2019/11/13 【シューマイ】Tech Lead Engineerから最新技術を学べ！Laravel編 https://shuuu-mai.connpass.com/event/152080/ スタートアップスタジオのGAOGAOでは多くのサービス開発に着手する上で、管理画面ジェネレーターを活用しています。 ただ、ジェネレーターにはそれぞれ元々解決したかった思想があるはずで、その思想と現状の作るものがマッチしたものを利用しないと返ってコストになります。その辺を少し体験できるチュートリアル形式で資料をまとめました。

1. Laravel x 管理画⾯
Takuya Tejima
GAOGAO Pte. Ltd. Co-Founder& CEO

2. Profile
⼿島拓也 (@tejitak)
経歴
IBM / Software Engineer
LINE / Frontend Engineer
UPSTAY Pte. ltd. / Co-Founder&CTO
GAOGAO Pte. Ltd. / Co-Founder&CEO
「Vue.js⼊⾨」共著
東南アジアのどこかにいます

3. Our Company
GAOGAO (https://gaogao.asia/)
「起業・海外を志す⽇本のエンジニア」と「 0→1開発・海外案件」
特化のシンガポール・バンコク・ホーチミン・セブ・東京ベースの
スタートアップ・スタジオ

4. 管理画⾯って
ほぼ必ず必要ですよね

5. 開発の⼯数を
できる限り減らしたい！

6. 本⽇はそれぞれの
管理画⾯ジェネレーターの
”雰囲気”
を伝えられれば

7. Laravel Rocket

8. Laravel Rocket Tutorial
1. https://github.com/laravel-rocket/base ダウンロード/cloneする
2. composer install
3. .envでデータベース設定 (database name: rocket_generator)
4. php artisan key:generate
5. 事前に⽤用意したmwbファイルをdocuments以下にコピーして php artisan
rocket:generate:from-mwb --rebuild
6. php artisan migrate
7. php artisan db:seed
8. E
9. npm run dev
10. php artisan serve

9. Laravel Rocket
Bad Points Good Points Tips
• ドキュメントが少ないので
ソースコードを⾒る必要があ
る
• DBのmigrationをmwbと常に同
期をとって⾏く必要がある
• カスタマイズが必要な場合に
ReactのSPAをいじる必要があ
る
• コマンドにより⽣成されるソー
スコードは通常のLaravelのコー
ドを⾃動⽣成する形式なので、
ブラックボックスが少ない
• 管理画⾯以外にも様々な便利
ツールが提供されている（テス
ト⾃動⽣成機能など）
• relation含むCRUD完全⾃動⽣成
• Larval v6.0対応済み
• 開発者は⽇本⼈
• APIドキュメントからAPIのソー
スコード⾃動⽣成機能もあった
はず
カスタマイズあまり無し、シンプルなCRUD管理画⾯なら最⾼?

10. Laravel Admin

11. Laravel Admin Tutorial
・github: https://github.com/z-song/laravel-admin
・公式ドキュメント: https://laravel-admin.org/docs/#/
1. Setup
https://qiita.com/masahirok_jp/items/227e4313ecf558fb9d11
2. とりあえず作る例例
https://qiita.com/pikonori/items/a04066010e7380b3ee38

12. Bad Points
Laravel Admin
• 学習コスト⾼め。Laravel admin
のform⽣成のサーバーサイド
の記述の仕⽅を知る必要があ
る (通常のlaravelのbladeではな
い)
Good Points Tips
• 公式ドキュメントもしっかりし
ており、使われているユーザー
数が多く関連記事も多い
• カスタマイズ性も⾼い
• relation含むCRUD完全⾃動⽣成
• Larval v6.0対応済み
• 認証のポイントも分けることが
できる（管理者向けと別に企業
向けの管理画⾯など）
• CSV Exportなどを代表とした
extensionsの仕組みがある
⼀度⼀通り使えればカスタマイズ性も⾼く良さそう

13. Voyager

14. Voyager Tutorial
・github: https://github.com/the-control-group/voyager
・公式ドキュメント: https://voyager-docs.devdojo.com/

15. Bad Points
Voyager
• ドキュメントはlaravel adminと
⽐べて少なめ
• 基本的にUIを通じて全てカ
バーする⽅針なので、カスタ
マイズの敷居が少し⾼い
Good Points Tips
• Star数ではlaravel adminを上回る
• UIがCOOL
• 標準の機能が豊富
• メディアを横断して登録する
UIが提供されている
• スキーマーを変更できる
• ログを⾒れる
• etc.
• Larval v6.0対応済み
• メディアマネージャーという機
能が売りでブログのようなもの
管理画⾯はすぐできそう
標準搭載UIでできることが圧倒的に多い、コードをできる限り
書かずにカスタマイズ・運⽤する際に良さそう

16. その他の管理画⾯ジェネレーター/実装⽅針
・Laravel Nova
→使ったことないけど、ライセンス料料かかる。Laravel Adminで良さ
そうな雰囲気
・普通のLaravel
→要件次第ではあり
・Laravel API + Nuxt
→カスタマイズ要件が多く、サーバーとクライアント⼈人材が分担でき
るならあり

17. 管理画⾯は基本的には
DB設計CRUD / カスタマイズ
<— 度合いによって選択肢を変える ->

18. 管理画⾯ジェネレーターの選定
基本的にはシステム要件・運⽤用体制などから、以下のような要素を軸
に多⻆角的に判断する必要がある
・管理理画⾯面のシステム要件
- CRUD以外の実装がどれだけ必要か
- UIにこだわる必要があるか
・運⽤用体制
- 担当者が何名いるか
- 習得/引き継ぎコストの低さ
・OSS⾃自体の安定性
- 拡張性の⾼高さ / ブラックボックスかどうか
- OSSの開発がアクティブかどうか
ジェネレーターを作成した側の思想も異なるので、万能に解決できるものはない
流⾏っているらしいからとりあえず導⼊は避けましょう

19. 最後に

20. Laravel エンジニア⾜りていません!
Laravelに限らず全⽅⾯で
エンジニア募集中でございます! (切実)