八子クラウド座談会　当日討議メモ付き資料 20180721

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2018年 4月 7日
「Healthcare tech!!スマホから最新医療へ」
〜え、まだパーソナル健康管理してないの？〜
第27回八子クラウド座談会

事前アナウンス
• 出来るだけ前に詰めてお座り下さい。
• 紙資料の配付はありません。
• 開催趣旨説明資料は事前にTwitter、
Facebook、Slideshareで共有してあります。
（ダウンロード可能）
• http://bit.ly/yakocloud180721
• Wi-Fiアクセス
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Twitterは @tomokyun85 で検索

もしかして「前で喋るおまえは誰？」
という方のための1枚。
 八子知礼
(株)ウフルチーフ・イノベーション・オフィサー
IoTイノベーションセンター所長兼エグゼクティブコンサルタント
 クラウド利用促進機構運営委員、日本英語検定協会理事、mRuby普及促進協会アドバイザ、
日刊工業新聞「ニュースイッチ」ファシリテーター、「IoT News」運営アールジーン社外取締役
 広島県産業振興アドバイザー、高知県土佐まるごとビジネスアカデミー講師
Wireless Wire News
日本のIoTを変える99人
「モバイルクラ
ウド」出版
「図解クラウド
早わかり」出版
2017年10月「IoTが全部
わかる教科書」出版
NewsPicksのテクノロジー
領域のPROピッカー
フォロワー数
8574
フレンド数
4990
フォロワー 3854
PROピッカー
「ニュースイッチ」
記事ファシリテーター
フォロワー数
1255

【本日のアジェンダ】
”だいたい” 以下のアジェンダに従って進めていきます。
■趣旨説明／今回のテーマの説明（〜13:20）
趣旨説明 / 今回のテーマの背景八子知礼（主催）
■第1部インプット（各社20分のプレゼン〜16:30）
Noom Japan株式会社
株式会社FiNC
東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター
アクセンチュア株式会社
株式会社Empath
エムスリー株式会社
株式会社 KOMPEITO
株式会社ラフール
DeSCヘルスケア株式会社
■第2部パネルディスカッション（30分〜17:00）
第1部登壇の皆さま＋八子
「HealthareTechの光と影」
■第3部ワークショップ (グループ討議+発表〜18:20)
1）「Healthcare tech、コレがわかんないよ」
2）「こんなHealthcare techサービスに期待したい」
■第4部ライトニングトーク（各社5分×3社〜18:35)
■第5部懇親会

0.開催趣旨
～八子クラウド座談会とは～

主催幹事グループのご紹介
• 企画内容の詳細化、登壇者折衝、会・宴会場所調整、出席確認などの
主要ワークは下記の幹事グループ12名によって支えられています。
• それ以外にも、当日の「お手伝い」として、有志の方々に誘導、会議室設営、受付など
をお手伝い頂いています。
• 本日は、イノベーションのその先へリードする
「アクセンチュア株式会社」
に会場提供して頂いています。
増田さん
@aomassan
佐藤さん
@jrpj2010
冨田さん
@pentagonjp
茂野さん
@tesoro054
八子
@tomokyun85
Special Thanks!!
三村さん
@k_mimura
落合さん
@eimy_o
中山さん
@mickycloud
窪田さん
@Kat_Kubota
松元さん森崎さん
渡邊さん

八子クラウド座談会とは・・・
• クラウドの黎明期、2010年3月から7年間続いているクラウドの勉強会・コミュニティです。
• ゆるめに開催・運用することが特徴で、だいたい4半期に１回くらいのサイクルで開催しています。
• 土曜日に開催し、昼13時から18:30まで5時間半のセッションを行います。
（第1部プレゼン、第2部パネル討議、第3部ワークショップ、第4部LT）
• 必ず懇親会を行い、勉強するだけでなく協業や案件紹介、転職機会などに繋げます。
• カッチリした場よりも自由に意見が言える場にしたくて「座談会」という名称にしています

