Soumettre la recherche
Mettre en ligne
YoctoをつかったDistroの作り方とハマり方
•
Télécharger en tant que PPTX, PDF
•
6 j'aime
•
13,739 vues
W
wata2ki
Suivre
YoctoをつかったDistroの作り方とハマり方
Lire moins
Lire la suite
Ingénierie
Signaler
Partager
Signaler
Partager
1 sur 21
Télécharger maintenant
Recommandé
レシピの作り方入門
レシピの作り方入門
Nobuhiro Iwamatsu
Yocto bspを作ってみた
Yocto bspを作ってみた
wata2ki
Yocto Project ハンズオン プレゼン用資料
Yocto Project ハンズオン プレゼン用資料
Nobuhiro Iwamatsu
Yocto Project ハンズオン / 参加者用資料
Yocto Project ハンズオン / 参加者用資料
Nobuhiro Iwamatsu
Zynqで始めるUSB開発-FPGAとARMで動くUSBオーディオデバイスの実例とともに-
Zynqで始めるUSB開発-FPGAとARMで動くUSBオーディオデバイスの実例とともに-
mmitti
2021 10-12.linx device-tree
2021 10-12.linx device-tree
Shin-ya Koga
Yoctoで綺麗なkernel configを作る
Yoctoで綺麗なkernel configを作る
shimadah
initramfsについて
initramfsについて
Kazuhiro Nishiyama
Recommandé
レシピの作り方入門
レシピの作り方入門
Nobuhiro Iwamatsu
Yocto bspを作ってみた
Yocto bspを作ってみた
wata2ki
Yocto Project ハンズオン プレゼン用資料
Yocto Project ハンズオン プレゼン用資料
Nobuhiro Iwamatsu
Yocto Project ハンズオン / 参加者用資料
Yocto Project ハンズオン / 参加者用資料
Nobuhiro Iwamatsu
Zynqで始めるUSB開発-FPGAとARMで動くUSBオーディオデバイスの実例とともに-
Zynqで始めるUSB開発-FPGAとARMで動くUSBオーディオデバイスの実例とともに-
mmitti
2021 10-12.linx device-tree
2021 10-12.linx device-tree
Shin-ya Koga
Yoctoで綺麗なkernel configを作る
Yoctoで綺麗なkernel configを作る
shimadah
initramfsについて
initramfsについて
Kazuhiro Nishiyama
ARM Trusted FirmwareのBL31を単体で使う!
ARM Trusted FirmwareのBL31を単体で使う!
Mr. Vengineer
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
yohhoy
Linux女子部 systemd徹底入門
Linux女子部 systemd徹底入門
Etsuji Nakai
10分で分かるLinuxブロックレイヤ
10分で分かるLinuxブロックレイヤ
Takashi Hoshino
TLS, HTTP/2演習
TLS, HTTP/2演習
shigeki_ohtsu
ARM LinuxのMMUはわかりにくい
ARM LinuxのMMUはわかりにくい
wata2ki
C/C++プログラマのための開発ツール
C/C++プログラマのための開発ツール
MITSUNARI Shigeo
AVX-512(フォーマット)詳解
AVX-512(フォーマット)詳解
MITSUNARI Shigeo
深層学習フレームワークにおけるIntel CPU/富岳向け最適化法
深層学習フレームワークにおけるIntel CPU/富岳向け最適化法
MITSUNARI Shigeo
Docker入門: コンテナ型仮想化技術の仕組みと使い方
Docker入門: コンテナ型仮想化技術の仕組みと使い方
Yuichi Ito
カスタムメモリマネージャと高速なメモリアロケータについて
カスタムメモリマネージャと高速なメモリアロケータについて
alwei
macOSの仮想化技術について ~Virtualization-rs Rust bindings for virtualization.framework ~
macOSの仮想化技術について ~Virtualization-rs Rust bindings for virtualization.framework ~
NTT Communications Technology Development
未来のプログラミング技術をUnityで -UniRx-
未来のプログラミング技術をUnityで -UniRx-
torisoup
SSHパケットの復号ツールを作ろう_v1(Decrypt SSH .pcap File)
SSHパケットの復号ツールを作ろう_v1(Decrypt SSH .pcap File)
Tetsuya Hasegawa
Dockerからcontainerdへの移行
Dockerからcontainerdへの移行
Kohei Tokunaga
私とOSSの25年
私とOSSの25年
MITSUNARI Shigeo
ゼロからはじめるKVM超入門
ゼロからはじめるKVM超入門
VirtualTech Japan Inc.
