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200413covid npo enq_okayama_report
- 1. 新型コロナウイルス感染拡大への対応及び支援に関する
岡山県内 NPO 法人等緊急アンケート 最終結果報告書
回 答 数:89 件(うち、無効 2 件)
対 象:岡山県内 NPO 法人及び市民活動団体
対象期間:2020 年 2 月~3 月において受けた影響について
開 始 日:2020 年 3 月 27 日
締め切り:2020 年 4 月 10 日
実施方法:岡山県内に主たる事務所を置く全 NPO 法人のうち、ヤマト運輸メール便の受取が可能な住所
を把握している 644 法人へ調査票を送付。回答は FAX、E-mail にて受付。また岡山 NPO セン
ターのウェブサイト、Facebook、Twitter 上にウェブフォームを開設し、非営利活動を行うそ
の他法人及び任意団体からの回答を受け付けた。
実施主体:NPO 法人岡山 NPO センター
<調査概要>
・福祉(高齢、障がい)、子ども、環境、まちづくり等幅広い活動団体から回答。
・68%の団体が活動の中止や縮小等の影響を受けており、45%の団体が団体の経営への影響を受けている。
・2 月~3 月に経営への影響があったとし、具体的な金額を回答した 23 法人における被害額は平均で
1,748,261 円、最大で 20,000,000 円である。
・対人支援、対面販売等事業を行う団体において、衛生面での対応やマスク等物資の不足に関する不安を
抱える傾向が見られる。また、スタッフ自身が罹患した場合、また支援対象者が罹患した場合などに活
動や支援が継続できなくなることを不安視する意見が多く挙げられた。
・「どの世帯も経済的に困窮し、利用者が増えるが今の体制のままでは応対し切れない」「子育て世帯なの
で、孤立によるメンタルヘルスマネジメントが必要」「活動地域(ベトナム・フィリピン)において、
中韓日人への差別が横行しつつある」等、多様な社会課題増加の懸念が示された。
1.回答数
89 件の回答が寄せられた。
うち 1 件は個人について回答されたもの、うち 1 件は県外の団体により回答されたものであり、今回の
集計からは除外した。
2.回答方法
FAX 34
フォーム 51
E-mail 2
n= 87
- 2. 3.回答者の属性
特定非営利活動法人 61
一般社団法人 5
その他の法人 2
任意団体 3
非公開 16
n= 87
その他の法人:
公益財団法人 1、株式会社 1
4.回答内容詳細
各設問に対する回答は以下のとおり。
(1)新型コロナウイルスの感染拡大により、「活動内容」に影響はありますか。
1現在影響が出ている 59
2今後影響が出ると思う 18
3当面影響は出ないと思う 8
4わからない 2
n= 87
[1現在影響が出ている]を選択された方にお尋ねします。具体的な影響の内容について教えてください。
●指定管理の体育館などが使用者が減っている。子ども教室・生涯学習の教室などの開催中止など
●活動中止
●イベント、講演、ワークなどをどうするか。/分野:地域づくり
1現在影響が出ている
68%
2今後影響が出ると思う
21%
3当面影響は出ないと思う
9%
4わからない
2%
活動内容への影響
NPO法人
70%一般社団法
人
6%
その他の法
人
2%
任意団体
4%
非公開
18%
回答者属性
- 5. ●次年度に向けての志事業の採用活動が十分にはできなかった。/分野:小中学校での出前授業の実施
●3 月の例会は中止とした。4 月の例会は短縮の予定。/分野:まちづくり・コミュニティ
●2 月・3 月製品の売上げ 0 円に近い。自立活動費、生活苦、給与不払い、家賃も不払いの状態です。こ
のまま困窮が続けば創立 45 年間の自立活動は断念せざるを得ない状況です。/分野:農耕活動、陶芸
活動
●真備での支援が出来なくなっている
●外部に向けた研修やイベントの中止
●イベントの中止が相次いでおり、売上減である。/分野:飲食店経営他、施設外
●営利事業として昨年度より足守にて「(店名)」という蕎麦屋を営業いていたが、2~3 月中は営業を取
りやめた。/分野:保険、農山漁村
●講座が休講となり、活動できていない/分野:学術・文化・芸術・スポーツ・社会教育
●売上減のため、菓子製造を控え目にしているので、製造の作業がない日があり、店も客が少なく、手
持ちぶさたになることがある。/分野:精神保健福祉サービス
