
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 128
データプレーン
(一般的な商用ハードウェア)
コントロールプレーン
(ユーザがプログラム可能な制御ソフト)
アプリケーション
(ユーザがプログラム可能な各種プロトコル)
データプレーン
(ベンダの独自ハードウェア)
SDN(Software Defined Networking)の登場
• 2009年頃からOpenFlow, VXLAN, NVGRE, STT…が登場
• オープンソースによる実装も登場
必要なネットワーク機能を自ら実装できる時代に
コントロールプレーン
(ベンダー独自の制御ソフト)
アプリケーション
(ベンダーが実装した各種プロトコル)
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 129
従来のNW機器
インフラ構築の を実現スピード 柔軟性
クラウドコントローラ
「momiji」
仮想化したサーバとネットワークを一括コントロール
SDN
サーバ
【仮想化】
ネットワーク
【仮想化】
SDNを導入することで
データセンターの仮想化に成功
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 130
NW機器VXLANOpenflow
スイッチ
サーバ
最新の機器・技術、ニーズの変化に柔軟に対応
・・・
 機能のモジュール化とオープンソースの積極採用
クラウドコントローラー「momiji」
リソース管理
・・・
サーバ
コントローラ
構成管理
OpenFlow
コントローラ
VXLAN
コントローラ
NWサービス
コントローラ
ミドルウェア
コントローラ
Mysql
Heartbeat
・・・
クラウドコントローラ 「momiji」 を独自開発
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 131
OpenFlowとVXLANを組み合わせた
先進的なネットワークを実現
 標準化されたプロトコルでデータセンター間接続を実現
 VLANの数の制限から解放(4000→1600万)
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 132
「momiji」によるインフラ自動構築
• パソコン上で10数項目を選択するだけ
2週間の作業が約10分に
複雑なインフラも
自動で構築可能に
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 133
柔軟なネットワーク構築が可能に
クラウドのスピードで柔軟性の高いインフラを構築可能
ネットワークサービス
IPアドレス種別
ファイアウォール
ルーター
ロードバランサ
グローバルIPアドレス
プライベートIPアドレス
持ち込みIPアドレス
クラウドサービスと
基幹システムの接続
クラウドサービスで
個人情報を安全に管理
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 134
momiji 導入による効果
2週間
5日間
運用
数分
インフラ
設計
企画
要件定義 接続
サーバ
構築
ネットワーク
構築
(サーバ・ネットワーク設計)
約10分に短縮
サーバとネットワーク両方を短期間で構築可能に
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 135
1. BIGLOBEの目指すデータセンター
2. momiji 概要
3. DevOps & アジャイルの実践
4. 今後のチャレンジ
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 136
DevOps & アジャイル
を導入した狙い
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 137
ゴールが見えない
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 138
手探り
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 139
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd.