Glibc malloc internal
Glibc malloc internal
Motohiro KOSAKI
Gstreamer Basics
Gstreamer Basics
Seiji Hiraki
Node.js Native ESM への道 〜最終章: Babel / TypeScript Modules との闘い〜
Node.js Native ESM への道 〜最終章: Babel / TypeScript Modules との闘い〜
Teppei Sato
YoctoLTSについて調べてみた
YoctoLTSについて調べてみた
wata2ki
YoctoでLTSディストリを作るには
YoctoでLTSディストリを作るには
wata2ki
Contenu connexe
Tendances
ARM Trusted FirmwareのBL31を単体で使う!
ARM Trusted FirmwareのBL31を単体で使う!
Mr. Vengineer
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
yohhoy
Linux女子部 systemd徹底入門
Linux女子部 systemd徹底入門
Etsuji Nakai
10分で分かるLinuxブロックレイヤ
10分で分かるLinuxブロックレイヤ
Takashi Hoshino
TLS, HTTP/2演習
TLS, HTTP/2演習
shigeki_ohtsu
ARM LinuxのMMUはわかりにくい
ARM LinuxのMMUはわかりにくい
wata2ki
C/C++プログラマのための開発ツール
C/C++プログラマのための開発ツール
MITSUNARI Shigeo
AVX-512(フォーマット)詳解
AVX-512(フォーマット)詳解
MITSUNARI Shigeo
深層学習フレームワークにおけるIntel CPU/富岳向け最適化法
深層学習フレームワークにおけるIntel CPU/富岳向け最適化法
MITSUNARI Shigeo
Docker入門: コンテナ型仮想化技術の仕組みと使い方
Docker入門: コンテナ型仮想化技術の仕組みと使い方
Yuichi Ito
カスタムメモリマネージャと高速なメモリアロケータについて
カスタムメモリマネージャと高速なメモリアロケータについて
alwei
macOSの仮想化技術について ~Virtualization-rs Rust bindings for virtualization.framework ~
macOSの仮想化技術について ~Virtualization-rs Rust bindings for virtualization.framework ~
NTT Communications Technology Development
未来のプログラミング技術をUnityで -UniRx-
未来のプログラミング技術をUnityで -UniRx-
torisoup
SSHパケットの復号ツールを作ろう_v1(Decrypt SSH .pcap File)
SSHパケットの復号ツールを作ろう_v1(Decrypt SSH .pcap File)
Tetsuya Hasegawa
Dockerからcontainerdへの移行
Dockerからcontainerdへの移行
Kohei Tokunaga
私とOSSの25年
私とOSSの25年
MITSUNARI Shigeo
ゼロからはじめるKVM超入門
ゼロからはじめるKVM超入門
VirtualTech Japan Inc.
Glibc malloc internal
Glibc malloc internal
Motohiro KOSAKI
Gstreamer Basics
Gstreamer Basics
Seiji Hiraki
Node.js Native ESM への道 〜最終章: Babel / TypeScript Modules との闘い〜
Node.js Native ESM への道 〜最終章: Babel / TypeScript Modules との闘い〜
Teppei Sato
Tendances
(20)
ARM Trusted FirmwareのBL31を単体で使う!
ARM Trusted FirmwareのBL31を単体で使う!
