第18回 JAWS-UG札幌

1. 1
CloudWatch Eventsはエラい
• 2016-04-21
• サーバーワークス 千葉
第18回 JAWS-UG札幌

2. 自己紹介
千葉 哲也
Twitter: @kachina.t
Facebook: tetsuya.chiba
サーバーワークス
技術１課 課長
好きなもの
自動化
2

3. 3
CloudWatch

4. 運用管理
44.9%
保守開発
30.8%
新規開発,
24.3%
CLOUD AUTOMATOR の提供価値
Cloud Automatorは
TCO削減を実現するサービス
です
ITコストの76%が新規構築後の運用・保守に使われています
売上規模100億円未満の企業の場合は、稼働後のIT。コストの割合が79.3%に上ります
運用を自動化していくことで、コスト削減や新規開発へのリソース割り当てが可能になります
出典) 日経BP社 「企業情報システムの運用管理に関する実態調査2013」
運用の自動化

5. どんな機能がありますか？
2015年9月現在、Cloud Automatorには以下のトリガーとアクションが提供されて
います。
トリガー
タイマー
（一度だけ・毎日・毎週・毎月n日・月末）
即時
SNS
HTTP
SQS
アクション
EC2 インスタンスを起動・停止
インスタンスタイプを変更
EBSスナップショットの作成
EBSスナップショットをリージョン
間コピー
AMIを作成
AMIをリージョン間コピー
ELBに登録・登録解除
RDS DBスナップショットの作成
DBインスタンスの削除
DBスナップショットのリストア
Redshift クラスタを削除
スナップショットのリストア
構成管理 DR

6. もくじ
Amazon CloudWatch
Amazon CloudWatch Logs
Amazon CloudWatch Events
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7. CloudWatch

9. Amazon CloudWatch
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各種AWSのリソースを監視するサービス
監視 - リソースの死活、性能、ログ
可視化 - 取得したメトリクスからグラフを生成
通知 / アクション - メトリクスをベースとしたアラーム、
アクションの実施

10. 標準メトリクス – EC2
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項目 内容
CPUUtilization CPU使用率
DiskReadOps 完了した読み取り数
DiskWriteOps 完了した書き込み数
DiskReadBytes 読み取られたバイト数
DiskWriteBytes 書き込まれたバイト数
NetworkIn 受信したバイト数
NetworkOut 送信したバイト数
StatusCheckFailed
StatusCheckFailed Instance ソフトウェアとネットワークの設定を監視
StatusCheckFailed System AWS システムが正常に実行されていることを監視
標準メトリクスで取得できない値は『カスタムメトリクス』を作成する
• 5分毎にnginxのプロセス数をCloudWatchに送信する。とか

11. CloudWatch Logs

12. CloudWatch Logs
AWSのサービス、独自のアプリケーションのログを
収集、解析するサービス
EC2にエージェントをインストールすることで利用
可能
収集されるログにアラートを設置することも可能
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13. CloudWatch Logs
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14. CloudWatch Logs
フィルタを作成してメトリクスを作成
ログメッセージに『Warning』文字列が含まれているも
のをピックアップしてメトリクスを作成
メトリクスをベースとしたアラーム、アクション
の実施
『Warning』文字列が含まれるログが発生したらSNSへ通
知する
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15. CloudWatch Events
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16. CloudWatch Events
EC2の状態遷移、スケジュール、APIコール等のイベ
ントをキャッチしてアクションを実行
Auto ScalingでEC2インスタンスの起動に失敗したらSNSへ
通知する
月〜金の10:00になったらEC2を起動する
…etc
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17. CloudWatch Eventsを使えば
ポーリング処理を減らせます
EC2起動スクリプトの例
1. 10:00になったらEC2の起動
2. ステータスが『Running』になっているかチェック → NG
3. 2秒のWait
4. ステータスが『Running』になっているかチェック → NG
5. 4秒のWait
6. ステータスが『Running』になっているかチェック → NG
7. 8秒のWait
8. ステータスが『Running』になっているかチェック → OK
9. SNSへ通知
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18. CloudWatch Eventsを使えば
ポーリング処理を減らせます
EC2起動スクリプトの例
1. 10:00になったらEC2の起動
2. ステータスが『Running』になったらSNSへ通知
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19. CloudWatch Eventsを使えば
ポーリング処理を減らせます
EC2起動スクリプトの例
CloudWatch Eventsで簡潔
1. 10:00になったらEC2の起動
2. ステータスが『Running』になったらSNSへ通知
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20. 20
まとめ

21. CloudWatch Eventsを使えば
• 手元のスクリプトを削減できます
• 自動化スクリプトをEC2で動かしていませんか？
• 複雑な処理
• Eventの内容をJSON形式でLambdaに渡せる
• 複雑なスケジュールはCron形式で設定可能
• スケジュールの基本は『n分毎』『n時間毎』『n日毎』
• 月〜金のAM10:00に実行したい場合
『0 10 ? * MON-FRI *』のように指定することも可能
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22. こんなことできるの？
1. EC2インスタンスを停止
2. AMIを作成
3. 作成されたAMIを、別リージョンにコピー
4. 実行結果をメールで通知
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23. 運用管理
44.9%
保守開発
30.8%
新規開発,
24.3%
CLOUD AUTOMATOR の提供価値
Cloud Automatorは
TCO削減を実現するサービス
です
ITコストの76%が新規構築後の運用・保守に使われています
売上規模100億円未満の企業の場合は、稼働後のIT。コストの割合が79.3%に上ります
運用を自動化していくことで、コスト削減や新規開発へのリソース割り当てが可能になります
出典) 日経BP社 「企業情報システムの運用管理に関する実態調査2013」
運用の自動化

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