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creative act
「自分が “決めて” つくっているのではない」
という感覚
「収まるべきところに収まるように」
という意識
「つくることは探究すること、変わること」
という考え方
30. 深いレベルの「 創造 」
creative act
「自分が “決めて” つくっているのではない」
という感覚
「収まるべきところに収まるように」
という意識
「つくることは探究すること、変わること」
という考え方
39. 井庭研では、人間行為のパターン・ランゲージを制作
ジェネレイティブ・ビ
ューティー パターン
1 未来への使命感
2 方法のイノベーシ
ョン
3 伝説をつく
る
4 成長のスパイラル
5 共感のチームづく
り
6 レスポンス ラリー
・
7 一体感をつく
る
8 貢献の領域
A Pattern Language for Creative Presentations
9 成長のリターン
プレゼンテーション・パターン
10 自発的なコミッ
トメント
創造的プレゼンテーションのパターン・ランゲージ
11 ゆるやかなつながり
12 弱さの共有
13 感謝のことば
14 創発的な勢い
15 まとまった時間
16 創造の場づく
り
17 活動の足あと
18 意味のある混沌
19 アイデアをカタチに
20 インサイド イノベーター
・
21 ゴールへの道のり
22 臨機応変な動き
23 飛躍のための仕込み
24 世界を変える力
25 クオリティ ライン
・
26 こだわり合う
0 創造的コラボレーシ
ョン
1 未来への使命感
2 方法のイノベーシ
ョン
3 伝説をつく
る
コラボレーション・パターン
創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ
8 貢献の領域
9 成長のリターン
10 自発的なコミッ
トメント
11 ゆるやかなつながり
12 弱さの共有
13 感謝のことば
14 創発的な勢い
15 まとまった時間
16 創造の場づく
り
17 活動の足あと
18 意味のある混沌
19 アイデアをカタチに
20 インサイド イノベーター
・
21 ゴールへの道のり
22 臨機応変な動き
23 飛躍のための仕込み
24 世界を変える力
25 クオリティ ライン
・
26 こだわり合う
コラボレーション・パターン
創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ
27 一度こわす
29 ファンをつく
る
28 期待を超える
30 広がりの戦略
ラーニング
パターン
5 共感のチームづく
り
7 一体感をつく
る
28 期待を超える
31 世界の文脈
4 成長のスパイラル
6 レスポンス ラリー
・
27 一度こわす
Ver. 0.50
32 つく
り続ける強さ
Presentation Patterns Project
33 感性を磨く
Collaboration Patterns : コラボレーション・パターン ̶ 創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ (ver. 0.60)
Collaboration Patterns : コラボレーション・パターン ̶ 創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ (ver. 0.60)
0 創造的コラボレーシ
ョン
29 ファンをつく
る
Ver. 0.60
November, 2012
30 広がりの戦略
31 世界の文脈
Collaboration Patterns Project
http://collabpatterns.sfc.keio.ac.jp
http://twitter.com/collabpatterns
collabpatterns@sfc.keio.ac.jp
プレゼンテーション
パターン
Ver. 0.60
Collaboration Patterns Project
32 つく
り続ける強さ
33 感性を磨く
コラボレーション
パターン
Ver. 0.60
November, 2012
Collaboration Patterns Project
http://collabpatterns.sfc.keio.ac.jp
http://twitter.com/collabpatterns
collabpatterns@sfc.keio.ac.jp
Ver. 0.60
Collaboration Patterns Project
チェンジメイキング
パターン
42. パターン番号(Pattern Number)
No.6
レスポンス・ラリー
Response Rally
パターン名 [ 日本語 ]
(Pattern Name)
パターン名 [ 英語 ]
小さな反応でも、次につながる力になる。
導入文(Introductory Sentence)
イラスト(Illustration)
偉大なソロを集めたオーケストラが最高のオーケストラではない。― ピーター ドラッカー