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
20分くらいでわかった気分になれるC++20コルーチン
Linux女子部 systemd徹底入門
Linux女子部 systemd徹底入門
10分で分かるLinuxブロックレイヤ
10分で分かるLinuxブロックレイヤ
TLS, HTTP/2演習
TLS, HTTP/2演習
ARM LinuxのMMUはわかりにくい
ARM LinuxのMMUはわかりにくい
C/C++プログラマのための開発ツール
C/C++プログラマのための開発ツール
AVX-512(フォーマット)詳解
AVX-512(フォーマット)詳解
深層学習フレームワークにおけるIntel CPU/富岳向け最適化法
深層学習フレームワークにおけるIntel CPU/富岳向け最適化法
Docker入門: コンテナ型仮想化技術の仕組みと使い方
Docker入門: コンテナ型仮想化技術の仕組みと使い方
カスタムメモリマネージャと高速なメモリアロケータについて
カスタムメモリマネージャと高速なメモリアロケータについて
macOSの仮想化技術について ~Virtualization-rs Rust bindings for virtualization.framework ~
macOSの仮想化技術について ~Virtualization-rs Rust bindings for virtualization.framework ~
未来のプログラミング技術をUnityで -UniRx-
未来のプログラミング技術をUnityで -UniRx-
SSHパケットの復号ツールを作ろう_v1(Decrypt SSH .pcap File)
SSHパケットの復号ツールを作ろう_v1(Decrypt SSH .pcap File)
Dockerからcontainerdへの移行
Dockerからcontainerdへの移行
私とOSSの25年
私とOSSの25年
ゼロからはじめるKVM超入門
ゼロからはじめるKVM超入門
Glibc malloc internal
Glibc malloc internal
Gstreamer Basics
Gstreamer Basics
Node.js Native ESM への道 〜最終章: Babel / TypeScript Modules との闘い〜
Node.js Native ESM への道 〜最終章: Babel / TypeScript Modules との闘い〜
Similaire à YoctoをつかったDistroの作り方とハマり方
YoctoLTSについて調べてみた
YoctoLTSについて調べてみた
wata2ki
YoctoでLTSディストリを作るには
YoctoでLTSディストリを作るには
wata2ki
FirefoxOS を AndroidStick で動かしてみた(updated)
FirefoxOS を AndroidStick で動かしてみた(updated)
Kunihiko HAYASHI
The Basic of How to build LibreOffice / LibreOffice開発版ビルドの基礎 for Windows
The Basic of How to build LibreOffice / LibreOffice開発版ビルドの基礎 for Windows
Naruhiko Ogasawara
「寝ながら作るXojo」ハンズオンテキスト
「寝ながら作るXojo」ハンズオンテキスト
Yoshimasa Kawano
DockerでJupyter使おうぜ
DockerでJupyter使おうぜ
Satoshi Yazawa
How to make USB-Disk for Linux distribution w/Windows
How to make USB-Disk for Linux distribution w/Windows
Koju Ito
Introduction to Yocto Project - Let's make customized embedded linux
Introduction to Yocto Project - Let's make customized embedded linux
Hiroshi Sakate
高速にコンテナを起動できるイメージフォーマット
高速にコンテナを起動できるイメージフォーマット
Akihiro Suda
高速にコンテナを起動できるイメージフォーマット (NTT Tech Conference #2)
高速にコンテナを起動できるイメージフォーマット (NTT Tech Conference #2)
Akihiro Suda
マルチプラットフォーム開発導入
マルチプラットフォーム開発導入
Daisuke Nikura
Goodby Hatena, hello Sphinx
Goodby Hatena, hello Sphinx
Kouhei Maeda
boot2docker の format-me の話
boot2docker の format-me の話
Kazuhiro Nishiyama
VirtualBox と Rocky Linux 8 で始める Pacemaker ~ VirtualBox でも STONITH 機能が試せる! Vi...
VirtualBox と Rocky Linux 8 で始める Pacemaker ~ VirtualBox でも STONITH 機能が試せる! Vi...
ksk_ha
スッとGoを取り入れる
スッとGoを取り入れる
Yusuke Wada
.NET Core時代のCI/CD
.NET Core時代のCI/CD
Yuta Matsumura
JapaneseBertOnDocker.pptx
JapaneseBertOnDocker.pptx
Yushi Oka
Sinatraアプリをherokuにアップ
Sinatraアプリをherokuにアップ
Hiroshi Oyamada
一番簡単なWebSocketの試し方
一番簡単なWebSocketの試し方
Shunji Konishi
SONiCインストールしてみた
SONiCインストールしてみた
wataken44
Similaire à YoctoをつかったDistroの作り方とハマり方
(20)
YoctoLTSについて調べてみた
YoctoLTSについて調べてみた
YoctoでLTSディストリを作るには
YoctoでLTSディストリを作るには
FirefoxOS を AndroidStick で動かしてみた(updated)
FirefoxOS を AndroidStick で動かしてみた(updated)
The Basic of How to build LibreOffice / LibreOffice開発版ビルドの基礎 for Windows
The Basic of How to build LibreOffice / LibreOffice開発版ビルドの基礎 for Windows
「寝ながら作るXojo」ハンズオンテキスト
「寝ながら作るXojo」ハンズオンテキスト
DockerでJupyter使おうぜ
DockerでJupyter使おうぜ
How to make USB-Disk for Linux distribution w/Windows
How to make USB-Disk for Linux distribution w/Windows
Introduction to Yocto Project - Let's make customized embedded linux
Introduction to Yocto Project - Let's make customized embedded linux
高速にコンテナを起動できるイメージフォーマット
高速にコンテナを起動できるイメージフォーマット
高速にコンテナを起動できるイメージフォーマット (NTT Tech Conference #2)
高速にコンテナを起動できるイメージフォーマット (NTT Tech Conference #2)
マルチプラットフォーム開発導入
マルチプラットフォーム開発導入
Goodby Hatena, hello Sphinx
Goodby Hatena, hello Sphinx
boot2docker の format-me の話
boot2docker の format-me の話
VirtualBox と Rocky Linux 8 で始める Pacemaker ~ VirtualBox でも STONITH 機能が試せる! Vi...