本「座談会」のねらい
• 誰かが一方的に講義するのではなく、参加者一人ひとりが意見交換できる場です。
（だから、規模が大きくなっても「座談会」という名前にしています）
• 知らない事や疑問も率直に場で発言する事で周りの人にも気付きが与えられます。
• クラウドの様々な「なぜ？」が「なるほど！」に変わる事をねらっています。
• 知識ある人と知識がない人のGAPが埋まる事をねらっています。
• 参加者同士が交流してビジネスの可能性を見つけて頂く場をねらっています。
• 常識ある範囲であれば商材のプロモーション、営業活動を行ってもらってかまいません。

八子クラウド座談会の基本運営方針
基本方針
• クラウドを理解してビジネスや
ライフスタイルをどう新しくする
のか、考える場
• 技術的な話をする場、宣伝す
る場でなく、ざっくばらんに語り合
う場
• クラウドベンダー、ユーザー双
方のGapを埋める場をベンダーフ
リーで提供する事
実現イメージ
• クラウドベンダーやクラウドに関
係する方々達の
「梁山泊」
（プラットフォーム）
（ココで人脈がうまれ、ココでアイデ
アが出た、ココに居た人が成功した、
と言われる会）
• 一方的なプレゼンだけでなく、
少人数のグループに分かれ、
ワークショップ形式で参
加者が双方の意見を述べあう
ことができる
参加者の皆様のメリット
• クラウドベンダー：
• 様々な課題とニーズを拾うこと
ができ、クラウド初心者の攻略の仕
方を体験できる
• 競合する企業のクラウド担当者とも
関係作りができ共通の課題が共有
できる
• ベンダー以外：
• 最新のクラウド動向、Evangelistの
考え方、事例に触れられる
• 一緒になって新しいITの使い方、
クラウドビジネスを盛り上げる一員
に

こ
れ
ま
で
の
開
催
場
所
と
テ
ー
マ
の
一
覧
回開催日人数場所テーマ
1 2010年3月8日 15 中経出版クラウド本に書ききれなかった内容
2 2010年8月28日 44 中経出版なぜクラウドは使われないのか
3 2010年12月12日 66 Google 1年間、クラウド業界で起こったこと
4 2011年4月2日 42 ﾃﾞﾛｲﾄﾄｰﾏﾂｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ震災復興にクラウドがどう役に立つか
5 2011年9月10日 80 Microsoft IaaSプレイヤーがちバトル
6 2011年12月11日 50 IDCフロンティア 1年の〆とクラウドのインテグレーション
7 2012年5月12日 42 IDCフロンティアソーシャルクラウドの潮流
8 2012年9月10日 48 ダイワボウ情報システム「徹底的にSaaS」
9 2012年12月8日 70 パイプドビッツ PaaSでモバイルクラウド
10 2013年5月11日 58 キバンインターナショナルクラウドの広がり～日本の頑張りを知ろう
11 2013年9月14日 64 SAPジャパン最新動向「BaaS」とはなんぞや？
12 2013年12月14日 54 IDCフロンティア 2013年トレンド総括&未来予測今年開始＆話題になったクラウド
13 2014年5月18日 63 株式会社HDE クラウドビジネスの更なる多様化と再成長
14 2014年10月25日 64 M-SOLUTIONS クラウドの変質化〜変わり始めたクラウド〜
15 2014年12月13日 69 シスコシステムズ「毎年恒例一年の振り返りと近未来予測＆大忘年会」
16 2015年3月21日 70 セールスフォースドットコム 5周年記念「あれから5年！」
17 2015年6月6日 55 フォルシア株式会社 IoT・IoE時代のデータ利用
18 2015年10月3日 106 IDCフロンティアクラウドで実現するIoT・IoE
19 2015年12月19日 64 株式会社内田洋行クラウドが拓いたデジタライゼーション！
20 2016年4月17日 82 日本マイクロソフト来襲グローバルEdTech！どうする日本EdTech！？
21 2016年10月22日 59 セールスフォースドットコム激突！IoTクラウドプラッフォーム
22 2016年12月17日 62 ウフルクラウドジャパン！日本のIaaS/PaaSの競演
23 2017年5月20日 92 ビズリーチ人工知能があなたを襲う？！クラウド×AIの熱き狂騒
24 2017年10月7日 80 TECH PLAY SHIBUYA クラウドでやらかす働き方改革！
25 2017年12月16日 78 りらいあＨＲＤセンタークラウドから知恵を引き出すボイスコンピューティングの世界
26 2018年4月7日 61 Biglobe こんなに進んでいるFintech！完全キャッシュレス時代に突入!
夜1 2017年7月14日 31 フォルシアクラウドに繋がる身近なデバイス
ビーチ１ 2017年8月11日 30 SkyDream Shonan Beach Lounge 最新ITで稼働する海の家の裏側潜入！
関西1 2013年5月25日 40 NTTテレパークビルクラウドでICT業界はどう変わる！？
関西2 2013年11月30日 68 Microsoft関西支店注目の関西発クラウドやったるで～！！
関西3 2014年10月25日 96 エムオーテックス大阪本社クラウドファースト時代のIaaS祭り（関西編）
関西4 2015年11月14日 104 凸版印刷関西支社メーカーとＩＴが急接近！？IoTってどないやねん！？
関西5 2016年11月19日 83 エムオーテックス大阪本社関西まるっとIoTでやったらんかい♬
関西6 2017年6月20日 40 エムオーテックス大阪本社まるっと最新テクノロジー! ほろ酔い祭り!」
関西7 2018年1月20日 85 野村證券クラウドから知恵を引き出すボイスコンピューティングの世界関西版
仙台1 2013年4月27日 25 コワーキングスペースクラウドとモバイルで変わる企業と私たちの働き方
仙台2 2017年2月25日 24 仙台市民会館 IoT x AI x ドローン、クラウドの次の潮流で復興支援を加速するには？
釧路1 2017年11月25日 55 釧路市「肉バル」niku18 地方創生3.0 釧路版～IoTで釧路の未来を見つける！～