運用者のためのツールは
運用者しか作れない
2013/6/13
140
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 141
http://www.flickr.com/photos/dunedinnz/50
97629627
変化に強いシステムを
作りたい
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 142
開発力を
上げたい
アジャイルにたどりつく
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 143
開発スケジュール
• 2012年1-3月: NW仮想化技術の調査検証
• 2012年4-9月: momiji 基本機能の開発
• 2012年10月-2013年3月: 試験導入
運用機能の開発
UIの開発
• 2013年4月~:本格導入
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 144
開発スタート
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 145
まずは
ネットワークチームで
サンプルを作る
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 146
第一の壁
あれ。作れない。
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 147
必要となる技術に大きなギャップ
• これまでのネットワーク技術者の業務
– ネットワークの設計
– 各ベンダの独自UIを使ったネットワーク構築
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 148
• momiji開発で必要となる知識・能力
– インフラ運用全工程のノウハウ
– オープンソースを使いこなすサーバやOSの知識
– 大規模ソフトウェアの開発ノウハウ
– NW仮想化標準プロトコルの知識と実装力
ネットワーク技術者
だけでは無理orz
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 149
まずは
メンバーを集める
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 150
• ネットワーク技術者(NECビッグローブ,運用)
• サーバ技術者(NECビッグローブ,運用)
• ソフトウェア技術者(NECビッグローブ、開発)
• OpenFlow技術者(NECクラウドシステム研究所、
開発)
各チームから精鋭を招集
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 151
各分野のノウハウを集結
– BIGLOBEインフラの運用ノウハウ
– クラウドシステムのソフトウェア実装ノウハウ
– OpenFlowを始めとする仮想NWの実装ノウハウ
チームを作る
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 152
アジャイルについて学ぶ
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 153
• アジャイルを実践しているサービス開発
チームのメンバーにコーチ役をお願い
• インフラチームに合うように、少しずつ味付け
していく
チーム全員を同じバスに乗せる
• インセプションデッキの作成
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 154
チーム分け
• 1チーム5〜6名になるようにチーム編成
クラウドコントローラ
開発チーム
仮想ネットワーク
開発チーム
ネットワーク
技術者
スクラム
マスター
アジャイル
コーチ
ソフトウェア
技術者
ネットワーク
技術者
OpenFLow
技術者
サーバ
技術者
スクラム
マスター
プロダクト
オーナー
ソフトウェア
技術者
ネットワーク
技術者
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 155
ソフトウェア
技術者
あらためて
開発スタート
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 156
実践したこと
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 157
アジャイルの基本を
忠実に実践
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 158
朝会
毎日
見える化
開発
計画 開発
スプリント
(1~4週間)
デモ
ふりかえり
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 159
朝会
毎日
見える化 開発
朝会
• 各自の状況や認識を共有
– 昨日やったこと
– 今日やること
– 抱えている問題
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 160
朝会
毎日
見える化 開発
開発
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 161
朝会
毎日
見える化 開発
チケットによるタスク管理
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 162
朝会
毎日
見える化 開発
タスクの消化率をチームで共有
バーンダウンチャート
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 163
朝会
毎日
見える化 開発
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 164
計画 開発
スプリント
(1~4週間)
デモふりかえり
スプリントプランニング(計画)
• プロダクトオーナーが作ったバックログを元に、
メンバーがタスク(4H程度)に落とし込む
バックログアイテム 見積もり
ルータにVLANインタフェースを作成するための情報
を DBに入力、管理できる
1
ルータにVLANインタフェースを設定できる 2
momijiで作成した同一サービスID内のフィルタ設定
追加が行える
3.5
評価環境構築 3
結合テスト 5
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 165
計画 開発
スプリント
(1~4週間)
デモ
ふりかえり
開発、開発、開発
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 166
計画 開発
スプリント
(1~4週間)
デモふりかえり
スプリントレビュー/デモ会
• 定期的に機能単位でリリース出来ていること
を確認
• ステークホルダーにも進捗共有
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 167
計画 開発
スプリント
(1~4週間)
デモ
ふりかえり
ふりかえり
• Keep(良かったこと) / Problem(ダメだったこと)
/ Try(解決アプローチ)
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 168
Keep
Problem
Try
バーンダウン
できた!
残業多くてつらい
わからないときに
すぐ聞けない
OpenFlowが
よくわからない
○○さんがタスク
とれるようになった
OpenFlow
勉強会やる
プロジェクトルーム
を作る
チームの
定時退社日をつくる
デモ成功!
最高のパフォーマンスを
出すためのルールを
チームで考え、作り、実行する
計画 開発
スプリント
(1~4週間)
デモふりかえり
一か月ほどで
チームの問題点が
見えてくる
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 169
第二の壁
タスクが属人化
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 170
メンバーに距離感がある
ネットワーク
技術者
ソフトウェア
技術者
OpenFlow
技術者
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 171
そもそも距離がある
ネットワーク
技術者
ソフトウェア
技術者
OpenFlow
技術者
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 172
ネットワーク
技術者
ソフトウェア
技術者
OpenFlow
技術者
ネットワーク設計が
得意
クラウドシステムの
ソフトウェア実装が
得意
OpenFlow実装が
得意
得意領域があまりに違う
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 173
ネットワーク
技術者
ソフトウェア
技術者
OpenFlow
技術者
ウォーターフォール文化の名残り
設計するから
あとは任せた。
やりたいこと
決めてもらえれば
作るよ。
OpenFlow、
NW仮想化のことなら
どんとこい!