VirtualBox と Rocky Linux 8 で始める Pacemaker ~ VirtualBox でも STONITH 機能が試せる! Vi...
スッとGoを取り入れる
スッとGoを取り入れる
.NET Core時代のCI/CD
.NET Core時代のCI/CD
JapaneseBertOnDocker.pptx
JapaneseBertOnDocker.pptx
Sinatraアプリをherokuにアップ
Sinatraアプリをherokuにアップ
一番簡単なWebSocketの試し方
一番簡単なWebSocketの試し方
SONiCインストールしてみた
SONiCインストールしてみた
Plus de wata2ki
鹿児島らぐハイブリッド開催への道
鹿児島らぐハイブリッド開催への道
wata2ki
Linuxの2038年問題を調べてみた
Linuxの2038年問題を調べてみた
wata2ki
しょしんしゃのためのhello world
しょしんしゃのためのhello world
wata2ki
Linuxのsemaphoreとmutexを見る
Linuxのsemaphoreとmutexを見る
wata2ki
Fireduck
Fireduck
wata2ki
パッチを投稿してみた話
パッチを投稿してみた話
wata2ki
Linux kernelのbspとupstream
Linux kernelのbspとupstream
wata2ki
Plus de wata2ki
(7)
鹿児島らぐハイブリッド開催への道
鹿児島らぐハイブリッド開催への道
Linuxの2038年問題を調べてみた
Linuxの2038年問題を調べてみた
しょしんしゃのためのhello world
しょしんしゃのためのhello world
Linuxのsemaphoreとmutexを見る
Linuxのsemaphoreとmutexを見る
Fireduck
Fireduck
パッチを投稿してみた話
パッチを投稿してみた話
Linux kernelのbspとupstream
Linux kernelのbspとupstream
YoctoをつかったDistroの作り方とハマり方
1.
wata2ki
2.
名前: wata2ki
(watatuki) ◦ 元はハードウェアで画像処理をやっていましたが、現在は組 み込み屋をやっています ◦ 最近はJetson-TK1/TX1向けのアンオフィシャルYocto BSP を作り、そのうえでディスクトップ環境や別ボード向けのディス トロを動かして遊んでいます ◦ GitHub https://github.com/watatuki
3.
今日は、Yoctoを使ってディストロを作る方法と、それ を公開するときに突き当たった問題について発表しま す
4.
L.F.(Linux Foundation)のプロジェクトで、正式名称は Yocto
Project ◦ https://www.yoctoproject.org/ Linuxのディストリビューションを作るのに必要なツー ル・データを提供 ◦ 最終的にはpokyという名前のリファレンスディストロとして提 供される ◦ OpenEmbedded(http://www.openembedded.org/)コミュニティ 由来のプロジェクトで、ツールも共同開発している GentooLinuxがクロスビルドになったようなもの
5.
bitbake ◦ Yoctoの根幹となるツールで、クロスビルド環境を提供してくれる ◦
ディストリビューションの構成するソフトのコンフィグやバージョンを Recipeで管理する oe-core ◦ bitbakeで使うレシピのセットで、glibc, x.org, waylandからQtまで、様々 なOSSを標準でビルドできるようにしてくれる ◦ クロスビルド用のgccもoe-coreが提供してくれる リファレンスBSP ◦ pokyが標準でサポートしているボード向けのBSP Qemu, x86, x86-64, beagleboneなど LinuxのカーネルやU-boot, OpenGL(mesa)をそのボード向けの設定でビル ドできるようにするレシピの形で提供される リファレンスBSPに関しては、少なくともビルドが通ることが確認されている (はず。。。)
6.