登壇頂いた企業の一覧と回数
登壇・プレゼン頂いた企業のうち
複数登壇の企業と全体に占める比率
いつもご協力ご登壇頂き、大変ありがとうございます。
皆様に支えらえてここまで来ました。
全129社のべ205回
2回までの登壇企業で過半数
その他1回以下の登壇企業抜粋
3 4 5 6 7 8 9 10 22 23 24 25 西1 西2 西3 西4 西5 西6 夜1 海1 仙2
助け合いジャパン 1
Softbank Telecom 1
インフォテリア 1
SCSK 1
PayPal 1
ASPIC 1
RightScale 1
ASG 1
デジタルコースト 1
シャノン 1
パイプドビッツ 1
マジックソフトウェア 1
富士ソフト 1
キバンインターナショナル 1
TerraDrone 1
仙台市 1
日本クラウドWG 1
コグニティ 1
日本IBM 1
Studio Ousia 1
ビズリーチ 1
パナソニック 1
エクサインテリジェンス 1
センスタイムジャパン 1
オプテックス 1
Netatmo 1
ロジクール 1
セーフィー 1
ノバルス 1
Japan Fitbit User Group 1
ユニアデックス 1
セラク 1
GMOテック 1
デンソー 1
セカンドファクトリー 1
RPAテクノロジーズ 1
キャスター 1
申し訳ないのですが中略
申
し
訳
な
い
の
で
す
が
中
略
12
9
8
7
7
7
65
4
3
3
3
3
3
3
3
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2 2
Micorosoft 12
NTTコミュニケーションズ 9
八子自身 8
IDCフロンティア 7
セールスフォースドットコム 7
AWS 7
さくらインターネット 6
ニフティ 5
サイボウズ 4
ServerWorks 3
ヤフー 3
GMOクラウド 3
インターネットイニシアチブ 3
オムロン 3
ChatWork 3
シャープ 3
eBASE 2
ABEJA 2
M-SOLUTIONS 2
AgileCat 2
ビットアイル 2
データビークル 2
Biglobe 2
Zohoジャパン 2
ソラコム 2
コンカー 2
ビズグラウンド 2
Google 2
LINE 2
パナソニック 2