・
引用文(Quotes)
状況 (Context)
プロジェクトが動きだし、
いろいろな報告や連絡、
相談などがなされている。
▼その状況において
それらの報告・連絡・相談に対して、放置したり、返答を書くのに長い時
間を要したりすると、プロジェクトの進行が滞るだけでなく、それを発信
したメンバーのモチベーションも下げてしまう。
問題 (Problem)
フォース (Forces)
・プロジェクトを進める上で、一人では決められないことが出てくる。
・重要な案件であるほど、しっかりした返答を書くのには時間がかかる。
・やるべきことが次々と増えていくときには、後回しにしたものを忘れやすい。
▼ そこで
メンバーが投げかけたことに、どんなに小さくてもよいので反応を示す。
口頭の場合には、あいづちを打ったり意見を言ったりして、自分が理解している
ことや、賛成なのか反対なのかを相手がわかるように示す。メールの場合には、
解決 (Solution)
アクション (Actions)
簡単な返信でよいので、すぐに返す。全体に関わるような意思決定や相談の場合
には、他の人がリプライしたからといって自分のリプライを省略したりはせず、
同意見であっても自分からの反応として返す。
▼その結果
反応をもらった人は次のステップに進むことができ、全体としてプロジェクトの
進行がスムーズになる。
さらに、
コミュニケーションが頻繁に起こることによって、
プロジェクトに活気が出てくる。軽快なコミュニケーションの連鎖は「創発的な
勢い」
(No.14)を生み出すことにもつながる。
結果 (Consequences)
45. No.18
意味のある混沌
Chaotic Path to Breakthrough
プロジェクトを進めているときに、行き詰まって停滞してしまっている。
▼ その状況において
何をどうすればよいのがわからない状況。
その状況こそ、まったく新しい道が開くチャンスである。
計画性や効率性を重視するあまり、早くその状態から抜け出そうと妥協し
てしまう。
・ 不安定で不透明な状況は、居心地が悪い。
・ 刻々と時間は過ぎていき、目標のデッドラインが近づいてくる。
・ すぐに思いつくようなアイデアを採用するのは容易いが、それでは大きな飛躍
は起きない。
▼ そこで
行き詰まって混沌とした状態を、新しい道が開けるチャンスだと捉え、そ
こにとどまって考え抜く。
そのとき、すぐにアイデアや意見が出ずに、気まずい沈黙が続くことがある。し
かし、それは全員が深く考え込むために不可欠な沈黙なので、無駄な時間だと決
めつけて切り上げないようにする。本当に新しいことに取り組んでいる場合には、
自分たちが考えたことや、
やっていることの意味自体も、
新しくつくる必要がある。
そのために一緒に悩む時間をとることが重要なのである。
秩序立てて考えられないところで苦しんで、もがいて、必死の思いで何かを生み出そうと
する。その先の、自分でつくってやろう、こうしてやろうといった作為のようなものが意
▼その結果
識から削ぎ落とされたところに到達すると、人を感動させるような力を持った音楽が生ま
れてくるのだと思う。 ― 久石 譲
そのときに逃げちゃ駄目なんです。困るしかないんです。それで、うんと困ってると、も
う少し奥の脳が考えてくれるんです…と思うしかないんですよ。自分の記憶にない過去の
自分たちが取り組んできたことの新しい意味づけや、新しいアイデア、新しい方
法が生まれる。そうなると、いままで停滞していた状況から一段上のステージに
上がり、一気にプロジェクトが動き始めるだろう。そうした中で発想の連鎖が巻
体験とか、いろんな物が総合されて、これなら納得できるっていう、それが自分の能力の
き起こり、
「創発的な勢い」
(No.14)が生まれやすくなる。この段階で、再度「ゴ
限界だと思うんですけど、そういうものがポッと出てくるもんだと思うんです。― 宮崎 駿
ールへの道のり」(No.21) を考え直すとよい。
46. No.19
アイデアをカタチに
Ideas Taking Shape
メンバーに共有したいアイデアがある。
▼ その状況において
突飛なアイデアほど、説明されても実感できない。
アイデアが革新的であればあるほど、一生懸命説明しても他のメンバーに
理解してもらえない。
・頭の中に思い描いているイメージは、他の人からは見ることができない。
・これまでに存在しないものをイメージすることは難しい。
・ことばで表現できることには限りがある。
▼ そこで
アイデアを目に見えるカタチにし、それを見せながら説明する。
頭の中のアイデアを実際にカタチにしてみる。ラフなスケッチや大雑把なプロト
タイプで構わないので、
他の人の目にも見えるようにする。
「アイデアをカタチに」
する段階で、曖昧になっていた部分を具体化する。
▼ その結果
自分の中にあったアイデアを他のメンバーと共有することができ、チームのアイ
デアへと変えることができる。カタチにしたアイデアは「飛躍のための仕込み」
(No.23)になり、メンバーに新しい発想やアイデアを生み出すきっかけになるこ
とがある。
また、アイデアをカタチに」
「