Yoctoでは、自分の作りたいディストロをlayerを組み合 わせて構築する 自分の作りたいディストロ meta (oe-core
layer) meta-yocto (yocto layer) meta-jetson (BSP layer) meta-mydistro (my layer) 標準Layer meta-windowmng (layer) BSP Layer ターゲットボード用のカーネルや、ファーム ウェア等 さらに追加したいコンポーネントが入っ たLayerを積み上げる
7.
Layerはレシピの集合体 ◦ Qt5を提供するmata-qt5、自分専用レシピ集など、何らかの共通項 でLayerを作るが、最初はあまりこだわらなくても良い
Layerは優先度を持っている ◦ 異なるレイヤに同じレシピが存在した場合は、優先度が高いほうが 採用される ◦ 自分用Layerは、優先度を高くすると良い meta-xxx(layer) glibc(recipe) mesa(recipe) x.org(recipe) meta-xxx(layer) 優先度6 mesa(recipe) meta(layer) 優先度5 glibc(recipe) mesa(recipe) 自分の作りたいディストロ
8.
1つのレシピ(.bb)で1つのソフトコンポーネント ◦ gitリポジトリやtarのアーカイブ1個につき1レシピが基本 ◦
特定のバージョン/リビジョンを指定する ◦ レシピに追加で当てたいパッチファイルを書くことで、ビルド時に パッチをあてることも可能 ◦ configureオプションを指定することが可能 結構チェックが厳しいので、レシピを作るのは慣れるまでは苦労しま す。。。。 既存のレシピに追記することも可能(.bbappend) ◦ 既存のレシピ(たとえばmesa)のconfigureオプションを変えたい時な どに使う 例えば、pokyのmesaレシピはvmrgfx用のドライバが有効になっていない ので、有効にするオプションを追加
9.
クロスビルド用でないレシピ ◦ imageレシピ
最終的なrootfsイメージの構成を指定するレシピ 「ベースのX11が使えるimageにqtをインストールしたイメージを作る」 といった、最終的に自分の作りたい物を記述する クロスSDKやターゲットSDKも同じように作ることが可能 ◦ バイナリインストール用レシピ SOCベンダ提供のレシピによくあるタイプ OpenGLドライバがバイナリ提供なので、バイナリをダウンロードしてく れる
10.
qt5 Kernel OpenGL busybox glibc x.org bash qt5-dev OpenGL- dev glibc-dev x.org-dev bash-dev Packages(target) image Kernel OpenGL busybox glibc x.org bash meta meta-jetson meta-mydistro meta-qt5 myimage qt5 Kernel OpenGL busybox glibc x.org bash mySDK recipe/layers gcc Packages(host) gcc SDK image qt5 Kernel OpenGL busybox glibc x.org bash qt5-dev OpenGL- dev gcc glibc-dev x.org-dev bash-dev Yoctoを使うことで、recipe/layerからホスト用とターゲット用のパッケージ(rpm,ipk,debが選 択可能)をビルドでき、イメージレシピを使ってrootfsイメージにまとめることができる
11.
12.
meta/ meta-yocto meta-linaro meta-miscellaneous meta-qt5 image qt5 Kernel OpenGL busybox glibc x.org recipe/layers gcc meta-jetson-tk1 jwm bootconf meta-lightwm glmark2 meta-jetson-tk1-distro Kernel Linaroのツールチェインを使う ために追加 X.OrgでGPUが使えるBSPレ イヤを追加 Qt5を使えるようにしよう 軽量のウインドウマネージャ を使いたい せっかくTegraK1なので、3D ベンチマークも動かしたい ディストロ専用のカーネルコン フィグでimageを作ろう jack2
13.
meta/ meta-yocto meta-linaro meta-miscellaneous meta-qt5 image qt5 Kernel OpenGL busybox glibc x.org recipe/layers gcc meta-jetson-tk1 jwm bootconf meta-lightwm glmark2 meta-jetson-tk1-distro Kernel Linaroのツールチェインを使う ために追加 X.OrgでGPUが使えるBSPレ イヤを追加 Qt5を使えるようにしよう 軽量のウインドウマネージャ を使いたい せっかくTegraK1なので、3D ベンチマークも動かしたい ディストロ専用のカーネルコン フィグでimageを作ろう jack2 Gitの特定のハッシュ まで戻さないとビルド が通らない!! Qt5おまえもか!! 世の中でYocto対応BSP出しているベ ンダーはどうやってるんだ???