八子クラウド座談会参加者数の推移
[人]
平均参加者数61.0人、のべ参加者数 2,319人
15
44
66
42
80
50
42
48
70
58
25
40
64
68
54
63 64
96
69 70
55
106104
64
82
59
62
83
24
92
40
31 30
80
55
78
85
61
0
20
40
60
80
100
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
仙台1回
関西1回
第11回
関西2回
第12回
第13回
第14回
関西3回
第15回
第16回
第17回
第18回
関西4回
第19回
第20回
第21回
第22回
関西5回
仙台2回
第23回
関西6回
夜1回
海1回
第24回
釧路1回
第25回
関西7回
第26回

なぜ「八子クラウド座談会」が始まったのか？？
自分のマーケットでのオピニオン形成のために始めたWeb連載が書籍出版に繋がり、それが座談会を行う流れに進展していきました。
2009年6月より13ヶ月間
ITProにて「八子・モバイルクラウド研究所」連載
当時月間平均ページビュー8,000～15,000
2010年2月1日
中経出版より「図解クラウド早わかり」出版
（発売半年で4増刷13000部、現在8刷20000部超）
この連載を見た中経出版の担当編集者藤田氏（現在はダイヤモンド
社にご栄転）が持ち込んだ企画が「図解クラウド早わかり」
この連載がきっかけでフジテレビの「めざましテレビ」にも出させて頂
くことに。
本に書ききれなかったことをご紹介するという建て付けで初回実施。
集まったのは実に15名のみだったが、熱い議論が続いた。
まだまだクラウドのことがわからないという方々とよく知っていて使い
倒している人との差を埋めたいという思いから座談会を継続。

関西や地方での活動も定着化
関西はかれこれ6回実施済み。
仙台で2回、釧路で1回実施済み

Facebookやブログでコミュニティを形成！
Facebookコミュニティ
参加者数479名 (2018.7.21時点)
八子クラウドブログもよろしく！
http://85cloud.com
★原則この会に１度は参加した事がある人が加入可
座談会に参加頂いた方はコミュニティ参加可能です！（座談会参加が前提）

多大にお世話になっているメディア： IoT News
https://iotnews.jp/ IoT特集では全セッションのレポートを作成頂いた

本日ご登壇頂く企業のみなさまについて
• 9名のリーダー企業の方々にインプットを頂きながら、皆さん全員に考えて頂く機会としています。
日本のヘルスケア
ベンチャーの雄
お医者さんと
患者を繋げる
メンタルヘルスを
科学する
4,700万人の
健康アドバイザー
食で健康を
創造する
イノベーションの
リーダー
多様な
テストベッド展開
ストレスチェックの
世界観
行動変容で
健康増進

【第1部】
インプットプレゼン

第1部インプットプレゼン
13:20 ～ 13:40
Noom Japan株式会社
代表取締役濱嵜有理氏
「米国政府公認アプリNoom：
行動変容を促すサービス設計と日本での事業展開」
13:40 ～ 14:00
株式会社FiNC
CTO 南野充則氏
「FiNCが描くヘルスケアプラットフォームとテクノロジー」
14:00 ～ 14:20
東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター先端医療情報技術研究部後期博士
課程
神戸市立神戸アイセンター病院社会環境研究室客員研究員畑中洋亮氏
「スマホで始まる未来の医療」
14:20 ～ 14:40
アクセンチュア株式会社
Accenture Strategy Senior Manager
藤井篤之氏
「会津若松におけるヘルスケアIoT実証と福島メディコンバレー構想」
14:40 ～ 14:50 【休憩】14:30〜14:40 （10分）
14:50 ～ 15:10
株式会社Empath
CEO 下地貴明氏
「Affective Computingとメンタルヘルス」
15:10 ～ 15:30
エムスリー株式会社
クラウド電子カルテチームリーダー
冨岡純氏
「電子カルテとモダンなテクノロジーの光と闇」
15:30 ～ 15:50 株式会社 KOMPEITO
代表取締役社長川岸亮造氏
「"予防"はビジネスになるか、健康経営を促進 "OFFICE DE
YASAI"」
15:50 ～ 16:10 株式会社ラフール
事業開発室COO補佐大木都氏
「ストレスチェック3年目の実態！
３０００社以上のメンタルヘルスケアを行うラフールの事業戦略」
16:10 ～ 16:30 DeSCヘルスケア株式会社
企画部部長今吉友大氏
「数字で見る健康増進アプリKenCoM
〜行動変容実績による医療費への影響〜」

【第2部】
Q&A/ パネルディスカッション

【第2部】Q&A / パネルディスカッション
• お題
• 会場からの質疑応答タイムですが、直ぐに出なければ用意しておいた質問を投げかけます。
■パネルディスカッションの観点
• Healthcare Techが求められる背景とは？
• 期待する狙いと効果
• 現時点で拡大させるための課題
• コレがあるからうまくいかないなど（例：規制）
16:30 ～ 17:00
Healthcare techの光と影

パネル討議のメモ
■事業への取組のきっかけ
• 健康経営に興味は持って貰えるけども中々展開が難しかった。健保へのアプローチも技術説明をしても理解されにくかった背景。実際に体験して貰って評価してもらった上で地道に
展開してきた。成果が出てくれば米国製のサービスであっても評価される。
• DeNAの場合は創業者の想い（注：南波さんは旦那さんをガンで亡くしている）からヘルスケアへの取組が始まった。
• Office de Yasaiの場合は農業の課題解決からその次にオフィスに着目。プラスなどでミニトマトを置く実験を行ったら瞬間で無くなったことなどから。
• FiNCは社長がパーソナルトレーナーをやっていた経緯があり、ソレを全員に展開したい、世界に届けたいという発端
技術的にも社会的にもインパクトがあるため、AIやIoTなども活用しながら取り組めると考えたため。
• 自治体などでは国保などでの健診のデータが存在しない。また転居などでデータが散逸してしまう.。それらを統合管理したいというニーズが合ったため。それが市の財政にも市民の
生活にも貢献するという背景。
• ラフールの場合は社長の経験談から。仕事上でのストレスやメンタルが大きいとの気付き。法制度上でもストレスチェックが法制度化されることをにらんで。
• Empathの場合は、1年に1回しかやらないストレスチェックが問題だと感じていたことから。ストレスやコンディションによってプレゼンティーイズムが大きく変動することに着目。
■ねらいや実感している効果
• アプリのダウンロード数を見ていると効果があるという実感もある。ダウンロード数が今夏に500万を超えるが、リテンションレート（RR）には注視している。（FiNC）
サービスリリース時と比べるとRRが高くなってきている、今後はイベント運用やキャンペーンとも連携しながらRRを上げていくことをねらっている。
RRかDAUかはビジネスモデルの違いにもよると思う。データの収集のためにどちらかに注力する期間もある。
• RRを幾つかの期間で追いかけてウォッチしている。コーチングも人によって成果のばらつきが出てしまうため、最初の2週間でコーチ毎のRRを見ておいて、講師の評価も行っている。
人によるコーチングを行っているのが特徴であり、コーチに心を開いてもらう事からどんなストレスを感じているのかといった事が第3者として様々なデータを集めることができている。
当初ねらっていたのとは異なる意思決定ポイントなどの重要情報が集まっている。どのようなコーチングが有効だったのかノウハウ化してきている。
• 電子カルテの導入率が低いのみならず更にクラウド電子カルテは極めて導入率が少ない。1500軒ほど。エムスリーは400軒ほど導入済み。電子カルテと向き合う時間よりも患者と
向き合う時間をどう増やせたか可視化することが重要で、電子カルテに向かって検索している時間をモニタリングしておき、それを抑制。
■Q&A
• 健康は金になりにくく、不健康の方が金になり易いが、構造的には医療費の高さが課題なのでそれを下げれば金は後からくるという考え方。一番大切にしているのはエビデンス。
• 「美味しいモノは脂肪と糖でできている」ので、個人の場合は甘い物などの方が売れやすいこともあるが、企業などの組織での場合、安価に野菜を提供すると自腹でお菓子を買うよ
りもお得感の比較で野菜にも手が出る。そんな仕組みを提供している。
• 個人として健康になりたいと思っているが金は払わない人をどうするかか課題。生命保険会社との取組においては強制力を働かせたいため、金を払うインセンティブになる。
• 健康を意識する人のデータは集まっているが、そうで無い人のデータは集まってない。怠惰な人のデータはどう集めるか。
コンテンツの充実などであえて怠惰で不健康な人達のデータを集める事に注力している。
B2B/B2Cによってアプローチは異なるが、Bの場合は会社から強制されている。企業の中でも今までと異なるアプリやサービスだという訴求の仕方。
健康になりたいという直接的要望だけでなく、ストレスを感じていたりすることに働きかけたり、感情が落ちたりしないように行動を変えさせるアプローチ。
発表された討議内容のメモ（後日開示）
下記情報を参照する際には以下記述下さい
「第27回八子クラウド座談会討議メモより」Healthcare techの光と影

