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ソフトウェア品質シンポジウム2012

質問表の活用による
プロジェクトの早期リスク検出

2012/09/14
Acroquest Technology 株式会社
鈴木 貴典
takanori@acroquest.co.jp
品質を何で
判断する?
いいね!
はじめに
 鈴木 貴典 (Takanori Suzuki) @takanorig
 所属:Acroquest Technology
★ 本職はSEPG※1マネージャ
★ 得意分野:
メトリクス、テストアーキテクチャ設計
★ その一方で、OSSの調査・開発とか、
フレームワークの開発などもしています

 本研究について
 日本電気株式会社(NEC)様と、そのソフトウェア開発パートナー企業が
共同で行っているNSP(NEC Software Partners)交流会で実施した
内容に基づいています。
※1 SEPG:Software Engineer Process Group
Copyright © Acroquest Technology Co., Ltd. All rights reserved.

4
目次
1.
2.
3.
4.
5.
6.

現状の品質分析の課題
本取り組みでのねらい
質問表による分析
質問表を利用した分析の導入事例
マネジメントへの効果
まとめ

Copyright © Acroquest Technology Co., Ltd. All rights reserved.

5
1. 現状の品質分析の課題
一般的なプロジェクト
プロジェクト/プロダクトの品質判断
• レビューや試験の品質分析
• 工程やイテレーション毎の
監査や振り返り

課題
常に工程の後半で行われるため
問題を見つけたとしても
手遅れであったり、大きな手戻り
となったりする

問題を発生させないことも重要だが、
素早く現状の問題に気づき、
是正できるような活動が必要
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6
2. 本取り組みでのねらい
1 早期にプロジェクトの問題を発見したい
2 特別なことをするのではなく、日頃のプロジェクト作業で行われ
ている活動内容から、リアルな問題に気づけるようにしたい
3 過大な負荷なく、プロジェクトに導入したい

「質問表」の存在に着目!!
•
•
•

大抵のプロジェクトで利用されている
日々更新される
プロジェクトのリアルな内容が反映される(ウソを付けない)

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7
3. 質問表による分析 ~標準テンプレートの作成~
プロジェクトですぐに役立つよう、使い勝手の良いテンプレート化を検討
利用者が迷わないように
各列に説明を追記

質問者と回答者で
入力列が分かるよう色分け

分析項目を自動で集計
(リアルタイムでの
分析が可能)
項目を厳選して
追加
分析項目は
できるだけ選択式で
簡単に入力

・項目を厳選
・集計/表示を自動化
・定義を明確化/シンプル化

利用者の手間がかからないよう
効果のある項目を考慮

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8
3. 質問表による分析 ~実プロジェクトの適用~
前提
•複数社で、いくつかのプロジェクトについて、質問表の利用状況を確認。
•どのプロジェクトでも、基本的に何らかのかたちで質問表を利用していた。
•ただし、その内容を分析してプロジェクトマネジメントに利用している
プロジェクトは無かった。

分析
•標準テンプレートの質問表を、実際のプロジェクトに適応し、
以下の事項について分析した。
① 時系列での発生/回答件数の推移
② 時系列での滞留時間や遅延時間の推移



滞留時間:質問の発生~解決までの日数
遅延時間:回答の希望日~実績日の差分日数

•各々で、失敗プロジェクトと成功プロジェクトで、どのような違いあるかを
評価してみた。

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9
3. 質問表の分析

【分析①】発生/回答件数の傾向
プロジェクトの良し悪しで、質問の発生状況に異なった傾向あり
問題プロジェクト

問題プロジェクトの傾向
•開発期間の全体を通じて、質問
が止まらない。
→仕様が安定していない結果。
•質問件数も、同じ開発規模の
プロジェクトに比べて、増える
傾向がある。

良好プロジェクトの傾向
•主に、工程の立ち上がりで質問
が挙がる。
•実装フェーズでは質問が少なく
なる。

開発期間中、
質問が発生し続ける

設計工程の
立ち上がりでは、
質問が増える

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良好プロジェクト

質問があまり増えず、
落ち着いている

10
3. 質問表の分析

【分析②】滞留時間/遅延時間の傾向
プロジェクトの良し悪しで、回答時間の傾向にも異なった傾向あり
問題プロジェクト

問題プロジェクトの傾向
•大半の質問は、比較的早く回答
されているものの、回答に数十日
かかっている質問が多い。
•回答に時間がかかっている質問
が、開発後半になっても収束して
いない。

開発後半になっても、
回答に時間がかかっている
質問が多い

良好プロジェクト

良好プロジェクトの傾向
•回答に時間のかかる質問も
見られるが、開発の後半に向かう
にしたがって、収束する傾向が
見られる。

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設計工程では回答に時間が
かかる質問もあったが、
後半では収束している

11
4. 質問表を利用した分析の導入事例
プロジェクトの改善効果が質問表からも明確に!
最初の開発
(成功はしたが仕様伝達に苦労)

半年後の開発
(上流での仕様伝達・理解を強化)

質問の推移(2010年3Q~4Q)

質問の推移(2011年1Q~2Q)

設計工程での質問が、
全体の約80%を占める。

プロジェクトは
成功ではあったが、
CD工程での質問が多い。
•設計:42%
•実装:38%
•試験:20%

•設計:81%
•実装:14%
•試験: 6%

受入試験バグ密度
12.5件/KLOC
BD

DD

CD

UT

IT

受入試験バグ密度
3.7件/KLOC
BD

DD

CD

UT

IT

2回目の開発では、受入試験バグ密度が70%減
上流工程できちんと質問を挙げて仕様を把握できたことが、品質向上へも寄与
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12
5. マネジメントへの効果
従来の課題
課題①

質問表導入の効果
効果①

•レビューや試験結果の分析は、
常に工程の後半で行われる。
→問題を見つけたとしても、
大きな手戻りとなる。
課題②

•質問は、工程の前半で発生する
傾向が強い。
→分析をリアルタイムで行うことで、
早期に問題に気づきやすくなる。
効果②

•品質分析のために、データを
集計する必要がある。
→常に、手間・時間がかかる。

•質問表は、日頃のプロジェクト活動
で行われるものである。
→新たな作業をする必要がなく、
導入・利用に負荷がかからない。

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13
質問表の良いポイント

① 手間がかからず、簡単
② 内容が分かりやすく、すぐに役に立つ

③ 適用範囲が広い
いいね!
6. まとめ
1. 研究の成果
質問表が、以下のようにプロジェクトマネジメントへ活かすことが
できることを確認できた。
① 質問表から得られる
データの定量的分析

リアルタイムにプロジェクトの
問題を検出するための有効な手段

② 異なるプロジェクトでも
質問の発生傾向に
類似した傾向が見られた

プロジェクトのリアルな状況を
把握でき、良し悪しを判断できる
共通的な手法

③ 導入・利用に手間が
かからない

プロジェクトに負荷なく導入ができる
効率的な内容

2. 今後の課題
① レビューやテストとの関連性分析よる、品質向上の効果の評価
② プロジェクトの規模/実施した工程の範囲の影響分析
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16
For more projects succeed

Infrastructures Evolution

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