14.
recipeは特に問題はない ◦ recipeはソースのバージョンに1:1対応する
recipeが指定するソースは勝手に変わることはない ◦ layerは通常git管理されているため、recipeの変更はlayerのリビジョンアップに なる Layer内の正しい組み合わせはgitのコミット単位でコントロールできる layerの組み合わせの正解がない! ◦ 一般にlayer単位でメンテするコミュニティが違う layer単位でリポジトリを持っている ユーザは自分が使うlayerをそれぞれのリポジトリからもってこないといけない コミュニティが使っているlayerの組み合わせと違う組み合わせにすると、元々ビルド できていたものができなくなる 複数人開発するためには、layerの組み合わせを共有しないといけな い!!
15.
meta meta-linaro busybox glibc x.org gcc gcc x.org busybox glibc recipeとソースが1:1対応しているの で、layerの構成管理で管理できる ディストロという単位でみ ると、別々のリポジトリを リンクする方法がない。
16.
某T●社のGLSDK ◦ シェルスクリプトを使って、git
clone & checkout リリース用ならいいけど、複数人の開発でこれはないな。。。 某R社のBSP ◦ リリースドキュメント(pdf)にgitコマンドが書いてある もっとひどい!! いっそ、全部同じgitリポジトリに放りこんでしまおうか。。。 →参照しているリポジトリの更新を取り込むのが大変なので却下
17.
repo ◦ Androidをビルドする人には見慣れたツール ◦
マニフェストファイル(xml)で、複数のgitリポジトリの組み合わ せを表現することができる <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <manifest> <remote name="yocto" fetch="git://git.yoctoproject.org/" /> <remote name="linaro" fetch="git://git.linaro.org/openembedded/" /> <remote name="qt5" fetch="https://github.com/meta-qt5/" /> <remote name="watatuki" fetch="https://github.com/watatuki/" /> <default revision="master" /> <!-- Yocto Layers --> <project path="poky" name="poky" remote="yocto" revision="b1f23d1254682866236bfaeb843c0d8aa332efc2" /> <project path="meta-linaro" name="meta-linaro.git" remote="linaro" revision="acf4f1f701e07670ec88435897a74f88dbe8ba87" /> <project path="meta-qt5" name="meta-qt5.git" remote="qt5" revision="37693b5357e790665bce4957cb7a8d5d2423390d" /> <project path="meta-jetson-tk1" name="meta-jetson-tk1.git" remote="watatuki" revision="jethro" /> <project path="meta-lightwm" name="meta-lightwm.git" remote="watatuki" revision="master" /> <project path="meta-miscellaneous" name="meta-miscellaneous.git" remote="watatuki" revision="15f549706a316333ba32c90f78df4d70f13cc601" /> <project path="meta-jetson-tk1-distro" name="meta-jetson-tk1-distro.git" remote="watatuki" revision="05b611871a231966d8b8c55b929824895895c926" /> <project path="jetson-tk1-distro" name="jetson-tk1-distro.git" remote="watatuki" /> </manifest> これだ!!
18.
meta meta-linaro busybox glibc x.org gcc gcc x.org busybox glibc recipeとソースが1:1対応しているの で、layerの構成管理で管理できる ディストロという単位でみ ると、別々のリポジトリを リンクする方法がない。
19.
meta meta-linaro busybox glibc x.org gcc gcc x.org busybox glibc recipeとソースが1:1対応しているの で、layerの構成管理で管理できる repoのマニフェストファイ ルで、異なるリポジトリ間 の連携をとることができる ようになった
20.
layerの更新を行いつつ、常にディストロがビルドできる状 態を維持できるワークフローを組めるようになった ◦ レシピを書いてlayerのリポジトリにコミット ◦
ディストロ全体ビルドの確認ができたらマニフェストを更新 レシピの更新 ローカルでのテスト リポジトリにコミット (push) OK NG レシピ開発 マニフェストの更新 テスト リポジトリにコミット (push) OK NG インテグレータ この時点で全員の共通環 境が初めて更新される この時点では構成管理に登録 されただけで使われない
21.
Yoctoは便利で強力な仕組みだが、抜けているところもある ◦ Yocto自身は中途半端にしか構成管理の仕組みを持っていないため、 外側でなんとかしないといけない
repoを使うことでYoctoの抜けているところを補完できる ◦ Yoctoとrepoをセットで使うといいよ! ◦ 実例はこちら参照 https://github.com/watatuki/jetson-tk1-yocto-distro https://github.com/watatuki/agl-jetson-tk1 でも一人開発なので、意味はあまりないのであった。。。
Télécharger maintenant