すると、インサイド イノベーター」No.20)
「
・
(
プロトタイプなしで会議に臨んではならない。 ― デニス・ボイル
最高の芸術家は想像のみで制作するのではなく、深淵な道理を悟った「手」によって作品
を生み出す。 ― ミケランジェロ
として周りを巻き込みやすくなる。
50. No.7
No.5
一体感をつくる
プロジェクトに参加するメンバーを集めている。
共感のチームづくり
Sympathetic Union
Feeling of Togetherness
▼その状況において
プロジェクトが動きだし、メンバーがそれぞれ
専門性や知識・スキルの「多様性」ばかり重視してメンバーを集めると、
▼その状況において
チームがバラバラでうまくいかなくなるリスクが生じる。
「目指す未来」や「志」に共感できる仲間と組む。
みんなで一つのものをつくっているという感覚を。
・専門が異なれば、認識や考え方、価値観が根本的に異なる。
個々の作業をバラバラにやっているだけでは、
・ 自分の専門と異なる人と話すためには、自分の専門の特徴をよく理解した上で、
気持ちが離れていっていまう。
相手にわかるように話さなければならない。
・ 特定の専門性や知識・スキルが、そのプロジェクトに本当に役立つかどうかは、
・ コラボレーションは、
分業の組み合わせではなく
実際に取り組んでみないとわからない。
▼ そこで
・自分の作業に専念するほど、他の人の活動や結果
・グループごとのまとまりが強くなると、他のグル
▼ そこで
「目指す未来」や「志」に共感できる人とチームを組む。
個々の作業のほかに、全員で同じ体験を共有で
プロジェクトの目的や意義、今後のヴィジョンを語り、それに共感してくれる人
とチームを組む。プロジェクトに必要となりそうな専門性や知識・スキルを持っ
例えば、全体で集まる時間をとったり、ご飯を一緒
ていることもよいが、
あくまでも
「目指す未来」 「志」
や
に共感することを優先する。
No.18
業をしているときに、音楽をかけるだけでも雰囲
現在の自分たちに足りない知識やスキルについては、プロジェクトを進めながら、
新しく身につけたり強化したりするとよい。
そのチームらしさを象徴するようなアイテムをつく
ーだけがわかる内輪の話や決まり事をつくってみた
▼その結果
アイデアをカタチに
意味のある混沌 各人がどのような
あらかじめ共有されている目標に向かって、
「貢献の領域」 No.8)
(
▼その結果
で貢献するのか、チームとしてどのようなことをしなければならないのかを、全
メンバー同士の意識がそろいやすくなり、みんなで
Ideas Taking Shape
員で考えることができるようになる。全員がプロジェクトの目指すところに共感
プロジェクトを進めている
Chaotic Path to Breakthrough
いう気持ちが持てるようになる。一体感を持てるよ
して参加しているので、自発的なコミットメント」
「
(No.10)も生じやすい。また、
いるときにも孤独を感じることはなくなり、安心し
どんなに優秀な集団でも、
みんなが勝手なほうを向いては持てる能力の半分も活かせない。
必要に応じて、足りない知識やスキルを身につけることになるので、各人の「成
明確かつ焦点のはっきりした共通の使命だけが、組織を一体とし、成果をあげさせる。
― ピーター・ドラッカー
明記すべきはチームワークである。 ― 松成 博茂
何をどうすればよいのがわからない状況。
長のリターン」
(No.9)にもつながる。
その状況こそ、まったく新しい道が開くチャンスである。
一緒にやろうという力がまとまってこないと物事は前へ進まない。成功の成否は人の和に
あり。― 藤森 正路
とができるようになる。
また、成長のスパイラル」
「
(N
突飛なアイデアほど、説明されても実感できない。
も起きやすくなる。
計画性や効率性を重視する
てしまう。
・ 不安定で不透明な状況は、
・ 刻々と時間は過ぎていき、
・ すぐに思いつくようなアイ
は起きない。
行き詰まって混沌とした状
こにとどまって考え抜く。
そのとき、すぐにアイデアや
かし、それは全員が深く考え
55. 会
Creation
「自分が “決めて” つくっているのではない」
という感覚
創造社会
創造社会
Creative Society
「収まるべきところに収まるように」
という意識
「つくることは探究すること、変わること」
という考え方
支援
pattern
pattern
Context
Problem
pattern
Context
Problem
Solution
pattern
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Solution
pattern
pattern
pattern
パターン・ランゲージ
Context
Problem
Solution
pattern
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
pattern
pattern
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution