関係フレーム理論
- 5. タクト
事実に基づいた言語・発現 )例:イスを見て「イス」と言う
私的出来事(思考・記憶・身体の内部感覚・情動)をタクトすることを
学ぶ方法
=タクトされる事柄と並行して起こる現象を他者も観察できるとき
例:子どもの皮膚が腫れているのを観察
1. 子どもが痛みを経験していると想定できる
2. その子が「痛いよー」と泣く⇒親は、想定された痛みをタクトして
いる言語行動を強化(痛いと泣く=想定している痛みを言語化し
ている、と繋がる)
観察可能な行動が、私的出来事に対応して変わる
- 7. ルール支配行動
1. 発言=先行事象 例:「外に行ってくれ」
2. それにより聞き手が行動 例:(外に行く)
3. その結果、部屋で1人になりリラックス
この時、1)は行動2)と結果3)を特定している⇒ルールによって支
配されている「ルール支配行動」
※随伴性形成行動=実際に起きた結果を直接経験することによって
支配されている行動
※行動随伴性=オペラント行動とその直後の状況の変化との関係