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 174
ネットワーク
技術者
ソフトウェア
技術者
OpenFlow
技術者
それぞれに戸惑い
あれ、仮想ネットワーク
どうやって設計するの?
あれ、OpenFlow
どうやって
実装するの?
あれ、クラウドシステムの
運用ってどうやってるの?
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 175
もっと互いを知る必要がある
ネットワーク
技術者
ソフトウェア
技術者
OpenFlow
技術者
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 176
お互いを知るために
実践したこと
(メンバーから出たアイディアを実践)
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 177
プロジェクトルームを作る
• メンバー全員が一緒になってカンヅメ
• つまづけばすぐに聞ける体制づくり
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 178
勉強会
• インフラの設計、 OpenFlowや仮想ネットワー
クの仕組み、流用しやすいコードの書き方
• とにかく教え合う
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 179
ペアプログラミング
Photo By esti-
http://www.flickr.com/photos/esti/4638056301/
初心者
上級者
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 180
コードレビュー
• すべてのコーディング関係のタスクに
コードレビュータスクを追加
機能Aの実装
[レビュー]
機能Bの実装
機能Bの実装
[レビュー]
機能Bの実装
• 実装者以外が取ること
• 10分以内で完了すること
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 181
チームに変化が現れる
• ノウハウ伝授に時間がかかるものの、
少しずつチームの開発力の幅と底力がついた
• メンバー全員に責任感が生まれた
• メンバー全員が意見交換をできるようになった
• メンバー全員で自ら問題点、解決策を考え、
実行する文化が根付いた
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 182
DevOps,アジャイルを導入した効果
• ゴールの形を相談しながら、着実に開発を進
めることができた
• 重要度が高い機能、ニーズが強い機能から
順にリリースできた
• 定期的にフィードバックをもらう仕組ができた
• 開発力の向上ができた
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 183
DevOps,アジャイルで
うまくいかなかったところ
• 開発拠点に距離があると、まともなコミュニケー
ションができない
• コア技術の伝授は、なかなか効率が上がらない
• パケットを転送する部分には通信断が発生させ
られないため、頻繁なリリースができない
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 184
考察:
DevOps, アジャイルが有効なケース
• DevOps
– 運用者が開発に参加できるリソースがある
– 導入後も継続的にフィードバックサイクルを回せ
る
• アジャイル開発
– 完成形を探りながらの開発
– チーム全体の開発レベルを向上させたい
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 185
考察:
DevOps, アジャイルが難しいケース
• DevOps
– 運用と開発の壁が大きい
– 一度きりのリリースで開発が終了してしまう
• アジャイル開発
– メンバーの開発拠点が離れている
– 一時的な通信断を一切許容できない部分の開発
• ただし「通信断が発生する部分」以外の定期リリースは
可能
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 186
考察:変わりゆくインフラの現場
• 激しい変化の中でインフラが対応していくに
は、スピードアップが必要不可欠
• 内製化により、スピーディかつ継続的に
磨き上げる開発体制が求められている
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 187
Photo by Beverly & Pack
http://www.flickr.com/photos/walkadog/3432078139/
1. BIGLOBEの目指すデータセンター
2. momiji 概要
3. DevOps & アジャイルの実践
4. 今後のチャレンジ
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 188
BIGLOBEデータセンターの新たなチャレンジ
2週間
5日間
運用
数分
インフラ
設計
企画
要件定義 接続
サーバ
構築
ネットワーク
構築
(サーバ・ネットワーク設計)
数分に
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 189
• 「やりたいこと」を決めるだけで
インフラが自動的に構築される
インフラ設計を不要にする
新発想のデータセンター
5日間
数分
アクセスが増えた
のでサーバを倍
増したい
個人情報を集め
るのでセキュリ
ティを強化したい
基幹システムと繋
げて、決済機能を
追加したい
<従来>
複雑なネットワーク設計図を作成
ネットワークの専門知識が不要
まとめ
• DevOpsとアジャイルを実践することで、
先進的な技術を活用した「momiji」の
独自開発に成功した
• 激しい変化の中でも生き残れるインフラ
を実現するためには、自ら革新し続ける
開発体制が必要になってくる
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 191
もくじ
1. 我々を取り巻く、時代の流れ
2. アジャイルとは?
