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Plus de Mizutani Takayuki
Plus de Mizutani Takayuki (8)
自然環境保全のためのデータの地図化・分析手法のご紹介
- 1. 自然環境保全のための
データの
地図化・分析手法の
ご紹介
∼GISを利用して∼
株式会社エコリス
水谷貴行
- 13. 既存のデータ
生物
•自然環境保全基礎調査
•レッドデータブック
•河川水辺の国勢調査
など
- 15. 既存のデータ
環境
•基盤地図情報
•国土数値情報
•自然環境保全基礎調査
•統合地質図データベース
•Natural Earth
•WorldClim
ほか色々
- 21. 既存データの問題
豊富
少ない
環境データ 生物データ
センサー技術の向上 調査コストがかかる
防災、気象での利用 守秘義務、盗掘の問題
- 23. 環境データ 生物データ
推測
地形
植生 気候
- 29. HSIモデル
生息環境のモデルを
GISを使って地図化
- 37. Maxent
Maximum entropy
(最大エントロピー)
既知の生息データと環境データを使い
生息適地を統計的に推測する手法、ソフト
- 41. Maxent
原理
マニュアル、論文をご覧ください。
- 43. 現状把握
まとめ
既存のデータや、環境データの分析・地図化に
よって、地域の環境を把握することができます。
ただし、分析には生物に関する知見や、ある程度
の生息情報も必要です。
- 53. どれくらい変化?
事業前 事業後
質✕面積
直接改変
影響範囲
合計
0 2000 4000 6000 8000
- 54. 将来予測
まとめ
環境の変化を生息モデルに適用することによっ
て、生物への影響範囲を予測し、それを定量的に
評価できます。
- 57. 保全計画
必要なデータ
社会的要因 保全目標
環境的要因
- 58. Invest
Integrated Valuation of Environmental
Services and Tradeoffs
生態系サービスとその代償のための総合評価
生物多様性、二酸化炭素の貯蔵、浄水機能などの
生態系サービスを定量的に評価するモデル
- 63. 生物多様性の評価基準
生息環境の質
生息環境 ✕ 環境悪化要因 ✕ 保全地域
希少な生息環境
過去 現在 未来
- 66. Marxan
Marin reserve design
using spatially explicit anealing
空間明示的なアニーリングを使用した
海洋保護デザイン
環境への影響、コスト、保全目標などを加味し、保
全すべき地域を最適に選定する手法。
- 76. 保全計画
まとめ
環境的要因、社会的要因、保全目標をモデルに適
用し、分析・地図化することによって、保全計画
のための意思決定をサポートできます。