●2 月末~現在にかけてのイベントの中止・延期。あるいはオンライン開催への切り替え。
●講師派遣の停止、教室参加者の減少、利用施設の制限/分野:運動教室、イベント
●建物が閉所となり、指導員、通所者共に、緊急の時にしか入れないようになっている。特に通所生(障
がい者)が無給になり困っている。/分野:障がい者の自立支援
●地域支援サロン活動・ストレスケアワークショップ・親子支援・講師活動等々 開催できなくなった。
/分野:親子支援・災害看護支援・講演活動
●定例会、講座の中止
●3 月にネパールへ行く予定だった。チケットを中華南方(関空発)→大韓航空(岡山発)→ネパール航空
(東京発)と取り直したがビザが取れず断念した。支援金と学用品を手渡しするはずだったし、帰国後
活動の報告会をする予定だった。
●飲食店、イベントなどの取材ができないことによる、収入減。ライターに対する仕事の減少
●仮設支援、みなし仮設住宅にお住いの方のためのサロン&カフェの中止
●予定していた事業が中止または延期になった。/分野:子育て支援および移住支援
●スタッフ、利用者、周回の方に対する感染対策/分野:訪問看護
●食堂として、居場所として機能している「安楽寺」(北区下中野)での飲食・滞在を中止した。あくま
で「3密」を避けるためのやむを得ない対応だったが、路上生活者の居場所がなく、困っている。/
分野:ホームレス支援、困窮者支援
●3/7 予定の活動を延期した。中止にはできない活動なので実施期日を決めかねている。/分野:安全
教育(チェーンソー講習)
●・受診同行のキャンセル(受診しないと、慢性疾患があるのに)
・学校が休みなので、孫が来てくれ、草取りがキャンセル
・家族から、「こんな時期なので休んで」と家事支援/分野:生活支援・ホームレス支援
- 7. (1.3.4を選択された方)減少した売り上げ見込み等の金額
●200,000 円
●月によって変わる。
●いまのところ 10 万円程度
●50 万円程度(2020 年2~3月分)
●80~100 万円
●約 500,000 円
●未定
●延利用者数が例年 3 月と比べて半数以上減っている
●1,200,000 円
●計算中
●不明
●6,000,000 円
●約 340 万円
●月額 50 万円
●1000万円〜2000万円
●約 6 万円
●600,000 円
●200,000 円
●50,000 円
●1,000,000 円
●短期見込(中止・延期等)50~70 万円
●100 万円
●100,000 円
●昨年 4 月より営業を開始した為根拠になる数字がない。
●15 万円
●30 万円。2020 年 4 月金光教大祭(例年は 3 回)が、1 回のみしかも参者限定のため、売上げがほと
んどゼロ。
●1,000,000 円
●200,000 円
●3万円~5万円
●約100万円
- 8. 調査対象期間中(2020 年 2 月~3 月)の被害額について
<具体的な金額を回答いただいた 23 団体について、事務局にて集計>
※1 ヶ月あたりの金額を回答した団体については 2 倍の数字を用いる。
※「x円~y円」と幅を持たせた回答についてはより大きな値を用いる。
最大値:20,000,000 円
最小値: 50,000 円
合計額:40,210,000 円
(3)特に必要な支援策について、当てはまるものを選択してください。(複数選択可)
具体的に希望される支援策
●雇用・教育において、ネット配信サービス(例えば無料で WIFI 使用/PC の貸与)をする際の支援 医療
従事者の家族への保護
●資金の支援 補助金など
●うちの法人はまだまだ駆け出しで、理事長貸付で、やっていますので理事長の収入がないと、解散で
す。
●人数を減らして実施することができるような公演費、会場費の助成など。
●今後、岡山で外出自粛要請などが行われ、障害者が地域活動支援センターを利用できなくなった場合、
実績による補助金収入が減額になると思われる。新型コロナウイルスの影響による利用実績の減少に
対する保障。
●団体等のテレワーク推進及び市民向けのセミナー開催等におけるオンラインサービス化に対する支援
(無料もしくは低価格でサポートしているが、感染拡大の状況が長引けば、対応できる数にも限りが
生じる)。
●4月以降については市との協議中になりますが、人件費分の補償はしていただきたいです。
●資金、物資、食材。
●マスクなど感染予防対策
●今回の事態が収拾しないことには、ものをもらってもどうにもならないことが多いが、活動の一部を