3. DevOpsとは?
4. BIGLOBEの「アジャイル」と「DevOps」
5. まとめ
6. インフラの現場の具体事例(from 土屋)
7. 質疑応答
【質疑応答10分】
※本セッション終了後も、本ルー
ム周辺にいますので、お気軽に
お声がけください。
■なぜアジャイルなのか
■ワークショップ1
■アジャイル・スクラム概要
■ワークショップ2
■自己組織化
■ワークショップ3
コース概要
■顧客が本当に求めているモノを最短で提供するための「アジャイル開発」
代表的なアジャイル開発手法のスクラムをベースに、アジャイル開発の基本概念とメリット、ウォーターフォールをはじめとした従来の開発手法との違いを修得します。
研修プログラムの特長
■アジャイル開発のメリットをワークショップで体感できる
何故アジャイル開発が求められているのか、アジャイル開発とは何かといった基本概念の講義に加え、ウォーターフォールなど従来の開発手法との違いやアジャイル開発のメリットを体感でき
るワークショップを実施します。アジャイル開発の導入検討中あるいは導入後に課題を感じている企業向けに、導入成果の最大化へのヒントを提供します。
■Webや書籍では得られない、実践者による現場で活用できる独自の研修プログラム
米国Scurm Allianceの認定資格「認定スクラムマスター」並びに「認定スクラムプロダクトオーナー」を取得し、アジャイルコーチやスクラムマスターとして、Webサービスやアプリなどを開発し
た経験を持つBIGLOBEの開発者が、実感している成果や導入にあたっての障害など、現場の体験談を交えながらアジャイル開発のポイントを解説。また、関連セミナーなど登壇経験を活かし
た独自の研修プログラムを制作。
NECビッグローブ株式会社 ビジネスサービス事業部
TEL : 03-6479-5692 e-mail: bizinfo@bcs.biglobe.ne.jp
※電話番号はおかけ間違えのないようご注意ください。 (受付時間)9:00~12;00、13:00~17:00 土日祝日、弊社所定の休日を除く
NECビッグローブ株式会社 〒141-0032 東京都品川区大崎一丁目11-1(ゲートシティ大崎 ウエストタワー) BB300018
詳しいサービス内容・料金・導入のご相談は、下記へどうぞ。
●本紙に掲載された社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
2013年5月現在
アジャイル開発研修プログラム
「BIGLOBEアジャイル開発研修プログラム」
本研修プログラムはNECラーニング株式会社が提供しています。
紹介サイト http://www.neclearning.jp/courseoutline/courseId/SD071/
コース内容(1日間) 9:30~17:30 ※プログラムは順番・内容等を変更する場合があります。
午前 午後
到達目標
■他者にアジャイル開発の基本概念を説明できる。
■他者にウォータフォール開発とアジャイル開発の違いを説明できる。
■アジャイル開発のメリットを理解して現場で活用できる。
■プロダクトの価値を追求する
■ワークショップ4
■アジャイルな見積りと計画づくり
■ワークショップ5
■イテレーション開発
■ワークショップ6
■ふりかえり
■ワークショップ7
長時間
ご清聴
ありがとうござい
ました。
2013/6/13
©2013 NEC BIGLOBE, Ltd. 196

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