【第3部】
名物！ワークショップ

【第3部】ワークショップ
• お題①
• チームメンバーで以下のような視点でディスカッション後、発表して下さい。
■討議の観点
• どんなサービスやアプリ使ってる？
どんな効果が出てる？を前提にして、以下を討議。
• 使わない人はその理由ってなに？
• 今ひとつサービスや効果がわからない
• こんな所が不便な気がする
• ビジネスとしてどう成立するのかな？
17:10 ～ 17:40 討議
17:40 ～ 17:50 発表
Healthcare Tech、コレがわかんないよ

ワークショップ①：当日の討議メモ
• 「どうやれば継続できるのか」⇒目的意識持って取り組んでいる人。
アプリのレコメンドがうざい。入力が面倒。AIで最適化していくのではないか。やらない人達に対してはインセンティブが必要だがど
こからその減資を持ってくるかか課題。
• 「どうすれば利用が広がっていくか」⇒B2B領域のサービスとして入るかB2Cのアプリから入るか。
折角集めたデータの連係がない。（注：医者が使うには信頼性が低いモノもあり）課金していることに対して個人の意識が低い。
• 「ウェアラブル使っていない人はなぜ使わない？」⇒データ連携が無い。個人データを預けるのは出すメリットが無い。
使っていない人は健康意識が弱いか課題認識が薄い。親族に何らかの疾病などの経験があれば利用されやすいが。
続ける／使うインセンティブはダイレクトなB2Cだと少し難しいのでは無いか。B2B2Cのアプローチを取り入れていることが成功の
ポイントか。「伴走してくれる」ことも重要なポイント。
• 「どうやればアプリを使ってくれるか」⇒効果が見えやすいこと。体重などはその際たる例。それ以外だと見えにくい。健康診断の
データなどは存在しているので年次比較できるハズ。データの標準化やデータホルダーが開放するインセンティブが無いことが課
題。データを開放するとユーザーをロックインできなくなるため、デバイス商売などがしにくい。ユーザーが自らのデータを自らのも
のだと主張して開放させること。様々なアプリで儲かるのだから、各サービス事業者のデータを共通化しておくこともアリ。
• 「健康のためにデバイスを持つべき？」⇒自分の健康のためにお金を出す意識は薄い。機能が気になって試してみるのみならず、
自らのデータに興味がある人であれば活用が進む（意識高い人）。周囲への説明・エビデンスの都合上、体調管理で使っている人
も。活用方法があれば楽しんで使えるのではないか。
そもそも健康に興味が無い／自覚が無い人も。そのためにお金を使う人がそもそも少ない。個人に持たせるのではなく、データを
勝手に取られるようなデバイスなり環境なりが実現されるのではないか。
• 素晴らしい健康系アプリがあることをそもそも知らなかった。優れたアプリはやはり考え抜かれているしマネタイズの仕方も考え抜
かれている。スマホで提供されるアプリから次の段階（AIやIoTなどを利用？）に進化する。電子カルテは国策上からも海外のよう
にはなりにくいが徐々にオープンになりつつある。日本の場合は（国民皆保険であることから）病院に気軽に行ける事などがあるた
め、電子化が進みにくく、医者もPC利用よりも紙ベースが依然として変わらない。
• ビジネスパーソンが利用する視点で：Fitbit利用者が多い。アプリからのアドバイスや指示はありがたいが、TPOや生活態度を考慮
されたようなモノであれななおありがたい。
Healthcare Tech、コレがわかんないよ
「第27回八子クラウド座談会討議メモより」

【第3部】ワークショップ
• お題②
• チームメンバーで以下のような視点でディスカッション後、発表して下さい。
■討議の観点
• どんな身体の状態を見えるか／管理してくれる
サービスがしてほしいですか？
• どんな機能が追加されれば
もっと元気に過ごせると思いますか？
18:00 ～ 18:20 討議
18:20 ～ 18:30 発表
こんなHealthcare Techサービスに期待したい

ワークショップ②：当日の討議メモ
• 「知らず知らずのうちに健康になっているサービス」
人のストレスの7割と言われる人間関係において、会話の様子、温度感などをセンシングしておき、ストレス度合いを判定し、その
度合いに応じて会社の中をどんどん受動的に変えていく仕組み。
• どうやればタレントみたいなナイスな健康体になれるのか（例：福士蒼汰、石原さとみのような?！）
適度な運動のレベルを教えてくれるサービス。女性特有のデータを取得して案内してくれるようなサービス。
• 「将来の予測を予め教えてくれるサービス」
陥るであろう状態をアラートしてくれる。野菜を取得すると数週間後にこれくらい痩せる、といった告知
今更食生活は変えられない。もちろん八子クラウドの後にも飲むんだしｗｗ
小さい頃からの啓蒙も必要。もっと簡単にデータが取れないか。（例：町にあるプリクラが簡単な問診を取れるような仕組み）
単身赴任者向けの健康レシピなどを教えてくれるサービス
• 物理的にはかれないメンタルを可視化するサービス。入力を簡素化するサービス。身体へのインプラントなども。
食べ過ぎやカロリー取得など自分の負い目を許してくれる＋アドバイスしてくれるサービス。
アクションに繋がらないアドバイスも多々ある。どのように寝れば良いのかのHOWを教えてくれるサービス。
続けたいけども次のデバイスやサービスに乗り換えてしまうため、データが途切れてしまう。途切れないサービスに期待したい。
• 食生活が重要なので入力が簡素で食事内容が人に依存することを回避出切る仕組み。
飲み会などの後で入力するのが面倒なので、めがねなどのカメラで入力できるようにする。食事量などを教えてくれるサービス。
特にそれを奥様に通知するなどの（お節介な？！）サービス。女性の場合は肌の状態などを可視化するサービスなど。監視カメラ
などで通常撮影して教えてくれるなど。
• 「声を活かしたサービス」「良い所を伸ばすサービス」
コピー機を活かせないか。周囲の盛り上がりや疲弊感などをセンシングして音や照明を自動制御するオフィスサービス。
お客様の受け答えのトーンから買ってくれるかどうかを判断するサービス。
課金できるようにするために、（健康状態で？）浮気が判定できるようなサービス。仲人紹介などにも。
こんなHealthcare techサービスに期待したい
「第27回八子クラウド座談会討議メモより」

【第4部】
ライトトニングトーク

ライトニングトーク（ 18:20 ～ 18:35 ）各人5分×3人
1. エーテンラボ株式会社
https://a10lab.com/company/
代表取締役 CEO 長坂剛氏
みんチャレ https://minchalle.com/
2. XXX
3. XXX

懇親会までが勉強会でっす！
居酒屋あじと麻布十番本店
https://r.gnavi.co.jp/g796219/
会費 4,500円

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八子クラウド座談会　当日討議メモ付き資料 20180721

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